時事問題でも、人間のことでも、ずばり本丸を突いてくれる曽野綾子さん。
今、日本で現実的な事を主張できる『大人の作家』の一人です。
曽野さんの現実主義は「いい人」や「人道主義者」には受け入れがたいかもしれませんが、曽野さんが書かれている事は「ほんとうのこと」だと思います。
好き嫌いがはっきり分かれる作家ですが、読んで損はないです。

二十一世紀への手紙―私の実感的教育論

二十一世紀への手紙 私の実感的教育論

二十一世紀への手紙 私の実感的教育論 (ハードカバー)
by 曾野 綾子

価格: 1,325円 51点の在庫あり 中古価格 1円より

1 知るための技術
2 生そのものから
3 悪の教育学
4 家庭でしか教えられないこと
5 校門の内と外6 世界の中で7
自分に軽く、人を重く

家庭で、学校で、そして社会の中で、二十一世紀を生きる私たちは、教育をどう考え、どう行動するか―根本からの問いと答えを提示する。著者独自の思考による辛口教育論。

数ある教育本の中で、唯一、まともな事を言っている、本当の『大人の親』為の本。
なぜ、このような物の考え方のできる大人や教師がいなくなったのか。
子供をバカにしたくなければ、必読。

【Amazon レビューより】

珠玉の教育論エッセイ集です。
著者一流の、建前論を一切否定した、真の正論がここにあります。著者の本音が前面にあわられ、読んでいて正に快感です。どのエッセイも10ページ前後と、一見気軽に読めそうですが、常に考えさせられる内容を持っています。
例えば、「常識という思考放棄」というエッセイだけでも、多くの人が理解してくれれば、もっと明るく包容力のある世の中になると思いますが、如何でしょうか。

悲しくて明るい場所


曽野綾子 明るくて悲しい場所

家庭・仕事、結婚、子育て、嫁姑…誰もがぶつかる問題に著者も無縁ではなかった。
横暴な父に耐えた母。結婚相手に望んだたった一つのこと。仕事と子育ての両立のためにした選択。姑との同居…。
人間の強さと脆さ、生きることの尊さと辛さ、幸福とは何か。
人生は「悲しくて明るい場所」という著者が、自分の心の体験をありのままに綴った二十四章。
常にベストではなく、ベターに生きる考え方―。
だから人生はおもしろい、という視点から語る心のエッセイ。

父という名の遠い息子 / 太陽がオレンジになった日
後姿を映す鏡 / 沈黙と受け身の姿勢
見場の悪い真理 / 「すべてのわざには時がある」
幼い苦労人 / 努力と無関係 / しょうのない女
いい夢悪い夢 / 取り敢えず欠席 / 楽しい時・・・ 他

曽野さんいわく、「自伝的エッセイ」ということですが、人生とは、「悲しくて明るい場所である」という思いをベースに書いた、大人の人生論です。厳しい現実を見据えながらも、希望の光を灯すような心映えが素敵。

ほんとうの話


曽野綾子 ほんとうの話

第1の章 家庭と外の生活について
第2の章 卑怯者について
第3の章 差別について
第4の章 同調について
第5の章 最後の祭について
第6の章 半人間について
第7の章 保守的ヤバン人について
第8の章 境界線の苦労について
第9の章 予測について
第10の章 音楽について
第11の章 女の器量について

武器を持つ者=好戦的なのだろうか。悪くなくても憎まれるということは果してないのだろうか。進歩的と言われる文化人やマスコミこそ実は保守的なのではないだろうか―。
世間の常識の裏に隠され、普段なかなか大きな声では口にできない「ほんとうの話」。
著者は独特の爽やかな態度で、それを鮮やかに語ってみせる。女の器量や差別問題など幅広い話題をとりあげた会心のエッセイ集。

私が曽野さんに入れ込むきっかけとなった一冊。
まさしく「貪るように読んだ」のは曽野さんのテキストが初めてではないだろうか。ともかく、おすすめ。

【Amazon レビューより】
曽野綾子流の辛口エッセイの原点である。たいていの章では、悪人にされるのを恐れて多くの人が避ける「ほんとうの話」を痛快に繰り広げてくれるのだが、「女の器量について」という箇所に来たとたん歯切れが悪くなる。

失敗という人生はない―真実についての528の断章


曽野綾子 失敗という人生はない

人生に失敗ということはない
愛は生命そのものである
神は私たちひとりひとりの中にいる
無力からの出発
持てる能力を生かす
“私”は人々の中で生かされる

私たちは憎むことから愛することを、苦しみから感謝を、愚かしさから許しを、絶望から生きる歓びを与えられる。私の救いは私の中に、あなたの救いはあなた自身の中にある。生きることの真実を追求した座右の書。

