ファンキーの神様 アース・ウィンド&ファイアーの『セプテンバー』に酔う

2016年8月25日音楽

今時、CDショップに出掛けても、『アース・ウィンド&ファイアー(Earth Wind & Fire)』の名前をデカデカと見かけることはまず無い。
ブラック・ミュージックに強い若い世代に聞いても、多分、知らないというだろう。

でも、70年~80代を肌で体験した世代は、『セプテンバー』と聞いただけで体が揺れる。

夜の遊び場と言えば「ディスコ」だった世代にとって、アース・ウィンド&ファイアー、そして彼らの代表曲である『セプテンバー』は、言うなれば時代の代名詞であり、二度と戻らない青春時代を思い起こさせる曲だ。

かの有名な出だし、『Do you remember ?』という問いかけは、まるで私たちが遠くに置き忘れた青春の輝きをもう一度振り返ってごらん……と語りかけているようだし、『Ba de ya, Ba de ya』のかけ声は、『Party on』とも聞こえ、その先に待ち受ける本物の人生のことなど何一つ思い馳せることなく、歌い、踊りしていたあの夜のパーティーの事を歌っているように感じる。

『September』の思い出は、まさに私たちの青春の思い出そのものであり、彼らのファンキーな輝きは時を超えて私たちの腰を振るわせずにいないのである。


聞くだけで幸せな気持ちになる音楽も珍しい。
この曲には、モーリス・ホワイトの敬虔で崇高な魂がそのまま映し出されているような気がする。

SEPTEMBER
Artist(Band):Earth Wind And Fire

Do you remember the 21st night of September?
Love was changing the minds of pretenders
While chasing the clouds away

Our hearts were ringing
In the key that our souls were singing
As we danced in the night,
Remember how the stars stole the night away

Ba de ya – say that you remember
Ba de ya – dancing in September
Ba de ya – never was a cloudy day

My thoughts are with you
Holding hands with your heart to see you
Only blue talk and love,
Remember how we knew love was here to stay

Now December found the love that we shared in September.
Only blue talk and love,
Remember the true love we share today

Ba de ya – say that you remember
Ba de ya – dancing in September
Ba de ya – never was a cloudy day

Ba de ya – say do you remember
Ba de ya – dancing in September
Ba de ya – golden dreams were shiny days

Some bells were ringing
Our souls were singing
Do you remember,never a cloudy day?

Ba de ya – say that you remember
Ba de ya – dancing in September
Ba de ya – never was a cloudy day

Ba de ya – say do you remember
Ba de ya – dancing in September
Ba de ya – golden dreams were shiny days

君は9月21日のあの夜を覚えているかい?
雲を追っているうちに
愛は心を偽る者の魂を変えた

僕たちの心が鳴り響く
僕たちの魂が歌う鍵の中で
あの夜 僕たちが踊ったように
どうか思い出して
星がどんな風に夜の闇を盗み去ったかを

Ba de ya  君が思い出したことを言って欲しい
Ba de ya  九月に踊ったこと
Ba de ya  あれは決して曇りの日ではなかった

僕の思いは君と共にある
君の心を抱きしめよう
君を見つめるために
青空だけが語り、愛する
どうか思い出して
僕たちがどんな風に愛の存在を知ったかを

今 12月になり
僕たちが9月に分かちあった愛を見出した
青空だけが語り、愛する
どうか思い出して
今日僕たちが分かち合う真実の愛を

Ba de ya  君が思い出したことを言って欲しい
Ba de ya  九月に踊ったこと
Ba de ya  あれは決して曇りの日ではなかった

Ba de ya 君が思い出したことを言っておくれ
Ba de ya  九月に踊ったこと
Ba de ya  黄金の夢は輝ける日々だった

いくつかの鐘が鳴っている
僕たちの魂が歌っている

モーリスさんに「Do you remember ?」と訊かれたら、覚えてなくても「ウン」と頷きそうですね。

さて、こちらは当時のディスコ・ブームを彷彿とさせる『レッツ・グルーブ』。まさに定番でした。
聞いていると、自然に腰が浮きますね(笑)


これまでもたくさんのアーティストが世界を語り、愛について歌ってきたけれど、「宇宙的な広がりを感じさせる」という点ではアース・ウィンド&ファイアがダントツに優れているように思う。

彼らの曲は、現代的な旋律にのせた「御巫の祈り」であり、「精霊の唄」であるといっても過言ではないだろう。

なぜかディスコ・ブームと一緒くたに考えられることが多いけれど、アース・ウィンド&ファイアは現代に降臨した『古代の神の声』なのである。

最後に、彼らのスピリットが凝縮されたような『Fantasy(邦題:宇宙のファンタジー)』をどうぞ☆


§ 関連アイテム

EW&Fのまさに美味しい所どり。
これ一枚で彼らの魅力を堪能できます。
収録曲を眺めているだけで腰が浮きそうになるのは60年から70年代生まれですね(笑)

セプテンバー
レッツ・グルーヴ
宇宙のファンタジー
ブギー・ワンダーランド
ガット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
アイ・ニード・ユー(モーリス・ホワイト)
メガミックス(ラジオ・エディット)

などなど、世紀のヒット曲が目白押しです。