恋と女性の生き方

「自分磨き」「自分にご褒美」「自分探し」は幸せを遠ざけるの?

2009年2月24日

大手掲示板の悩み相談に次のような書き込みがありました。

ご本人いわく、

「今年で30歳。恋愛能力だけが欠如。仕事は国家資格アリの大手外資系企業。スタイルはかなり良い方で、美肌もメイクもぬかりなし。忙しい合間をぬって、バレエやゴルフにも打ち込み、仕事、趣味に充実。色んな男性とデートも沢山重ねてきたが、いつも、「君は強いから、一人でも生きていける」「君は美人だから、僕がいなくてもすぐに見つかる」と言われ、いつも成就することはない。本当は強い女じゃないのに、選ばれるのは可愛らしい女性ばかり・・。独りで生きていけるキャリアウーマンなんて、なりたいワケではないのに、強い女というイメージを打破するためにはどうしたらいいですか」

という問いかけ。

これに対して、いろんなレスがついたのですが、興味深いものをピックアップしました。

トピ主がバレエ、ゴルフ、エステをやろうと他人にはまったくどうでもいい事。
トピ主の充実=他人の幸せではないのです。楽しいのはトピ主だけ。

見てると、結婚しない、できない人には共通点があります。
「自分のスタイルを崩せない人」とか
「目線がいつも自分に向いてる人」です。自分好きで譲歩できない人。
男性も自立した女性や努力する女性は嫌いじゃないと思います。
でも、それはあるに越したことはない資質くらいのものにすぎない。
肝心なのは、「夫婦はニコイチ」が分かってるか、行動に移せるか、では?

人は支えて支えてもらって生きるものだもの、それが見えて来ない女性は、
雑誌から抜け出たような女性でも縁遠いのでは?
ある人のために生きる覚悟ができたら容姿やキャリアが平凡でも
その人と結婚できるのだと思いますよ。
トピ主さんも他人のために生きようと思えたら結婚が見えてくると思います。

先日も、お稽古にダイエットに勉強に頑張る女性がフラれてしまいました。
でも、仕方ないかな。やること全てが自分のためですから。

「~は強いから、一人でも生きていける」
「~は美人だから、僕がいなくてもすぐに見つかる」

これは気がプライドの高い女性と後腐れなく別れたい時に男がよく遣う、揶揄を多分に含んだ常套句です。

「彼を本当に愛していた、恋していた、好きだった」という感じが全く伝わってこなかったです。
だから男性たちも「俺じゃなくてもいいよね」って感じるんだと思います。

トピ主さんの彼氏になる人は
トピ主さんの穴を埋めるために彼氏になるわけじゃないんですよ…。
彼氏はトピ主さんの人生を飾るアクセサリーでもないんですよ。

トピ主さんの関心は、ご自分へ向けてのものでしかありません。頭の中は、自分のことばかり・・・・。

タイトルからして、なんか昔のトレンディドラマか少女漫画みたいだし、
「強くて自立してて美しい自分」に酔ってる気がします。
多分トピ主さんは

>自分が好きだと思える相手と出会えません。

と言うより、『自分より』好きな人に出会えてないんだと思います。
結局の所、自分が一番好きなんじゃないでしょうか。だから

>落ちるのは1日だけと決めて、前からチャレンジしたかったことを始めたり、キャリアアップのため勉強

と簡単に切り替えが出来るのです。本気で好きだったらそうは簡単に立ち直れません。それと

>私の場合はフラれる、離れるというより、

と暗に「振られていません」と言ってますが、

>「君は強いから、一人でも生きていける」
>「君は美人だから、僕がいなくてもすぐに見つかるよ」

これは明らかなお断りの言葉です。つまりあなたは「片っ端から振られた」のです。
何人かの方が「それはお世辞」「体のいい断わり文句」「真に受けるな」と書いておられるのに、認めたくない気持はわかりますが、いい大人なんだしいい加減認めましょう。このままじゃ「思い込みの強い女」です。

