曙光 Morgenrood

第4章 ウェストフィリア

-三回目の潜航-

人間の存在理由と深海の生き物 宇宙の一期一会

Introduction

ロバート・ファーラー社長に脅迫され、為す術も無くすが、以前の上司、ランベール操縦士長に励まされ、『宇宙の片隅の一期一会』を胸に三回目の潜航に挑む。新米パイロットを指導する傍ら、実況も続け、ついに生命の巣を探り当てる。


Quote

 だが、待ち構えていたのはロバート・ファーラーだった。彼が声を荒げる間もなく、
「話は聞いてるよ」
 豪奢な船室の革張りソファで傲然と構えながらファーラーが言った。
「まったく困ったものだ。これでは何の為に高い経費をかけて有人潜航を取り入れたのか分からない」
「それは、あんたが無知だからさ」
 彼は即答した。
「誰にそそのかされたか知らないが、ろくに海洋科学の専門書も紐解かず、地上の鉱山みたいに探査できると勘違いしたのが原因だ。スタッフはみな最善を尽くしてる。気持ちはどうあれ、少しでも可能性の高い方に船を進め、科学的に有為なデータを持ち帰ろうとしている志は本物だ」
「志など、どうでもいい。依頼主として、どういう了見でスケジュールや調査場所を変更したのかと聞いてるんだ」
「だから、何度も言ってるように、より興味深い対象が見つかれば、そちらを優先するのが定石だろう。南のマウンド群も、皆が寝る間も惜しんで無人機を走らせて……」
「我々が調査を依頼したのはカルデラ底だ。なぜ精査しない」
「あんたの方こそ、どうして決め手になるデータを出そうとしない? 二言目には企業秘密で覆い隠して、オリジナルの貴重な画像データまで平気で改竄する」
「メテオラ海丘に関する大半のデータが失われたのは本当よ」
 ファーラーに代わってオリアナが答えた。
「コンチネンタル号の座礁で電気系統がやられ、サンプルを保存していたラボラトリの冷凍庫も、保温器も、何もかも浸水して、機能停止に陥った。研究者が個々に所有していたPCや記録メディアも大半が海中に失われ、データ復旧も叶わなかった。それゆえ、ローガン・フィールズ社の負債もいっそう大きくなったの。そうこうするうち祖父は病死し、解散した役員は我先に逃げ出して、残されたデータに見向きもしなかった。それが今、私の父を経て、表に出てきたという訳よ」
「だったら、そのように説明すればいいじゃないか。スパイごっこじゃあるまいし、何の為にそこまで機密性にこだわる? 有用な情報は積極的に情報を公開して、優秀な専門家を誘致すれば、研究開発にも弾みがつくだろう。もっと安全に鉱物資源を回収する手立てが見つかれば、重労働や鉱害病で苦しむ人も激減するだろうに」
「君もよくよく夢見がちな理想肌だな。みなで仲良く富を分け合い、この世から貧苦をなくすのが最善だと本気で思っているのかね? 今、底辺にいる者たちが、君と同じように最新のIT機器を買い求め、高性能の自動車を乗り回し、最先端の文明生活を享受するようになったら、鉱物資源などあっという間に枯渇して、社会が成り立たなくなる。我々だって、好きで地下数百メートルの坑道に労働者を送り込んでるわけじゃない。だが、彼らにも日銭は必要だ。我々は雇用という形で彼らを救済しているんだよ。よその会社では到底相手にされない、アル中やぼんくらも含めてだ。そして、彼らも、君と同じように最新式の電話やPCを買って、快適な生活を享受したい。その為なら高温高湿の地下坑道にも躊躇せずに入る。世の中というのは、そういう矛盾があればこそ回るものだ。君のように綺麗事を並べても、誰も救われない」
「あんたは人間ってものをまるで分かっちゃない。たとえ飼い犬みたいに坑道に繋がれても、個々の自由と人生はその人たちのものだ。あんたは支配しているつもりでも、一人一人はそうは思ってない。にもかかわらず、自分はこの世の王だと自惚れているとしたら、それこそ道化だ。情勢が変われば、あんたみたいな人間から真っ先に街灯に吊される。誰もあんたに恩義も尊敬も感じてないからだ」
