Scrivenerをインストールしたら最初に設定すること

2017年9月12日

ここでは『Scrivenerをインストールしたら、すぐに使いたい』という方の為に基本の設定を説明しています。
メニューが完全に日本語対応してないので、最初はやりにくく感じるかもしれませんが、基本の設定が分かれば、すぐにも文書作成できますので、興味のある方はぜひトライして下さい。

Scrivenerについて

Scrivenerは、世界中で支持されるライティング支援ソフトウェアです。強力なアウトライン機能、内容整理に最適なコルクボード、画像やカラーマーカーなどを駆使した編集が可能なエディタ、脚注、タグ付け、スクラッチパッドなど、執筆に役立つ機能が満載です。

Scrivener. Y'know - for writers.

オスカー・ワイルド 日本語サンプルの一例

Scrivener

新規プロジェクトの作成

まずトップページのDownload for Windows(もしくはMacと自動表示される)からScrivener-installer.exeをダウンロードし、通常の手順で任意のフォルダにインストールします。

Scrivener

Scrivener

インストールが完了すると、次のように表示されるので、試用する場合はTryをクリック。
オンライン決済の手続きを完了しない限り、勝手に課金されることはありませんので、ご安心下さい。

Scrivener

Scrivener

最初に新規プロジェクトを作成する場合は 『Blank』を選ぶと分かりやすいです。Save asにプロジェクト名、Whereに保存場所を指定して、Createで新規作成します。

Scrivener

エディタの設定

Tool→Option もしくはF12で設定画面を出します。

Scrivener

Editorをクリックして、フォント設定や行間設定を行います。

フォントの指定は、画面左上の『A』をクリックして設定ダイアログを表示します。(これが一番わかりにくい)
インデントはルーラーを使って調整。
エディタに余白が欲しい場合は、Editor Marginsで数値を増減。
他は特に操作しなくてもOK。
デフォルトの文字の大きさは、Default Zoom Editor(New Project)でパーセントを指定。印刷時の文字の大きさに対して、エディタ画面の文字の相対的な大きさを指定します。日本語なら印字:10.5pt エディタ:120%ぐらいが見やすいです。

Scrivener オプション

メニュー、アウトライン、コルクボードのフォント設定

次にAppearanceを開いて、メニューやアウトライン、コルクボードの文字色や背景色、フォントを設定します。
日本語ならMeiryo UIが無難でしょう。

アウトラインを行ごとに縞々表示にしたい場合は、Alternative outliner row colors にチェックを入れます。
デフォルトの場合、白と水色に設定されています。

Scrivener オプション

コルクボードの設定

次にコルクボードの設定。

カードのドラッグ&ドロップによる移動を可能にする場合は、Allow dropping dragged items onto cards にチェックを入れます。

あとはカードの見映えやボードの背景色などを調整します。

Scrivener オプション

Scrivener オプション

バックアップの設定

非常に重要なバックアップの設定を行います。
すべてのオプションにチェックを入れると間違いないです。

Turn on automatic backups 自動バックアップをONにする

Back up on project open プロジェクトを開いた時、バックアップする

Back up on project close プロジェクトを閉じた時、バックアップする

Back up with each manual save 手動で上書き保存した時、バックアップする

Compress automatic backups as zip files (slower)  zip形式でバックアップ(挙動がやや遅くなる)

Use date in backup file names バックアップファイル名に日付を用いる

Retain backup files: Only keep 5 most recent backup files
保存するバックアップファイルの数を指定。この場合5個を超えると古いものから自動的に削除されます。

バックアップファイルの保存先を指定する場合、DropboxやOneDriveなどを使うと便利ですよ。

Scrivener オプション

スペルチェックをオフにする

デフォルトでスペルチェックがONになっているので、即行でこれをOFFにします。

Correctoins の Ceck spelling as you type をオフにします。

その他、Auto-Capitalization Word Auto-Completion もアルファベット文化のオプションなので、通常、日本語には必要ないと思います。

