まともな男は浮気しない

あなたに考えて欲しいこと

一口に「不倫」といっても、男性の側から見た不倫と、女性が経験する不倫はまったく違うし、既婚女性の不倫と独身女性の不倫も似て非なるものです。

誰が誰とくっつこうが、誰に恋しようが、その人の勝手ですが、こと独身女性においては、不倫で失うものの方が多いので、深入りする前に、よく考えて頂けたらと思います。

*

巷には不倫に関する様々なコメントが溢れかえっています。

でも、男性が独身女性に向かって「不倫なんて罪じゃないよ、恋をするのは自由だよ」とか言ってるのは完全に無視して下さい。独身男性だろうと、既婚男性だろうと、男に独身女性の置かれた社会的立場や心身の不安など分かるわけがないからです。

また芸能人の肯定論も右から左に聞き流しましょう。既に名声もお金もあって、美男美女に出会う機会も多くて、美容やファッションに何十万とお金をかけられて、もめ事を起こしてもスポンサーやら事務所やらが全力で火消しに回ってくれる立場の人と、一般人の自分を同一視すべきではないです。

身近な不倫経験者の肯定論も、「へえ、そうなんだ」と、軽く頷く程度にして下さい。「あの人もやってるから、私も」と安易な気持ちで乗ると、あとで痛い目に遭うことがあります。

では、なぜ独身女性の不倫は非常にリスキーかと言うと、『若さ(=時間)』という最も貴重な人生の資本を無駄にするからです。

それに加えて、周囲にバレた時の社会的影響も深刻なものがあります。

私も不倫業界に長くおりましたので、はっきり断言しますけど、男性と女性では失うものが全く違います。

たとえば男性の浮気がバレても、「あの先生は遊び人やさかい」。それで終わりです。

うら若き女性の真心を裏切った卑劣な男、こんな男に部長の資格はない、などと、真顔で糾弾する人など皆無です。

逆に、女性はこう言われる。「あんな無責任男に遊ばれて、アホやな」。

男の方から誘おうが、女性の方が傷つこうが、いつでも責められ、軽蔑されるのは女性の方。
騙された、裏切られたと騒いでも、「そんなの、最初から分かりきってるでしょう」「あなたもイイ思いしたんでしょ」って、誰も同情などしてくれません。いずれ職場にも居辛くなって、辞めざるをえなくなります。

そうなれば、仕事も、仲間も、心の安定も、何もかも失って、はたと気付けば、30過ぎて独身男性にも相手にされない・・という状況になってくる。

不倫中の独身女性はよく言う、「いざとなったら、結婚すればいい」。

でも、結婚相手など、そんな自分の都合よく現れるものではないです。

後悔したって、もう遅い。

心の傷は癒えても、過ぎた若さは決して戻ってきません。

20代という身も心も美しい時を、無責任な既婚男に捧げて、幸福になる人など無いのです。

*

それでも自分は愛されてる。

男性に誘われる私はいい女。

そんな風に思い込んでいませんか?

「彼は誠実」と言うけれど、その人は自分の友達に「僕の最愛の彼女だよ」と紹介してくれますか?

あなたが夜中に腹痛で苦しんでいる時、救急外来に連れて行って、つきっきりで看病してくれますか?

あなたが産んだ子供を一緒に育て、あなたが仕事でトラブルに巻き込まれた時も「いざとなれば、辞めればいいじゃないか。生活のことなら心配するな。二人で乗り切ろう」とか励ましてくれるんでしょうか?

多分、あなたの存在を、人生の汚点みたいに世間の目から隠しまくって、アドレス帳にも男の名前で登録するなど、軽んじてるんじゃないですか?