「そうかね」
「ともかく、明日の調査は我々に任せて欲しい。カルデラ底を調べるより、きっと価値あるものが見つかる。音響測深や音波探査ではっきりしてるんだ。あのマウンド群に海のメカニズムを解く何かが存在することが」
「何か、何かと、漠然と言われても分からんね。今回の調査は海底鉱物資源を主眼とするものだ。君ら研究員の科学的好奇心を満たす為に、数千万エルクを負担してプロテウスを投じたわけじゃない」
「分からん人だね、あんたも。同じ海底鉱物資源でも、基礎岩を覆う海台クラストと熱水噴出孔に沈殿する多金属硫化物は、性質も、生成のプロセスも全く異なる。アステリアの地殻活動もネンブロットとは全く異なるし、ウェストフィリアの火山とニムロデ鉱山は似て非なるものだ。アステリア独自のシステムを理解して初めて、探鉱の技術も飛躍的に進歩するということがどうして解らない? あの不可解なマウンド群と地下の間隙は、その謎を解く大きな鍵になるだろう。すでに活動を終えたカルデラ底よりも、科学的に有為と判断すればこそ、明日は南マウンド群を目視しようと言ってるんだ。そんなにカルデラ底を調べたければ、次の機会にやればいい。あの地形と水深ならノボロスキ社の無人機で十分に対応できる」
「では、百歩譲って君の言う通りにしたとして、何も成果が得られなかったら、どう始末をつけてくれるんだね」
「始末?」
「そうだ。我々も君らの科学的満足の為に調査船をチャーターしたわけじゃない。こちらの指示に従えぬなら、それ相応の賠償をしてもわらないと困る」
「同じように高い経費をかけて、カルデラ底の調査が空振りに終わっても同じことだろう」
「こちらの指示に従って空振りに終わるのと、自分たちで勝手に調査場所を変更して無駄に終わるのでは責任の重さが違う。その気になれば、君個人に賠償請求することも出来るんだよ。君に払えるかね、何億、何十億の賠償金が?」
「……」
「マイニング社が良質なニムロディウム鉱床を求めるのは、自社の利益が全てではない。供給がストップすれば、宇宙船も飛ばないし、トリヴィアの地熱ジェネレーターも数週間でダウンする。宇宙植民地に暮らす何十億が瞬時に死に絶え、数世紀かけて築いたインフラも水泡に帰する。人の世が続く限り、ニムロディウムはどんな手を使っても供給されなければならないのだ。我々も社会的使命を帯びている。それゆえのウェストフィリア開発だ。仮に計画が暗礁に乗り上げ、各方面に多額の損害が生じれば、君はどうやってそれを補填する? 君自身が表に立って、理事会に弁明できるのか。君が何を主張しようと、現実は救えない。所詮、安全な立場で理想論を語っているだけだ。君はプロテウスのパイロットとして海洋調査に打ち込んでいるのが一番似合ってる。功を上げたければ、海洋科学の世界で腕を振るえばいい。そうすれば、誰の恨みも買わないし、大切な人が争いに巻き込まれることもない。マクダエル社長を見たまえ。なまじ海台クラストに手を出したばかりに、至る所、敵だらけだ。魅力的な令嬢は一人で町も歩けない。君だって、いつかは彼女と幸せに暮らしたいだろう? 海の見える家で、可愛い坊やを育てて、仕事に手応えを感じながら、良き市民として生きていく。だが、それも『人の恨みを買わなければ』の話だ。畑違いのことに首を突っ込むと、後々まで禍根を残すことになる。君も自分の身の回りの幸せを一番に考えて、身の丈に合った生き方をすればどうだ。それが君の為だし、君の大切な人の為でもある」
「だから『黙ってろ』と――何を見ても聞いても、知らぬ存ぜぬで通せと言いたいのか」
「君は物分かりのいい青年だと聞いている。今時珍しいほど真面目で熱心だ。わざわざ自分から火種を背負い込むような真似はせず、その優れた能力を他のことに活かせはどうだ」
「だが、プロテウスのカメラが捉えたら、知らぬ存ぜぬでは通らぬこともある」
「たとえカメラが捉えても、『誰も見なかった』ものは存在しない。違うかね?」
「科学者に魂を売れと?」
「学説も金で買える時代だよ」

