ライティング

縦書きエディタ『秀丸』アウトライン機能の使い方

2017年3月3日

現時点、縦書きエディタで、便利なアウトライン機能を有しているのは『秀丸』と『WZ EDITOR シリーズ』だけです。

WZ EDITORも多機能で、秀丸より使い勝手のいい部分もありますが、作者さんの思い入れが色濃く反映された、ユニークな側面があり、ちぃとばかり使う人を選ぶかな、という感じ^^; (好きな人はすごく好きだと思う)

一般性においては、やはり『秀丸』と思いますので、文章構成に欠かせないアウトライン機能について説明します。

見本↓
秀丸 アウトライン 強調表示

アウトライン(見出し)の設定

秀丸をアウトラインプロセッサとして使いこなす場合、「どの文字列(行)を見出しとして認識するか」、エディタに学習させねばなりません。

まず最初に、見出しとなる部分の設定を行います。

「その他」→「ファイル別の設定」→「アウトライン」→「解析」を選択。

「追加」で解析の定義を決めます。

秀丸 アウトライン 解析

「行頭の文字列」「行頭の記号」など、自分の分かりやすいものを設定します。

この場合 .(小数点)の数で、大見出し、中見出し、小見出しと解析します。

画面下の「オプション」をクリックして、右側パネルを表示します。

この際、気をつけたいのが『表示範囲』。これでアウトライン枠の見え方を決定します。

「自動」「ヒットした文字以降」「ヒットした文字より後」「ヒットした文字のみ」「行全体」と項目がありますが、アウトラインの表示に「…」を含めたくない場合は、「ヒットした文字より後」に設定します。

秀丸 アウトライン 解析

次に、「デザイン」→「強調表示」を開きます。エディタでの見栄えを設定します。

秀丸エディタ アウトラインプロセッサ

「追加」もしくは「プロパティ」で画面を開き、表示方法を決定します。(正規表現は空白で)

秀丸 アウトライン 解析

『表示方法』は、「デザイン」で設定します。

「強調表示」「行の強調表示」「特に強調表示」の3種類ありますが、特に決まりはないので、自分の分かりやすいように設定します。

秀丸エディタ アウトライン 表示

文字の色やスタイルは『デザイン』で調整します。

秀丸エディタ アウトライン 表示

アウトライン枠の表示

次に「アウトライン枠」の余白で右クリックして、「検索文字列を含む見出しを表示」にチェックを入れます。

秀丸 アウトライン 表示

検索した時に、検索文字を含む見出しが強調表示されます。

秀丸 アウトライン 表示

アウトライン解析の枠は、「その他」→「キー割り当て」で設定しておくと、開閉するのに便利です。

秀丸 アウトライン キー割り当て

見出しごとに部分編集をする

文章量が多くなってくると、キー操作のミスで大事なテキストが失われたり、全体の俯瞰が難しくなったり、煩わしいことが増えます。

そんな場合、見出しのパートにフォーカスすると分かりやすいです。

見出しの上で右クリックして、「範囲を部分編集」に切り替え。

秀丸 アウトライン 部分編集

『ローカル編集モード』(「ファイルタイプ別の設定」→「アウトライン」→「部分編集」で設定)

エディタ画面内で、パートの文章だけが表示されます。

通常は「終焉したのである」から次の見出しに続きますが、部分編集の場合、その他のパートは表示されません。

秀丸 アウトライン 部分編集

『制限モード』(半透明)の場合、その他のパートはぼやけた感じで表示されます。

前後の文章を確認しながら編集するのに便利です。

秀丸 アウトライン 部分編集

設定画面。

秀丸 アウトライン 部分編集

パートの折りたたみ

編集の終わったパートや、途中で不要になったパートなどは、見出しの上の「折りたたみ余白」の+-記号をクリックすれば、簡単に折りたたむことができます。これも非常に便利。

秀丸 アウトライン 見出し 折りたたみ

見出しごと移動する

パートの並びを変えたい場合は、ドラッグ&ドロップで見出しの順番を入れ替えるだけ。

「アウトラインの詳細な設定」→「ドラッグ&ドロップ編集を可能にする」にチェックを入れておきます。

秀丸 アウトライン 見出し 移動

あるいはアウトライン枠で右クリックして、メニューから移動してもOK。キー割り当てしておけば、キーボードだけで楽々に前後を入れ替えることができます。

秀丸 アウトライン 見出し 移動

アウトラインの内容を保存する

さりげに便利なのが、右クリック→「ツリー操作」→「ツリーそのものをコピー」。

見出しの一覧を作れば、目次の作成、構成の見直し、概要の作成などに応用できます。

時々、エディタから離れて、全体を俯瞰するのも大事です。

秀丸 アウトライン 見出し 移動

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