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	<description>恋と生き方のエッセー、映画・音楽・書籍のレビュー</description>
	<lastBuildDate>Thu, 11 Mar 2010 08:17:28 +0000</lastBuildDate>
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		<title>偉人眠る地めぐる「墓マイラー」　個人の霊と語る時</title>
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		<comments>http://sanmarie.me/essay-35#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 10 Mar 2010 11:52:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセー＆コラム]]></category>
		<category><![CDATA[人生観]]></category>

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		<description><![CDATA[遠い昔に作られた、美しい絵画や音楽に感動した時、その人の手を握りしめて「ありがとう！」を言いたい人は私だけではないはずだ。
現代なら、ファンサイトや出版社、展覧会などを通して、感謝や感動のメッセージを送ることが出来るけど [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>遠い昔に作られた、美しい絵画や音楽に感動した時、その人の手を握りしめて「ありがとう！」を言いたい人は私だけではないはずだ。</p>
<p>現代なら、ファンサイトや出版社、展覧会などを通して、感謝や感動のメッセージを送ることが出来るけど、相手が古代ギリシャや十八世紀の芸術家となると、そうはいかない。<br />
様々な伝記や史跡などを通じて、その人となりに思いを馳せるのが精一杯である。</p>
<p>が。</p>
<p>それだけでは物足りず、「歴史上の有名人の墓めぐりをする人がひそかに増えている」らしい。</p>
<p>読売ONLINEの記事によると、</p>
<blockquote><p>
Aさんが墓めぐりにのめり込んだのは数年前、花見の散策で寄った台東区谷中の墓地で、徳川慶喜の墓を見てからだ。「この下に『最後の将軍』が眠っているのか」。そう考えると気持ちが高ぶった。慶喜に興味がわき、登場する時代小説などを読みあさった。</p>
<p>　知識が広がるのが楽しくて、有名人の墓がある都内や神奈川県内などの墓地を訪ねては、その人物を調べた。これまでに墓参した有名人は約５００人。「有名人を独り占めできるような気になるんです」</p>
<p>人気を反映して、最近はインターネット上にも、訪ねた墓の感想を書き込むウェブサイトやブログが目に付くようになった。有名人の墓めぐりを趣味にする人たちを指す「墓マイラー」という呼び名も広まった。墓の場所にとどまらず、墓石の種類や墓碑の由来など、有名人の墓のうんちくを並べたガイド本も増え、人気に目を付けた豊島区は、霊園の散策マップの発行を始めた。今月１３日には、墓マイラーたちに墓めぐりの魅力を語ってもらうイベントが東京・台場で開かれるという。</p>
<p>　墓めぐりの人気の背景について、「生と死」を研究テーマにする国立歴史民俗博物館の新谷尚紀教授は「核家族化が進み、病院で亡くなる人が増え、葬儀も業者任せとなって、死のリアリティーが薄れている。このため、墓を記念碑のようにとらえて有名人に近づくスタンプラリーのような感覚が広がっているのだろう」と指摘する。
</p></blockquote>
<p>いやいや、そういう人はむしろ少数派でしょう。</p>
<p>ただただ、相手に、心からの「ありがとう」を言いたい。</p>
<p>その人がこの世に存在して、その手であの作品を創り上げたことをより身近に感じたい。</p>
<p>それなら、その魂が眠る墓地に赴くのが一番。</p>
<p>それが一番の動機ではないだろうか。</p>
<p>私もお墓ではないけれど、オランダのマウリッツハウス美術館を訪ね、晩年のレンブラントの肖像画を見た時、</p>
<p>「よく来たね」</p>
<p>と、声をかけてもらったような気がした。</p>
<p>そう、まさに、レンブラントと「目が合った」のだ。300年以上も前に亡くなった、一人の画家と──。<br />
　<br />
　<br />
パリのロダン美術館を訪れた時、庭園の向こうに、ナポレオンの亡骸が眠るアンヴァリッド寺院の美しい天蓋を見た時も、軍馬にまたがり指揮を執る彼の姿がいまだかつてないほど身近に感じられ、思わずその場に跪きたくなったぐらい。</p>
<p>　<br />
それは新聞やTVで話題になった観光地を訪れ、ピースサインで記念写真を撮るのとはまったく違う。<br />
　<br />
一生分の敬意と感謝と愛情を、その瞬間に捧げ尽くすような敬虔な気持ちだ。<br />
　<br />
その人の手を握りしめ、「ありがとう」が言えない分、その想いはもっと深く果てしない。</p>
<p>救われたものが大きければ大きいほど、その存在は「神」にも近くなる。</p>
<p>そして、その人の墓所を訪れ、「ありがとう」を言うことが叶った時、この世には「生まれてきてよかった、生きててよかった」と心の底から思えるような素晴らしい出来事があるということを心の底から実感できるのだ。</p>
<p>　<br />
シルバー世代はともかく、日本には毎週教会に出かけて神と語り合ったり、祈りを捧げたりする習慣がないので、なかなか「心と心」で接する機会がないけれど、墓参りというのは、それに代わる魂の体験だと思う。</p>
<p>時を超え、文化や言葉の壁を越えて、ほんの一瞬でも偉大な存在を身近に感じ、感謝に満ちあふれた時、人は、この世に生きて在ることが、想像以上に価値あることだと確信するのではないだろうか。</p>
<div class="box">
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</div>
<p><span class="daimei">東京・鎌倉 有名人お墓お散歩ブック―誰もが知っている104人の墓碑完全ガイド</span></p>
<div class="kome">
非常に熱心な芸術ファン・カジポン・マルコ・残月さんの著作。<br />
<a href="http://kajipon.sakura.ne.jp/">この方のサイト</a>もものすごい迫力で、情報量と熱の入り方に圧倒されます。<br />
カジポンさんのおすすめなら、本当に「おすすめ」です（笑）<br />
アートなガイドブックとしても楽しめますよ。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
<div class="box">
<div class="ama"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&#038;bc1=000000&#038;IS2=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;asins=4594606253" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
</div>
<p><span class="daimei">完全ガイド有名人の墓巡礼</span></p>
<div class="kome">
こちらは手軽に持って歩ける文庫本。<br />
ちょっとした散歩の共におすすめですね。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
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昨日までのことは、歴史。