*

「歯痒い思いをしてるのはステラマリスの科学者も同じだ。予算がなければ調査船も出ない。それでも皆、生涯のテーマと定めた研究に懸命に取り組んでいる。お目出度いかもしれないが、人間の情熱に優るものはない。明日の潜航はどうだ? 面白いものが見つかりそうか?」
「興味深いものはあっても、潜航の機会を生かせそうにありません」
 彼がロバート・ファーラーとのやり取りを脳裏に浮かべると、
「やりにくいことがあっても、その場に行けるのは『一度きり』だよ」
 ランベールは静かな口調で言った。
「深海の珍しい生き物も、熱水が勢いよく噴き出すチムニーも、その場で出会えるのは一生に一度だ。もしかしたら、この数世紀のうちに、それを目にする人間は世界中で君一人かもしれない。それくらい稀少で、宇宙的スケールの出会いを、わたしたちは日常的に体験することができる。そうだろう?」
 彼は頷き、これまで目にしてきた壮大な深海の世界を瞼に浮かべた。
「時には何の成果も得られず、公費の無駄使いと揶揄されることもある。だが、深海に存在するものに無意味なものなどあるだろうか。水深数千メートルの海底に転がる一つの石塊にも数百万年の時の重みがあり、惑星の生い立ちや海のメカニズムを紐解く情報が詰まっている。君が初めて操縦席に座った時、何を見ても『同じ』にしか見えないパイロットにいい仕事はできない、とわたしは教えた。そして、君はその言葉の意味を正しく理解したと今も信じている。学術的にめぼしいものが有ろうと、無かろうと、深海での出会いは『一度きり』だ。その重みを思えば、答えは自ずと導き出されるんじゃないかね」
 彼は顔を上げ、かつての上司を初めて正面から見た。
「わたしは今でも君が十六歳の時のことを鮮明に覚えているよ。潜航を終えて、ハッチから出た途端、わたしの腕を掴まえて『どうやったらパイロットになれますか』と尋ねた。狭き門と知って、えらく落胆してたから、どうせ一時の感傷だろうと高を括ってたら、その年の冬休み、本当にプルザネまでやって来た。それから二度、三度とやって来て、どうしてもこれの操縦がしたいと皆にあれこれ聞いて回り、しまいには女性職員がショコラとマカロンを振る舞うほどだった。商船学校を卒業したら、即こちらに来るのかと思っていたら、海洋学部に進学して、ああ、本気なんだと分かったよ。あそこまで食いつかれて、足蹴にできる人間もない。それだけに、もう少し打ち解けて、あんな後味の悪い辞め方をさせるべきでなかったと悔いばかりが残る。プロテウスの廃船が決まった今となっては余計にね」
「では、本当なのですね」
「そうだ。いつかこの話が出るかと思っていた。それこそ時代の流れだよ。今はそれぞれに異なる機能を持つ、複数の自律型無人機を組み合わせて、より高度な深海調査が可能になった。宇宙探査の技術が海洋科学にフィードバックされるとは、なんとも皮肉な話じゃないか。人類は未だ深海の全てを目にしたことがないのに。こちらはプロテウスの廃船が決まって、皆、ショックを受けているよ。よそに移れる人はいいが、それが難しい人もある。先月も上層と大論争だ。一度は決定が覆りかけたが、金銭の話をされては誰も逆らえない。結局、君が一番運がいい。ごたごた揉める前に抜け出すことができた」
「人に誇れるようなことではありません。あの態度は間違いだったと自省することしきりです。ランベールさんはどうなさるんですか?」
「わたしはこれを機に辞表を出すことにした。引退するにはちょっと早いが、何十年と外洋に出ずっぱりで、少々、疲れたこともある。残りの人生は、知り合いの海洋研究者を手伝いながら、時々、海に出る暮らしを楽しもうと思っている」
「淋しくなりますね」
「何にでも終わりはある。わたしだけが特別長生きして、好きな仕事を続けられるわけではない。だが、そこにプロテウスがあると聞いて、不思議と心が慰められる。どんな所かは知らないが、宇宙の彼方でこれからもプロテウスが活躍するとは嬉しい話じゃないか。いつか機会があれば会いに行きたいぐらいだよ」
「よかったら、数週間でもパイロットの指導に来て頂けませんか。船はあっても、指導できる人が無いんです。実地の機会も少ないし、理論は学べても、みな不安に感じてる。ランベールさんが来て下さったら、きっと励みになります」
「それも面白そうだね。一度、考えてみるよ」
「きっとですよ」
「それにしても、君も相変わらず熱心だね。潜航が終わった後も、いつも遅くまで格納庫で勉強していた。誰かが君が居るのに気付かず格納庫の鍵を閉めて、一晩閉じ込められたこともあったな。君は携帯電話も持ち歩かないから探しようもなくて、まさか海に落ちたのではないかと本気で心配していたら、ワーキングステーションの隅っこで毛布にくるまって眠ってた。まるで深海魚みたいだと、皆で噂していたのを思い出す。だから、君が海に潜ると、未知の生物が岩陰から顔を出して『コンニチハ』をするんだろうね」
 彼が苦笑すると、ランベールも頬を緩め、
「ともあれ、もう一度、君と話せてよかった」
 深い皺の刻まれた目元を潤ませた。
「明日の調査も、『何かある』という勘は大事にすればいい。理屈が全てを解き明かすわけじゃない。何十年とかけて、これだけ潜っても、まだ真実の大半は海の底だ。なんと果てしない宇宙かと、つくづく感嘆せずにいない。アステリアの海にも、きっと豊かな生命の世界が広がっているだろう。だが、それは感じる人にしか分からない。何を見てもただの石塊にしか見えない人には、たとえ目の前に別の宇宙が開けていても、それとは気付かぬものだ。発見はいつでも己の内側からやって来る。*7Bonne(ボン) chance(シヤンセ), Wally. .明日も素晴らしい出会いがあることを祈ってる」

