恋と女性の生き方

別れ=「大きな幸せを入れる袋が出来た」と考えてみる

2011年3月22日

サイトに恋愛エッセーを掲載するようになってから、かれこれ10年経つのですが、その間、本当にたくさんの女の子からメールやコメントをいただきました。

その多くは「最近、彼氏と別れました」というもので、「今はこんな風に考えています」で締めくくられているメッセージが大半です。

大きなショックから抜け出して、ちょっと落ち着いた頃に、気持ちの整理を兼ねて送ってこられるのだと思います。

でも、皆さんのメッセージを読んでいて、「あ~、この子、終わってるわ」なんて思うこと、ほとんど無いです。

確かに、事実は「別れ」であり「失恋」だけども、底に希望が残っている、とでも言うのかな。

「もう2~3年もしたら、本当の運命の相手に出会うよ」と感じるケースが圧倒的に多い。

本人にとっては「決定的な別れ」であり「恋の終わり」かもしれないけれど、傍から見たら、「本物のご縁に至るための、一つのステップ」に過ぎないのです。

いわば、本当の相手と結ばれるために、その彼とは別れざるをえなかった、という感じです。

大きな流れの中の、一つの節目ですよね。

もちろん、少し冷静になった頃に、いろいろ省みることは大切。

そこで気付いたこと、考えたことが大きな糧となり、心に磨きがかかるのも本当だし。

真剣であればあるほど、「ああいうことを経験できて本当に良かった」と心から思える。

無駄なことなど、一つもないのです。

だから、つらい反省会をしながらも、心のどこかでは「これで大きな幸せを入れる袋が出来た」ぐらいに思って欲しい。

結婚式のひな壇に座れるのは、男女ともに一人ずつですから。

隣の席が空いた、ということは、次にそこに座る人が「本物」ということです。

彼氏と別れたら、その喪失感に耐えられなくて、わざとスケジュールを詰め詰めにしたり、身近な男性と遊びまくったり、空いたものを今すぐ他のもので埋めようとする人も多いけど、心と身体を壊さない程度に、その喪失感をしばらく大事にもっていてごらん、と思います。

あなたは常に「ひとり」である自分を意識する。

その中で見えてくること、感じることが、今のあなたに本当に必要なことだからです。

それを理解しているか否かで、この先の流れも大きく変わります。

人間が幸せに生きるために一番大切なのは、「自分が本当に求めるものを知っている」ということなのですから。

若さの特権は、その『お肌』ではなく、「いつか」を夢見られる『時間の余裕』と『心の柔軟性』です。

そして、心が柔軟であればあるほど、あなたは別れから多くの過ちに気付き、それを輝きにかえて、誰もが「○○さんって、心が優しいよね」と目を細めるような、素敵な女性に成長するのです。

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