Notes of Life

ムーミンの言葉 ~北欧風の哲学~

2000年10月11日

「よくあるお子様アニメの原作かなあ」と思っていたら、その本質は、北欧的な哲学をベースにした大人のための作品だった。
子供とともにじっくり読みたい一冊。

ムーミン名言集

「この人は怒ることもできないんだわ。それがあんたの悪いとこよ。“たたかう”ってことを覚えないうちは、あんたには自分の顔はもてません」
――ミイ

*

「彗星って、ほんとにひとりぼっちでさびしいだろうなあ……」
―― ムーミン

「うん、そうだよ。人間も、あんなにこわがられるようになると、
あんなにひとりぼちになってしまうのさ」 ――スナフキン

*

「そら、海はときにはきげんがよく、ときにはきげんがわるいが、それがどうしてなのか、だれにもわからないだろ。わたしたちには、水の表面だけしか見えないからね。ところがもし、わしたちが海が好きなら、そんなことはどうでもよくなるんだ。あばたもえくぼってわけさ……」
―― ムーミンパパ

*

「なんでも自分のものにして、もって帰ろうとすると、むずかしいものなんだよ。ぼくは、見るだけにしてるんだ。そして、立ち去る時には、それを頭の中へしまっておくのさ。ぼくはそれで、かばんを持ち歩くよりも、ずっと楽しいね」 ――スナフキン

*

「どうしてそれを、冬のあいだにいってくれなかったの。
そうしたらぼくは、きっと元気になれたろうになあ。
……ぼくのさびしがっていたのが、わからなかったの?」 ――ムーミン

「どんなことでも、自分で見つけ出さなきゃいけないものよ。そうして自分ひとりで、それをのりこえるんだわ」 ――おしゃまさん

*

「あたらしい村づくりというのは、平和にしずかにくらすことなんだ。
……やれ、これはだいじなことだとか、あれをやらなければいけないとか、なにをいついつまでにやれとか、うるさいことをいうものはいけないんだ。
すべて、なるがままにまかせるというわけさ」―― ヨクサル

*

「つめたい水がすきなのは、すばらしいでしょうね」
―― ムーミントロール

「僕の知っているなかで、これが一番よいものなんだ。これらは、よけいな考えや、くよくよした思いを、きれいに追い出してしまうんだ。たしかに、家にこもってじっとしているほど、悪いことはないね」 ―― ヘムレン

*

「きれいにおそうじをしてくれて、ありがとう」 ―― 11月のヘムレン

「どういたしまして。わたし、しないではいられなかったんですもの。あなただって、私と同じように、したくてたまらないことをすればいいんだわ」
―― 11月のフィヨリンカ

関連アイテム

ム-ミン谷から吹いてくる、言葉のそよ風!世界中で愛されているム-ミン童話の中から、身につまされたり、ふきだしたり、ちょっと反論してみたくなるような名言の数々を紹介。すべてのム-ミンファンに。

私の乏しい記憶力によれば、この本からの抜粋です。(図書館で借りて読んだ)
違ってたらごめんなさい。

哲学「で」何がわかるか、という問題を、ムーミンのストーリーを題材に追求した哲学の入門書。全体は8章、各章は3節からなり、それぞれまず哲学が今日まで考察してきたテーマを1つとりあげ概説し、次にそのテーマを具現化するムーミンのストーリーを紹介し、最後に、著者自身がそのテーマに即して展開する「哲学」によって、常識的な理解にとどまらない独自のストーリー解釈を呈示する。

8つのエピソードが織りなす西洋哲学の旅。単なる子供向けマンガではない、奥の深いムーミン物語を新鮮な気持ちで味わうための本。

歳から99歳までの物語 あなたに贈るムーミン童話の謎解き事典。ムーミン童話を読み解く鍵がここにある!
●ムーミンはどのくらいの大きさ?
●ニョロニョロは、なにがこわい?……など。

意外と知られていないキャラの素顔を詳しく解説。初めての人にもおすすめ。

子供時代のヒーローといえばスナフキン。いぶし銀のような魅力は幼稚園児のハートにもズキュンでした。
他にもムーミンパパの名言とか、各キャラクターごとにあるみたいです。

長い尾をひいた彗星が地球にむかってくるというのでムーミン谷は大さわぎ。ムーミントロールは仲よしのスニフと遠くの天文台に彗星を調べに出発し、スナフキンや可憐なスノークのお嬢さんと友達になるが、やがて火の玉のような彗星が……。国際アンデルセン大賞受賞作家ヤンソンの愛着深いファンタジー

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