*

「海洋調査といっても、垣間見える世界は本当に僅かだな」
 ノックスが覗き窓の向こうを見ながら呟く。
「はるばる遠洋に出掛けても、海が荒れたら無人機も出せないし、せっかく潜航できても、ほんの数時間、数キロメートルを移動するのが精一杯では、百回潜っても、全容解明には至らない。宇宙探査の方がはるかに進んだのも解るような気がするよ」
「そうですね。いくらデジタルデータの視覚化で、水深数千メートルや、地下数百キロメートルの様子も把握できるようになったとはいえ、実際に目視し、サンプルを採取するのに優るものはないと思います。それでもまだ地上の風景のように、海底のありのままの姿を目にすることはできません。本当に果てしない海の深みを歩いているような気分です」
「君はどうして潜水艇のパイロットになったんだ?」
「俺は元々、航海士志望で商船学校に入学したんです。でも、特別研修でプロテウスを目にしてから、より深く知りたいと願うようになりました。ノックスさんこそ、どうして海洋科学を選んだんです?」
 逆に彼が聞き返すと、ノックスは四角い顔をむず痒そうに緩め、
「そりゃあ、目の前に海があったからだよ。『あなたはどうして山に登るのですか? そこに山があるから』という理屈と同じだ。子供の頃、旅先で海底火山が噴火して、一夜で沿海に新島が現れた。みな、火星だ、彗星だと、外のことばかり気にするが、なんだ、この海のことだって、よく知りもしないんじゃないかと思ったよ。こんな巨大な海底噴火を予測することすらできず、日に日に成長する新島を見ながら、『これから一体、どうなるんでしょう』とか言ってる。世界の権威といわれる学者が机を並べて、ああでもない、こうでもないと、推論を建てるのが精一杯だ。そう思ったら、なんとなく海への興味が湧いて、理科大学の門をくぐっていた。それでも一生のうちに判ることなど、たかが知れている。海も学問も果てしないとしか言いようがない」

 やがてオンライン講義のモニターに、直径二メートルほどの球内に三人の男がきゅうきゅうとすし詰めになっている映像が映ると、ゾーイがすっとんきょうな声を上げた。
「ずいぶん狭いのね! これならスペースシャトルの脱出ポットの方がよっぽど快適に見えるわ」
「そうだよ。海中では十メートル深くなるごとに一気圧の圧力が加わるからね。フェリーみたいに大きな箱形の乗り物は設計できないんだ。それに、僅か数ミリの穴でも、ひとたび水が入り込んだら、深海ではレーザービームみたいに強烈な噴射になって、金属でも簡単に破壊してしまう。超合金を使った分厚い真球でないと、人間はとても深海に潜ることはできないんだよ」
「お手洗いや食事をする所はあるの」
「ないよ。潜航中は何時間もこの狭い耐圧殻に座りっぱなし、立って歩くこともできない」
「それは苦行だわ」
「慣れたらそうでもないよ。いったん潜ったら、観察やオペレーションに集中して、足の痛みも忘れてる。それぐらいエキサイティングな体験だ」
「冷暖房は付いてるの?」
「使える電力も限られているから、冷暖房もなしだ」
「室温はどれくらい?」
「深い海の底では水温と同じくらい。摂氏二、三度だよ」
「そんなにまでして潜航する意味があるの?」
「研究者なら自分の目で見たいと思うものだ。無人探査機でも鮮明な水中カメラの画像が得られるが、やはり視界の奥行きや質感において人間の目に勝るものはない。何かを感じ取る人間の勘と経験も侮れないものだよ」
 早速、オンライン講義を視聴している小中高の生徒、大学生や専門学生からのコメントや質問が数多く寄せられた。
 操船の安全面から「潜航中は全てのコメントに目を通すことはできないし、返答もできない」と前もって伝えているが、それでも小さな子供たちから
《海の中は青色じゃなくて、真っ暗なんだね》
《おしっこに行きたくなったら、どうするの?》
《あんなちっちゃなジョイスティックでプロペラを回すんだ。あれなら僕のゲームコントローラーの方がよっぽど難しいよ!》
等々、愛らしいコメントが寄せられると一つ一つに返事したくなる。
 彼はタオの操船を見守りながら、出来る範囲で答えた。
「海の中ではどんな光も吸収されるから、強い照明を用いても、見える範囲はせいぜい十メートルぐらいなんだ」
「潜航中はトイレには行けないし、具合が悪くなっても途中で降りるわけに行かないから、前日から食事や水分を控えめにして、体調を万全に整えるんだよ」
「確かにシミュレーションゲームの方が操作が難しいものもあるかもしれないね。でも、海の中では周りの状況はほとんど分からないし、船の上からどれほど高性能なナビゲーションシステムを使っても、地形や海況や、その時々のコンディションによってプロテウスの現在位置を正確に拾えないこともある。うっかりすれば、大海原のど真ん中で行方不明になって、事故にならないとも限らないからね。スラスタの操作自体は簡単でも、とても緊張するよ。それに水の中では動作も緩慢で、前後左右の間隔も混乱することがあるからね」
《アステリアにこんな珍しい乗り物があるとは思わなかった》
「そう、多くの人は知らないだけで、二十年以上前から運航している。ローレンシア海域のティターン海台を詳しく調べる為にね。ところで、皆はローレンシア島とローランド島が一つの大きな海台の上に乗っていることを知ってるかい? 海台の上に乗っている――というよりは、海台の標高の高い部分が海面に突出して、二つの島を形成しているんだ。海面下ではどんな風になっているか、最新の3D海底地形図で見てみよう。──ほらね、二つの頂がラクダのこぶみたいに突き出して、島になっているのが解るだろう。ちなみに、海上に突出している面積はローレンシア島の方が小さいけど、高まりとしてはローレンシア島の方がはるかに大きいんだよ。君たちの身近で一番興味深い現象といえば、島の南東沖の『とんがり島』だね。あの島の南側は大きな一枚岩でできていて、最大干潮時には、島の周囲の水深が五〇センチまで浅くなり、大人なら三〇メートル先まで歩いて行くことができる。もちろん、あっという間に潮が満ちて、溺れる危険性があるから立ち入り禁止だけども、もし、すべての海水が干上がって、島の全容を一望できたら、あのとんがり島が水蒸気爆発で一気に形成された高まりだということがよく分かるよ」

