海と生命

海岸に打ち付ける波の一つ一つにも生命の営みがある。 波は微生物や細かな堆積物を運び、海岸の地形や地質を少しずつ変えてゆく。 それは時に人間社会に不便をもたらすが、こうした変化があればこそ、自然のシステムは生き続け、進化することができる。 * たとえ生きて行く為に漁が必要だとしても、 乱獲は巡り巡って …

 

Jelly Fish ~海月の詩~

海月は死ぬと あの黄色い月に生まれ変わるらしい 二十八夜ごとに 一匹ずつ 海月は新しい生命をもらって 海の底から 立ち昇るそうだ だけど そこにも ちゃんと『一生』があって 新たに生まれた月も 十五夜で満ちると欠け始め 二十七夜には 回帰の月になって 夜の闇に消えてゆくという そうして月の一生を終え …

 

After the rain

青空の美しさに気付くのは いつも雨上がり 澄んだ青色が 眩しくもあり 懐かしくもある ここから一歩踏み出して ぬかるみを越えて行こうよ あの空の向こうに 新しい悦びがあるから 雨が上がって 窓を開ければ いつも そこに 光を見出すことができる それは雨からの 眩しい贈り物

 

Bottom of the Sea

なぜ 人間だけが 「自分は無意味だ」などと思うのだろう。 深い海の底を覗けば 何のために生きているのか分からないような 生物がごまんといる。 誰に知られることなく 息づいているような 生き物が。 その一つ一つが 何のために生きているのかと疑いだせば 「生命(いのち)」なんて この世からすべて死に絶え …