Tomorrow is a mystery.
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バルタサル・グラシアンの成功の哲学―人生を磨く永遠の知恵
　

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早坂茂三 『捨てる神に拾う神』　祥伝社
「今太閤」と呼ばれた立身出世の人から、汚職事件の罪人へ。
政界の頂点から犯罪の奈落に一気...</small></li></ul>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>荒井由美『雨の街を』</title>
		<link>http://sanmarie.me/yuming-ame</link>
		<comments>http://sanmarie.me/yuming-ame#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 09 Mar 2010 17:47:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[ユーミンのいる風景]]></category>
		<category><![CDATA[女性のライフスタイル]]></category>
		<category><![CDATA[恋]]></category>

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		<description><![CDATA[時代がどれほど変わって、女性が自由や力を得たとしても、きっと永遠に変わらないものがある。
それは、「女のコの気持ち」。
たとえば、ユーミンが歌う『雨の街を』の心象風景。
誰かやさしくわたしの肩を抱いてくれたら
どこまでも [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>時代がどれほど変わって、女性が自由や力を得たとしても、きっと永遠に変わらないものがある。</p>
<p>それは、「女のコの気持ち」。</p>
<p>たとえば、ユーミンが歌う『<a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/stat?id=zawGgpHtCEs&#038;offerid=94348&#038;type=3&#038;subid=0&#038;tmpid=2192&#038;RD_PARM1=http%253A%252F%252Fitunes.apple.com%252Fjp%252Falbum%252Fid75816995%253Fi%253D75816963%2526uo%253D6%2526partnerId%253D30" target="itunes_store">雨の街を</a>』の心象風景。</p>
<blockquote><p><strong>誰かやさしくわたしの肩を抱いてくれたら<br />
どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう</strong></p></blockquote>
<p>「女のコの気持ち」というのは、ほんと、この一言に尽きる。</p>
<p>強がったり、突っ張ったり、出来る自分を主張して見せるけど、本当に欲しいのは誰かの限りない愛。</p>
<p>自分のことをホントに分かってくれて、いつも見守ってくれる人が世界にたった一人でもいたならば、それだけで幸せに生きて行けるのだ。</p>
<p>　</p>
<p>思えば、「女性」というのは、オギャアと生まれた時から、本当の意味での自分の「居場所」というのは持てないものだ。</p>
<p>子供～独身時代は「いつお嫁に行ってくれるの？」と無言の圧力をかけられ、年を重ねるほど、「実家」に居づらくなる（自分の家なのに）。</p>
<p>お嫁に行けば行ったで、「お前はこの家に嫁いできたのだから」と婚家の流儀を押しつけられ、我が親よりも夫親優先だ。</p>
<p>うるさい姑からやっと解放され、さあ人生仕切り直しと思った頃には、身体もすっかり言うことを聞かず、子供やその嫁からは、「後の始末、どうするの」と厄介者にされる。</p>
<p>『女、三界に家無し』というけれど、ほんとにそんなものだな、と。</p>
<p>生まれた家に暮らし続けることさえ許されない女の気持ち、男には絶対に分からないだろう。</p>
<p>だから、愛よりも「力を欲しがる」のは当然だ。</p>
<p>愛は裏切られることもあるけれど、自分で得た力──能力、経済力、権力といったものには裏切られることがない。</p>
<p>「誰かにやさしく肩を抱いて欲しい」けれど、そこに人生を懸けたくない気持ちは、現代の女性なら誰でも一度は感じるものだと思う。</p>
<p>　</p>
<p>だからといって、女は「女性」であることを止められるだろうか。</p>
<p>恐らく、多くの女にとって、その答えは「NO」のはずだ。</p>
<p>「女であること」は、「男が、男であること」より、単純ではない。</p>
<p>女は「人間」と「女性」と二つの人生を生きなければならない。</p>
<p>その身体の中心には、何十億年と受け継がれてきたDNAの使命がこの世で最も強い本能でもって「その時」を待ち構えている。</p>
<p>理屈でねじ伏せられるものではない。</p>
<p>ゆえに、女は、MANではなく、W＝オッパイと、O＝子宮をもったWOMANと呼ばれる。</p>
<p>　<br />
だから、時には、自然な「女のコの気持ち」に自分を委ね、素直に空白の部分を認めることも大切なのだ。</p>
<p>この曲は、そうした自然な気持ちを、優しく受けとめてくれる。</p>
<p>淋しさを口にすることは弱さの証ではないし、愛を求めることも恥ずかしいことじゃない。</p>
<p>だって、私たちは、自分の住処さえ持てない「女」じゃないの。</p>
<p>時には不安になって当然だ、って。</p>
<p>　<br />
いつか、やさしく、肩を抱いてくれる人に出会ったら、一人で淋しかった夜のことを話したい。</p>
<p>　</p>
<p>そんな気持ちにさせてくれる名曲です♪</p>
<div class="myvideo">荒井由美　【雨の街で】<br />
<p><a href="http://sanmarie.me/yuming-ame"><em>Click here to view the embedded video.</em></a></p>
</div>
<p>　<br />
　 </p>
<div class="box">
<div class="ama"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&#038;bc1=000000&#038;IS2=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;asins=B00005GMFM" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
</div>
<p><span class="daimei">CDアルバム【ひこうき雲】</span></p>
<div class="kome">
世代を超えて聞き継がれるユーミンのデビューアルバム。<br />
アコースティックでシンプルな作りがら、胸が痛くなるほど映像美にあふれ、彼女の歌に自分の青春を重ね見ない人はないのではないかと思う。<br />
ほっとしたい時、優しい気持ちになりたい時に聞きたいアルバム。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
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それは『曇り空』。

