恋が終わりかけると、女の子は、何が何でも彼との関係を上手く行かせようとして必死になります。
こう言えば、分かってくれるに違いない。
こう振る舞えば、自分の魅力に気付いてくれるかもしれない。
ありとあらゆる解釈をふくらませて、メールを書いたり、電話で問い詰めたり、テクニックを用いたり。
この世のどこかに、失った愛を取り戻す魔法の方法があると、そう思い込んでしまうんですね。
でも、彼との関係を持ち直そう、元に戻そうと躍起になっている時って、たいがい相手の気持ちを見ていないし、状況を正しく理解していないものです。
どれほど過去に美しい思い出があろうと、現在の状況を認めなければならないこと。
どんなに淋しくても、あきらめなければならないこと。
一歩も二歩も引いて、冷静にならなければならないこと、いっぱいありますしね。
何が何でも上手く行かそうとすると、自分もしんどいし、相手も息が詰まってしまう。
そういう時は、ひたすら現実を受け入れる以外にないのです、自分にとってどんなに納得行かない、不利な状況であっても。
そんでもって、彼との仲を何とか上手く行かそうとしている時って、それはもう執着であって、愛ではないです。
自分では「好きな気持ち」と思い込んでいるだけで、相手を自分の思う通りに動かし、自分の思い描くゴールに近づけようと画策しているだけに過ぎないのです。
それが分かるから、相手もますます重くなって、嫌いになってしまう。
逆立ちしようが、土下座しようが、愛されないものはどうしようもないんですよ、悲しいけれど、それがこの世の宿命です。
だからといって、100%、あなたが悪いわけでもないし、まったく希望がないわけでもない。
いい意味での「あきらめの気持ち」を持てば、今、彼との仲がこじれている理由が、きっと分かってくると思います。
そして、冷静になった時、じっくり考えて欲しい。
あなたはただ単に「彼という人を失うのが怖いだけ」ではないか、ということを。
もし、あなたの心の中に「彼が望めば、ぐっとこらえて送り出せる」余裕があれば、いつかそれが本物の愛になって彼の心に響くかもしれません。

