ワークショップで民族舞踊

11月 17日, 2008年 in ポーランドの暮らしと文化

今日は踊りのワークショップに参加しました。

地元の女性十数名が集まって、いろんな国の民族舞踊を学びます。

紹介された踊りは次のようなもの。

「イスラエルの婚姻の踊り」
「アフリカのお祭りの踊り」
「ウェールズ地方の感謝祭の踊り」
「ロシアのサークルダンス」
「ガーディアン・エンジェルの踊り」

日本の伝統舞踊(盆踊りを含む)と違う点は、男女がペアを組み、身体を触れ合って踊るという事。
日本でも、もちろん男女が一緒になって踊ることはありますが、手を繋いだり、肩を組んだり、パートナーが入れ替わったりするような踊りは少ないのではないかと思います。
盆踊りでも阿波踊りでも、どちらかというと、自分の世界に入って、一人で踊りまくる感じですよね。
京都の『みやこ踊り』も女性中心の踊りですし、藤間流などの日本舞踊も、男役が登場するとはいえ、サークルを形成して、次々にパートナーが入れ替わるような踊りは見たことがありません。
民族舞踊に限らず、バレエでも、ジルバでも、タンゴでも、たいがい男女がペアを組んで踊る世界の踊りとは、ちょっと一線画しているような感じです。
やはり『男女七歳にして席を同じくせず』のお国柄ゆえでしょうか。

ところで、休憩中に、私は数人のポーランド人女性の方から、
「Marieは日本ではどんな踊りを踊っていたの?」
「Marieはどんな踊りが好きなの?」
と聞かれたので、
「はい、学生時代はよくディスコで踊っていました。ユーロビートとか、80年代のポップスとか、すごく好きでしたよ」
と答えたら、空気が一瞬「・・・・」。
お立ち台の女王は凍り付いてしまいました。

かといって、日本の伝統的な踊りについて説明を求められても、これは非常に難しい。
第一に、馴染みがありません。
確かに、お盆のあたりには、地元開催の夏祭りで、やぐら太鼓を囲んで盆踊りに興じた思い出はありますが、それも小学生時代の話です。
京都の『みやこ踊り』も一度くらいは見たことがありますが、あれはあくまで「見せ物」であって、実生活において親しむものではありません。
そもそも、地域に住む人々が集って踊りを楽しむような機会って、都会に住んでいる限りは皆無ですよね。
せいぜい、小学校の運動会ダンスに親として参加するぐらいじゃないでしょうか。

第二に、中身が全然違う。
盆踊りも、サークルを作って踊る事に変わりはありませんが、誰とペアを組むでもなし、ただ流れに乗って、一人で踊り狂う類のものです。

それに、あの歌詞。
「踊り、踊るな~ら、ちょいと東京音頭、ヨイヨイ」
「踊るアホウに見るアホウ、同じアホなら踊らにゃソンソン」

そんなもん、翻訳して外国の方に説明できますか?

「a dancing fool, a watching fool,  If you are the same kind, you
should dance together 」

とでも言うのでしょうか。
日本人はいったい何を考えているのか、と誤解を招きそうでコワイです。

藤間流にもなれば、もう少しましな説明が出来るのでしょうが、私には日本舞踊の素養はありませんからねえ・・。

そんな感じで、今日もとどこおりなく終了したワークショップですが、私はまたも日本人のくせに日本の伝統文化を知らない恥ずかしさに、すっかりヘコんでしまった次第です。

海外進出を目指すなら、英語と同時に日本の伝統芸能を学ぶべきですね。

記:03/02/20 (木)

ツイートツイート

Polecamy

Related Posts:

Comments

There are no comments on this entry.

Add a Comment

Required

Required

Optional

更新情報