「荒井由美」さんだ...</small></li><li><a href="http://sanmarie.me/tiffany" title="ティファニーで朝食を &#8211; Breakfast at Tiffany&#8217;s -">ティファニーで朝食を &#8211; Breakfast at Tiffany&#8217;s -</a><br /><small>オードリー・ヘプバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」とトルーマン・カポーティの小説は別物と見た方がいい。
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ご本人いわく、

「今年で30歳。恋愛能力だけが欠如。仕事は国家資格アリ...</small></li><li><a href="http://sanmarie.me/book_love" title="【恋愛・結婚】に関する本のリスト">【恋愛・結婚】に関する本のリスト</a><br /><small>当サイトで紹介している【恋愛と結婚】に関する本のリストです。

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参...</small></li></ul>]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>荒井由美『曇り空』</title>
		<link>http://sanmarie.me/yuming-2</link>
		<comments>http://sanmarie.me/yuming-2#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 09 Mar 2010 09:21:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[ユーミンのいる風景]]></category>
		<category><![CDATA[恋]]></category>

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		<description><![CDATA[ユーミンのカセットテープ（昔はこう呼んでいた）を作る時、必ず一番最初に吹き込む曲がある。
それは『曇り空』。
「荒井由美」さんだった時代の作品で、伝説のデビューアルバム『ひこうき雲』に収録されている。
煙るようなモノトー [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ユーミンのカセットテープ（昔はこう呼んでいた）を作る時、必ず一番最初に吹き込む曲がある。</p>
<p>それは『曇り空』。</p>
<p>「荒井由美」さんだった時代の作品で、伝説のデビューアルバム『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005GMFM?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=B00005GMFM">ひこうき雲</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B00005GMFM" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』に収録されている。</p>
<p>煙るようなモノトーンのイントロからぐいぐい歌の世界に引き込まれてしまう。</p>
<p>派手なフレーズがあるわけでもなく、凝った歌詞が並んでいるわけでもない。</p>
<p>朝、目覚めた時の気持ちを、ぶつぶつ綴ったような何でもない曲なのだけど、何度聞いても「飽きる」ということがない。</p>
<p>「そうだ、今日はユーミンを聞こう」と、数あるカセットテープの中から『ユーミン・ブランド』と背中に書かれたケースを取り上げ、デッキにセットして、PLAYボタンを押す。</p>
<blockquote><p><strong>二階の窓を開け放したら　霧が部屋まで流れてきそう</strong></p></blockquote>
<p>それはまるで「曇り空」そのもの。</p>
<p>煙るような淋しい日にも、こんな優しい瞬間があったのだ──と思い出させてくれる。</p>
<p>人は孤独や哀しさを嫌うけど、それも人間の美しい感情の一つだと思えば、生きることがいとおしくなる。</p>
<blockquote><p><strong>きまぐれだって　おこらないでね<br />
本気で好きになりそうだから</p>
<p>約束だけは気にしてたけど<br />
急にやぶってみたくなったの</strong></p></blockquote>
<p>誰かに強く引き寄せられながらも、ふと背中を向けたくなることがある。</p>
<p>もっと自分を知って欲しいのに、これ以上踏み込まれるとかえって辛く感じられる瞬間だ。</p>
<p>それを「きまぐれ」と言われたら、そうかもしれないし、振り回される方はたまったものじゃないと思う。</p>
<p>でも、それぐらいの我が侭は許してよ……と、甘えられるのはアナタだけ。</p>
<p>人を好きになるのは、せつないこと。</p>
<p>だから余計で距離を置きたくなる気持ち、分かるような気がする。</p>
<blockquote><p><strong>昨日は曇り空。外に出たくなかったの</strong></p></blockquote>
<p>シンプルな言葉とフレーズの繰り返しなのに、なぜこの曲はこんなにも心に染みるのだろう。</p>
<p>まるで水に溶かしすぎたような水彩画のように、ぼやけて見える窓の向こう。</p>
<p>曇っているのは涙のせいじゃなく、今すぐ誰かに愛されたいわけでもない。</p>
<p>ただ、何となく、一人のままこうしていたい──。</p>
<p>　</p>
<p>そういう心象風景を描いた、傑作だと思います。</p>
<p>　
<div class="myvideo">荒井由美　【曇り空】<br />
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/efEgMunaF3g&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/efEgMunaF3g&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object><br />
　</div>
<div class="box">
<div class="ama"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&#038;bc1=000000&#038;IS2=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;asins=B00005GMFM" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
</div>
<p><span class="daimei">CDアルバム【ひこうき雲】</span></p>
<div class="kome">
世代を超えて聞き継がれるユーミンのデビューアルバム。<br />
アコースティックでシンプルな作りがら、胸が痛くなるほど映像美にあふれ、彼女の歌に自分の青春を重ね見ない人はないのではないかと思う。<br />
「雨の街で」も泣かせる曲。<br />
ほっとしたい時、優しい気持ちになりたい時に聞きたいアルバム。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
<div class="box">
<div class="ama"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005GI3D?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=B00005GI3D"><img src="http://g-ec3.images-amazon.com/images/G/09/ciu/e4/9f/d3bda1909fa078f0476ec110.L._SL500_AA300_.jpg" alt="ユーミンブランドパート２" width="110" height="110" /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B00005GI3D" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />
</div>
<p><span class="daimei">ユーミンブランド　パート２</span></p>
<div class="kome">
今は絶版になってしまったけれど、荒井由美さん時代のヒット曲がずらりと収録されたベストアルバムの第２弾。<br />
これもテープがすり切れるぐらい聞きました。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
<p>　<br />
カセットテープは「MP３」になり、「お気に入りカセットラック」はiTUNEに変わったけれど、ユーミンはいつ聴いてもいい。</p>
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それは、「女のコの気持ち」。

