小説サイトにおすすめ『WP Google Analytics Events』

2017年2月23日

小説サイトを運営していると、どのパートが、どれくらい読まれているか、気になるものですよね。

Google Analyticsでもアクセス解析は可能ですが、PVのカウントがあっても、直帰率や滞在時間だけでは「ユーザーの実際のアクション」までうかがい知ることができません。

たとえ、文中のキーワードが上手い具合に検索エンジンに引っ掛かり、100PVが得られたとしても、その大半がクリックもスクロールもせず離脱してては、何の意味もないと思います。ちなみに滞在時間はタブやウィンドウの開き具合によるので、ほとんど当てになりません(開きっぱなしで放っておいても、長時間滞在にカウントされたりする)

そこでおすすめしたいのが『WP Google Analytics Events』。

https://ja.wordpress.org/plugins/wp-google-analytics-events/

簡単な設定で、ユーザーの動きがかなり精密にとれますので、小説サイト以外にも、イラスト、動画、ショッピングサイトなど、クリック&スクロールが気になるページでぜひお試しください。

イベントの設定

プラグインを有効化したら、最初に一般設定をします。

Google AnalyticsのID。

Don’t add the GA tracking code は、他の解析プラグインでトラッキングコードの自動挿入している場合にチェックを入れます(二重カウント防止の為)

Universal Tracking Code 『ユニバーサル・トラッキング・コード』を使いますか? チェックを入れます。

IP Anonymizationの匿名化と、Advanced Mode(有料オプション) はオフで構いません。

WP Google Analytics Events 設定

Click Tracking。ページ上でクリックされた数をカウントします。

計測したい場所にフォーカスして、エレメントを指定します。

Don't add the GA tracking code  クリック トラッキング

エレメントの取得の仕方。

ブラウザの『開発者ツール』を開き、計測したい場所を括っている「div id」もしくは「div class」を指定します。

たとえば、私が使用しているテーマ・テンプレートの場合、コンテンツを括っているのは 「div class=”container”」「div id =”main”」の二種類です。どちらを取ればいいのか分からなかったのか、一応、両方設定しました。

WP Google Analytics Events クリック トラッキング

一番大事なのが、『PDF フルスクリーンで見る』のリンクですね。Google DriveのPDFファイルに飛びます。
これは本当に読む気がないと、クリックされません。非常に大事な指標です。

この場合、「フルスクリーンで見る」を括っているのは、span class=”gdm-drivefile-embed” なので、Element Nameには『gdm-drivefile-embed』と入ります。

私の場合、もう一つ、埋め込み画面にクリックボタンがあるので、それの計測も含めて container も指定します。

WP Google Analytics Events クリック トラッキング

結果。

けっこうクリックしてもらってますね。( PV 20 で アクション 17 なら、まずまず)
重複している部分もあるかもしれませんが、完全無視ではないと。
もう少し動きを見て、項目を絞れば、より精密になると思います。

WP Google Analytics Events クリック トラッキング

次にスクロールのトラッキング。Element Nameの設定の仕方はClick Trackingと同じです。

Don't add the GA tracking code  スクロール トラッキング

結果。

これもPV20で、そこそこに動きがあるので、まあ及第点でしょう。

私も、どのElementが、どこの動きを取っているのか、正確には分かりかねるので、これも項目を絞れば、もっと精密な値が出てくると思います。

WP Google Analytics Events スクロール トラッキング

実験段階のデータで恐縮ですが、要領としては上記の感じです^^;

イベント・トラッキングから見えること

Google Analyticsを導入している場合、「自己アクセスは除外」に設定している方が大半だと思います。

では、実際、ユーザーの動きはどうなのか……といえば、これが結構、いい加減。

一般的な解析データに反映されない動きも多々ありますので、納得いかない方は、VPNを使って、他人の振りをして自サイトにアクセスし、自分の動きがどのようにAnalyticsに反映されるか実験してみるといいです。

VPNこわい……という方は、OPERAならデフォルトの拡張機能に含まれますので、割と手軽に試用できます。

外国経由で他人の振りで自サイトにアクセスし、いろいろ見て回ってください。できれば、Analyticsのデータが刷新される午前零時以降に試すと分かりやすいです。

WP Google Analytics Events

いろいろ試すと、必ずしもPVや滞在時間と、自分の動きが一致するわけではないのが分かります。

ぱぱっと数ページをタブで開いて、そのまま放置しても、PVとしてカウントされるので、数を鵜呑みにすると見誤るかも。

その点、イベントの計測は、はっきり数値に出ますので、漠然としたPVより参考になる部分もあると思います。

たとえば、100PVしかなくても、ユーザーの半数以上が文書リンクをクリックするのと、1000PVあっても、ほとんどクリックもスクロールもされずに離脱するのでは、数値の意味がまったく異なるでしょう。

サイトや作品をPRするにも、漠然とPV数だけ訴えるより、「このページに訪れたユーザーの80%がダウンロードしています」の方がはるかに説得力があるのではないでしょうか。

ただし、メンタルの弱い方はやめておいた方がいいかも^^;

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