あなたは「強い女」ではなく、「思い込みが強い女」だと思います。あなたのキャリアや行動、考え方に問題があるのではなく、自己陶酔型で自惚れの強い性格や人間性に問題があるのです。
今のままでは、どんな男性もあなたと付き合いたいとは思わないでしょう。

恋愛は、理屈で片付くもんじゃありません。もっと生々しくてキツイものです。
可愛い女性になって恋愛も頑張りたいんですとは酷いですね。
レスだけ見たら貴女は話題のタネ、つまみ食いの対象な気がします。
あの頑張る女性は「あっち」の方はどうなんだろ?って好奇心だけ。
一通り見せてもらったら後はもうお腹いっぱいだから体の良い断り文句で、ハイさよなら。

恋愛は頑張ればなんとか出来る能力開発対象とは違うんです。

ご自身が「彼の事が好き」と思えるような男性とお付き合いしましょう。
相手の事を好きにならないまま付き合い続けていい結果になる訳がありません。

基本男性はそんなことどうでもいいんですよ。
男性のこと好きですか?
僕はは馬鹿でかわいいだけの女が好きな訳ではなく自分を好きで必要とされるのが好きです。

いくらすごくても自分を見てくれない人は一緒にいてつまらないです。
美人ならブラウン管でだって見れるし。

自分以上でないと愛せないならそういう人と積極的に出会う努力をしたらどうです。
1人で勝手に鎧を着た気になってるよりよっぽど発展的では。

男が求めるのは、
「自分への愛情」を感じられるか・・・

極論すれば、それに尽きるのでは??

「自分磨き」「自分にご褒美」「自分探し」がキーワードの女性って、割と多いでしょうね。

このトピックスには『この三つがキーワードの女性は幸せにはなれない』という書き込みもあり、その理由は「金がかかるから」となっていたのですが、他の方も指摘されている通り、「やることが全て自分のタメ」、目線が自分にばかり向いていて、「私とレベルの合うような人が好き」というオーラがやはり敬遠されるのではないかと思います。

でも、「レベル、レベル」って、いったい誰がどう定めるのでしょうね。

ロックより、クラシックに通じている方がレベルが高い。

スーパーのレジ係として職場に信頼を置かれるている人より、大手外資系企業で働いている方がレベルが高い。

安い通販の服でどうにか間に合わせている人より、洋物ブランドで決めている人の方がレベルが高い。

なんとなく、そういうニュアンスがございません?

だったら、世の中の男性の大半は、肩肘張らず、等身大の自分を生きている人が多いんですもの。
『レベルの高い人』から売れ残っていくのは、仕方のないことだと思います。

それにつけても、何をどう高めたいのでしょう。

ユニクロを着ている人よりシャネル・スーツを着ている人の方が上、ぽっちゃり体型よりモデル体型の人の方が上、誰にでも出来るような事務職をしている人より、周りがホゥと言うような仕事をしている人の方が上、というなら、この世で一番偉いのはナオミ・キャンベルであり、パリス・ヒルトンであり、ブリトニー・スピアーズであり、そんな世界的セレブから見れば、頑張っている日本の『一女性』など下の下の下なのですから、そう考えると「高い」とか「低い」とかいうのは、きわめて個人的な主観であるということが分かります。

すなわち、本人は『高い』と思っていても、傍の目には『全然ちゃうやん』ということも往々にしてあるわけで、この勘違いが幸せを遠ざける大きな要因になっているのではないでしょうか。

もちろん、何にでも興味を示し、積極的に取り組むことは素晴らしいことです。

でも、努力というのは自分の中で完結すべきものであって、相手にそれを期待するものではないとと思います。

子育てにたとえるなら、「私は子供の頃、寝る間も惜しんで勉強したわ。だからあなたも同じように努力すべきだし、それができないあなたはレベルが低いのよ」と母親が決めつけるようなものかな。