たとえば...</small></li><li><a href="http://sanmarie.me/poem-12" title="フランス　～恋の詩～">フランス　～恋の詩～</a><br /><small>夜のパリ 
 
三本のマッチ 一本ずつ擦る  
 
夜の中で  
 
はじめのは きみの顔を隈なく見るため  
 
つぎのは...</small></li><li><a href="http://sanmarie.me/poem-9" title="恋とバラの詩　～プレヴェール、ジョン・キーツetc">恋とバラの詩　～プレヴェール、ジョン・キーツetc</a><br /><small>五月の唄  　
ジャック・プレヴェール 
 
ロバと王様とわたし 
あしたはみんな死ぬ  
　
ロバは飢えて 
王様は退屈で ...</small></li><li><a href="http://sanmarie.me/poem-8" title="寺山修司　宝石の詩">寺山修司　宝石の詩</a><br /><small>ガーネット  
 
もしも 思い出をかためて 
一つの石にすることが出来るならば  
あの日二人で眺めた夕焼の空を  
石にしてし...</small></li><li><a href="http://sanmarie.me/poem-7" title="恋の詩　～ヴェルレーヌ、アンデルセン、プレヴェールetc">恋の詩　～ヴェルレーヌ、アンデルセン、プレヴェールetc</a><br /><small>庭 
 
限りなく年を重ねても  
言いつくせないだろう 
あの永遠のわずかな一瞬  
きみが私に口づけし  
私がきみに口づけ...</small></li></ul>]]></content:encoded>
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		<title>クリント・イーストウッド『グラン・トリノ』　老兵は死なず、ただ消え去るのみ</title>
		<link>http://sanmarie.me/movie-9</link>
		<comments>http://sanmarie.me/movie-9#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 08 Mar 2010 23:12:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[感動ドラマ＆アクション巨編]]></category>
		<category><![CDATA[感動ドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[時速100キロのエッセー]]></category>

