ヴァン・ヘイレン「Hot for teacher」と(一部の人にとっては)夢が叶いやすい時代になった話

2016年8月25日音楽

最近、ヴァン・ヘイレンばっかり聞いてます。

1980年代には見向きもしなかったのに、おばちゃんになってから、突然、萌えだしました。

年を取って、やっとヴァン・ヘイレンの良さに気付いた私、若かりし頃、どこに耳を付けていたのでしょう。

特にアルバム「1984」は名作です。

ヴァン・ヘイレンのヒット曲といえば「Jump」が有名ですが、私はダントツで「Hot for Teacher」が好きです。

これのドラムソロとギターに惚れ惚れしない洋楽ファンはなかろう。

そう思ってると、やっぱコピーに挑戦する若い人、いっぱいいるよね。

昔、軽音楽部の子がネコもシャクシもディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の出だしをコピってたのと同じノリかしらん。

この子もすごいわ。

私も高校時代にちょっとドラムやってたけど、ダブルバスはようせん(両足でバスドラム)。
出来る人は「たいしたことない」というけど、やっぱ難しいですよ。


この子もすごいよね。お姉さん(おばさん)も30年ぐらい若がえって、挑戦したいぐらいだわ。

YouTubeのコメントで「このパートは見かけほど難しくない」とか言ってる人もあるけど、ほんならお前がやってみぃ、やんね。

私もギターもちょっとだけいじったことあるけど、指の皮が剥けた段階で挫折しました。弾き始め、めちゃくちゃ痛いです。バレリーナの「爪先の血豆が破れて、クク・」赤い靴の世界ですよ。
ある意味、指の皮が剥けても「弾きこなすんだ!」という子が、上達するんじゃないでしょうかね。


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それにしても良い時代になりましたね。

昔、ギターやドラムの上手い子がいても、せいぜい学園祭で腕前披露して、同級生にキャーキャー言われる程度でしょう。

もう少し上に行っても、近所のライブハウスで、地元のファンに慕われるのが限界。運が良ければレコード会社に発掘されて、日本の歌謡番組で歌う機会もあるけれど、世界中の人に自分の演奏を聴いてもらう機会など皆無に等しいですよ。

それが今では一度のアップロードで事足りる。

もちろん、上記の子たちは上等な撮影器具やスタジオ(?)を使ってますが、昔の「ギター大好き少年」には逆立ちしても叶えられない夢を叶えてる。

100万回も再生されたら、プロにならずとも、広告代だけでも、けっこういいお小遣いになると思いますよ。それでまた上等なギターを買えば、モチベーションもあがるでしょう。

正直、ある一部の人にとっては、どんどん夢の叶いやすい、いい時代になってんですよ。

俺には運がないと思ってるとしたら、そういうツールやサービスを知らないか、知っていても、自分で使い方をマスターして挑戦するほどの気力もないか。

もちろん、音楽やスポーツやCGなど、分野は限られますが、やる気のある人にはどんどん世界への門戸が開いてる。それが「現在」だと思います。

そして、世界中のユーザーに見てもらいたければ、最低限、自分のプロフィールと作品を英語で自己紹介できるようになっておきましょう、というのが「英語推進派」の意見だと思います。

いや、ほんとね、同人誌やってる子も、自分でセリフ英訳して、表に出してごらんなさいよ。世界中のファンがとびつくよ。一人一人のスキルは高いのだし。PVだけで、そこそこの収入になるし。多少、英文法が間違ってても、可愛いイラストや格好いいメカの前には塵ほどの問題に過ぎません。

日本政府のクールジャパンなんか待ってる必要ないよ。

っつーか、権威に飼い殺しにされた時点で、お上品な花丸マーク付きの退屈なものにしかならない。

それよか、個人で英訳して、海外のファンの前に出そう。

その過程で、ものすごいスキルとノウハウが身につくはずですよ。

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今は情報格差とか教育格差とか、いろいろ言われてますが、

一部においては、

夢のある人が夢を叶えやすい環境になって、ホントに月面まで行く人が増えた、

それが目に見えて分かるようになっただけで(あるいは目立つスケールが大きくなっただけで)、

基本的な能力や個人のやる気にそこまで差異があるとは思えません。

ただ、当たり船に乗った時のスピードと成果の大きさがドーンと開くようになったので、基本的なところにも差異があるように感じるだけじゃないでしょうか。

喩えるなら、昔はせいぜい学園祭のヒーローどまりだったのが、今では世界中のユーザーが視聴するプレイヤーになって、ついでに広告料も入る、という違いです。

ゆえに、この優れたインフラを生かして、どんどんチャンスを掴んで頂きたいなと思います。

それが比較的簡単に出来る分野と、まだまだ難しい分野があるのは、しょうがないですけどね。(でも、それもそのうち克服されると思います。テクノロジーの進化で)

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本家ヴァン・ヘイレンのミュージック・ビデオ。意外とドリフターズみたいな作りです。

デイヴィッド・リー・ロス、かわいい~。