恋を知り
あなたを知って
私は死へと旅立つ
報われぬ想いを胸に
夜の果てへ
恋を知り
あなたを知って
私は永遠に孤独になった
もう何処にも救いはない
この地上に
あなた以外に
もはや死だけが
私を安らかにする
悲しみも苦しみもない
永遠なる恋の墓場
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地獄の季節 (岩波文庫)by ランボオ
16歳にして第一級の詩をうみだし、数年のうちに他の文学者の一生にも比すべき文学的燃焼をなしとげて彗星のごとく消え去った詩人ランボオ(1854‐91)。ヴェルレーヌが「非凡な心理的自伝」と評した散文詩『地獄の季節』は彼が文学にたたきつけた絶縁状であり、若き天才の圧縮された文学的生涯のすべてがここに結晶している。参照記事→「太陽と月に背いて」。