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		<description><![CDATA[イーストウッドの映画は二度と見ないようにしている。
あまりに哀しくて、心に深いトラウマを負ってしまうからだ。
一度見れば十分。二度目は、心が潰れる。
「ああ、よかったなあ」と胸の中で反芻するぐらいでちょうどいい。
それ以 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>イーストウッドの映画は二度と見ないようにしている。</p>
<p>あまりに哀しくて、心に深いトラウマを負ってしまうからだ。</p>
<p>一度見れば十分。二度目は、心が潰れる。</p>
<p>「ああ、よかったなあ」と胸の中で反芻するぐらいでちょうどいい。</p>
<p>それ以上近づくと、美しさより、やるせなさの方が勝ってしまうからだ。</p>
<p>だから、『一度だけ』。</p>
<p>その「一度の感動」で十分と思う。</p>
<p>そんな作品が多い。</p>
<p>さて、2009年最高の話題作『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001V9KBSA?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=B001V9KBSA">グラン・トリノ </a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B001V9KBSA" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』。</p>
<p>私も遅ればせながら拝見して、案の定、トラウマになってしまった。</p>
<p>前作の、息子の取り違えを描いた「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002XRQKY8?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=B002XRQKY8">チェンジリング</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B002XRQKY8" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」もたいがい心に突き刺さったけど、『グラン・トリノ』にはついにトドメを刺されたたという感じ。</p>
<p>夕べから何度となくクリント・イーストウッドのことが思い出される。</p>
<p>もし叶うなら、手紙でも書きたいような気持ち──。</p>
<p>これは感動というより、もっと生々しい「哀しさ」の体験である。</p>
<p>　</p>
<p>物語は、長年連れ添った妻の葬儀から始まる。</p>
<p>頑迷にして屈強な元軍人ウォルト・コワルスキー（ポーランド移民）。</p>
<p>いまだ５０年代の価値観に固まっている彼は、妻を亡くした悲しさよりも、葬儀の場でさえ、ふざけたジョークを飛ばし、ケータイをピコピコ鳴らす、「今時の」孫たちの素行の方に心を乱される。</p>
<p>そんな彼の隣に引っ越してきたモン族の一家。</p>
<p>言葉は通じないし、見た目も、暮らしぶりも、何もかもが白人社会とは違う。</p>
<p>最初は険悪だったが、聡明な一族の娘スーを通して、互いに打ち解けるようになる。</p>
<p>スーの弟、タオは、口数の少ない、ぼんやりした少年だが、隣人に手を差し伸べる優しさを持っている。<br />
同郷のヤングマフィアに脅され、ウォルトの愛車「グラン・トリノ」を盗もうとしたことがあったが、母親に諭され、罪滅ぼしにウォルトの家回りの大工仕事を手伝ううちに、少しずつ自信と勇気を取り戻して行く。</p>
<p>しかし、それを快く思わないヤングマフィアは執拗にタオに絡み、ウォルトがプレゼントした工具も壊してしまう。<br />
それを知ったウォルトは、中心人物の一人を殴りつけて「二度とタオに近づくな」と脅すが、逆に彼らの恨みを爆発させることになり、タオの家は銃撃され、スーは陵辱された。</p>
<p>このままではタオにも一家にも幸福な未来はないと知ったウォルトは、あることを決意し、命をかけてマフィアと対峙する──。</p>
<p><embed width="400" height="300" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="pid=hdmovie_20090105_6979039&#038;playpage=http://hd.openv.com/inc_play-&#038;q=tv=0,vtype=1,hd=1,random=9465333316,category=,channel=3&#038;&#038;autostart=false&#038;playerUseStatus=1" src="http://img.openv.tv/hd/swf/hd_player.swf" allowfullscreen="true" quality="high" allowscriptaccess="always"/></p>
<p>　<br />
ウォルトの犠牲を「ナルシズム」と煙たがる人もあるだろうが、もし彼がダーティハリーよろしく、タチの悪いマフィアどもを片っ端から血祭りにあげていたら、観客は手を叩いて喜ぶだろうか。</p>
<p>あるいは、若い神父の機転で悪人たちは全員逮捕され、ウォルトとタオが手を取り合って喜ぶ無血のハッピーエンドなら、納得するのだろうか。</p>
<p>それこそ「ウソ」だと誰もが思うに違いない。</p>
<p>ウォルトはウォルトらしく死んだ。</p>
<p>それについてジャッジすることがこの作品の目的ではない。</p>
<p>要は、ウォルトという人間をどうとらえるか、だ。</p>
<p>『グラン・トリノ』は、頑固じじいがイキがって死ぬ話ではない。</p>
<p>居場所を失った老人が、再び生き場所を得る物語である。</p>
<p>この作品は、人種問題や戦争問題、５０年代以降の功利主義や世代間ギャップ、現代の家族関係など、様々なアメリカの現実を描いているという。</p>
<p>だが、一番強く感じたのは、時代の変遷とともに次第に周りと価値観が合わなくなり、社会からも、家族からもどんどん疎外されていく「老いた人」の現実だった。</p>
<p>自分が正しいと信じてきたことが、子供の世代には「古い」と言われ、孫の世代にもなると異星人的に話が合わなくなる。</p>
<p>実際、祖母の葬儀でピコピコ携帯で遊んでいるような孫娘に、「おじいちゃんが死んだ後」の家具の処分について質問され、怒りを通り越して、まともに返事する気力もなくす場面では、世代間ギャップでは済まされない、何か欠落したような虚しさと恐ろしさとを感じずにいなかった。</p>
<p>この感覚を理解しないあなたが古いのだ──と言われたらそれまでだが、それにしても人間の価値観や常識はここまで変わっていいものなか……と、ウォルトでなくても一言言いたくなる。</p>
<p>だが、そんな反論さえも、子供や孫の世代にとっては、鬱陶しい説教にすぎない。</p>
<p>たとえ彼が、かつて祖国の為に命を懸けて戦い、何十年と真面目にコツコツ生きてきた価値ある人間だったとしても、今やそんなことは尊敬の対象にもならないし、もはや生活の面倒みてくれる伴侶もなく、仕事もなく、ただ過去の価値観にこだわって頑なに生きているような「お爺さん」は重たいだけ、そういう周囲の感情が随所に生々しく描かれているのが、この作品の根幹だと思う。</p>
<p>『グラン・トリノ』には、「人生の模範的なモデルを得られない少年」としてのタオが描かれているが、もはや生きる目的もなく、自分自身の価値も見いだせず、社会にも家族にも自分の居場所を見いだせないという意味では、ウォルトも似たようなものだ。</p>
<p>バースデーに成長した子供から老人ホームのパンフレットを突きつけられるウォルトはまさに「厄介者」であり、これまでの努力、人生、自分自身さえも完全否定されたような衝撃がある。</p>
<p>「独居親に対する子供の思いやり」と言えばそうかもしれないが、『愛』とはそういうものではないことを誰もが知っている。</p>
<p>だからこそ、モン族の娘スーが差し出す一杯のビール、お皿に山と盛られた民族料理や、ありふれたバーべーキューの場面に心が救われる。</p>
<p>老いて生き場所を失った男が、再び巡り会った尊敬と愛情。</p>
<p>ラストのウォルトの行為は、自分に酔ったヒロイズムではなく、命を懸けるに値するThanksの気持ちだろう。</p>
<p>もちろん、映画的な味付けはあるけれど、どうせ死ぬなら、厄介者として見取られるのではではなく、感謝すべき人の為に命を散らしたいと思うのが、信念に生きる男の真情ではなかろうか。</p>
<p>この作品をもって、クリント・イーストウッドは俳優としてのキャリアに終止符を打ったという。</p>
<p>もしかしたら、老いて生き場所を失うウォルトは、俳優としてのイーストウッドそのものだったのかもしれない。</p>
<p>そう考えると、『グラン・トリノ』は、夕陽のガンマンであり、ダーティ・ハリーであり、映画がもっと映画らしかった時代を一気に駆け抜けてきた「お爺さん俳優」の最後のキャリアにふさわしい作品だったと思う。</p>
<p>老兵は死なず、ただ消え去るのみ。<br />
Old soldiers never die; they just fade away.</p>
<p>いろんな風に解釈されるこの言葉だが、今回は、ウォルト・コワルスキーに捧げたい。</p>
<p>そして、静かに、俳優としてのキャリアに幕を下ろした、クリント・イーストウッド氏に──。</p>
<div class="box">
<div class="ama"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B001V9KBSA&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
</div>
<p><span class="daimei">『グラン・トリノ』</span></p>
<div class="kome">
映画らしい映画と思う。<br />
何人かのカスタマーも書いておられるが、特撮もセットも人気スターも使わず、こんな心に響く映画が作れるんだ──ということを改めて思い起こさせてくれる。<br />
できれば英語字幕でも見て欲しい。そうすれば、マフィアの口汚さ、異文化の違い、ウォルトがタオに教え込む「男の言い回し」（床屋でのやり取り）などが、もっと深く感じられるだろう。<br />
「グラン・トリノを手に入れたタオの笑顔が気に入らない」という人もあるようだが、あれが『笑顔』に見えるようでは、君の目は節穴かと言わざるを得ない。<br />
知名度の高い役者ではないが、幾多の感情を通り越し、一つの高みに到達することができた若者の充実感をよく表している。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
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信号が青に変わったので、発進しようとしたが、なぜか足が重くて、アクセルを踏み込めない。