ワタシと同じように自分を高める努力をする人が好き──というのは、裏を返せば、自分と同じものにしか価値を見いだせない、ということですもん。

そうなれば必然的に間口も狭くなるし、孤立するのは当然です。

「ワタシのレベルに合う男がいない」のではなく、周りがあなたに興味をなくして寄りつかなくなっている──というのが、ホントなんじゃないかな。

『自分磨き』とか言っている人だって、本当は温かな心と心の触れ合いを求めているのでしょう。

だから、空しくなる。

努力の方向性が間違っているから、頑張っても、頑張っても、報われない気がするのです。

前に、あるブロガーさんが書いてたね。

「彼氏が欲しい。だから、私、海外留学します!」

そんなトンチンカンなことを言っているのと同じだって。

「彼氏が欲しい」、だったら、どうやったら出来るか考えようよ。
彼氏がいる人と、いない人の違いは何だろう、どうして私は愛をつかむことが出来ないんだろう。
そこを真剣に考えようよ、って。

でも、そういう核心の部分には目を向けず、「こんなに頑張ってるのに彼氏ができない。それは周りにいい男がいないからだ」なんて息巻いても、それは空回りするばかりでしょう。

ところで、「いい男がいない」と嘆くあなたは、どれほど「いい女」なの、って。みんな思ってるよ。

男性にモテるなんて、実は簡単なことなのですよ。

優しいオーラを出せばいい。

それで十分です。

職場の新人君にも「excel、お上手なんですね」と素直に声かけられる。

出前のお兄ちゃんにも「いつもありがとうございます」と心から御礼が言える。

そういう姿に、周りの男性も興味を引かれるんです。

「ボクのことも見つめてくれないかな。できれば、個人的に」って。

そして、そこに、フェミニンなメイクやファッション、豊富な話題、艶っぽい立ち居振る舞いが加われば、ますます目が離せなくなる。女性誌の「自分磨きテク」というのは、いわばアイスクリームのトッピングみたいなもの。アスクリーム自体が甘くも何ともなければ、トッピングだけでお客を感動させることはできないのです。

磨いても、磨いても、モテないと人は、

ビルの清掃しているおばちゃんを見て、「あの人、いい学校でなかったから、こんな所でこんな仕事してる。負け組ね」
職場のモテない君の寝グセを見て、「髪の毛ぐらい直してこいよ、このブス男」

なんて考えるマガマガしい雰囲気が、異性を寄せ付けないのかもしれませんよ。

若いうちは、趣味も、仕事も、一所懸命に頑張ればいいと思う。

そりゃ、無趣味な人より、フラメンコが踊れるとか、英会話を習っているとか、オペラに詳しいとかいう方が、「何かいいものを持ってそう」という期待感も高まると思います。

でも、それはあくまで「期待」であって、蓋を開けてみたら「大したことなかった」と思われる可能性もはらんでいるのです。

お洒落な恋とか、レベルの高い出会いとか言ってみても、所詮、男と女のこと。

化粧で騙せるのは最初の三日だけ、交際の過程においては、強さ、賢さ、優しさ、可憐さという心の能力の方がはるかに多く求められます。

が、残念ながら、どの女性誌も「優しくなるノウハウ」というのは教えてくれません。

「優しい女性に見せるコツ」はあっても、本物の優しさを身につける方法は自分で見出す以外にないのです。

となると、鏡に映った自分の姿ばかり見つめて、「もっと鼻を高く見せる方法はないかしら」「このへんの贅肉をもっと落とさないと」なんてばっかりやっていてもね。

人の心なんて見えてこないし、対人的な能力は身につかないのですよ。

出会いというのは、他人に向かって心が開かれていることであり、閉じているものに人の良さなど分かりません。

そして「いい男がいない」と嘆いている人は、案外、人を見る目がなかったりします。

隣のデスクの男性の、なにげない優しさに気付かなかったりするのです。

人は人によって磨かれる』と言います。

自分で自分を磨くには限界があります。

人生の一人相撲はわびしさだけが残るのです。

本当に自分の心を磨きたければ、誰とでも分け隔てなく交わり、ブス男の中にも一点のキラメキを見出す感性を身につけることだと思います。

そうして、いろんな人、いろんなものに感動し、生きていることが自体が素敵に思えるようになった時、あなたの柔らかなオーラが周りの男性を魅了してやまないのではないでしょうか。

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