初めてSade(シャーデー)を知ったのは18歳の時。
先輩の看護婦さんに「これ、きっと、あんたの趣味やと思うわ。一人で聴いていると、すごくいい気分になれるよ」と、『プロミス』(セカンド・アルバム)のダビング・テープをもらったのがきかっけだった。
先輩の言葉通り、ハスキーで、洗練されたムードたっぷりのSADEの歌声に心底しびれた。
未だ知らぬ大人の世界に憧れずにいなかった。
それからしばらくSADEのことは記憶の彼方に遠ざかっていたのだが、20代後半、思い出したようにSADEのベストアルバムをレンタルし、『Cherish The Day』を聴いた時、私の人生が根底から変わった。
そこで歌われる言葉は、そのまま私の愛の標語、人生の目的となった。
究極のロマンスとも言うべき『Cherish The Day』の世界観に代わるものを私はいまだ知らない。
それぐらいSADEの音楽は崇高で深遠だ。
彼女の新曲を聴くには何年も待たされるけれど、待つだけの価値がある。
そして、新しいSADEに触れる度、私の人生も進化して行くのだ。
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