バックアップに最適『UpdraftPlus Backup/Restore』

2017年2月22日

WordPressのバックアップ用プラグインもいろんな種類がありますが、避けた方がいいのが、プラグイン独自のバックアップ・ファイルを作成するもの。

たとえば、All-in-One WP Migrationのように、データベースのSQLファイルのみならず、uploads、theme、plugins 丸ごとウェブサイトを保存し、丸ごと復元してくれる、非常に便利なプラグインもありますが、一つの巨大なバックアップ・ファイル(独自の拡張子 .apm など)を作成するため、「バックアップファイルの中から、2017年2月分の画像ファイルを参照する」という事ができません。

何かの原因でプラグインが動作しなくなった場合、バックアップファイルから復元しようにも、プラグインそのものが働かないため、リストアできなくなってしまうんですね。

このように、プラグイン独自の巨大なバックアップ・ファイルを作成して、それを元に復元するタイプは少なくありません。

それが順調に動作している間はいいですが、WordPressのコアファイルやサーバーなどに不具合が生じ、プラグインそのものが動作しなくなった場合、せっかく取り置いたバックアップ・ファイルも無用の役立たずに終わってしまう危険性が非常に高いです。

その点、UpdraftPlus Backup/Restoreは、データベースのSQLファイルをはじめ、サーバー上のファイルを丸ごと圧縮して保存してくれるので、万一、プラグインが動作しなくても、サーバー上から圧縮フォルダという形で持ち出すことができます。また、バックアップ・ファイルの置き場所も、Google Drive、OneDrive Drop Box、メールなど、様々なオプションがあるので、オンラインストレージ派には非常に使い勝手がいいです。(サーバーからFTPで圧縮フォルダをダウンロードする場合、容量が大きいと時間がかかるが、オンラインストレージなら非常に早い)

オンラインストレージに関しては有料オプションになりますが、無料=FTPのバックアップでも十分に便利ですので、使い勝手のいいバックアップ・プラグインをお使いの方はぜひ試してください。

サーバー上に保存されたバックアップ・ファイル。すべて圧縮形式なので、中身を参照したい場合は、FTPでローカルにダウンロードし、解凍すればOK。

uploads theme plugin sql 種類別にフォルダを作成するので仕分けも簡単。

UpdraftPlus Backup/Restore FTP

キープしたいファイル数を指定すれば、古いバックアップファイルは自動的に削除してくれるので、サーバー容量を圧迫することもありません。

バックアップの設定

https://wordpress.org/plugins/updraftplus/

プラグインを有効化したら、設定画面を開きます。

UpdraftPlus Backup/Restore 設定

ファイル バックアップ スケジュール 
サーバー上のすべてのファイルをバックアップします。
それほど頻回に画像ファイルなどを追加しない場合は、一週間に一回ぐらいでいいかも。

データベース バックアップ スケジュール
データベースをSQLファイルとしてバックアップします。
毎日、何本も投稿する方は、4・8・12時間ごとに設定するといいでしょう。

無料の場合は、『FTP』か『Email』の二つに限られますが、Emailで大容量のファイル送信は無理なので、実質、FTPになると思います。

UpdraftPlus Backup/Restore 設定

必要な項目を記入して、FTP設定テストを行います。

UpdraftPlus Backup/Restore 設定

リモートパスはあらかじめサーバー上に作成のこと。記入する時は、『/mybackup/』のような形で。

UpdraftPlus Backup/Restore 設定

『FTP設定テスト』に成功すればOKメッセージが表示されます。

UpdraftPlus Backup/Restore 設定

「バックアップするファイル」を設定。UpdraftPlus Backup/Restore Eメール お知らせ

ちゃんとバックアップされたか、Eメールで確認したい場合は、「基本的なレポートを送信するために」をオンにします。

UpdraftPlus Backup/Restore 設定

無料版では、『FTPバックアップ』『スケジュール』『Eメール通知』と最低限の機能しか使えませんが、それほど頻回に更新しない方や、サーバーそのものにバックアップ機能があって、電話一本で復旧してもらえるサービスをお使いなら、これだけで十分だと思います。

有料オプション

オンラインストレージの利用、ファイルの暗号化、スケジュールの調整、ウェブサイトの丸ごとコピー、マルチサイトのバックアップなど、より高度な機能が欲しい方は『PREMIUM』になります。

格安コースが『2サイト』=『86ドル』(2017年2月)、一回限りの支払いで、アップグレードは永久無料ですから、料金的にはまずまずではないでしょうか。毎年課金のサービスも少なくないので。

「マルチサイト」に関しては、バックアップは機能します。ただし、全サイトのファイルを一括して圧縮するので、子サイトが大量にある場合、もしくは、一つ一つのサイトが数GB級のメガサイトの場合、保存は簡単でも、FTPでダウンロード→復旧のプロセスが大変です。

たとえば、wp-contentの直下に、uplads / sites / 2, /3, /4 と作られますが、それを丸ごと圧縮するので、容量が多いと、ダウンロードで四苦八苦します。

↓ こんな感じ。どの圧縮フォルダに、どのsites が入っているかは分かりません^^;
UpdraftPlus Backup/Restore バックアップフォルダ

それでも「2サイト」で「86ドル」、永久アップデート有りなら、良心的ではないでしょうか。

オンラインストレージが使えれば、ローカルに圧縮フォルダを引っ張る際、FTPよりはるかに楽ですしね。

UpdraftPlus Backup/Restore 有料オプション

UpdraftPlus Backup/Restore 有料オプション

UpdraftPlus Backup/Restore 料金

私もいろいろ試しましたが、これがベストに感じます。

やはりバックアップファイルは、大容量になっても、そのままファイル保存する方が安全ですよ。

ちなみに、独自ファイルを生成するバックアップツールで、プラグインが上手く動作せず、復元に失敗した経験があります。
幸い、レンタルサーバーに「バックアップ機能」があったので、ワンクリックで復元できましたけど、それでも幾らかのファイルは失われました。これが全サイトなら泣くに泣けません……。

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