男の誠実がどの程度のものか知りたければ、一度、こう聞いてみましょう。

「あなたの職場に遊びに行っていい?」

これを口にすると、どんな男性でも少なからず顔が引きつるものですが、あなたのことを面倒と考え、いずれ捨てるつもりなら、血相を変えると思います。そして、それが、男のホンネ。

日頃どんな先進的なことを口にしていても、いざとなれば、恐るべき保守性を発揮するのが男というものですよ。

男が人生において決して無くし得ないもの、それは仕事であり、己の礎です。そこには当然、家庭も含まれます。妻と子供が大事というよりは、自分の日常が崩れるのがイヤという人もありますけども、それでも「浮気相手」の優先順位は、仕事(自分)>>>>>>オンナなのです。高収入とか、エリートとか、高スペックと呼ばれる男性ほどその傾向は強いです。

ところが、相手を信じきっている女性はそれが分からない。

「私のこと、奥さんより好き、と言ってたじゃない」と噛み付いても、男の優先順位は易々と変わりません。自分の仕事や社会での名声、(たとえ愛情は冷めても)安定した生活の場を捨ててまでオンナを選ぶほどお人好しではない。

心底から「この妻とはもうやっていけない」と思い、あなたを幸せにする気があるなら、必ず離婚届に判をついて、真っ新な状態であなたと人生の再スタートを切るはずですよ。

それをしないで、「お前が好きや」と、だらだら関係を続けている時点で、家庭人としても男としても欠陥商品ですよ。

そんなしょうもない男に、一番美しい時を捧げて、本当に幸福ですか?

どうせ恋をするなら、たとえ既婚男性でも、もうちょっと上質な相手を選びましょうよ。

*

遊び慣れた男というのは、「愛に飢えた、淋しそうな女」を巧みに嗅ぎ分けるものです。

地方から出てきた、一人暮らしの女性とか。彼氏と別れたばかりの、ぼっちの女性とか。

基本的に、既婚男性に言い寄られる女性って、隙があるんですよ。

いい女だから、魅力的だから、誘われるんじゃない。

「こいつは押せば、なびく」「何かあっても、黙って引き下がる」

ちょっと好意を見せれば、気を許して、やらせてくれるような雰囲気があるから、「よかったら食事でも」と仕掛けてくるわけ。

嫌なことをされても、ぐっと我慢するようなタイプの女の子も餌食にされやすい。

イケイケのお姉ちゃんより、真面目で、心が優しくて、職場でも評判の高い子が引っかかりやすいのは、いつも一所懸命に頑張りすぎて、心が疲れてるからですよ。

そういう抑圧された部分を、既婚男の優しさでくすぐられると、ホロリとなって、身体まで許してしまう。

そして、既婚男の方も、そういう女の子の弱みをよく知っていて、独身男性が照れて口に出せないような事も平気で口にするし、既に一人の女(嫁)をモノにしたという余裕もあるから、遠慮も躊躇も無い。

はたと気付けば、身も心も深入りして、相手の本性も、物事の善悪も、考えられなくなってる。

そんな彼女たちが一様に言うのは、「人を好きになって、何が悪いの」。

確かにそうかもしれないけれど、男性の立場に立ってみれば、これがいかに卑怯で、ズルイか、よく分かるはずですヨ。

*

なぜ不倫が糾弾されるかといえば、『嘘をつくから』だと思います。

「会議で遅くなる」と言いつつ、ラブホテルでオンナと遊んでるわけでしょう。

奥さんは旦那の言葉を信じて、夕食を温め直したり、子供をお風呂に入れたり、「疲れて帰ってくるなら、ビールでも冷やしておいてあげましょう」なんて気遣ってるかもしれない。

それらを全て裏切って、嘘をついてるわけです。

そんな大人が、子供に対しては、「嘘をついてはいけません」「友達は大事にしましょう」と言い聞かせてる。

仕事では「信用が一番」「顧客には誠実を」とか宣ってる。

とんだ偽善ですよね。

たとえ夫婦仲が修復不可能なほど冷え切っていても、最低限、やってはいけない事がある。

人を好きになるのは自由でも、家族を騙していい理由にはならないのです。

世間一般の感じる怒りや違和感というのは、そこにある。

「恋する気持ち」を咎めているのではなく、自分の欲望を満たす為に、家族や身近な人に嘘をつき、あれこれ言い訳していることに卑劣さを感じるのですよ。

*

それでも人を好きになる気持ちは抑えられない。

身近に接するうちに、既婚男性に恋してしまうこともあるでしょう。

だとしても、易々と関係を持つ前に、それは本当に愛なのか、男の誠実がどこにあるか、よくよく考えて下さい。

そして、同じ不倫するなら、責任感のある男性を選んで下さい。

本当に男性が女性を愛したら、先々まで心配するものですよ。

オレの支えがなくなったら、この子はどうなるんやろう。

オレのせいで、一生独身やったら、この子の老後はどうなるんやろう。

その気持ちから、月々の生活費を渡す人もあれば、不動産価値の高い一等地のマンションを女性名義で買う人もある。生活の支えになるように開店資金を援助する人もあれば、ちゃんと子供を認知して養育費を払い続ける人もある。