その他、括弧の付け方や - …… の処理でカスタマイズが必要な場合は、チェックを入れたり、外したりして、好みに合わせて下さい。

Scrivener オプション

一般設定

General で一般設定を行いますが、重要なのは、
Reopen projects that were open on quit  
Scrivenerの起動時、前回使用していたプロジェクトを自動的に再開する

Automatically check for updates
(最新版アップデートの自動チェック)の間隔(毎日、毎週など)

Saving

Number of Recent Projects 履歴に表示するプロジェクトの数

Save after period of inacrivity 操作を終了してから自動保存するまでの間隔
2 secondsの場合、タイピングや画面操作を止めて2秒後に自動保存されます。

Automatically name untitled documents upon saving
名前の付いていないドキュメントは保存時に自動的にファイル名を設定する。

Scratch Pad Notes Location
思い付いた時、さっと書き留めるスクラッチパッドの保存場所を指定します。
これもDropboxやOnedriveのような同期フォルダに指定すると、まさかの時に安心です。

ツールバーのカスタマイズ

ツールバーのカスタマイズは Tools → Customize Toolbars

Scrivener ツールバー

Scrivener ツールバー

Binderのアイコン設定

左サイドバーのBinderも可愛いアイコンを使うとモチベーションが上がりますよ。

Documents → Change icon

gif jpg ico png など、たいていの画像ファイルが使えます。

Scrivener

Icon-Manager Scrivener

メニュー一覧

メニュー項目もいろんな機能がありますが、初心者はファイルとエディタの使い勝手を掴めれば上等。

『File』新規作成、保存、インポート&エクスポート、印刷などが可能。

Scrivener

『Edit』切り取り、コピー、元に戻す、など。

よく使うのは Insert 
表、画像、水平線などの挿入、文字数のカウント、オートナンバー など。

Scrivener

『View』は操作画面の設定をします。

覚えておくと便利なのは、『Move Focus To』のショートカット。
コルクボードとエディタを行ったり来たりする時、いちいちマウスで動かすのは不便なので、ショートカットでぽんぽんと移動するとキーボードから手を離さずに済みます。

Scrivener

自分仕様のショートカットキーの設定は、F12 → オプション → Keyboard 

Filterにeditorと入力して、このあたりの項目をカスタマイズすると、より使いやすくなります。

Scrivener

あと、Views → Editor → Lock in Place をONにすると、そのセクションが固定されて、誤操作で次に進んだり、前に戻ったり・・という煩わしさがなくなります。これもショートカットキーでON/OFFの切り替えができるようにすれば非常に便利です。

ロックされた画面は赤色になります。

Scrivener

Scrivener

『Format』書式設定。

Highlightを設定すると便利です。太字や色文字よりインパクトがあって、探しやすいですよ。

Scrivener

『Window』

プロジェクトごとに一定のレイアウト画面を使う場合は、Layout Managerを利用しましょう。

「左にコルクボード、右にエディタ」のように、プロジェクトごとに編集画面を設定したい場合は、Layout Managerの画面左下『+』をクリック。

すると現在の状態がサムネイルで表示されます。

次の二つもチェックを入れておくと便利です。

Save outliner and corkboard settings
アウトラインとコルクボードの設定を保存する。

Preserve all meta-data appearance options
全てのオプションのメタデータを保存する。

Scrivener

コルクボードからエディタの開き方

多くの人は、コルクボードでせっせとアイデアを書き留めて、そこからエディタに移行すると思うので。

カードの上で右クリックし、Open → Open in Right(Left) Editor に進みます。
これもショートカットを使うと便利。

Scrivener

アウトラインとLabel、Status

Label、Statusを設定したい場合は、コルクボードのカード、もしくはアウトライン、Binderの項目名の上で右クリックし、「Label」と 「Status」で設定します。

デフォルトではLabel、Statusに設定されていますが、これもカスタマイズできます。

Scrivener

Scrivener

Statusも次のようにカスタマイズできます。

Scrivener

おわりに

とにかく、すぐに使いたい初心者のために、要所だけ説明しました。

英語メニューに馴れないうちは戸惑うかもしれませんが、基本の設定さえ覚えればかなり使いこなせますので、あとは徐々にいりじながらマスターして下さい(^^)

Posted by 阿月まり