酪農天国・ポーランドの肉肉ギフト

ポーランドは酪農が非常に盛んです。

バター・チーズ・ミルクなど乳製品は言うに及ばず、牛肉・鶏肉・七面鳥・ウサギをはじめ、kiełbasa(キュウバサ)と呼ばれるソーセージ類は主要な輸出品として世界中で愛されています。

で、大都市はどうか知りませんが、我が町のように、郊外に向かって車で10分も走れば、そこいらで牛がモーモー鳴いているような地区では、知り合いが自宅の飼牛もしくは飼い豚を一頭屠って、ソーセージやハムに加工し、親類や友人一同に振る舞うことも珍しくありません。

以下の品々も、知人のお家からご馳走になったものです。

kie?basa

kiełbasa(ソーセージ)

自家製ソーセージ。
既製品に比べて脂肪分が少なく、程よい塩味があって、食べ出したら止まりません。
上質なソーセージは調理の必要もなく、生のまま冷蔵庫で一ヶ月は保存できるとか。
これが本当の「腸詰め」ですね。

豚ヒレ

schab wieprzowina 豚ヒレ

schab wieprzowinaと呼ばれる上質な豚ヒレです。
脂肪分が少なく、あっさりとして、Kotlet schabowyと呼ばれるトンカツにすると、身の引き締まった上品な味に仕上がります。
スーパーのデリカコーナーでもこの状態で売られていて、買う時はその場で必要な量を切り分けてもらいます。

boczek

boczek ベーコン

スモークベーコンです。
これも既製品に比べて脂身が少なく、塩味がよく利いて、とても美味しいです。
ジューレックと呼ばれる酸味のスープやビゴス(肉と野菜の煮物)に使います。
カリカリに焼いて、グリーンサラダに散らしても美味。

boczek ベーコン

boczek ベーコン 断面

こちらが断面。
肉に光沢があって、さすが手作りという感じ。
特に調理しなくてもいいそうですが、私はやはりフライパンでカリカリに焼いて食べるのが好きです。

synka

synka ハム

これが本当の手作りハム。
昔ながらの製法でじっくりスモークされています。

synka

synka ハム

手作りハムは、保存する前に鍋で1時間ほど煮るのがポイント。
ローレルとziele angelskiと呼ばれる丸いハーブを加えて、弱火でコトコト煮ます。

こうした加工肉を見ていると、昔の生活が偲ばれますね。
昔は牛や豚を一頭屠れば、家族やその親族が何日でも食べつなぐことが出来たのでしょう。
保存法もあの手この手で発達し、今に伝えられている、という感じです。

だけど、どうやって屠るんでしょうね。

家族みんなで、牛や豚を押さえ付けて……。

私にはちょっと想像つきません。

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