キリスト教における七つの大罪――「大食」「強欲」「怠惰」「色情」「高慢」「嫉妬」「憤怒」――に基づいて、次々に繰り広げられる連続殺人事件。
「お前はなぜそんなことをするのか?」というモーガン・フリーマンの問いかけに対し、
「私は、神を忘れた現代人に、神を思い起こさせる為にやった。私は選ばれた人間なのだ」
と答えるジョン・ドウ。
彼の動機は、小説『罪と罰』のラスコーリニコフの「天才はこの世の法則を超えて、無益な人間を殺すことさえ許される、特別な権利を持つ」という超利己主義を想起させ、それはまた、自己の世界に閉じこもった現代人の偏った正義感と根拠のない万能感を連想させます。 Read More →