川端康成の『雪国』 カーテンを開けると、そこは……

10月 14日, 2009年 in 海外生活エッセー blog

カーテンを開けると、そこは雪国だった。

夜の底が、白くなった。

……と思ったら、、

吹雪いてますやん!!

降雪するとは言っていたが、まだ10月半ばなので小雪がちらつく程度かと思っていたら、吹雪。。

風が鳴り、視界は遮られ、車のフロントガラスには20センチほどの積雪がありました。

でも、気温が「0度」と中途半端に寒いので(0度で『中途半端』と言えるあたりが自分でも感心)、雪はベタベタに溶け出し、真冬のように「粉雪舞う」状態にはなりません。

こういうのが案外やっかいなのです。

生まれも育ちも雪国で、子供の頃からこうした暮らしに慣れ親しんでおられる方なら、「えー、そんなの普通だよ」かもしれませんが、私は、雪が3センチも積もると、「交通機能マヒ。朝の通勤、10万人の足に影響」というような場所に住んでいたので、ポーランドの冬と雪だけは何年経っても慣れません。

朝から車に積もった雪を搔きながら、私はつくづく雪国には向いていない、と思いました。改めて。

それにしても、川端康成の『雪国』の冒頭、「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった。夜の底が白くなった」は、文学史上に残る名文だと思います。

シンプルでありながら、これほど鮮やかに情景が広がる文章もなく、この一行ですでにドラマの世界に引き込まれてしまいます。

初めて読んだのは中学生の時だったので、男女の色恋がまったく理解できず、屈指のノーベル文学賞作品もひたすら退屈なだけでしたが……。

それにしても、この降雪。

私の在住歴の中では最短の出来事です。

これから4月まで、なが~い冬の始まりです(T^T)

P.S

この記事、めちゃくちゃ面白い!

雪国の世界(ウェブの文章編) 

http://www1.odn.ne.jp/mushimaru/bakaessay/yukiguni.htm

川端康成の名文を、「本人は鋭いつもりの悪口雑言系」「なんかコドモ女っていうかー系」「自分で読んで恥ずかしくないかのダメ詩人系」などにアレンジしています。

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