書籍と絵画

君は世紀末を知っているか!? TOM★CATさまの『北斗の拳』

2015年3月11日

ATOK2015で「ほくとのけん」を変換したら「北斗の件」になったわ。

「ほくとのけん」ぐらいデフォルトでトレンド変換しろよ。

……ってことで、北斗の拳のOPは、クリスタルキングのバージョンもいいですが、やはりTOM★CAT先生のOP2がおすすめでございます。

TOM★CAT先生のボーカルもいいですが、終盤のギターソロがたまらん!!

これ、仕事でだらけた時に聴くと、気合い入ります。ええほんと。

それにしてもなんですね。

北斗の拳が少年ジャンプで連載されてた頃(それもラオウとの死闘編(ついでに南葛VS東邦戦もクライマックス)が最高潮で、売り上げ400万部達成した頃ね。毎週月曜日の午前7時に近所の小売店に買いに走ってた自分が懐かしい)

今の若い人って、『世紀末』を体験することがないんだよね。

まあ2020年以降ならかなりの確率で体験できるけど、2000年、2010年代は、ちと難しい。

生きているうちに『世紀末』が来ない、って、けっこうなストレスだと思うんですよ。

だって『世紀末』のリセット感って、半端ないですからね。

ちなみに、私の世代は世紀末どころか、千年王国=ミレニアムの変わり目でしたでしょう。

それこそ1000年に一度しかやって来ない特別な世紀末だったわけです。

ゆえに、1970年代、米ソ冷戦時代の「世界滅亡感」も半端なかった。

特に「ノストラダムスの大予言」=1999年7月、アンゴルモアの大王(恐怖の大王)が天から降ってきて、世界が滅亡する、というのを、けっこうマジで信じていた小学生も多く、

「世界が滅亡する前にSEXだけは経験しときたいよねっ」(=処女のまま死にたくない)

みたいなコトを乙女同士で語り合ったりしたものです。

米ソ冷戦時代の方が、今よりよっぽど「第三次世界大戦ヤバい」ムードが高かったですからねぇ。

で、日本の頭上で、米ソの核ミサイルが飛び交う、と。

それが1999年7月だ、と。

けっこう本気でビビってた。

だから「北斗の拳」の世界観がすんなり受け入れられたのだと思います。

だって、1999年、核の炎に包まれ、世界は死滅した・・・って。

笑えない仮定だったからね。

一方、世紀末のリセット感も半端なく、20世紀は全然ツイてなかったけど、21世紀になったら素晴らしいコトがあるんじゃないか、世界は大きく生まれ変わって、みなが豊かに幸せに暮らせる夢のような時代がやって来るんじゃないか、という期待もあったのです。

21世紀になったら、彼氏を作るぞー(というか、21世紀になったら出来るかもしれない)

21世紀になったら、煙草をやめるぞー。

21世紀になったら、金を貯めるぞー。

21世紀になったら、家を買うぞー。

みたいな、新世紀にかける希望がありましたからね。

でも、今は世紀末って、はるか彼方でしょ。

次に世の中がリセットされるのは、80年以上も後のこと。

これって得も言われぬプレッシャーだと思うんですよ。

面白いこともないしね。

その沈黙と無変化に耐えきれず、世紀の半ばで破壊に走る。

そういう流れを繰り返しながら人の世は続いてきたのではないか、とも思います。

70年代でかなりギクシャクして、80年代になって持ち直して、わー、世の中明るくなったね♪ とか言ってたら、また何処其処から秩序が崩壊して、得たいの知れない不安に包まれて、その繰り返しですからね。

そんな中でも「世紀末のリセット感」は人間の意識に「仕切り直し」の希望を与えてくれるけど、今は世紀末ははるか遠い。

目を凝らしても、「今」という時が延々と続くばかりで、閉塞感もひとしおかもしれません。

でも、そのうち、冗談抜きで宇宙進出が当たり前になりますから。

テクノロジーの発達で言語の壁も無くなって、(Skypeも同時翻訳のテストを始めましたし)

「国」「人種」という概念そのものが根本から変わる日が必ず来ます。

その時が本当の情報革命であり、意識革命の始まりです。

今みなが言ってる情報革命というのは、あくまで「ツール」の次元に過ぎません。

本当の情報革命とそれによる意識革命は、この次に来ます。

その日を楽しみに。

私は宇宙進出を見届けることが多分できないと思うで、その点は、残念です。

ま、世の中、あれもこれも、とはいきませんので仕方ない。

世紀末を体験できない皆さんは、次の情報(意識)革命に期待しましょう!!

Photo:

You are here

レビュー > 書籍と絵画 > 君は世紀末を知っているか!? TOM★CATさまの『北斗の拳』