ポーランドの幼稚園 秋の授業参観

11月 1日, 2009年 in 子育て in ポーランド

上の子と下の子がポーランドの幼稚園で、秋の授業参観がありました。

上の子の授業のテーマは、歌と踊りの発表会。

下の子の授業のテーマは、「秋を表現する」です。

ポーランドの幼稚園
親子で一緒になって、子供の等身大の型紙に、枯れ葉や色紙、ビーズなどをデコレーションします。
どちらかというと、親が積極的。
子供はデコレーションするより、糊や折り紙をネチャネチャこねくる方に夢中でした。

ポーランドの幼稚園
他のグループの完成品。
ほとんどママさん達が手がけられたのですが、とても上手。

ポーランドの幼稚園
出来上がった作品から壁に貼りだします。

ポーランドの幼稚園
先生方が製作された秋のデコレーション。
ポーランドの人は、幼稚園の先生に限らず、店員さんでも、事務員さんでも、こういう手作りがものすごく上手。
ボトムでこれだけのセンスなら、アートの世界のトップにいる人がどれほどのものか、想像つくでしょう。
TVの10秒スポットなんかでも、ものすごくセンスがいいんですよ。

ポーランドの幼稚園
ヤマアラシの拡大画。
恐らく、パンプキン(日本の南京カボチャとはだいぶ違います)の中身をくりぬいて乾燥させたものに、デコレーションした爪楊枝を差しているのだと思います。
さりげに加えたリンゴの演出がにくい。
私自身は、こういうセンスが皆無なので、本当に溜息がでます。

ポーランドの幼稚園
3~4歳児クラスの作品。
紙粘土と松の枝で作ったハリネズミです。

ポーランドの幼稚園
幼稚園のホールに定期的に張り出される園児たちの作品。
これを見るのがとても楽しみです。

今では幼稚園もひらがな教えたり、簡単な計算を教えたりするのが当たり前になりつつあるようですが、私はやはり、こういう創造的な活動をメインにして下さる方がありがたいです。

何故って、書き方や計算は、小学校でも教わるからです。

小学校に行けば、美術や工芸の時間はぐっと減ります。

だからこそ、アルファベットや数字にとらわれない幼児期に、紙粘土をこねたり、色紙を切り貼りしたりする活動を大事にして頂きたいんですね。

もちろん、子供同士のグループワークも大切です。

「早く教えた方が効果的」なこともあるかもしれないけど、「この時期にしか出来ないこと」も同じくらい大事なのではないでしょうか。

何かと言えばアンパンマン、ポケモン、ミッキーマウス、と、有名キャラクターに頼るのも、私はあんまり好きじゃないです。
近頃は、公的組織のパンフレットや有名企業のサイトにしても、何かといえば、マスコットの「○○ちゃん」みたいなカワイイ系のキャラクターが登場して、とても大人を対象にしたものには見えませんからね。

私もマンガは大好きだけど、「すべてがマンガちっく」なのと、「読書としてのマンガを楽しむ」のはまた別だと思います。

小さい頃からキャラクター文化にどっぷり浸かって育つのと、センスのいいものに囲まれて育つのでは、人間も社会も大きく違ってきますし、「自立できない大人ウンヌン」の話になると、どうしたって母親のせいにされることが多いけど、いつまでも子供をマンガちっくなファンタジーに閉じ込めておく社会の在り方も大きく影響していると思うのは私だけでしょうか。

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