まともな男は浮気しない

まともな男は浮気しない

あなたに考えて欲しいこと

一口に「不倫」といっても、男性の側から見た不倫と、女性が経験する不倫はまったく違うし、既婚女性の不倫と独身女性の不倫も似て非なるものです。

誰に恋しようが、本人の自由ですが、果たして、ゴミくずみたいに捨てられた時も「私が選んだ結果。気にしない、気にしない」と割り切れるものでしょうか。

こと独身女性においては、不倫で失うものが圧倒的に多いです。

若さ、美貌、結婚のチャンス、社会的信用、仕事、友達。

あの人も、この人も、不倫してるんだし、別にいいじゃん!

と思うかもしれないけれど、その不倫仲間が今どのような立場にあるか、ちゃんと現実を見て下さい。

彼女たちは、皆、幸せでしょうか。

将来の不安なく暮らしているでしょうか。

誕生日やクリスマスにどーんと落ち込んで、自殺未遂を繰り返してませんか。

いざとなれば、既婚男性は逃げます。

子供があれば、なおさら保守的です。

「ずるい」と歯ぎしりしたところで、浮気相手である、あなたの社会的立場はその程度のものなのです。

そして、世間は、誘った男性ではなく、付いていった女性の方を圧倒的に非難します。

男女平等を叫んだところで、世間のイメージは簡単には覆りません。

そして、あなたは仕事や若さを無くしたにもかかわらず、男性は今まで通り部長と呼ばれて、妻子と無難に暮らし、痛くも痒くもない現実を目の当たりにするでしょう。

それでもよければ、お付き合いは自由です。

でも、今ここで、不安に感じるなら、続きを読んで下さい。

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不倫肯定論を真に受けない

巷には不倫に関する様々なコメントが溢れかえっています。

「不倫は文化」という有名な芸能人の台詞もありますし、女性でも「恋をするのは自由」と全面的に賛成している人も少なくありません。

しかし、あなたが独身女性であるなら、男性の不倫肯定論は無視して下さい。男性に、独身女性の置かれた社会的立場や心身の不安など分かるはずがないからです。

また、有名な女性の不倫肯定論も右から左に聞き流しましょう。お金も名声もあって、美容やファッションに何百万とお金をかけられて、揉め事を起こしても事務所やスポンサーが全力で火消しに回ってくれる立場の人と、一般人である自分を同一視すべきではないです。あちらはスキャンダルで一層名を上げても、こちらは若さも社会的信用も失うだけ、騙されたと騒いだところで、誰も力を貸してくれないし、自業自得と陰で笑われて、会社にも行けなくなるのがおちです。

それがあなたの望む恋愛ですか? 

本気で妻の座に成り代われると思っているのでしょうか。

不倫中の独身女性はよく言います。「いざとなったら、結婚すればいい」

でも、結婚相手など、そうそう都合よく現れるものではないです。

まして、「誰某の愛人」と噂がつきまとう女性と、前向きにお付き合いしてくれる良家の子息などおりません。それが職場の上司なら尚更です。

後悔したって、もう遅い。

心の傷は癒えても、若い時代は二度と戻ってきません。

20代という身も心も美しい時を、無責任な既婚男に捧げて、幸福になる人など無いのです。

それって、ほんとに愛されてるの?

それでも自分は愛されてる。

男性に誘われる私はいい女。

そんな風に思い込んでいませんか?

「彼は誠実」と言うけれど、その人は自分の友達に「僕の最愛の彼女だよ」と紹介してくれますか?

あなたが夜中に腹痛で苦しんでいる時、救急外来に連れて行って、つきっきりで看病してくれますか?

あなたが産んだ子供を一緒に育て、あなたが仕事でトラブルに巻き込まれた時も「いざとなれば、辞めればいいじゃないか。生活のことなら心配するな。二人で乗り切ろう」とか励ましてくれるのでしょうか。

多分、あなたの存在を、人生の汚点みたいに世間の目から隠しまくって、あなたが問い詰める度に屁理屈ばかり言ってるのではないですか。

ココ・シャネルの有名な言葉に、『「男がほんとうに女に贈り物をしたいと思ったら結婚するものだ』という言葉があります。

なぜシャネルはそんな風に考えたのでしょうか。

それは、男性が本当に女性を愛したら、先々まで考えずにいないからです。

「いつも一緒に居たい」「この人となら楽しい家庭を作れそう」という気持ちは言うに及ばず、「オレが死んだら、こいつは一人でどうやって生きていくのか」「何かあっても、妻と子だけは守らねば」という英雄的な感情と責任感から、一所懸命に働いたり、積立口座を開いたり、生命保険に加入したり、持ち家を購入したり、あの手この手で十年先二十年先の幸福を打ち立てようとするわけです。