*

「そう、ライトに照らされて見える視界は十メートルぐらいだからね。野山を見渡すようにはいかないんだ。でも、この周囲がどうなっているか、海底地形図で見てみよう」
 彼の方で管理画面を操作し、メテオラ海丘の3D地形図を呼び出した。
 講義用の海底地形図は、情報保護の意味もあり、ルノーがわざと解像度を落としたカラフルなマップを用意してくれた。オリジナルは十センチ単位で地形の凹凸が描出されるが、こちらは一メートル単位に調整し、子供でも識別しやすいようにヴィヴィッドに着色し、高さに応じて七色に色付けしている。一番深い所が青色、標高が上がるにつれ赤色に変わる。
 画面いっぱいに、七色に色分けされた巨大な深海の山が映し出されると、モニターの向こうから生徒らの歓声が聞こえてくるようだ。
《すごいや! これ、本当にウェストフィリアの海底にあるの?》
「これは水深三〇〇〇メートルの海底にそびえるメテオラ海丘だ。南北八キロメートル、東西二六キロメートルに及ぶ巨大な深海の山だよ。何度か噴火を繰り返し、海底面が山のように盛り上がった。その後、多方向から引っ張られ、こんな歪なスライムみたいになったんだ。でも、このメテオラ海丘もアステリアに存在する無数の海山の一つに過ぎない。今、プロテウスが居るのはここ、南の麓に広がるマウンド群のど真ん中だ。なぜ、ここを調べることになったのか。それは、このマウンド群やメテオラ海丘が今も生きているからだよ」
《深海の山が生きている?》
「そう、君たちが呼吸して、食べたり、遊んだりするように、メテオラ海丘も何百万年という果てしない時間の中で生きている。伸びたり、膨らんだり、爆発したり。じゃあ、これからその証拠を見てみよう」
 二回目の潜航で撮影したカルデラ底東部マウンドの熱水噴出孔のビデオを一分間流した。
「これ、何? 岩の隙間から温泉が湧いてるの?」
 今度はゾーイが質問した。
「分かりやすく言えば、そうだ。海水は洗面器の水みたいに、ずっとそこに存在するわけじゃない。水深数千メートルの海底にも海流はあるし、水分も海底の堆積物や岩の隙間から徐々に地層に染みこんでいく。やがてそれは海底の深い所でマグマに熱せられて、時には数百度という高温で地表面に噴き出す。一〇〇度を超えても気化しないのは、深海が超水圧の世界だからだ。そういう特殊な環境下では、二〇〇度や三〇〇度といった高温のままで海水中に湧き出てくるんだよ。ちなみに、この映像は、メテオラ海丘のU字型火口にある火口丘の一つから湧き出ていたものだ。温度は一七〇度もある。冷たい水のように見えるけど、人間が手をかざしたら大火傷だ。それに、この熱水は高温なだけじゃない。地殻に含まれる金属成分をたっぷり溶かし込んだ、重金属スープみたいなものだよ。それが海水中に湧き出て、急激に冷やされると、孔の周りに金属の成分を沈殿させる。沈殿物の中には、君の大好きな金や銀、白金が含まれることもある。他にも、マンガン、コバルト、ニッケル、亜鉛など、いろいろだ。まさに地殻の血液だ」
「海の底に金鉱があるの?!」
「いやいや、金鉱じゃなくて、通常よりも濃度の高い沈殿物だ。極端な喩えだが、金粉入りの噴水を何百万年と吹き続けたら、その周りにどんどん金が積もるだろう。それと同じだよ」
「じゃあ、それを掘れば大金持ちになれる?」
「そう簡単にはいかないよ。第一、どこにでも金の混ざった熱水噴出孔があるわけじゃないし、仮に金がたっぷり溜まった場所があったとしても、水深数千メートルの海の底だと掘り出しようがない。水深四〇〇〇メートルなんて山一つ分だ。その頂上からホースを垂らして、金だけを上手にポンプで吸い上げられると思うかい? 第一に、技術的に困難だ。第二にコストがかかり過ぎる。何百億と開発費を注ぎ込んで、それに見合うだけの採算が取れればいいが、そんなのは地上の鉱山業でも難しい。だから『存在する』と分かっても、そう簡単には回収できないんだよ」
