私が子供の頃、父がよく言ってたの。

「日本は神の国だ。ピンチになったら、必ず『神風』が吹く」

日本の国はともかく、誰の上にも「神風が吹く」というのは本当だと思う。

もちろん、本人が信じれば……の話。

「そんなもん、オレは経験したことがない」と思うとしたら、それは本当の意味で「ピンチ」に遭ったことがないからじゃないかな?

神風というのは、危機を救う幸運の風であって、凪いだ海に棚ボタ式に吹く風じゃないのね。

ハリウッド映画のヒーローだって、必ず物語中盤で危機的状況に陥って、そこから奇跡的に復活して敵をやっつけるでしょ?

最初から連勝、連勝のヒーローなんて、ドラマにもならない。

何も起こらないと、ヒーローにもなりようがないし。

『神風』もそれと同じで、平和な頭の上には吹かない。

とりあえず、寝て、食って、なんか面白いことないー? って言ってるような、普通に生きてる分には遭遇しないよ。

「神の風」なんだし。

だから危機的状況にある人は、君の神風を信じて欲しいね。

そうじゃない人は、そよ風で心洗われる日々を大切にしてください。

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