快楽だけなら、そんな先々の心配はいりません。

どうせいつか終わるのだから、家を買う必要もなければ、保険に加入する義理もない。

十年先、相手の女性がどうなろうが、所詮、遊びです。

「お互い、最初から、そのつもりだろう」

その一言でぱっぱと切られて、夢見た私がバカみたい……という結果になるわけですね。

あるいは、既婚男が口にする奥さんの不満を真に受けて、「私の方が愛されてる! 私こそ彼の理解者!」とか思ってますか。

だったら、なぜ相手の男性はさっさと離婚届に判を押して、あなたの所に来ないのでしょう。

うだうだ、ぐずぐず、結論を先延ばしにして、あなたのメールを無視するのでしょうか。

早い話、あなたという遊び相手は、離婚するほどの価値もないからです。

男性といえど、離婚するとなれば、事後処理は大変です。

子供の親権問題、奥さんとの財産分与、親族や仲人への申し開き、世間体、結婚の倍ほど手間がかかります。

何より大好きな子供に会えなくなるかもしれない。

たとえ奥さんへの愛情はゼロでも、子供はそう簡単には捨てられません。

そんな悲劇と、遊び相手のあなたを天秤にかければ、『いつもの日常』に傾くのが当たり前。

「嫁が鬱陶しくても、とりあえず結婚生活を続ける」のが男性の本音でしょう(またこっそり遊べばいいんだし)。

不倫相手によっぽど惚れ込んでいるのでもない限り、二度も、三度も、結婚をやり直すほど、タフな人はありません。

だから、待っても無駄だし、相手の言うことを真に受けても最後にバカを見るだけ。

そもそも、妻にも子供にも嘘をついて、だらしなく浮気を続けている時点で、家庭人としても欠陥商品ですよ。

そんな男と結婚したいですか?

人生の一番美しい時を捧げて、本当に幸福ですか?

どうせ恋をするなら、たとえ既婚男性でも、もうちょっと上質な相手を選びましょうよ。

すっかり騙されているあなたが気の毒でなりません。

遊び慣れた男は、愛に飢えた淋しそうな女を巧みに嗅ぎ分ける

職場で一番人気の男性に声をかけられた! 私って、イイ女かも!

相手がどんな男性か、よく考えもせず、誘われたというだけで単純に舞い上がっていませんか?

遊び慣れた既婚男性は、相手が素敵な女性だから声をかけるのではありません。

「こいつなら、都合よく操れる」

そういう隙があるから誘ってくるのです。

たとえば、地方から出て来た一人暮らしの女性。根本に淋しさがあります。

彼氏と別れたばかりの、ぼっちの女性。自尊心が傷ついて、誰でもいいから慰めてと思っています。

学生時代、あまり異性に相手にされず、コンプレックスのある女性。とにかく彼氏というものを持って、女性として自信を持ちたい、周りにも自慢したいと願っています。

気持ちが優しく、言い返したり、要求しない女性。ゴミみたいに捨てられても、泣き寝入りするしかありません。

遊びが目的の人は、女性の弱みや隙に敏感です。

少し叩いて、ぐらぐらする部分が見えたら、カモ候補です。

「こいつは押せば、なびく」

「何かあっても、黙って引き下がる」

見下しているから、堂々と誘ってくるのです。

たとえ口説きに失敗しても、相手は泣き寝入りするしかないし、「それは君の誤解だ」とかなんとか、何とでも言い訳が立つからです。

それを男らしさと思い込んだり、自分に図抜けた魅力があるからと勘違いして、誘いに乗っていくと、カモ鍋に入れられて、あとはグツグツ。

一度食われたら、女性は抗いようがないし、男性はなんとでも言い抜けるものです。

あなたは「誘いやすい女(軽くあしらえる女)」であって、最愛の人ではないのです。

なぜ不倫は嫌われるのか

芸能人の不倫が話題になると、ある人は肯定的である一方、「気持ち悪い」「許せない」と嫌悪する声もありますね。

否定派はモテないから不倫経験者を非難するのでしょうか。

そうではなく、家族や周囲に『嘘をつくから』です。

たとえば、「会議で遅くなる」と言いつつ、ラブホテルで女性と遊んでいるわけでしょう。

家に帰ってからも、何食わぬ顔で、奥さんの作った夕食を食べたり、子供を抱っこしたり。

子供には「嘘をついてはいけません」「周りの友達を大事にしましょう」と教えつつ、自分自身は「会議が長引いて」とか嘘を並べて、好きなことやってるわけですから、違和感を覚えるのも無理ないですね。

母親の立場からすれば、よその女性といちゃついた手で我が子に触らないでくれ、という嫌悪感もあるでしょう。

世間の非難には、悪意や野次馬も混ざっているでしょうが、ごく普通の家庭人の感覚から違和感を覚える派が大半だと思います。

それは裏を返せば、多少、嫌なことがあっても、ルールや常識を守って、真面目に暮らしている派が多数という証でもあり、皆が真面目に暮らしているからこそ、不倫は目に付くし、話題にもなるのです。