曽野作品の神髄がいっぱい詰まったアンソロジー。とりあえず、これから読んでみるのも悪くない。
初心者の方は、ぜひ。

【Amazon レビューより】

珠玉の言葉を抜粋した作品は多岐にわたっており、そんな言葉をじっくり読みたい人にはうってつけだ。何か真剣に考えたい時期にこの本を開いたら、胸に響く言葉があるかもしれない。

自分の顔、相手の顔―自分流を貫く生き方のすすめ

自分の顔、相手の顔―自分流を貫く生き方のすすめ (講談社文庫)

自分の顔、相手の顔―自分流を貫く生き方のすすめ (講談社文庫) (文庫)
by 曽野 綾子

価格: ¥ 1円 10点の在庫あり 中古価格 1円より

病んだ世相は家庭に問題あり
ナイフ事件の対応策の基本的な間違い
子供をお客扱いする今の教育
ピントはずれの日本の政治救援、救助活動のおとし穴
私流のこんな暮らし方
勇気のある生き方をする社会現象に惑わされない
知恵高齢化社会への準備はできているか
しっくりしない日本人の宗教観

「多くの面で、日本ほど恵まれた国家はどこにもないことを、日本人自身は気づかない。過度の贅沢や安楽は、人間としてのまっとうな感覚を狂わせるのか」
さまざまな事件や出来事の本質を鋭く捉える辛口エッセイ。

「ほんとうの事」を言うと、恨まれるか、「辛口」のレッテルを貼られるのが、この社会。
子供っぽい理想論に飽きた人は、ぜひ。

自分をまげない勇気と信念のことば

自分をまげない勇気と信念のことば (PHP文庫)

自分をまげない勇気と信念のことば (PHP文庫) (文庫)
by 曾野 綾子

価格: ¥ 1円 13点の在庫あり 中古価格 1円より

・あきらめない勇気、断念する勇気
・―人生の価値について
・つきあい上手の秘訣―友人、他者という存在
・善と悪を見抜く力―倫理とは何か
・現実というカベにぶつかった時―物事の表と裏
・子供たちに何を教えるか―大人になる条件
・老いを迎え討つ―死と向き合う
・家族が家族

他人の価値観を鵜呑みにして、どうしておもしろい人生を送れるだろう。
人と同じ事を言っていて、どうして尊敬を得ることができるだろう。
損も危険も覚悟で自分を持し、自分を売らない人々を応援する言葉で綴るエッセイ。

「自分を大切にする」ということは、周りと戦うことでもある。だからこそ自分をまげない勇気と信念が必要だよ、という事を教えてくれる一冊。

【Amazon レビューより】
他者との関わりのなかで、自分の価値観を削られていく人たち。他人の言葉を鵜呑みにし、人と同じことを繰り返す、これほど味気ないことはあるまい。人生は、人と違うからこそおもしろい。
「叶えられない希望を追うのが人生の美学」「凋落は人間に対する愛である」「現実と折り合えることが強さの証拠」―現実をいうカベ、生と死、世の中の善と悪を見据え、自分を失わずに生きる人々へ向けた箴言集。

都会の幸福

都会の幸福 (WAC BUNKO)

都会の幸福 (WAC BUNKO) (新書)
by 曽野 綾子

価格: 980円 12点の在庫あり 中古価格 40円より

勇者にも卑怯者にも優しく / 個人を温かく埋没させる
ものごとを軽く見る英知 / 羞恥心ということ
その人のことは知らない / 人と同じは恥ずかしい
愛すべき変人たち / 英語を話す庭師たち
小空間の主人 / 窓の向うの家族団欒
ヘロデ大王の栄華 / 渦中の人

都会のマイナスを示す言葉は数多い。
しかしその本質を見つめ直すと、実はそれらこそが、自由な生を享受するための、都会の、何ものにも替えがたい魅力であることに気づく。
「東京」の中で深く呼吸し、その悲しみと幸福とを知り尽くした著者が、都会的個人主義を語る、出色のエッセイ。

ベタベタした人間関係は、結局、自分も周りも疲れさせてしまう。
皆が心地良い、大人の付き合いとは何か、教えてくれる一冊。

ほどほどの効用

「ほどほど」の効用―安心録 (祥伝社黄金文庫)

「ほどほど」の効用―安心録 (祥伝社黄金文庫) (文庫)
by 曽野 綾子

価格: 600円 17点の在庫あり 中古価格 1円より

1 誰もが「自分」の主人公になれる
2 「ほどほど」に生きる知恵
3 「逃げたい」と思ったときにできること
4 余力を「残す」生き方のすすめ
5 人生は計画通りにいかないから面白い
6 自由な人生、不自由な人生とは
7 「最悪」とのつきあいかた
8 潔く生きるということ
9 ほんとうの愛が現われるとき
10 どうすれば自分の「生」に自身が持てるか
11 美醜・年齢を越えて自分らしく生きるために