それで女性が納得するなら、それも一つの生き方には違いありません(実際、そういう方はいらっしゃる。またそういう男性の妻も○○夫人の肩書きや年収数億の暮らしに納得して、自分の不利になるような事はしません)。

それも無くてね。

単に「やりたいだけ」の男に身も心も捧げて、若さもチャンスも棒に振って、挙げ句に、失業だの、ノイローゼだの、自殺未遂だの、に陥ったら、救いようがないですよ。

それでも私は彼を信じる、恋を楽しむ、というなら、それもその人の好き好きです。

その代わり、何かあっても、騙されたの、傷ついたの、と、騒ぎ立てないことです。

追記:2016/07/25

まともな男は浮気しない

私は、基本的に、『まともな男性は浮気しないもの』と思っています。    
    
男性というと、綺麗なおネエちゃんを見たら、誰彼かまわず追いかけ回すのが当たり前だと思っている人も多いですが、誠実な男性は、おチンチンにもちゃんと脳味噌を持っていて、自分をコントロールするもの。

一瞬「好きだ、やりたい」と思っても、相手の女性の立場、自分の恋人や妻子の気持ち、そして自分自身の器を考えたら、理性に立ち返り、「ここで突っ走ってはいけない」と自制するのが、まともな男の考え方なのです。    
    
もちろん、男性もオスには違いありませんから、町で若いお嬢さんを見たら「あっ、可愛いな」と思うし、綺麗なお姉さんに優しくされたら、鼻の下も伸びます。時には、グラビア美女のことを思いながら、「ああ~、あんな女と一度やってみたい」と淫らな想像に耽ることもあるでしょう。    
    
でも、それはあくまで「トキメキ」「スケベ心」の範疇で、理性で抑えられる感情です。

まともな男は、次の瞬間には我に返って、ちゃんと自分の守るべき所に帰っていくのです。    
    
私は、いかなる理由、いかなる経緯があろうと、妻、あるいは恋人がありながら、他の女にもちょっかい出して、「好きだ」と言ったり、デートに誘ったり、肉体的な接触(キスや抱擁も含めて)を持った時点で、妻、あるいは恋人との信頼関係は終わりだし、その男はろくでもないヤツだと認識しています。    
    
なぜなら、本命(妻、あるいは恋人)に対しても、新手に対しても、本当に誠実な愛情の持ち主なら、どちらに対してもいい加減な対応はしないからです。    

もし本命に対する愛情がすっかり冷め、新しく現れた女性を愛し始めたら、まともな男性なら、まず本命との関係を終わらせてから、新手の女性の所に行くでしょう。    
    
あるいは、本命も大事だけど、新手の女性も可愛いと思う、でも新手の女性の人生や将来を思えば、その子を傷つけたり、苦しめたりするような事は出来ないというのが、まともな男の思考回路だと思うんです。    
    
そこでブレーキが引けず、トキメキとスケベ心の域を越えて、実際に手を出してくるということは、やっぱり普通じゃないし、本命に対しても、新手に対しても、非常に無責任な気がします。    
    
若い女の子がよく勘違いするのが、「だけど彼はいい人よ」「彼の気持ちも真剣だから」というもの。    
    
でも、男というのは、その場、その場は、いつだって真剣なのです。    
その時は「彼女に恋する男」になりきって口説くからです。    

そもそも男が他の女性にちょっかい出すのは、「もう一度、恋のトキメキを味わいたい」からでしょう。    
必死に口説いている男が真剣なのは、当たり前なんですね。    
    
でも、若い女の子は、なかなかその正体に気付かず、「真実の愛」と勘違いしてしまう。    
「この人は私を本気で愛している」と思い込んでしまう。    
    
でも、考えてみてください。    
あなたを本気で愛している男性が、どうしてあなたを苦しめ、傷つけるような恋に引きずり込むのですか?    
    