いつも...</small></li></ul>]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>ショスタコーヴィチ・ピアノ協奏曲とディズニーアニメの美しい融和</title>
		<link>http://sanmarie.me/classic</link>
		<comments>http://sanmarie.me/classic#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 03 Mar 2010 21:59:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[名曲クラシック]]></category>
		<category><![CDATA[ピアノの名曲]]></category>
		<category><![CDATA[珠玉のシンフォニー]]></category>

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		<description><![CDATA[クラシックの名曲に共通して言えること──それは、「音楽的＝絵画的」ということだ。
スラブを渡る風や、鐘に包まれた古い町並み、橋の上にたたずむ人の哀しい翳りが、まるで一枚の絵のように目の前に浮かぶ。
あの名曲を絵画にしたい [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>クラシックの名曲に共通して言えること──それは、「音楽的＝絵画的」ということだ。</p>
<p>スラブを渡る風や、鐘に包まれた古い町並み、橋の上にたたずむ人の哀しい翳りが、まるで一枚の絵のように目の前に浮かぶ。</p>
<p>あの名曲を絵画にしたい──頭の中に広がる音のイメージを形にしたい──という思いは、きっと音楽が生まれた時から人の憧れだったろう。</p>
<p>そして、それを美しいアニメに仕上げた人がいる。</p>
<p>Magic Kingdom の使者、ウォルト・ディズニーである。</p>
<p>アニメ史に残る傑作、『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FEI530?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=B000FEI530">ファンタジア</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B000FEI530" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』は、第二次大戦前夜、1940年に制作された。</p>
<p>日本軍が、慰安に向かう米軍の飛行機を撃ち落としたら、その中に２本のフィルムが搭載されていた。１つは、『風と共に去りぬ』。もう1つがこの『ファンタジア』である。</p>
<p>フィルムの内容を確かめるために極秘の上映会を開いた日本軍の上層部は、その余りの素晴らしさに「敗北」を覚悟したという。</p>
<p>日本人が今日食べる物にも事欠き、ぼろぼろの姿で堪え忍んでいる時に、アメリカ人は、たった一本の娯楽映画を作るために何万ガロンという石油を燃やし、こんな高度なアニメを作って楽しんでいたのだから。</p>
<p>『風と共に去りぬ』は言うに及ばず、『ファンタジア』も芸術性においては白眉のものである。</p>
<p>「禿山の一夜」「魔法使いの弟子」「くるみわり人形」など、個性的でメロディアスな名曲を１つのストーリーに見立て、ディズニーらしいリズミカルな動きで表現したこの作品は、一音一音に至るまで、完璧なまでに視覚化したものだからだ。</p>
<p>子供でなくても、「ああ、この音は、確かにこんな動きをするだろうね」と思わず納得してしまう。</p>
<p>曲への深い理解と豊かな感性に裏打ちされたカラフルかつチャーミングな世界観は、頑ななクラシックマニアの心をも溶かしてしまうだろう。</p>
<p>そんなウォルトへのオマージュとして、2000年には新しいバージョン『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005HOVZ?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=B00005HOVZ">ファンタジア/2000 [DVD]</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B00005HOVZ" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』が作られた。</p>
<p>ここで紹介するのは、クラシックファンでなくても心が躍る、片足の兵隊と美しいバレリーナの恋物語である。</p>
<p>アニメ化されたのは、『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005G879?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=B00005G879">ショスタコーヴィチ : ピアノ協奏曲 第2番</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B00005G879" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』</p>
<p>クラシックのみならず、ジャズ風のお洒落な作品も多い、20世紀ソビエトを代表する作曲家ショスタコーヴィチ。</p>
<p>ショパンやリストなど、「クラシックらしいクラシック」に親しんでいる人からすれば、ちょっと調子が外れたような彼の旋律は、収まりの悪いクッションみたいに、モゾモゾと落ち着かないことだろう。</p>
<p>だが、何度も聴いていると、その壊れた部分が妙に耳について離れなくなる。</p>
<p>そんなに好きじゃないんだけど、「もう一回」と思う。</p>
<p>不思議な音楽だ。</p>
<p>だが、この「ファンタジア」に関しては、これ以上ないほど完璧に絵とマッチし、まるでこのアニメの為に作曲された音楽のよう。<br />
本来ならストーブに焼かれてしまうアンデルセンの「すずの兵隊さん」をハッピーエンドでまとめたのはさすがディズニー。<br />
バレリーナの動きも本物そっくりだし（これは非常に研究していると思う）、雨の戸外に叩き落とされてからの冒険もスリル満点だ。<br />
片足の兵隊さんがどんどん素敵な騎士に見えてくる、とてもロマンティックな演出である。</p>
<p>私も軽い気持ちで見始めて、途中からグイグイ引き込まれてしまった。</p>
<p>ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲って、こんなヒロイックだったけ？と思うほど。</p>
<p>今まで理解していなかった名曲の一面を、改めて思い起こさせてくれる「ファンタジア」。</p>
<p>動画を見ていると、無性にDVDが欲しくなった。</p>
<p><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Pof0WFlxA2o&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/Pof0WFlxA2o&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object></p>
<div class="box">
<div class="ama"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B00005G879&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></div>
<p><span class="daimei">ショスタコーヴィチ : ピアノ協奏曲 第1番、第2番　イェフィム・ブロンフマン</span></p>
<div class="kome">
本作でピアノソロを演奏しているブロンフマンのCD。<br />
ジャケットもしっかり「すずの兵隊さん」。<br />
クリスタル感あふれる現代的な演奏である。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
<div class="box">
<div class="ama"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&#038;bc1=000000&#038;IS2=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;asins=B00005HOVZ" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></div>
<p><span class="daimei">ファンタジア２０００</span></p>
<div class="kome">
本作が収録されているDVD。<br />
ジェームズ・レヴァインの指揮というのがいかにも２０００らしい。<br />
「威風堂々」「火の鳥」「ローマの松」といった選曲も、とってもビジュアル。<br />
聞き流しても楽しめるおすすめの一枚だ。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
<div class="box">
<div class="ama"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&#038;bc1=000000&#038;IS2=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;asins=B000FEI530" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></div>
<p><span class="daimei">ファンタジア</span></p>
<div class="kome">
1940年に制作されたとは思えないクオリティの高さである。<br />
とりわけミッキーが魔法のホウキに振り回される『魔法使いの弟子（デュカス）』は、「誰もが見たかった世界をついに映像化した」といっても過言ではない。<br />
何よりクラシックに対する深い理解と愛情が感じられ、羨ましいほどの気持ちになる名作だ。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
<p>　<br />
ちなみに、ショスタコーヴィチというと、カクカクした音楽ばかり作っているような印象がありますが、こんな素敵なメロディもあるんですよ。</p>
<p>「二人でお茶を Tea for Two」。誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。</p>
<p>晴れた日に庭先にテーブルを出して、ウェッジウッドのカップでお茶をしたくなるような曲です。あ、もちろん紅茶はアールグレーでね♪</p>
<p><a href="http://sanmarie.me/classic"><em>Click here to view the embedded video.</em></a></p>
<div class="box">
<div class="ama"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&#038;bc1=000000&#038;IS2=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;asins=B000EMH7VY" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
</div>
<p><span class="daimei">ショスタコーヴィチ ジャズ組曲</span></p>
<div class="kome">
「二人でお茶を」をはじめ、ノスタルジックな「ジャズ組曲」、クラシックの「ピアノ協奏曲」が収録されています。<br />
江戸川乱歩の「黒蜥蜴」なんかが出てきそうな、大正モダンの世界です。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
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		<title>「今日」という日は、贈り物</title>
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		<pubDate>Mon, 01 Mar 2010 22:59:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセー＆コラム]]></category>
		<category><![CDATA[人生観]]></category>

