ポーランドでベビーカーを購入する際、最も注意すべき点は、
「石畳が多く、道路の状態が悪い = デコボコが多く、バンピングしやすい」
「積雪が多い = 車輪が不良だと、移動しにくい」
「極寒である = 防寒対策が必要」
日本と同じような感覚で、「軽量」「デザイン」を目安に選ぶと、いざ使い始めた時に、「振動が激しく、赤ちゃんが落ち着かない」「押しにくい・重く感じる」「車輪や接続部が壊れやすい」など、様々な問題が出てきます。
ーランドでベビーカーを購入する時は、
「振動が少ない」
「車輪の操作が滑らかで、押しやすく、デコボコ道でもスムーズに回転ができる」
「防寒が万全である」
この3点に注意が必要です。

メーカーとしては、Chicco, Peg-Perego, Gracoなど、欧米で人気のある一流ブランド製品が数多く出回っています。
インターネット・ショップでも購入可能ですが、ベビーカーだけは見た目で選ばず、実際にその物を操作してみて、感触の良いものを選んだ方が良いと思います。
(あとで返品するのも大変ですよ)
かなりのショップを見て回ることになると思いますので、お腹の軽い6~7ヶ月頃には幾つかの候補を挙げ、少なくとも9ヶ月には購入を済ませておきたいものです。
ちなみに、私のおすすめはDeltim。 www.deltim.com.pl/
年子でほぼ3年連続使い込みましたが、一度として壊れず、メンテも空気圧の調整だけで済みました。
かなりの重量がありますが、振動も少なく、車輪の動きが滑らかで、シートも快適でした。
子供達も大好きで、いつもスヤスヤでした。

Deltim 2007年コレクションから。製品名『パンダ』。
ポイントはこの自転車のような車輪です。
Gracoなどの軽量タイプだと、車輪がプラスチック製のものが多いですが、新生児~1歳ぐらいまでの間は、プラスチックの車輪はおすすめしません。(歩き始めてからのSpacer(ウォーカー)タイプの場合はOK)
振動が大きく、車輪が溝に取られたりして、押すのに余計な力が要るからです。
タイヤ・タイプだと、ベビーカー自体の総重量は大きくなりますが、サスペンションが利くため振動も小さく、操作もスムーズです。
赤ちゃんにも快適だと思います。

車での移動が多い場合、折りたたみ出来るかどうかは重要なポイントです。
(中には折りたたみできないものもあるので要注意)
最初は不要な機能のように感じますが、ベビーカーが無ければ何処に行くにも不自由しますし、さっと折りたたんで、さっと車に積める機能は重要です。

その他のチェック・ポイントは以下の通りです。

車輪のサスペンションの機能はどうか。
赤ちゃんの快適さを思うなら、タイヤ・タイプで、サスペンションの良いものを選びましょう。
中には、横揺れ(スイング)タイプのものもありますが、赤ちゃんによっては横揺れを嫌がる場合もあるので、シンプルに、縦方向に振動を吸収するタイプのものがおすすめです。

ベビーカーにセットできる付属のマザーズ・バッグがある。
これも最初は不要に感じますが、マザーズ・バッグだけ担いだり、ネットに入れたりすると、それだけで大きな負担になってしまいます。
付属のマザーズ・バッグとそれをインストールする為のアクセサリーが装備されたものは非常に重宝します。
アクティブなママには欠かせない条件の一つです。
ちなみに私のマザーズ・バッグはDeltimの付属で、かれこれ3年以上使い込んでいますが、まだまだ長持ちしています。

ハンドルの切り替えが出来るかどうか。
新生児~8ヶ月ぐらいのネンネの多い時期は対面式、お座りが余裕で出来るようになれば進行方向にハンドルが切り替えられると便利です。

フードの折りたたみがスムーズで、消音タイプである。
フードを折りたたむ時、バリバリガサガサと音がすると、赤ちゃんが目を覚ましてしまう場合があります。
このように折りたたみがスムーズで、消音タイプであると助かります。