「でも、海上のプラットフォームではニムロディウムを掘ってるわ」
「あれはね、また出来方が違うんだ。長い年月をかけて基礎岩の上に堆積した皮状(クラスト)のものを掘削機で剥がして、ポンプで回収しているんだよ。水深も三〇〇〇メートル以浅で、まだ操作しやすい。それに堆積物も地中の奥深くに潜り込んでないから調べやすいメリットもある」
「他は無理なの?」
「未来のことは誰にも分からないよ。今、これを見ている人が、いつかは水深数千メートルの海底から鉱物資源を採掘する方法を考えつくかもしれないし、海水から効率よく金属成分を回収する技術を開発するかもしれない。何だって考えてみる価値はある。今日無理だからといって、五年後も、十年後も『絶対に無理』など誰も言い切れないからね。それが今日、こういう形で実況している所以だよ」
 続いて、ウェストフィリアの南側に連なるウェストフィリア海底山脈、そして北半球にネックレスのように広がる北冠状造山帯の海底地形図を示すと、ゾーイはますます驚嘆し、
「これ、本当にアステリアの海の底なの? まるで地上の山脈そのものじゃない」
「そうだよ。本当に凄いだろう。でも、この海底火山の連なりも、アステリアの海底のほんの一部だ。全海洋の大半が詳しい精査もされず、深い海の底に眠っている。本格的に調べれば、水深一万メートル以上の海溝があるかもしれないし、ニムロデ鉱山より遙かに大きい海底火山もあるかもしれない。他にも、氷の下の海底湖、メタンガスの噴き出す窪地、誰も見たことのないような海底下の大河やミクロの生物圏もあるかもしれないね」
「そういうのは観測衛星や無人航空機で形を捉えることはできないの?」
「ある程度は捕捉できるけど、正確さや精密さではやはり船や測深機を使ったデータに劣る。それに、水中では電波も使えないし、光もほとんど届かない。音波だけが頼りだから、地上の山の形を調べるようにはいかないんだよ。電波望遠鏡を使えば数百億光年離れた星の輝きも見えるけど、海の中は本当に手探りだ。分野によっては、無重力より超水圧をコントロールする方がはるかに難しい。だから、月の裏側に行けても、海の底はまだまだ未知の世界なんだよ」
「自分の足元が分からないというのは頼りないわね」
「だから、こうして働きかけている。広報には大変な時間と手間がかかるけど、全ては知ることから始まるからだ」
「今、その場所を調べているのは、熱水の湧いている所を探すため?」
「それもあるし、地形や地層が他と異なる箇所もある。無人機も使えなくはないが、ケーブル付きだと動ける範囲が限られる。自律型無人機も便利だが、臨機応変に動けない上、搭載できない調査機器もあるので、今日はプロテウスで見に来たんだよ」
「だけど、真っ暗で、ほとんど何も見えないわね」
「視界は一〇メートルぐらいだ。全力を出しても、人が歩くほどの速さしか出ない。だから本当に潜航して調べられる場所は限られている」
「それでも潜る価値があるわけね」
「そういうこと。たとえば、あそこに小高い丘みたいに盛り上がっている箇所があるだろう。表面の細かな凹凸、微かな海水の揺らぎ、堆積物の色や質感、形状などを、その場でじっくり観察することができる。馴れてくると、この先にガスが噴出している箇所があるんじゃないか、亀裂の周りが変色しているのではないか、いろんな勘が働くようになる。その場ですぐにビデオ撮影したり、堆積物をサンプリングしたり、さっきの場所に引き返したり、機敏さにおいても、人間の勘と経験の方がはるかに勝ることもある。ケーブルより深い海溝や、地形の複雑な場所など、無人機のキャパシティを越えた場所に行けるのも有人潜航ならではだ。どちらが優秀という話ではなく、それぞれに機能や役割が違うんだよ」

