育児と家庭

さらば、子供用補助椅子 ~サバイバル食生活~

2010年11月4日

ついにネジも抜け、カバーもめくれ上がってボロボロ……涙のゴミ捨て場行き。
※画像紛失

ここまで使い込まれたら本望であろう子供用補助椅子。

上の子が9ヶ月になって、離乳食の回数も増えた頃、抱っこして食べさせるのが難しくなってきたので、補助椅子の購入を提案。

当時、我が町で唯一の赤ちゃん&キッズ用品専門店「BOBO Market」(日本の某地方の人が聞いたら大笑いすると思うが、ポーランドにはBOBOを冠した子供向けのネーミングが多い)に夫と一緒に買いに行った。

私はもちろんのことプラスチック製のお洒落な補助椅子が欲しかったが、置き場所もないし、高価ということもあり(日本円的感覚で2~3万円)、写真のような組み立て式の木製椅子を購入。

使って、使って、使い込んで、最後は子供たちのネジ巻きの練習台になり、ビニールもスポンジも擦り切れて外に飛び出し、解体新書になってしまった。

さすがにグラグラ揺れるようになり、下の子が怖がるようになったので、「ついに」というか、「やっと」というか、処分することを決意。

最後に記念写真を撮って、ゴミ捨て場行きとなりました(涙)。

こうして見事に使い込んだ子供用品が一つ、また一つと生活の場から消える度、何とも言えない淋しさがこみあげるこの頃。

ツバメの雛みたいに、ピーチクパーチク口を開けて、おさじで食べさせてもらうのを待っている二人の子供を目の前に、はい次、はい次、はい次と、フィーディングしていた頃が嘘のよう。

私の口には、いつ入るんだ?

そんなディナータイムでした。

にしても、必死に子育てしている最中は、自分のことは万事後回し、子供を泣かせちゃいけない、待たせちゃいけないと、頑張ってしまうものです。

ゆえに、自分のお腹がグーグーでも、まず子供。

それが母親のあるべき姿だと、無意識に思い込んでいたりします。

とはいえ、小さな子供が、何でも行儀良く食べるはずもなく、ちょっと食べてはベー。飽きてはポイ。

こんなこと繰り返されると、どんどん苛立ってもくるものです。

しかも自分はお腹ペコペコ。だから余計で腹が立つ。

どんどんご飯の時間がストレスになって、一日中、食事のことを考えていたり。

が、そんな最悪の時期にふと思ったのが、「まずは自分から」。

5分ぐらい待たせておけばいい。お腹空いた、お腹空いたとワーワー泣きわめいても、まずは自分の空腹を満たして、戦闘態勢を整え、それからゆっくりフィーディングすればいい。

そう考えるようになってからすごく楽になったわけです。

だから、子供たちが一人でしっかり食べられるようになるまでは、私だけ食事の時間をずらしていたこともありました。

子供が遊んでいる傍らで、まずは自分がしっかり食べ、自分の体調を整えてから、サバイバルに向かう。

そうするとね、なんか余裕があるんですよ。キーキー泣かれても、食事をグチャグチャにされても。

思えば、上の子が生まれてから下の子が2歳を過ぎるまで、食事らしい食事ってしたことがない、隙を見て「グワーっと腹の中にかけこむ」、まさにガソリンを補給するかのごとくでした。味なんて感じない、空腹が紛れたらそれでいい、それが全てで。

もちろん今も外食する時はそう。テーブルにジュースをこぼさないか、ぼろぼろ食べかすを散らかさないか、見張りに神経使って、食べてる気がしないですよね、本当に(´ヘ`;)

特にポーランドはホームパーティが多くて、子供の分まで綺麗にテーブルセッティングして下さるものだから(うちの子にそんな洒落たランチョンマットは要りません、って。の世界)、余計で気を遣いますですよ、はい。

それでも、腕に下の子を抱え、空いた手で上の子に食べさせていた、その頃の苦労を思うと、今はだーいぶ楽になったなぁ。
野菜もよく食べるし、食べ終わったら自分の食器は洗ってくれるし(←私は高校生になっても親任せの恥ずかしいヤツでしたが)。

思い起こせばあっという間……。

なんであんなにしんどかったのかな、と。今では他人事のように思います。

でも、今、子供の食事で四苦八苦しているお母さん方の気持ちは痛いほど分かりますが。

かくして、お役御免でゴミ捨て場行きになった子供用補助椅子。

ここまで使い込まれたら本望でしょう。

もうここまで大きくなったらレギュラーサイズの椅子でいいよね♪ と思ってたけど、今度引っ越ししたら、旦那はこのような子供用チェアを新たに買い直すそうです。

そしてこの次は学習机、その次はクローゼット。ベッド、本棚、整理棚、ほんまにキリがないですな。

でも、家の中に、子供用家具やグッズがあふれかえっている時がやっぱり人生の華かも。

全部なくなったら、もっと淋しくなるのかもしれません。。。

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