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		<description><![CDATA[Yesterday is history.
昨日までのことは、歴史。

Tomorrow is a mystery.
明日のことは、ミステリー。

Today is a gift.
今日という日は贈り物。

That's why it is called the present.
ゆえに「プレゼント」と呼ばれる。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>読売オンラインの掲示板に『<a href="http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0330/232428.htm?o=1&#038;p=0">心に残る名言ありますか？</a>』というトピックスがあります。</p>
<p>古今東西の様々な名言が紹介され、読み応えのあるトピなのですが、その中に、アリス・モース・アールという作家の言葉が紹介されています。</p>
<blockquote><p>
<strong><br />
Yesterday is history.<br />
昨日までのことは、歴史。</p>
<p>Tomorrow is a mystery.<br />
明日のことは、ミステリー。</p>
<p>Today is a gift.<br />
今日という日は贈り物。</p>
<p>That&#8217;s why it is called the present.<br />
ゆえに「プレゼント」と呼ばれる。<br />
</strong>
</p></blockquote>
<p>この言葉は、ハリウッドのお子様アニメ『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0026121Q2?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=B0026121Q2">カンフー・パンダ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B0026121Q2" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』でも、老師のカメ仙人が、カンフーマスターのシフを諭す場面で印象的に使われていました。<br />
（最初は『カンフーパンダ』のオリジナル台詞かな、と思ったほど）</p>
<p>よく使われる『present（プレゼント）』という英単語が「現在」をも意味するのは、とても素敵なことだな、と思います。<br />
　</p>
<p>なぜ「現在」がプレゼントなのか。</p>
<p>それはやはり、多くの可能性に満ちているからでしょう。<br />
　</p>
<p>正直、過去のことなどどうにも変えようがないし、未来のことも100％は解らない。</p>
<p>確実なのは、「今」この瞬間だけ。</p>
<p>今を生きて、行動している自分だけが、自分の思う通りになる。<br />
　<br />
　<br />
後ろを振り返っても、先ばかり見つめても、自分の本当の人生はない、のです。</p>
<p>　<br />
「自分を見失う」というのは、多分、「今」を見つめる余裕がない状態を言うのかもしれません。</p>
<p>つらい、かなしい、いろんなことが重なって、「見たくない」と思う気持ちが、「今」というこの瞬間から、行動する力を奪い、自分の居場所を消し去ってしまうのです。</p>
<p>　<br />
「今を楽しむ」。</p>
<p>幸せな人に共通しているのは、この心の持ち方です。</p>
<p>　</p>
<p>最善のものは、いつだって、今、この瞬間にあるのかもしれません。</p>
<p>　<br />
【追記】</p>
<p>その続きで紹介されていた、この言葉もいいですね。<br />
　</p>
<blockquote><p>
もう一度人生をやり直せるなら、今度はもっと間違いをおかそう。</p>
<p>もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。絶対にこんなに完璧な人間ではなく、もっともっと愚かな人間になろう。</p>
<p>この世には実際それほど真剣に思い煩う事などほとんど無いのだ。</p>
<p>もっと馬鹿になろう。</p>
<p>もっと騒ごう。</p>
<p>もっと不衛生に生きよう。</p>
<p>もっと沢山のチャンスをつかみ、行ったことのない場所にもっともっと沢山行こう。</p>
<p>もっと沢山アイスクリームを食べ、お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。</p>
<p>もっと本当の厄介ごとを抱え込み、頭の中だけで想像する厄介ごとは出来るだけ減らそう。</p>
<p>もっと沢山冒険をし、沢山の子供達と真剣に遊ぼう。</p>
<p>もう一度人生をやり直せるなら・・だが、見ての通り私はもうやり直しがきかない。</p>
<p>私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか？</p>
<p>自分に規制をひき、他人の目を気にして、起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり構えたり落ち込んだり、もっとリラックスしよう。もっとシンプルに生きよう。</p>
<p>たまには馬鹿になったり無鉄砲なことをして人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。</p>
<p>人生は完璧には行かない。</p>
<p>だからこそ生きがいがある。
</p></blockquote>
<p>【もっと沢山アイスクリームを食べ、お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。】という箇所が一番いいですね（笑）</p>
<p>間違いを恐れる気持ちが間違いを生み、不幸を恐れる気持ちが人間をつまらなくし、良い人であろうという思い込みがあなたから人生を奪うのだ、と思います。</p>
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マケドニアの名将・アレクサンダー大王は、...</small></li><li><a href="http://sanmarie.me/essay-32" title="物理学者と詩人と占星術師">物理学者と詩人と占星術師</a><br /><small>『学研の「科学」と「学習」休刊に寄せて』の続きになります。

