初めてこの記事を書いたのが2007年。
『Viva Polska』というポーランドの人気音楽番組に繰り返し登場するリアーナの歌とダンスがあまりに素晴らしく、エキサイティングなので、ありし日のアムロちゃんを重ね見るようになったのがキッカケだ。
それから2年後。
1990年代、空前のブームを巻き起こした音楽長者、小室さんの金銭トラブルが発覚した。
正直、「小室ファミリー」はあまり好きでなく、似たようなメロディばかりで辟易していたのだが、まさに人気絶頂の頃、小室さんが、「僕の一番のファンは母なんですよ。売れない時も、母だけは僕を信じて応援してくれた」と語っておられたのが印象的で、そこだけは意外な顔として心に残っていた。
あのトラブルを知った時、小室さんの音楽の才能を誰よりも理解していたお母さんはどんな気持ちで受けとめられたのか、他人事ながら胸が痛むようだったが、いろんな反省を踏まえて、復帰への第一歩を踏み出された今、きっと、本当の意味で、音楽作りを楽しめる日が来たのではないか、と、思ったりもする。
なんだか耳障りな時もあったけれど、こうして振り返ってみると、やはり懐かしいもの。
ちなみに、私は、Globeのこのアルバムだけは好きで、とりわけ11曲目の「Music takes me higher」は、ものすごいパワーを感じたものですわ。
globe
globe (CD)
by globe
価格: 3,032円 989点の在庫あり 中古価格 1円より
ちなみに、ヴォーカルのケイコちゃんは、オーディションの時、興奮のあまりステージから落っこちてもひたすら歌い続け、そのパワーを小室に買われたそうです(伝え聞きです)。
オーディションでは「小室のバンド」とは知らされていなかったそうで、後から知った時は腰が抜けるほどビックリしたでしょうね。
§ もくじ
1. リアーナ Rehannaの魅力
2. 90年代の安室ちゃんヒストリー
3. 関連CD
4. 華原朋美ちゃんの思い出
§ リアーナ Rehannaの魅力
今やポスト・ビヨンセの最右翼と目される、カリブの熱い海が生んだリアーナちゃん -Rehanna-。
歌ってよし、踊ってもセンス抜群で、ボリュームのあるプロポーションと危なげな魅力はとても21歳の女の子とは思えない。
パっと見には成熟した女だけれど、どこか「ちゃん」付けしたくなるような幼さを感じさせるところが彼女の売りと言えるだろう。
最新作「グッド・ガール・ゴーン・バッド」では、さらにセクシーで挑発的なリアーナちゃん。
60年代テイストのクリップ、『Shut Up and Drive』では、キュートな「ワル」をさらりと演じている。
同じ大ヒット曲の『Umbrella』よりはリアーナちゃんの明るい魅力がより感じられて、強くおすすめです。
こんな女の子なら、乗せてみたいし、乗られてみたい(?)
/video/rihanna_drive.flv
こちらもリアーナちゃんの持ち味が全面に押し出された、セクシーで元気のよい2006年の大ヒット曲。
/video/rihanna_sos.flv
リアーナちゃんを見ていると、むしょうに安室奈美恵ちゃんの全盛期を思い出す。
「世界的シンガーのリアーナと並び称するなヨ」と怒る人もあるかもしれないけれど、90年代の小室ファミリー全盛期、巷に安室ファッションを真似したアムラー(茶髪のロン毛、ミニスカート、ロングブーツ)があふれかえっていたあの頃、安室ちゃんはキラ星のごとくだったし、音楽界全体も勢いがあった。
「小室の歌なんて、何を聞いても一緒」――確かにそうかもしれないが、あの不況の時代には、どこか人を虜にする勢いがあったのだ。
歌詞の変化と言えば、それまで韻を踏んだ、文芸的な作りだったのが、書き手のツブヤキをべらべら並べるような詞が登場し始めたのは、KANの「愛は勝つ」が始まりだったように記憶する。
心配ないからね 君の想いが
誰かに届く明日がきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることを決してやめないで
一言で言えば、癒し系。
クサいほどのガンバリズムを歌ったものが、この後、続々と登場した。
安室ちゃんの大ヒット曲、『Don’t wanna cry』もその流れを受けたような歌詞で、ティーンの女の子の心を鷲掴みにした。
そうやって待っていても無駄だって
みんなわかってるけどね
じゃあ何で待っているのかって
聞かれた時に気が付いた今日が終わるたび
胸をなで下ろすなんてやめよう
あきらめること ゆるしたら
Helloだって 言えなくなるからどこへでも続く道がある
いつの日か I’ll be there, I’ll be there…
普通に聞き流していたら、何を歌ってるんだかよく分からない。
でも、こうして書き出してみると、けっこうクサい励ましの歌だったりする。
それが売れる秘訣だった。
そういう意味で、あの大不況と言われた90年代の若い子たちは、80年代に青春を謳歌したバブル世代よりも、もっと繊細で、愛に飢えていて、不安な日々を生きていたのではないか――と思う。
安室ちゃんは、クールなイメージの向こうにさりげなく応援メッセージを織り込める、ハートフルでスマートな女の子だったのだ。
/video/amuro_cry.flv
かくして安室人気は、当時のウェディング・ソングとして定番となった『Can you celebrate?』で絶頂期を迎えるのだが、この後、SAMさんとの結婚・出産の為に一時芸能界を休業してからは、空前の安室人気もみるみる萎んでしまった。
小室ファミリーもだんだん飽きられて、再び、個の魅力が人気を集めるようになった。
あの90年代って、何だったのだろう?
