ウェブ小説 サイト構築の注意点 

2017年2月11日

WordPressでWEB小説サイトを作成する場合の注意点をピックアップしています。

コンテンツの種類によっては当てはまらない場合もありますので、一つのケースとして参考にして下さい。

コンテンツを混合しない

WordPressでWEB小説のサイトを作る場合、一番重要なのは、『小説』と『その他のコンテンツ』を混合しないことです。

たとえば、メインサイトに『小説』を表示する場合、『章立て』(本作)にプラスして、『日記』『マンガレビュー』など混ぜてしまうと、記事リストを作る際、小説の中に日記が紛れこみ、きちんと章立てできなくなる恐れがあります。

もちろん、タグやカテゴリーなどで、ある程度は振り分け可能ですが、万全とはいえません。

小説は『小説』、日記は『日記』、必ず独立して、サイトを縦割りして下さい。

具体策は三つあります。

・WordPressのマルチサイト機能(サブディレクトリ)を利用する

・カスタムポストタイプを利用する

・ドメインを新規に取得する

それぞれのノウハウはネットにたくさん出ていますので、各々、検索して下さい。

マルチサイト機能を利用する

WordPressのマルチサイト機能を使えば、一つのWordPressで、複数のサイトを構築することが可能です。

たとえば、このサイトのように、サブディレクトリを利用して、一つのWordPressで三つのサイトを作成することができます。

sanmarie.me エッセー&レビュー

sanmarie.me/novel 海洋小説

sanmarie.me/web サイト・カスタマイズ 

サブドメインを使う方法もありますが、一つのドメインに集約した方が

個々のサイトはデータベース上で完全に独立している為、エッセーに小説が混じるようなことはありません。

それぞれに異なるテーマ・テンプレートを用いたり、プラグインを使い分けることもできるので、一番手軽な方法と言えます。

一方、デメリットもあります。

・管理が少し複雑になる

一つのデータベースに、複数のサイト・テーブルが作成される為、バックアップやリストアの手順が複雑になる。

・使えないプラグインがある

大半のプラグインはマルチサイトでも機能しますが、たまに使えないものもあります。(バックアップやメンテナンス系など)

・カスタムポストタイプを利用する

異なるコンテンツにはカスタムポストを利用するのも効果的です。
ただ、こちらも内容が多岐にわたると、整理しにくい面がありますので、日記なら『日記』で集中的にやるのをおすすめします。
小説以外に、サブコンテンツが数種類のカテゴリーに膨らむ場合は、サブディレクトリを利用した方がスマートかもしれません。

・ドメインを新規に取得する

これが一番まっとうで、安全な方法ですが、今は新規ドメインを検索結果に反映させるのに数ヶ月、あるいはそれ以上かかりますから、完全にゼロからのスタートで、二つのサイトを同時に育てるのは、初心者にはかなりキツイと思います。

フォロワーもなく、コンテンツも少ない状態で始めるなら、一つのドメインに傾注した方が精神的には楽だし、サイトとしても成長が早いと思います。それぞれに十分育ったら、一つのコンテンツを新規ドメインで独立させて、URLリダイレクトでサイト価値を引き継ぐ方法もありますので、一つのサイトに腰を据えるのが、結局は早道という気がします。

アクセスUPには不利なテキストもある

WordPressも時間をかけて根気よく更新すれば、無料のブログサービスよりはアクセスを集めやすいです。

しかし、テキストの内容によっては、検索エンジンに全く引っかからないものもあります。

たとえば、「平凡な日常会話の繰り返し」「一般人が検索しないような内容」などです。

[well size=”sm”]
太郎が叫んだ。その時、花子が振り向き、「どうしたの」と聞いた。
「何でもないさ」
と太郎は答えた。
「それ、ほんと?」
「ほんとだよ」
「ほんとかなあ……なんか気になる……」
[/well]

みたいな内容が延々と続いても、一般的に「太郎 叫ぶ」「ほんとかなあ」というようなキーワードで検索しないですよね。

ネットで文学系のサイトが弱いのは、これが一番の理由です。

既に名の売れた作家ならともかく、まったく新規でサイトを立ち上げる場合、日常会話みたいなものをだらだら書き綴っても、誰も見に来ないし、検索エンジンにも引っかかりません。

たとえ文章が綺麗でも、テーマが面白くても、小説サイトに人を釘付けにするのは非常に難しいんですね。

ページを何回もクリックするより、PDFやePubで一気に読みたいという人も多いですし。

その辺り、どのようにアプローチするかで、サイト運営の良し悪しが決まってきます。

最初にアクセスアップを目指すなら、サブコンテンツに検索されやすいテーマを選び、そこから流入を見込むとか、SNSに力を入れて、個人的にファンを獲得するかです。

それも時間はかかりますが、ある程度、ファン層が固定すれば、「小説も見てみよう」という流れになりますので、やみくもに記事数を増やすより効果的かもしれません。

一目で作品の概要が掴めるように工夫する

一般ブログのように、個々の記事がページ内で完結するのと異なり、小説は何ページ、何十ページにわたる場合があります。

また、前編・中編・後編と、章立てする場合、ナビゲーションが不適切だと、ますます流れが見えなくなります。

「タイトルを見れば分かるだろ」というものではなく、一目で概要を理解させる工夫は非常に重要です。

一番分かりやすいのは、トップページをサイトマップのようにカタログ化すること。

一般ブログのように記事リストにすると、ますます内容が分かりにくくなります。

企業サイトのようにお洒落なトップページを作りたい場合は、ページビルダーのプラグインを使うと便利です。

Page Builder Sandwich – Front-End Drag and Drop Page Builder

Page Builder

Page Builder: Live Composer – drag and drop website builder (visual front end site editor)

いずれも、ドラッグ&ドロップで、簡単にお洒落なトップページが作れます。
他にもたくさんプラグインが出ていますので、page builder で検索して下さい。

広告は最初から入れておく

「サイトに広告を入れると金儲けが目的みたいで申し訳ない」と感じる人もあるようですが、投げ銭がわりに広告を入れるのはちっとも悪いことではないです。面白いサイトや役に立つブログが多数に閲覧されて、それなりに収入を得るのは、飲食店でアルバイトに励むのとなんら変わりありません。(パクリやステルスなど、あくどい事をしないのであれば)
第一、無名の一般人がウェブサイトで小遣いレベルの収入を得ようと思ったら、相当に頭を使わないとできませんから。
ちょっと思い付いたことを書き綴ったぐらいでは、到底無理です。
自分の力量に応じた広告収入を得ることに、遠慮しなくていいんですよ。

ただし、サイトが軌道に乗ってから広告を入れると、反発されやすいです。

広告は最初から堂々と入れておきましょう。

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