「育児が辛く、子供を預けて外で働くこと」のトピックスから

2017年9月15日子育てコラム

育児が辛く、子供を預けて働くことについて

……という質問から始まったスレッドなのですが、日々、白熱したレスが飛び交い、ついには現役保育士さんまで登場して、大討論。
一体、いつ収拾がつくのやら。

すでにトビ主さんの悩みは飛び越えて、個々が己の育児観を発言する場と化しています。

なんか、読んでいて、どっと疲れます。

まあ、私の率直な感想を申せば、

外で働く、働かない、預ける賛成、反対にかかわらず、

もっと、子供と一緒に居たいと思わないのかな~、って。

それだけ。

実にシンプルな問題だと思うのですけどね。

こんな言い方をしたら、嫌味に聞こえるかもしれないけど、
日に子供と2~3時間しか触れ合えなくても、

「親には親の事情があるから」

で、スパリと割り切ってしまえたら、そら楽でしょうな~、と私は思う。

だって、預ける、預けないにかかわらず、多くの人は、「これでいいのだろうか」と、日々、自問自答しながら、最上の結果を目指して試行錯誤しているわけですから。

「いや、私の選択は、これで正しいんですよ」

と、ずばり言い切って、『すべて良し』としてしまえる感性が、私には羨ましかったりします。

前に、ワーキングマザーの悩みで、

「出産前は、すぐにも職場復帰して、バリバリ働くつもりだったけど、いざ子供が産まれてみたら、可愛くて、可愛くて、とても置いて行けません。いっそ退職しようか、悩んでいます」

という質問に対し、

「出産前に、『子供が産まれてもバリバリ働きます』と言う人に限って、子供が産まれた途端、『やっぱり可愛い』とか言い出すんですよね」

とレスしていた人があって、なんか、ぞぞ~っとしたのを覚えています。

自分ではキャリアを目指していたつもりでも、「やっぱ子供が可愛い。一緒に居たい」と思っても、何にも不自然じゃないし、そんな本能的なものまで、理屈でねじ曲げて、自分を駆り立てなければいけないほど、『母性』って、くだらないものなんでしょうか、と。

寺山修司の言葉を借りれば、

「母性がくだらないのではない。あなたの母性に対する考えがくだらないのだ」

と、私は思います。

「子供と一緒に居たい」と思うなら、一緒に居ればいいし、「一緒に居たいけど、いろんな事情からそれが叶わない」なら、事情の許す中で、一所懸命、頑張ればいい。

要は、子供に対する気持ちでしょうよ。

ただ、一つだけ、これだけは絶対的に共通して言えるのが、

「子供はあっという間に手を離れる。そして過ぎ去った時間は二度と帰らない」

ということ。

私なんか、まだ育児歴1年半ですけど、「もう一回、新生児から育てたい」って、時々、思いますよ。

「自分のやり方が悪かった」と反省する気持ちからではなく、注いでも、注いでも、注ぎ足りないから。

でもね、どんなに願っても、もう帰ってこないんです。
あの、ちいちゃなユキちゃんは。

もう一回、育てたいと思っても、二度とその機会はないんです。

そう考えたらね。

愛には限りがないけど、時間には限りがあるんですよ。

そして、限られた時間の中で、注ぎ足りるほど、愛って、単純なものではないのです。

母親が、どのような生き方を選ぼうと、

「もっとママと一緒に居たい。ママでなきゃ、イヤだ!」

って、ストレートに言ってもらえるお母さんは幸せですよね。

私も、幼稚園の時は、自立した、しっかりした子で有名でしたけど、今から考えたら、母親なんか、居ても、居なくても、どうでもよかったような気がします。

「ママでなきゃ、イヤだ」と言える子供も、言われるお母さんも、本当は、すごく幸せなんですよ。

人生をトータルに見れば、ね。