デザインとは思想 『ブラックジャックによろしく』にはめてみた

2017年12月8日アニメ&漫画

自著の台詞が佐藤秀峰氏の傑作『ブラックジャックによろしく』の絵柄と非常にマッチするので、はめてみました。
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佐藤秀峰風 ジュン・オキタ社長

引用: 理念のフレームワーク デザインの基礎にあるもの

本作の設定では、「中国皇帝の落とし胤のような」「切れ長の瞳」ですが、『ブラよろ』にはめると、たちまち青年劇画風に (゜∇ ゜)

デザインとは思想よ

「気に入った? スタジオ・ユノの作品よ。特に一番右端があたしのお気に入り。三年前、有名な建築賞を受賞したの」
「こんな鉄の飴みたいに曲がりくねった建物が? 真ん中の人工都市なんて、宙に浮いてるじゃないか」
「アンビルト・アーキテクトよ。一口に『建築デザイン』といっても、みながみな、実作を前提に描いてるわけじゃない。また、実際に建設されないからといって、そのデザインが全く無価値とは限らない」
「実際に建設されなくても、価値がある……?」
彼は打たれたようにオキタの顔を見た。
オキタもまた深く頷くと、
デザインとは思想よ。そして社会愛でもある。独り善がりでも駄目だし、没個性でも意味が無い。自己と他者の間を取りながら、共生の空間を創り出す。ある意味、公共性の強い芸術といえるわね
「こんな宙に浮いた人口都市にも社会愛が?」
「そうよ。この空中都市は現実社会に対するアンチテーゼなの。地図には国境があり、全ての物事は一方的なルールで細かく区分けされている。そんな世界に、何にも束縛されない共生の空間を創り出すとすれば、もはや中空にしか存在しない。でも、それさえも、いずれそこに住む人々によって差別され、分断される。だから、この空中都市もボトムが溶け出しているの。要は現実社会の重力には逆らえないということ。ある意味、無力と虚のイメージね。これはあたしのコンセプトじゃないけど、制作過程は面白かったわ。メンバーそれぞれに意見が違って、あたしたち自身がお互いの重力に逆らえないようだった」

海洋小説『曙光』 MORGENROOD (下)

原典

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