*

「ここからは操縦が必要だから、カメラの目を通してマウンドの様子を観察しよう。堆積物の色や形状に注意しながら、ゆっくり斜面の周りを一回りする。プロテウスのように、船自体の重さで沈む潜水艇は、一度、錘を切り離して上昇を始めたら、再び潜航はできない。このマウンドも上方まで行ってみたいが、今、頂上まで行ってしまうと、二度と海底に戻れなくなるから、周囲の状況を考えて、慎重に航路を選ばないといけないんだ」
「なんだ、プロペラで浮いたり沈んだりするんじゃなかったの?」
「プロペラはあくまで左右の進路を調整するだけ、原子力潜水艦みたいに浮いたり潜ったりする馬力はないんだよ」
「案外、不便なのね」
「だから、海の探査はなかなか進まないんだ」
「それで、皆、海ではなく、月の向こう側に行ってしまったのね」
「魚の尾びれより鳥の翼の方が軽快に飛んでゆく所以だよ。なんにせよ、人間が生まれ育った世界を飛び出して、まったく別の世界に適応するのは大変なことだ。人間に限らず、鳥でも、魚でも、それぞれの身体に適した世界があって、その中で生きるよう遺伝子にプログラムされている。どんな生命もその星の土や水から作られていて、それらも含めて一つの大きな自然のシステムを成しているからだ。たとえば、大昔は鉱物資源の生成に微生物が関与しているなど考えもしなかっただろう。だが、今では、鉄や銅やマンガンなどの鉱床に微生物の生命活動が大きな影響を与えていることが解ってる。微生物が生きるために酸素や硫黄を消化する過程で、金属成分がいろんな形に変化し、やがては鉱床と呼ばれるほど濃縮されたものになるんだ。どれ一つ欠けても自然のシステムは成り立たない。名もないナノスケールの微生物にも役割があるんだよ」
「『レゾンデートル』ってやつ?」
「人間の世界でいえばそうだけど、そもそも存在に理由などないと俺は思ってる。だって、そうだろう? 魚に『存在理由(レゾンデートル)』なんて言葉が通じる? 理由など無くとも、ちゃんと生きてるじゃないか。すべての命は、ただ存在するだけで価値が有る。『生きる』ために、生きるんだ」
「意味がよく解らないわ」
「それはね、深海の生き物を間近で見れば解る。どうして、こんな所に? というような所に、健気に生きている。何を食べているのか、どうやって繁殖するのか、まったく見当もつかないが、彼らには彼らの世界があり、生き方がある。未だ人間の目に触れず、名前もない生物もごまんといる。もし、彼らが『僕たちは何の為に生きているのだろう』と自らの存在を疑いだしたら、生きていかれないだろう。意味なんて、なくてもいい。『生きる』ために生きる、それが全てだ」
「そんなこと言われても、私には解らない。世の中には、自分が存在すること自体、苦痛な人もいるわ。『生きる』ために生きるなんて、上等な生き方は私にできない」
「上等、下等の問題じゃない。自然でいいんだよ。現に君はここでオンライン講義のアシスタントを務め、おかげでたくさんの子供や学生が実況を見ることができる。今日という日に、君はこの場に居なければならなかった、それが『存在』というものだよ」
「私にも役割はある、というわけね。でも、それは外部に認識されて初めて、役割としての意味を持つのではないの?」
「他の誰かが認めなくても、自分で役割を見つけることはできるよ。それに役割があっても、なくても、生きていることに変わりないじゃないか」
「そうかもしれない。でも、人って、何かしら意味や役割を認めてもらえないと、辛くなったり、虚しくなったりするんじゃない?」
「意味があるから、役割があるから、愛されるわけじゃない。出目金は、出目金というだけで、十分に愛される存在じゃないか」
「でも、世の中の大半は、そんな風に考えられないものよ。出自や、器量や、成績や、周りと見比べては自信をなくし、自己嫌悪に陥ってしまう。愛なんて、それこそ遠い海の果て――泳いでも、泳いでも、見つからないような気がする」
「それは君が愛ってものを、えらく特別に考えているからだよ。周りをよくよく見渡せば、野の花みたいに、あちこちに咲いている」
「そうかしら」
「いつか君にも分かるよ。生きていれば、きっと」

*

 やがて上方から光が差し込み、人間の世界に戻ってきたことを実感する。さっきまで虫たちが棲まう水深三〇〇〇メートルの世界に居たのが夢のようだ。
 覗き窓の向こうが泡立ち、イルカが勢いよく飛び跳ねるようにプロテウスが水面に姿を現すと、待機していたボートが接近し、船体上部にダイバーが乗り移って、クレーンの索を固定し始めた。ひとたび海面に浮上すると、水に浮いたボールのように耐圧殻も揺れ、ノックスも壁にもたれながら、「あー、この瞬間が嫌なんだ」と肩をすぼめる。それでも船外にダイバーの存在を感じると、得も言われぬ安堵感が広がる。主操縦席のタオも、緊張を一気に吐き出すように溜め息をついた。
「君も一つ一つの確認や操作が丁寧だから、いいパイロットになるよ」
「そうでしょうか」
「もちろんだ。俺たちは曲芸師じゃない。安全に、確実に、目標に導くのが仕事だ。次はもっとスムーズにやれるよ」


