音楽

スティング&ポリス 珠玉のラブソング『Every little things she dose is Magic』 ~25年目の再結成に思う

2010年11月3日

25年目の再結成にあたって

あの伝説のロックバンド(私の中では今でも当たり前の存在なのだけど)、『ポリス』が再結成して世界ツアーを再開したそうですが、長年のファンである私としてはちと複雑な心境です。

だってさ、ヴォーカリストのスティングとドラマーのスチュワート・コープランドが決定的に仲違いして、それが元で解散したわけでしょ。
その後も、お互いに悪口言い合ってたとか何とかで、「こりゃもう再結成なんて夢のまた夢だろう」と思っていたら、こういう運びになったワケですからね。

皆さん、年を取って、人間が円くなったのかしら。
あるいは、昔のコトは水に流して、この際、皆でもう一儲けしようとか。

いやいや、スティングのことだから、何か深い理由があるのでしょう。

私はそう信じたいけど、一番再結成して欲しくなかったバンドが再結成してしまって、私は何とも言えずブルーな気分です。好きな気持ちに変わりはないですけどね(泣)

売れに売れていた頃。この頃のパンクなスティングが一番好きだった。

The Police  

25年後。・・うう・・スチュワートなんかすっかり好々爺になってしまって。
スティングも前髪が淋しいのぅ・・(涙)
The Police

~Sting & The Police

かつて「知的な女の子のピンナップスター」と呼ばれたStingと、今や伝説となったブリティッシュ・ロックバンドThe Police。
これほど恋いこがれ、夢中になった男性アーティストは後にも先にも「彼一人」だ。

今でこそ貫禄のある大人のシンガーとして社会啓蒙活動家の側面も見せるStingだけど、ポリスの全盛期は私にとって「やんちゃなインテリさん」であり、解散後、独立してからは、男の色気が匂い立つような「セクシーで知的な男」だった。

『いつか、どこかで、彼に会えたら……』と想像するだけで、英語の歌詞が、水が砂に染みこむように頭の中に刻み込まれた。
『いつか会えるんじゃないか』……と考えただけ、人生に希望が持てた。

私の夢は「いつかヨーロッパ行きの飛行機の中でStingと隣り合わせになること」だったのだ。
(あり得ないことを思い描くことを『夢』という)

結局、出会えたのはStingではなく、今のダンナだったけど(爆)

学がないにもかかわらず、若干の英語が話せるようになったのはSting&The Policeのおかげだし、今でも口をついて出るのは彼の歌である。
近頃は「保守的になったなあ」と感じることが多く、昔のハチャメチャな頃がとっても懐かしいのだが、彼がいなくなったら私も死ぬー、っちゅうくらい、その存在は大きい。
おじいさんになったスティングを見るのは淋しいけれど、どうか夢叶って、いつかお目にかかるまで、長生きして下さい。

『Magic』 The best song

私の一番好きなスティング。このビデオも何度繰り返して見たことか。。。
「胸元から色気が匂い立つセクシーで知的な男性」という私の理想そのものです。

『Every little thing she does is Magic (邦題「マジック」)』は日本でも大ヒットした、ポリスにしては珍しい軽めのラブソング。
ポリスのラブソングと言えば、『Every breath you take(邦題「見つめていたい」)』の方が圧倒的に人気があるのですけど、私の一押しはやはり『Magic』です。
ギタリストのアンディ・サマーズとおふざけするスティングがすっごく可愛くて、メロメロでした……。
(すでにスチュワート・コープランドとは目を合わさず、手を叩いている仕草に、その後のポリスの崩壊を予感しますな)

シルエットで映るスティングのピンピンと飛び立つアホ毛もすごくキュート。

ビジュアル的にはこの頃が一番アイドルっぽくて、可愛かったですね。


歌詞もロマンティックで、それまでのスティング&ポリスからはちょっと想像つかないような内容。
アイドル路線のような音楽作りです。

Though I’ve tried before to tell her
Of the feelings I have for her in my heart
Every time that I come near her
I just lose my nerve as I’ve done from the start

