3-6 有人潜水艇『プロテウス』と深海

ヴァルターは商船学校の特別研修で初めて有人潜水艇』『プロテウス』の潜航を目にし、深海の世界に強く引き付けられる。

潜航を終えて支援船に戻ってきた潜水艇のパイロットを掴まえて、「どうやったらパイロットになれるのか?」と質問する。

「海洋学や船舶工学をしっかり勉強して、『La Porte etroite(狭き門)』を目指すんだね」とアドバイスされ、ヴァルターは潜水艇のパイロットを目指して猛勉強を始める。

引用

WEBに掲載している文章は『第二稿』です。書籍版とは内容が若干異なります。
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Product Notes

わたしも間近でJAMSTECの『しんかい』を見たことがありますが、外殻はプラスチックのぺこぺこしたような手触りで、「ほんとに、こんなので水深6000メートルも潜るのかよ」と不思議に感じたものです。

深海というと、超水圧の世界で、『アビス』のような海洋アクション映画を見ていると、仲間を裏切って、一人で海底基地を脱出した悪者が、途中で潜水艇(救出ポッド)のトラブルに見舞われ、全身から血を吹き出し、最後にボカンとコクピットが破裂するのがお決まりのパターンですが、本物はそんな風ではないです。

本当に事故で死ぬとしたら、深海で身動きが取れなくなって、耐圧殻の中で窒息死する確率の方が高いでしょう。

『しんかい』の耐圧殻の設計と製造の過程はNHKのプロジェクトXでもやっていましたが、水圧などを考慮して、各部の適切な数値を人間が計算で導きだすというのも凄いです。(理工系の人には何でもないのかもしれませんが)

それでも、海底基地と月面基地、どちらが早くて実用的かといえば、月面基地でしょうね。

↓ アビスも夢のある作品です。『ターミネーター』や『アバター』ほどに有名ではないけれど、ジェームズ・キャメロン監督の思い入れを感じます。

ウォールのPhoto : http://www.bluebird-electric.net/submersibles.htm