本命がいながら、「君のことが好きだ。抱きたい」と言うのは、要するに、性愛だけの『愛人』になれ、という事じゃないですか。    
    
あなたを、何の経済的保障も、精神的安心も、法律上の権利も、将来の約束も、何も無い『愛人』にして、セックスと恋愛の美味しい部分だけ下さい、という訳でしょう?    
    
そんな虫のいい話の何処に『本物の愛』があるのですか?    
    
女の子も、最初は、「優しくされるだけでいい」なんて思ってますが、関係が深まり、長引けば、「私のこと、どうするつもりなの」「奥さんばっかり良い目をして不公平」「あなたの子供が産みたい」なんて、どんどん欲求がエスカレートするに決まってるんです。    
本当に「愛だけでいい」なんて割り切れる女性は、百万人に一人か二人ぐらいでしょう。    
    
それに、夫婦は、そう簡単には別れません。    
完全に別居状態に入っているとか、実際に離婚の調停中とかいうなら話は別ですが、ご飯時になれば自宅に帰り、奥さんに洗ってもらったパンツをはいて、時々、家族サービスにロイヤルホストや遊園地に出掛けるような男は、滅多な事じゃ別れません。    
    
というのも、奥さんは空気の一部、人生の一部になってしまっているからです。    
    
独身の女の子の目には、「ただ一緒に暮らしているだけ」にしか見えないかもしれませんが、そこに愛があろうと、無かろうと、夫婦は『二人で一つ』で、吸ってる空気も、食べてる飯の粒も、みな共有しているのです。    
    
たとえれば、二つの頭に一つの尻尾のキングギドラみたいなもの。    
たとえ頭は反目していても、尻尾の部分は生活の基盤を共にしているので、そう簡単には離れません。    
    
「妻とは離婚するつもり」とか「もう妻のことは何とも思ってない」とか、しゃーしゃーと口にする男も多いようですが、確かにそれは本心でも、既に一体化しているキングギドラの胴体から離れて、新しい女の子の所に行くことは、男(旦那)にとって半分死ぬのと同じようなものなんです。    
    
仮に、男がそれだけの決断をして、あなたと再婚したとしても、妻の怨みは全てあなたの一人に集中しますから、あなた自身、あなたに現れなければ男の方に災いが出やすいのです。    
    
実際、略奪婚した人で、数年内に旦那が死んだり、離婚が成立した途端、旦那が脳梗塞で倒れたり、今度は他の女に略奪されて、その人自身が本妻の苦しみを味わったりと、因果は巡るものです。    
人の怨みを買う恋と結婚は、ほんと百害あって一利なしです。    
あっても、長続きしません。    
    
それに、本当に女遊びがしたい人は、仕事として遊んでくれる人の所に行きます。
その方が、お互い後腐れないし、女性も遊び方を心得ているからです。    
    
もちろん、プロの女性の所に行けば、場所によっては何万、何十万とかかるし、本格的に面倒見るとなれば、何千万、何億の投資が必要になります。    
だからこそ女性も大切にされるし、男性も自分の行動に責任を持ちます。    
時には、愛人と本妻が相まみえて、「いつも主人がお世話になっています」「いいえ、こちらこそ、お世話になりっぱなしで・・」なんて仲良く出来るのも、男性が双方のニーズをちゃんと満たしているからですよ。    
    
「生活の面倒は見ない、でもセックスはさせろ」みたいな、ケチな男は、愛人はおろか、女房だって大切にはできません。    
言い換えれば、女房一人、大事にできない男は、愛人だって大事にできる訳がないのです。    
    
その事実に気付かず、男が口にする「女房の悪口」を真に受けて、「私だけは特別。彼は私だけが安らぎなの」なんて買いかぶらないように。    
女房の悪口を言う男は、他の女の前で、あなたの悪口を言いますよ。    
    
「それでも、やっぱり彼が好き。彼と一緒にいられれば、それでいい」と思うなら、それもその人の人生ですが、間違っても、「自分だけが愛されている」「素敵な男性と純粋な恋をしている」なんて思わない方がいい。    
    
そもそも、誠実で素敵な男性は、たとえあなたが熱烈にモーションかけたって、    
「お互い、傷つくだけだから、こんな関係は止めておこう」    
と、お断りするものです。    
    
