煮え切らない男に「ウン」と言わせる方法

ありません。

あれこれ策を弄して、「ウン」と言わせるように仕向けても、相手に気味悪がられて、いっそうこじれるだけ。

男性の多くは、プロポーズでも何でも「自分が求めて、そうした」という実感が欲しいものだから、女性の方からあれこれ罠を仕掛けて、「ウン」と言わざるをえない状況に追い込まれると、いつまでも「ハメられた」という恨みだけが残り、たとえ上手い具合に結婚できたとしても、いろんな場面で蔑ろにされ、お互いに不満を引きずるケースが大半ではないかと思います。

でも、「ウン」と言わせる方法はなくても、女性が自分の正直な気持ちを伝えることはできます。

妊娠・出産に対する年齢的な焦り。

宙ぶらりんな状態への不安。

心の底から、生涯を添い遂げてくれる人が欲しいこと、etc。

「こんなことを言ったら、結婚に焦っていると思われる」

「いかにもモテない、売れ残りみたい」

自分でも恥に感じるかもしれません。

でも、それが、あなたの偽らざる気持ちであるなら、ちゃんと言葉にして伝えるべきなのです。

本当に切羽詰まった時に、なぜあなたはそこまでいい女を演じる必要があるのでしょう。

「結婚を焦らない女」「妊娠・出産に対する年齢的な限界が気にならない女」であることが、そんなに魅力的ですか?

そもそも、結婚を意識するような相手に、そんな自分の本音もぶつけられないようで、この先、どうやって一緒に暮らして行くのでしょう。

それとも、本音をぶつけたら、たちまち愛が醒めるような頼りない関係なのですか?

確かに、男性にも都合がある。仕事がどう、お金がどう、今は考えられないとか、いろいろ理由はあるでしょう。

でも、男性の都合に対し、あなたの年齢的なリミット(とりわけ妊娠・出産に関する)や追い詰められた気持ちが、二歩も三歩も譲らねばならない、「男性の都合より劣ること」とは決して思いません。

男性に都合があるように、女性にも都合がある。それも絶対に取り返しのつかない、肉体的な都合です。

そう思えば、長年付き合った彼女として、男性に本音をぶつけることは決して恥ではないし、そこまで気を遣わなければ維持できないような関係なら、終わった方がよっぽど幸せというものです。

もちろん、シリアスな話を切り出すにはタイミングが肝心。

相手が資格試験の真っ最中とか、仕事でストレスまみれになってる時に、一方的に気持ちをぶつけても、「なんて思いやりのない女だ」と嫌われるだけですよね。

そして、話す時には、「私はこう思う」と、自分の気持ちだけを伝えること。難しいかもしれないけれど、簡潔に、爽やかに、です。

そして、一度、言いたいことを言ったら、あとは何事もなかったように普通に振る舞うこと。同じ事をネチネチ蒸し返さない。次の日からいきなり暗くならない。相手を責めて被害者ぶらない。「彼にはNoを言う権利もある」ということを、ちゃんと態度で示すことです。

それから一番肝心なのは、「これ以上は待てない」という線引きを自分にも相手にも宣言すること。

中途半端にだらだら続けたくない、というあなたの最大の意思表示です。

そうすると、「結婚だけが目的なのか」と言い出す男性もいるでしょう。

でも、そんな言い分は、無視しといたらいいんですよ。

最初からそれだけが目的で交際を始めたのならともかく、長年付き合う中で、自然にそういう気持ちが芽生えたことを、なぜ女性だけが否定されなければならないのか、そっちの方がうんとおかしいでしょう?

普通は、不意打ちをくらったショックはあっても、「もう、いつまでも、なあなあに出来ないなあ」と相手の気持ちや状況を汲んだ上で、自分の結論を出すもの。

もし、一方的にあなたを責めるだけなら、その時点で見限ればいいんですよ。

そんな相手に頭を下げて一緒になってもらっても、幸せになんかなれないです。

そんでもって、期限がきたら、宣言した通りにすること。

「もうちょっと待ってくれ」「お前とは別れたくない」などという甘言に引きずられて、ずるずる続けないこと。

でないと、相手に舐められ、都合良く使われて終わりです。

確かに、結婚、結婚、と、うるさくさえずるのは、格好の良いものではないし、あまりに焦る気持ちが見え見えだと、興ざめするのも本当です。

だからといって、女性としての自然な気持ちや願望を否定されてまで、男性の都合よく言いくるめられるものでもないし、適齢期にさしかかった人が、就職や生涯年収について考えるのと同じくらい真剣な気持ちで結婚や妊娠・出産について考えることはちっとも恥ずかしいことではないと思います。

ここぞという時には、自分とも、相手とも、しっかり向き合う勇気をもちましょうね。

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