人生は計画通りにいかないから面白い。どうすれば美醜・年齢を越えて自分らしく生きられるか。失敗してもいい、言い訳してもいい、さぼってもいい、ベストでなくてもいい。息切れしない「生き方」のすすめ。

「頑張る人は周りを疲れさす」。自分も、周りも、楽に、幸せにする考え方を教えてくれる一冊。

【Amazon レビューより】
「ほどほど」とは、それがかなりうまく行った場合の、むしろ褒め言葉だと思う。
卑怯さも、バランス感覚も、諦めも、思い上がりも謙虚さも、すべて中庸を得ていない、と、「ほどほど」にはならない。。。

悪と不純の楽しさ

悪と不純の楽しさ (WAC BUNKO)

悪と不純の楽しさ (WAC BUNKO) (単行本)
by 曽野 綾子

価格: 980円 13点の在庫あり 中古価格 68円より

平等の名のもとに能力の差に目をつむることが、果して本当の正義なのだろうか?
男女の能力の差、人種の能力の差を真摯に見つめ、ときにその違いを認めることこそ本当の「優しさ」なのではないだろうか?
自称「ヒューマニスト」が横行する世の中の、何と息苦しく薄っぺらなことか!そんな世の中をちょっと「ワル」になって見つめれば、真実が見えてくる。
読者待望のエッセイ集。

この世で一番厄介なのは、「ヒューマニスト=人に優しい」を自称する人かもしれない。
そうではなく、人間の悪さを認めた上で、自分にも他人にも余裕を持って接しよう、と教えてくれる本。

完本 戒老録―自らの救いのために

完本 戒老録―自らの救いのために (ノン・ポシェット)

完本 戒老録―自らの救いのために (ノン・ポシェット) (文庫)
by 曽野 綾子

価格: 630円 25点の在庫あり 中古価格 80円より

死を見つめ、老年の幸せをどう見つけるか。人間は、最後まで不完全なのが自然である―65歳を迎える著者が、14年ぶりに現在の心境と豊かな人生の知恵を語る。

タイトルこそ重々しいが、中身は、若い人にも通じる最良のお手本。
老人ゆえの孤独や我が侭、焦りや淋しさをクールに見据えつつ、希望を与えてくれる名著。

「いい人」をやめると楽になる

「いい人」をやめると楽になる―敬友録 (祥伝社黄金文庫)

「いい人」をやめると楽になる―敬友録 (祥伝社黄金文庫) (文庫)
by 曽野 綾子

価格: 600円 154点の在庫あり 中古価格 1円より

「いい人」は敵を作らず、問題を起こさず、当たりがよいかもしれない。
でも、「いい人」であろうとするほど厄介なものはなく、もっと人間社会の現実を見つめ、人の良いところも悪いところも併せ呑むような大人の器を持ちましょう、と教えてくれる一冊。
対人関係の加減が分からない人は、ぜひ。

【 Amazonレビューより 】
この本は様々な曽野綾子の著作からアフォリズムを収録したものだ。作家曽野綾子の考え方を手っ取りばやく知るのにもってこいだろう。「いい人をやめる」とはいわば、現代日本の流行である「一億総いい人化」に疑問を投げかける曽野綾子の基本姿勢に他ならない。
所収を確認しないと小説の言葉かエッセイの言葉か分からないのが難点であるが、曽野が文学で「主張」しすぎることは一長一短だから止む終えないだろう。

誰のために愛するか


曽野綾子 誰のために愛するか

その人のために死ねるか──真摯にして厳しい問いの中にこそ、愛の姿が見える。人間が不思議でいとおしくなってくるエッセイ集。
甘過ぎず、期待し過ぎず、真実、人を愛することの意義や大切さを教えてくれる名著。
愛をテーマにしているが堅苦しくなく、「隣の晩ご飯」的な感覚でさらりと読める。

【 Amazonレビューより 】
著者は子供の頃から「夫婦とは仲が悪いもの」という思いを持ちつつ結婚したのだが、三浦朱門氏との出会い・結婚生活から始まり、社会にある夫婦・結婚の形についても触れながら、人の強さ・弱さに思いを馳せている。
身の周りから切り取った物事に彼女が加えるコメントは、厳しくて少し今の世の中からすれば一見古臭いように思える価値観の中に、ゆるぎない愛情があるように感じられれ、頭の中で反芻したくなる。

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