Notes of Life

人生の大富豪ゲーム♪

2016年7月29日

私、中学時代に、「大富豪ゲーム」にはまったことがあります。(うちの中学では「ド貧民」と呼んでいました。

登校したら、クラスメートとまず一戦。

昼休みは、他クラスの友人も交えて、数戦。

放課後も、校舎が閉まるまで、ひたすらゲーム、ゲーム、ゲーム。

よくあれだけ飽きもせず大富豪ばっかりやってたのが不思議なくらいです。

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で、今もつくづく思うのが、人の世は大富豪ゲームに似ている、ということ。

初回の配布で最強の勝ちカードを手にする人もあれば、3とか4とか、まるで使えないクズカードばかり手にして、ド貧民からゲームをスタートする人もある。

そんでもって、ド貧民が大富豪に勝ち上がるのは至難の業です。

それでもね。

二回、三回とゲームを続けていると、次第に入れ替わりが激しくなってくる。

2やAやキングなど、勝ち札をたくさん持っていても、プレイヤーのカードの切り方がまずければ、ずるずる順位を下げるし、ド貧民でも、辛抱強くプレーを続けていると、どこかしら勝ち上がるチャンスが掴める。

私も8人でプレーして、10回目ぐらいに、ド貧民から富豪まで勝ち上がったことがあるけど、その時、つくづく思ったものです。

ゲームを続ける限り、チャンスも続く、と。

もちろん、何度やってもカスみたいなカードしか掴めず、強いカードはみな大富豪と富豪に持って行かれる時もある。しまいにイヤになって、「一抜けた!」と言いそうにもなる。

でも、辛抱強く続けていると、何かしら運と力の均衡は変わってくるものです。

大富豪がワンランク・ダウンして、再び勝ち上がろうと焦るあまり、カードの切り方が乱れたり、やる気のないド貧民が有り得ないような場面で、有り得ないようなカードの切り方をして、富豪の計画が狂ったり(いわゆるヤケクソ)。

そういうのを見てると、物事は最後まで見てみないし、ゲームは最後まで勝敗は分からない、というのを、つくづく感じます。「途中で止める」というのも一つの選択肢には違いないですけどね。

これはマンガ『エースをねらえ』の台詞ですけど、大変な接戦で、宗方コーチが岡ひろみに言い聞かせる。

「もうダメと思ったら、あともう一歩、粘れ」

この『粘る』って、かなり大事だと思うんですよ。

もう一歩、粘れば勝てた試合なのに、途中で戦意を喪失して、勝ちを譲る場合もあれば、本当の実力を発揮できぬまま、未消化のまま終わってしまうこともある。

そういう時って、勝っても負けても満足しません。

いつまでも後味の悪い気持ちが残るだけです。

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大富豪も、最初にどんなスゴイ勝ち札を手にしていても、カードの切り方が下手で、ずるずる負けていく人もあれば、運と状況を味方に付けて、順当に勝ち上がっていく人もある。

それも、二回か三回、プレーしたぐらいでは、本当の勝敗は分かりません。

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世の中と大富豪ゲームはまったく質が違うかもしれないけれど、有り余るほどの運と能力を手にしながら、それを生かしきれずに終わる人もあるし、逆に、クズカードから出発して、そこそこに充実した人生を手に入れる人もある。

今、手持ちのカードは、あくまで「現在」であって、未来の全てではありません。

中谷彰宏だったか、「ゲームの勝者は、ゲームから降りた人の運をもらって、勝ち上がる」みたいなことを言っていた記憶がありますが、本当にそうだと思います。

視聴者獲得に火花を散らすYouTuerも、途中で降りた人の視聴者をもらって、しぶとく生き続けるわけですし。

世の中、ポケもんGO!で盛り上がっているけれど、トランプや麻雀みたいに、友達と面を突き合わせて駆け引きするゲームもやってみると、いろいろ発見があって面白いよ、という話です。

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