Every little thing she does is magic
Everything she do just turns me on
Even though my life before was tragic
Now I know my love for her goes on

Do I have to tell the story
Of a thousand rainy days since we first met
It’s a big enough umbrella
But it’s always me that ends up getting wet

Every little thing she does is magic
Everything she do just turns me on
Even though my life before was tragic
Now I know my love for her goes on

I resolved to call her up
A thousand times a day
And ask her if she’ll marry me
In some old fashioned way
But my silent fears have gripped me
Long before I reach the phone
Long before my tongue has tripped me
Must I always be alone?

Every little thing she does is magic
Everything she do just turns me on
Even though my life before was tragic
Now I know my love for her goes on
Every little thing she does is magic
Everything she do just turns me on
Even though my life before was tragic
Now I know my love for her goes on
Oh yeah, oh yeah, oh, yeah

Every little thing, every little thing
Every little thing, every little thing
Every li’le, every li’le, every li’le
Every little thing she does
Every little thing, every little thing
Every little thing, every little thing
Every li’le, every li’le, every li’le
Every little thing she does

この想いを何度も彼女に打ち明けようとするけれど
彼女の側に来るだけで ドキドキしてしまう

彼女のどんな小さな仕草も 魔法のようだ
為すことすべてが 僕をクラクラさせる
彼女に出会う前の人生は みじめなものだったけど
今では 僕の愛が 日に日に深まっていくのを感じる

僕たちが初めて出会った日から
幾千ものうかない日があったことを話すべきだろうか
大きな傘をさしてはいるけど
いつも濡れるのは僕の方なんだ

一日に何千回も君に電話をかけ
古典的なやり方で 君に結婚を申し込めば 解決するのだろう
だけど 不安が僕の心をとらえて離さない
君に電話をかける前に
バカな事を口にして失敗する前に
僕は一人でいるべきなんだろうか

スティング&ポリスのおすすめ

初の全米トップ3「マジック」を含む、ポリスの4作目。スーパー・スターとしての名声を確立したアルバム(1981年作品)
シンセサイザーの導入で今までのイメージを一新させ、アルバム・タイトルをコンセプトにしたトータリティある作品で、レゲエ色を極力抑えたタイトな演奏も素晴らしい1枚。

それまではウケ狙いっぽい作りだったが、この4作目あたりから、いよいよスティングの哲学志向が頭を持ち上げてくる。
前3作の成功で自信をもった彼らが、「本当にやりたい音楽をやり始めた」といった感じだ。
タイトルの「物質世界の神」は、まさにその方向性を要約している。(確かスティングが読んだ哲学書の中の言葉)
「頭の軽いロックシンガー」のイメージから逸脱し、メッセージ性を重視した音楽作りが垣間見える、過渡的な一枚だ。

数々のヒットを飛ばした80年代を代表するスーパー・グループ、ポリスの2枚組ベスト・アルバム。
「見つめていたい」「高校教師」など、24曲が収録されている。
Stingに言わせれば「ヤクザなベスト盤」らしいが、ポリスを知らない人には最適の入門編。
映画『ムーラン・ルージュ』で使われ、再び注目を集めた初期のヒット作『ロクサーヌ』をはじめ、ロン・カーターをも唸らせたスティングのベースが光る『ウォーキング・オン・ザ・ムーン』、同じポリスの音楽とは思えないpop調の『マジック』など名曲ぞろいだ。
「ああ、なんで解散しちゃったんだろう、まだまだやれそうなのに、もったいない」と思わせるところが彼らの戦略であり、ポリスの限界だったのかも。
ともあれ、伝説となってしまった今はベスト盤を聴いて自らを慰めるしかない。合掌。

Photo : http://seesound.it/musica/synchronicity-police-recensione-92822.html

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