だって、本当に愛したら、自分の欲望より彼女の幸せを第一に考えるでしょう?    
自分の愛する女が、誰にも言えない秘密を抱えて、日陰の存在になり、土日やクリスマスは淋しい思いをしながら一人で過ごし、結婚も出来ずに、おばあさんになっていく・・・、そんなこと、真面目な男性なら耐えられないと思いますよ。    
    
本当に愛してたら、「君が好きだ、抱きたい」なんて欲望を丸出しにせず、    
    
「君のことは大好きだけど、君を傷つけ、悲しませたくない。君みたいに素敵な女性が、僕みたいな所帯持ちに一生を捧げてはいけない。君には素敵な結婚をして、幸せになって欲しい」    
と、願うのではないでしょうか。    
(もっとも、別れの口実にこのセリフを口にする男性もいるので、そこは見極めが肝心ですけど・・・)    
    
そうした事を口にせずとも、あなたの誘いを無視したり、あなたと距離を置いたり、口を聞かなくなったり・・・と、態度で示すでしょう。    
    
本当に誠実な男性は、本命にも、新手の女性にも、無責任な事ができないのです。    
    
それを勘違いして、「どうして、どうして?!」と男性を追い回すと、せっかく美しい思い出として心に残るものも、無惨に色褪せるから要注意。    
    
もし不倫の恋をしてしまったら、『心の中で美しく終わる』のが鉄則です。    
    
人を好きになってしまう気持ちは誰にも止められないし、不倫であろうと恋は恋、心の中で燃やす情熱に罪悪はありません。    
    
だけど、それを実行したら、あなたにとっても、相手にとっても、相手の家族にとっても害悪になるのです。    
    
もし妻子持ちを好きになったら、    
「あの人にはいつまでも奥さんと子供と仲良く、幸せであって欲しい。私が我慢し、諦めることで、あの人に幸せをあげられるのなら、それでいい」    
と、思えるようになって欲しいものです。    
    
それから、もう一つ、気を付けて欲しいのは、妻子持ちや彼女持ちのような男性ばかりに声を掛けられる・・・というパターン。    
    
本人が望む、望まないにかかわらず、言い寄ってくる男は何故か妻、彼女のある人ばかりという場合、あなたの中に、そういう男性を引き寄せる「何か」がある可能性が高いからです。    

私の知り合いに、誰と付き合っても、最後はヒモになられて、捨てられる・・・というパターンを繰り返している女性がいました。    
「もうヒモ男と付き合うのはイヤ」と言いながら、彼女は、なぜ自分がヒモ男を引き寄せるのか一向に考えようとせず、ちょっと自分に言い寄ってくる男性があるとすぐに深入りし、あれもこれも貢いで、ヒモにしてしまうんですね。    
    
周りの者には、彼女が愛に飢えていて、捨てられまいとするあまり、あれもこれも貢いでしまう性質が原因だと分かっていたのですが、彼女自身がそれに気付かない限り、それを狙ってくる男は後を絶たないし、周りの者が何を言っても、「私は悪くない、私は一生懸命がんばっている」と一点張りで、どうにも変わらないのです。    
    
あなたに近寄ってくる男性は、あなた自身の鏡です。    
いい男であれ、悪い男であれ、今のあなたの心の状態、心のレベルに合った男性が、引き寄せられてきます。    
    
妻・彼女持ちの男性ばかりが近づいてくるというなら、そういう人を引き寄せる「何か」が、あなたの中にあるのかもしれません。    
それは欠点とか、落ち度ではなく、心の傾向みたいなものです。    
    
たとえば、成熟した男性にしか興味が持てない人、あるいは、そういう年上の男性ばかり引き付けてしまう人は、父親の愛情に飢えていて、今も少女のような欲求が全身ににじみ出ているのかもしれない。    
アル中やギャンブル好きの男性とすぐ縁が出来て、離れられなくなってしまう人は、その人自身も男性依存症の傾向があるのかもしれないということ。    
そうした心の傾向を直さない限り、似たような男性と似たような恋愛を繰り返す可能性が高いのです。    
    
