その正論に愛はありますか

その正論に愛はありますか ~正しいだけの親は要らない

正論は子供を苦しめる

子どもに教え諭す時、正論を言う人も少なくないと思います。

「嘘をついてはいけません」

「門限を破ってはいけません」

「弱い者いじめをしてはいけません」

反論する余地もない、絶対的正義――いわゆる『正論』と呼ばれるものです。

この正論を口にされたら、誰も何も言い返せません。

なぜなら、正論は常に正しいからです。

絶対的正義の側に立てば、誰にも咎められることなく、相手をやり込めることができます。親なら、子どもに寸分の弁解の余地も与えず、絶対正義の立場から教え諭すことができます。

しかし、子どもにも子どもの考えがあり、言い分があります。

「正しい」と頭で分かっても、何かの理由で過つこともあります。

その時、正論だけネチネチ言って聞かせて、果たして子どもの心に届くでしょうか。

「正論」は時に相手を追い込み、傷つけることがあります。なぜなら、正論は「正しい」というだけで、そこに愛はないからです。

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