今も不思議に思うけど、あの時はあの時で、誰もが精一杯、自分の生きる場所を探して頑張っていたようにも思う。
小室の時代も完全に終わってしまったけれど、安室ちゃんが依然、魅力的なシンガーであることに変わりなく、これからもますます活躍して欲しいアーティストの一人だ。
こちらは確か、結婚→出産で一時芸能界活動を中止していた後、復帰第一弾として紅白で歌った映像だと思う。
/video/amuro_can.flv
この曲も歌詞が良かった。
「小室もけっこういい歌詞を書くよなぁ」と、この時ばかりは感心した記憶がある。
永く 永く
いつも見守っていてくれる誰かを
探して 見つけて 失ってまた探して遠かった 怖かった
でも時に素晴らしい夜もあった
笑顔もあったどうしようもない風に吹かれて
生きている今
これでもまだ 悪くはないよね間違いだらけの道順
何かに逆らって走った
誰かが教えてくれた
ガール・ライク・ミー (CD)
by リアーナ, リアーナ&ショーン・ポール, コーリー・ガンズ, ドゥエイン・ハズバンズ, J-ステイタス
価格: 1,428円 3点の在庫あり 中古価格 1,428円より
世界中で大ヒットしたセカンド・アルバム。
上記で紹介した『S.O.S』の他、『We Ride』『Unfaithful』『Pon de Replay(remix)』など、リアーナの魅力がいっぱいつまった聴き応えのある一枚。
グッド・ガール・ゴーン・バッド (CD)
by リアーナ, ジェイ・Z, Ne-Yo
価格: 1,650円 16点の在庫あり 中古価格 1,152円より
こちらが新作のDVD。
上記で紹介した『Shut up and drive』『Umbrella』が収録されています。
SWEET 19 BLUES (CD)
by 安室奈美恵
価格: 2,500円 1036点の在庫あり 中古価格 1円より
タイトルにもあるように19歳の安室奈美恵が、小室哲哉と四つに組み作りあげた事実上のデビューアルバム。<7><9><18><19><20>などの大ヒットにより、「アムラー」を日本中に氾濫させる現象を起こした。だが、力が入っているのはよく知られるシングル曲だけではない。
彼女のアルバムはすべてそうだが、本作は非常に良質なR&Bテイストのポップスが並び、実にコストパフォーマンスの高い作品に仕上がっている。まさに「日本のジャネット・ジャクソン」と呼びたい1枚。(麻路 稔)
上記で紹介した『Don’t wanna cry』をはじめ、クールでスピード感のある『Private』、10代の切ない気持ちを歌った『Sweet 19 blues』など、全盛期の安室ちゃんの魅力が満載。
これだけは買いましたねー。
いかにも「小室」、いかにも「90年代」なサウンドです。
<
THE GREATEST HITS-小室哲哉作品集 a- (CD)
by オムニバス, 浜崎あゆみ&KEIKO, 倖田來未&BoA, 安室奈美恵&VERBAL, TK PRESENTS, H Jungle With t, TRF, globe, TM NETWORK, 鈴木あみ, 安室奈美恵
価格: 2,460円 22点の在庫あり 中古価格 1,500円より
「うはー」って感じのベスト盤。
華原朋美、Globe、TRF、渡辺美里など、小室氏が手掛けたあの大ヒット曲が満載。
上記で紹介した『Can you celebrate』も収録。
90年代をどっぷりと思い出すかも。
宮沢りえちゃんの曲も入っているところがミソかな。
最後に、「小室の恋人」で売り出した華原朋美ちゃんのビデオ。
いいように利用されたようで、可哀相だった。
当時の彼女は20歳ぐらいだったから。
自分の置かれた立場も、小室のホンネも分からなかったのでしょうね。
彼女は今も元気なのかしら。
この曲は歌詞が女の子らしくて好きだった。
某人気音楽番組で「ともちゃん、キティちゃん、だ~い好き」と発言したのがきっかけで、OLを中心にキティちゃん大復刻ブームが巻き起こったのだから(それまでほとんど忘れられていた)ものすごいカリスマ性があったのだ、当時は。
/video/amuro_kahara.flv
初稿:2007年9月13日