もし似たような男性ばかり近づいてきて、似たようなパターンを繰り返す場合、自分の中の「何か」が変わらない限り、その場、その場では対処できても、また似たような男性が近寄ってくる可能性が高いので、一度、自分の心の傾向や、男性に対する価値観みたいなものを見つめ直した方がいいと思いますよ。    
    
その際、注意して欲しいのが、「カモられやすいタイプ」になってないかという事。    
「カモられる」って、すごく悪い言葉かもしれませんが、あえてこう書きますね。    
    
たとえば、痴漢の常習犯は、誰彼かまわず触るわけではありません。    
たとえオッパイが大きくても、触った途端、手首を捻りあげて、「このチカン! 一緒に警察署に来てもらいます!」なんて凄みそうな女性には絶対に手を出さないそうです。    
痴漢にとって都合の良いタイプは、    
「もじもじして、されるがままになってしまう」    
「イヤだなと思っても、恥ずかしいから黙っている」    
やっぱり人を見て狙うわけです。    
    
私がずっと前にいた職場に、Tという医師がしました。    
これがたいそうな遊び人で、同じ職場内に愛人が四人いて、なおかつ、可愛い新人さんが入社してくると「食事に行こう」「ドライブしないか」と口説きまくるので有名でした。    
でも、そのT医師も、可愛ければ誰でも良いという訳ではないのです。    
T医師のターゲットになる女性のタイプは、ほぼ一定していました。    
「親元を離れて、一人暮らししている」    
「おとなしくて、口数が少ない」    
「何かあっても、黙って一人で耐える性質」    
「職場では、やり手の女性で通っている」    
    
いくら美人で、色気があっても、    
「・・・で、月いくらくれるの? チンチンのサイズは? セックスは当然、上手いんでしょうね」    
「私のこと粗末にしたら、あそこにも、ここにも、あんたの所業をバラすわよ」    
なんて凄みそうな女は、相手の方から予防線を張ってくれるのです。    
    
ターゲットにされるという事は、相手にとって口説きやすいから言い寄られる訳で、普通に考えたら女性の長所になりそうな点、たとえば「物静か」「控えめ」「しっかり者(一人で耐えるタイプ)」が、遊び人には、格好の餌食になるという一面があるんですよ。    
    
というのも、物静かでおとなしい女性は、理不尽な事をされても、まず男に食ってかかりません。気持ちが優しいから、きつい事が言えないという部分もあります。    
    
特に、一人暮らしだったり、失恋直後だったり、仕事や友人関係が上手くいってない女性は、「理不尽な事への疑問や不満」より、「誰かが一緒にいてくれる心地よさ」を優先してしまいやすいので、    
「私が何か言ったら、この人は私から離れてしまう」    
「私が強く言うことで、揉め事を起こしたくない」    
という風に、ついつい考えていまいます。    
    
また、自分以上に、周りを重んじてしまう一面があると、自分が問題を表面化することで、誰某に迷惑がかかってしまうと考えてしまう為、何でも自分一人の中に抱え込み、「私さえ黙っていれば」と思う傾向があります。    
これも遊び人にとっては、非常に都合が良いのです。    

また、「仕事が出来る女性」「自分に自信がある女性」など、プライドの高い女性も、意外とカモられやすいです。    
なぜなら、何かおかしいと薄々気付きながらも、    
「私のような女がカモられる訳がない」    
「私は絶対に男に騙されたりしない」    
と、自分の過ちをなかなか認めようとしないからです。    
そういう女性は、上手におだてておけば、たとえ男に不満があっても、自分から別れようとしません。    
「別れ=自分のバカさ」を認めることだから。    
これもある種の男にとっては、とても都合が良いんですよ。    
    
もちろん、一口に「言い寄る」と言っても、長年、上司と部下の関係で、何かのはずみでそういう雰囲気になったとか、「今の恋人と上手く行ってない」というような相談を受けるうちに親密になってしまったとか、いろいろパターンがあって、皆が皆、カモられやすい、という訳ではないのですが、でも、やっぱりガードが緩んでいる事実は否めません。    
    
たとえ遊び人でなくても、男は、女性が考えている以上に、女性のことをよく観察しています。    
    
真面目な男性でも、女性に隙があれば、浮気心も起こすし、「この女なら騒がない。上手くやり過ごせる」と甘く見るもの。    
    
たとえば、恋人同士の初めてのデートで、女性はお喋りに夢中にでも、男性の方は、「いつ、何処で、キスをしようか」なんて思い巡らし、巧みにタイミングを狙っているでしょう。    
    