それでも既婚男性を好きになってしまったら

それでも人を好きになる気持ちは抑えられない。

日常的に接するうちに、既婚男性に恋してしまうこともあるでしょう。

だとしても、易々と関係を持つ前に、それは本当に愛なのか、よく考えてから行動しましょう。

何もかも納得ずくで関係を楽しむなら、それも一つの生き方とは思います(実際、そういう女性もいらっしゃいます。仕事も順調、子供も認知してもらって、非常に魅力のある方でした。養育費も生活費もきっちり支払われていたケースです)

しかし、そこまで惚れ込んでもらえる女性も稀なら、きちんと責任のとれる男性も稀ですし。

それでも私は彼を信じる、恋を楽しむ、というなら、それもその人の好き好きでしょう。

その代わり、何かあっても、騙されたの、傷ついたの、と、騒ぎ立てないことです。

追記:2016/07/25

まともな男は浮気しない

初稿:2008年9月23日

私は、基本的に、『まともな男性は浮気しない』と思っています。    
    
男性というと、綺麗な女性を見たら、誰彼かまわず追いかけ回すのが当たり前と思っている人も多いですが、誠実な男性は先々まで考えて自分をコントロールするもの。

本当に愛しているなら、相手の女性を不幸にすることはできないからです。

冷静に考えてみて下さい。

誰にも紹介できない、生活の保障もない、何かあれば切って捨てられる愛人の立場に、真の幸福がありますか。

心から愛する女性にいつも淋しい思いをさせて、自分の存在を名乗ることもできない日陰の女にしたいと思うでしょうか。

本当に愛しているなら、先々まで身を案じ、何かしたいと思うのが男心ではないですか。

にもかかわらず、彼は離婚する気もなければ、あなたの将来の面倒まで見る気もない。

その場ののりで恋人ごっこを楽しんでいるだけ。

心の底では、あなたが傷つこうが、婚期を逃して一人ぼっちになろうが、仕事をなくしてノイローゼになろうが、いつでも切って捨てればいい。

その程度の存在だから、付き合っても楽しいし、罪悪感もないのです。

特に、独身女性は、妻の立場を経験したことがないから、結婚の重みが分かりません。

一緒に暮らして、同じ表札を掲げている、ぐらいの認識しかないでしょう。

だから、既婚男性が、独身女性のあなたに声をかけても、「奥さんに不満があるんだな。私の方が愛されてる」ぐらいにしか思わない。

妻と、愛人と、どこが違うの。

一緒に居てこんなに楽しいのだから、最後には私を選ぶだろう、という甘い期待もあるでしょう。

しかしながら、『妻』というのは、法律で守られた社会的な存在であり、好きな気持ち以外、何の繋がりもない浮気相手とは重みが違います。

紙切れ一枚で……と言いますが、そこに至るまでに、親権、財産、親族、社会的信用など、非常に多くのプロセスを必要とします。

惚れたはれたで一緒になっても、別れる時には、男性でも大きな代償を払うことになるのです。

そう考えれば、男の本音がどこにあるか、すぐに分かるでしょう。

あなたとは楽しく遊びたい。でも、面倒やイヤ。

いつでもドアの前で逃げる準備をしている、それがあなたのお付き合いしている既婚男性の正体です。

あなたはそんな男の言うことを信じて、売れない芸者みたいに、男から電話がかかってくるのをじーっと待ってるわけですよ。

みじめじゃないですか?

そもそも、なぜ彼はあなたにそんな惨めな思いをさせたままなのですか?

どう考えても、おかしいですよね。

『おかしい』と気付きましょう。

気付いたら、止めましょう。

止める意思があれば、必ず止められます。

もっと自分を大切にしましょう。

それでも人を好きになる気持ちは誰にも止められない。

ある日、突然、交通事故みたいに、妻子のある男性に恋する瞬間もあると思います。

そうなっても、感情のままに突っ走るのではなく、「あの人にはいつまでも奥さんと子供と仲良く、幸せであって欲しい」 と願えるようになって下さい。

そして、相手の男性も、あなたに本当に愛情があるなら、「この子を苦しめたくない」という一心から、欲望にブレーキをかけてくれるでしょう。

デートして、いちゃつくだけが恋ではありません。

忘れることで花開く思い出もあります。

本当の愛は、決して相手を不幸にはしないのです(喧嘩や誤解はあっても)

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7/15 改訂版 「あなたの悩み、分かるわ』詐欺に気を付けろ」「周りの人をカウンセラーにしない」「人生なんて相談しても仕方がないことが多い」 を追記

sanmarie*comに掲載していた【「親 死んでほしい」「親 殺したい」で検索する人が多いので】の電子書籍です。心理学者・河合隼雄の名著『家族関係を考える』で紹介された『内面的な親殺し』と、父親殺しを描いたギリシャ悲劇『オイディプス』の物語をベースに、なぜ「親 死ね」「親 殺したい」といった感情が芽生えるのか、乗り越えるには何が必要か、分かりやすく解説しています。
作品詳細と冒頭部の無料サンプルはこちら。https://novella.one/oya-book

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