Product Notes

謎の海丘群はこちらの論文を参考にしています。なんとなく面白そうだったので。

八代海南部の海底で発見された海丘群の潜水調査報告

2004年の9月から11月にかけ,八代海南部海域において第十管区海上保安本部所属の測量船「いそしお」によるマルチビーム測深機(SeaBat8101)を用いた沿岸測量が行われた.その結果,水俣市から西南西約10km,水深約30mの海域に直径約50m,比高約5mの海丘からなる海丘群が発見された。
伊藤弘志:海洋研究室 
和志武尚弥,那須義訓:第十管区海上保安本部

海底地形図

海洋調査 データ 八代海 海丘群

八代海 謎の海丘群
海上保安庁海洋情報部海洋調査課

この海丘群は、第十管区海上保安本部所属の測量船「いそしお」による海底地形調査により、熊本県水俣市から西南西約10キロメートルの海域において発見されました。周辺は水深約30メートルの平坦な海底で、直径約50メートル、比高約5メートルのほぼ円形の海丘約80個が密集して存在しています。それぞれの海丘は、形や大きさがほぼ等しく、北西-南東方向に並ぶように配列しています。このように平坦な海底面に突如として存在している海丘群は、他の海域ではみられない非常に珍しい地形です。そこで、この海丘の実態を把握するため、鹿児島海上保安部所属の巡視船「さつま」(船長:日高睦男、総トン数:1200トン)と同船所属の潜水班による潜水調査を行いました。

「おにぎり」か「アポロチョコレート」みたいでカワイイ(*^^*)
八代海の海底にこんなユニークな地形があるって、御存知でした?

八代海 海丘群

プチスポット火山の話題も面白かったです。

プチスポット火山とは (日本火山の会)

発見された場所は、北緯37度:東経150度周辺です。 ここは、およそ1億3500万年前の太古に中央海嶺で形成された、古くて冷たい太平洋プレートがしんしんと日本海溝へ沈み込みつつある場所です(図3)。 そのような場所で若い火山活動(5~103万年前)が確認されたということだけでも驚きです。
このような場所は、現在活動的な地殻変動(火山や断層な ど)は無いと思われていたので、今までほとんどの人が注目していませんでした。このような場所は、ただ深海泥がしんしんと降り積もり、リュウグウノツカイ や巨大イカといった深海生物が泳いでいだけだろう、と思われていましたから。

プチスポット火山

しんかい潜航で判明した深海底ストロンボリ式噴火とプチスポット火山の成因の解明

これらの火山は、これまで地球上でほとんど知られていなかった新しい成因の火山活動として認識されつつあり、現在も活動中の(可能性が高い)単成火山群である(Hirano et al., 2001; 2004; submitted; Yamamoto et al., 2003)。本海域は、白亜紀の古く冷たい海洋プレートが日本海溝や千島海溝へ沈み込みつつある「静」的な場所とされ、中央海嶺やリフトゾーン、沈み込み帯や造山帯、ホットスポットや洪水玄武岩といった地球科学分野の「動」的な場所に比べてあまり注目されてこなかった。しかし、この火山群の発見により、北西太平洋下の地質、テクトニクス、マントル構造が多方面の分野から注目されはじめている。
本研究の火山はプレート内火山でありながら、ホットスポットやマントル上昇流に代表される火山を否定し、浅部の枯渇マントルの微小部分溶融を述べている。つまり、マグマは枯渇マントルに相当するアセノスフェアの微小部分溶融の結果形成された可能性が高く、プレートの破壊に沿ったマグマの上昇が示唆される。火山の起因となったリソスフェアの破壊過程や、マグマの起源であるアセノスフェアのマントル論などが、新たな地球科学の展開として大いに期待される。

北西太平洋の新種火山「プチスポット」の総合調査:メルト生成場とマグマ噴出場の分布解明(リンク切れ)

北西太平洋の海底で発見された火山活動「プチスポット」は、既存の火山活動場、中央海嶺、島弧火山、ホ ットスポットとは異なる様相を示している。その成因解明にむけて、地球物理学、岩石学、地球化学、数値モデ リングなど様々な手法を用いた総合的な観測・観察・研究が進行している。

画像データ改ざんに関しては、こちらの資料が参考になると思います。
改ざん検知システムの開発

こちらも海洋調査の技術について、いろいろ紹介しています。必要なのは研究者だけじゃない、甲板で調査機器をオペレーションする人、データ解析をする人、調査船を運航する人、様々な職種の人が集まって、一つのミッションを完遂します。ドローンを飛ばせば、山の全容が観察できるのと大きく異なる所以です。

Ocean Network Canadaの海洋調査の模様

ROV Oceanic Explorer is recovered after connection multiple instruments to the S Node Jackson, Meghan, and Xi observe a dive while collecting log data

自説を主張して火刑に処されたといえば、ジョルダーノ・ブルーノが有名ですね。ドミニコ会の修道士でありながら、コペルニクスの地動説を支持し、裁判で異端者とみなされても持論を撤回しませんでした。

      B! 

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