タイヤのエア調整が出来る。
自転車の空気入れと同じです。女手でも簡単に出来るタイプを選びたいものです。

折りたたみがワンタッチで簡単であることも重要な項目です。
最初は必要ないと思っていても、生活のシーンでは、やはり母親が中心になってベビーカーを使いますし、赤ちゃんを抱いたままでも、いざとなれば女手で出来る――という点は外せないと思います。

シートの着け外しがワンクリックで出来る。
そう頻繁には行いませんが、シートの装着や交換は簡単に行える方が楽です。

買い物カゴが大きい。
これも以外に重要。
子供が産まれると、買いだめするようになりますから、物がたくさん入って丈夫であるという条件は欠かせません。

防寒用のカバーが備え付けられている。
これも非常に重要です。
ベビーカーによっては、付属のカバーが無かったり、アタッチメントが微弱で隙間風が入ったりしますので、厳冬の季節に備えて、防寒用カバーは丈夫で、保温効果の高いものを選びたいものです。

車輪がプラスチックのタイプ。
これは1歳以下のネンネの多い時期にはおすすめしません。
理由は上記にも挙げた通り、「振動が大きすぎる」「車輪の動きが滑らかでないため、操作に余計な負荷がかかる」「道路の溝や雪道で車輪が取られる」といった問題があるからです。
段差を越える時、いちいちベビーカーを持ち上げなければならない事もあり、案外、不便です。

人気の三輪タイプや片側の車輪が小さいタイプ。
これもヨーロッパ特有の石畳やポーランドのデコボコ道などでは、意外と操作しにくかったりします。

空気圧で調整するタイヤ・タイプ。
振動が吸収されるため、赤ちゃん期にはおすすめです。段差やデコボコ道でも操作がスムーズで、軽く押せます。
このタイプはベビーカー自体の総重量が増すという欠点はありますが、マンションの階上に住んでいる人ならともかく、そうそうベビーカー担いで回ることもないので、あまり気になりません。
これも好みで分かれると思いますが、

私のおすすめは、オーソドックスな棒状。
ベビーカーを押す時、力をかけやすいというメリットがあります。
また、休憩する時、身体をもたせかけられるので便利です。

人気のハンドル式。
このタイプはベビーカー自体の総重量が軽減されますが、人によっては力をかけにくいという問題もあり、あまりおすすめしません。
新生児期に役立ちそうに見えるゴンドラですが、使える時期も限られており、意外と無用な買い物になる可能性大です。
必要だと思うのは、「移動が多い」「0~3ヶ月ぐらいを厳冬の時期に過ごす」といったケースでしょう。
夏の移動はカーシートとベビーカーだけで十分ですし、特に保温の必要がなければ、ゴンドラは要らないと思います。
(夏のレジャーでしょっちゅう野外に出るなら別として)

どこのメーカーもハイクラスになると、ゴンドラ・タイプとチェアタイプのシートがセットになって付いてきます。
また、防寒用シートや付属のマザーズバッグが付いているものもありますので、いろいろチェックしてみて下さい。




移動の実際・・

生後1ヶ月頃。ゴンドラ・タイプを使用。
中のボードは上半身をリクライニングできるようになっています。
生後9ヶ月ぐらいまで使用しました。

お座りとつかまり立ちが出来るようになった頃、シート・タイプに替えました。
外はまだ寒いので、たくさん着込んで防寒します。

付属の防寒カバー。
ベビーカーによっては、このカバーが無いものもあります。
その場合は、赤ちゃんを毛布でぐるぐる巻きにしておられますが、降雪の季節は毛布が湿ってしまうので、やはり防寒カバーは付いていた方がいいと思います。

マイナス24度の景色。
零下においてもベビーカーでの移動は必須です。
お出掛けが負担にならない為にも、保温効果が高く、ハンドル操作しやすい製品を選びたいものです。
(赤ちゃんの気管支を鍛える為にも、零下を厭わず、外に連れ出すようにしましょう。
マイナス20度以下はさすがに無理ですが・・)
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