妻子・彼女持ちが他の女の子に手を出してくるのも、それと似たようなものだと思いますよ。    
    
あともう一つ、気を付けて欲しいのが、複数交際。    
    
彼がテニスサークルに入っていて、時々、女性も含めたメンバーで飲みに行くとかいうのは別ですが、あなたという妻・恋人がありながら、他の女性と二人きりでデートしたり、性的に親密な繋がりを持っている女性が他にもたくさんいる・・・というのは、明らかに『二股』です。    
    
「他にも親しくしている女性はたくさんいるが、僕にとって特別な女性は君だけだ」    
と言う男性もあるようですが、どう言い訳しようと、『二股』は『二股』です。    
    
女性の中には、彼の心の中心に、あなたという別格の存在があって、他の女性はその周りを回り回っているだけと思う人もあるようですが、男は、どちらも捨てるのが惜しいから、要領よくキープしているだけで、詭弁ですよ。    
    
『特別な存在』?    
    
要するに、好きかどうかも分からない、でもキープして損はない女だから、『特別』というだけでしょう?    
『特別』と言っておけば、女性も安心するし、望みを繋いで、自分から離れないから。    

本当に好きなら「好きだ」と言うし、愛しているなら「愛している」と言います。    
    
それが無くて、『特別な存在』は、好きでも何でもない時の、ご機嫌取りの言い訳ではないかと思います。    
    
また、国際恋愛の場合、「アメリカでは複数の女友達を持つのが当たり前」とか、「僕の国では、別れた恋人(妻)とも友達のように付き合い続けるものだ」とか、その男、個人の価値観を、「アメリカ」だの「僕の国」だのにすり替えて、言い訳することがありますから、よくよく相手の本心を見極めて下さいね。    
    
確かに、国や地域によっては、何人ものガールフレンドと付き合ったり、昔の恋人や別れた先妻とも家族ぐるみで付き合い続けるのが当たり前みたいな所もありますし、「一人の男に一人の女」という価値観が全く通用しない人々もいるでしょう。    
    
でも、どこの国の何人だろうが、真面目な人は真面目です。    
たとえ世間が複数交際を認めていたって、一人の女性とじっくりお付き合いするのが好きな人だっています。    
    
あなたが、「一人の男性と、愛し、愛され・・・」という幸せを求めているなら、ドライな恋愛観を持った男性は避けた方が無難かもしれません。    
一時期、上手く行っても、結局、嫉妬や不安にかられて、しんどくなる一方という気がします。    
人間性や相性の良し悪しも大事ですけど、それ以前に、お互いの恋愛観・結婚観が一致していないと、なかなか難しいですよ。    
    
私も、女性ばかりの職場に身を置き、ドクターと看護婦の不倫なんて日常茶飯事みたいな世界に居たものですから、この手のケースには、ほんと、シビアなんです。    
    
というのも、長年、愛人した挙げ句、三十代半ばでおばあさんみたいに老け込んだ女性とか、略奪婚したものの数年後に旦那が亡くなって、結局、独りに逆戻りした女性とか、不倫の恋の罪悪感から頸動脈を切って自殺を図った女性とか、目の前で本妻と愛人が争って、悲惨な死に方をした男性とか、そういうの、いっぱい見てきたからです。    
    
ほんと、人が人を好きになる気持ちは止められないし、心の中で想う恋に罪はありません。    
それは男性も女性も同じです。    
    
でも、実行に移せば、害悪になるということ――    
特に、女性が失うもの――若さ、安心、心の明るさ――といったものは計り知れません。    
    
他人様の旦那や恋人に愛を求めなくても、世の中にはシングルの素敵な男性がまだまだ、たくさんいます。    
    
また、二股、三股かけてる男にしがみつかなくても、世の中には、あなただけを想い、あなただけを大切にしてくれる男性がきっといるはずです。    
    
「私はこの程度」「今、この人を離したら、私は永久に一人ぼっち」なんて思わず、「あっ」と気付いたら、振り切る勇気を持って、ぜひぜひ本当に幸せで、安らかな愛を見つけて欲しいです。

Site Footer