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バルタサル・グラシアンの成功の哲学―人生を磨く永遠の知恵
　

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早坂茂三 『捨てる神に拾う神』　祥伝社
「今太閤」と呼ばれた立身出世の人から、汚職事件の罪人へ。
政界の頂点から犯罪の奈落に一気...</small></li></ul>]]></content:encoded>
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		<title>主婦の妬み、羨望、卑下、焦り・・と『生命に刻まれた星の生と死』</title>
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		<pubDate>Mon, 01 Feb 2010 14:43:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセー＆コラム]]></category>
		<category><![CDATA[NHK]]></category>
		<category><![CDATA[人生観]]></category>

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		<description><![CDATA[「どんな人間も、生まれた瞬間から確実に分かっていることが一つあります。それは死ぬことです」。
マケドニアの名将・アレクサンダー大王は、幼くして上記のようなことを語り、父王を大変驚かせたといいます。
まあ、アレクサンダー大 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「どんな人間も、生まれた瞬間から確実に分かっていることが一つあります。それは死ぬことです」。</p>
<p>マケドニアの名将・アレクサンダー大王は、幼くして上記のようなことを語り、父王を大変驚かせたといいます。</p>
<p>まあ、アレクサンダー大王でなくても、10代にもなれば、身近な人の死や報道などを通して「どんな人間もいつか死ぬ」ということを学習するものだし、そう意識するところから人生が始まる……といっても過言ではありません。</p>
<p>『死』だけはどんな人にも平等にやって来る。</p>
<p>それだけは疑いようのない真実だと思います。</p>
<p>で。</p>
<p>先日、某掲示板を見ていたら、「近所に住むセレブなママを見ると、自分がちっぽけな存在に思えて淋しくなる」というような書き込みがあり、それについて様々な意見が寄せられていました。</p>
<p>「他人の成功を羨む暇があれば自分も努力すればいい」というよくあるアドバイスから、「誰だってそんな時あるよ」という同情票まで、本当にたくさん。</p>
<p>まあ、小学校や中学校ぐらいまでなら、他人の人生と目に見えて差がつくものではないし、今は成績不良のモテない君でも、猛勉強して難関の資格を取得し、一流企業のエリートにでもなればいっぱい女が言い寄ってくるのではないか……という希望もありましょう。</p>
<p>おそらく、社会人２～３年ぐらいまでは、どれほど立場が悪くても、そこまで自分の限界を見せつけられる……ということも無いと思うのです。</p>
<p>しかし、40代になり、50の声が近づいてくると、もう「まやかし」は通用しません。</p>
<p>年収4桁で高級車を乗り回し、子供はそろって有名私立みたいな奥さまもいれば、海外旅行など夢のまた夢、時給600円ぐらいのパートで生活費をやりくりするのがやっと……という人もいるでしょう。</p>
<p>一昔前なら、「ようし、私だって」と人生の一発逆転を目指して猛勉強！　という気概もあるでしょうが、年齢的にも、社会的にも、能力的にも、自分の限界を思い知ったら、そうそう奮い立てるものではないです。</p>
<p>「私の人生、ここまで」と諦観するか、「いやいや、まだ諦めてはいけない」とひたすら努力し続けるか、「今の私で十分幸せ」と感謝、感謝で生きて行くか。</p>
<p>ここからがまさに『人間の器』といってもいいでしょう。</p>
<p>運や能力だけでは補いようのないものが、誰の人生にもあるものです。</p>
<p>とはいえ、自分よりうんとステータスが高くて、お金持ちで、自分がお古のトレーナーを着てあくせく働いている時も、相手はシャネル・スーツに全身エステ、買い物かごにはエビだの、イクラだの、三田の霜ふり和牛だの、こっちがようやく意を決して購入するようなものを、まるでたたき売りのバナナでも買うような感覚でポイポイとお買い上げする姿を見れば、「は～」と溜め息でますよね。</p>
<p>人生、ここまで差がつくものかな、って。</p>
<p>そういう妬み、羨望、卑下、焦り、それはもしかしたら、セレブなママにもあるかもしれません。</p>
<p>年収３千万の人から見れば1億稼いでいる人が羨ましい、1億稼いでいる人から見れば、日本中の誰もが名前を知っているようなセレブが羨ましい、人間の欲望にはキリがないと思います。</p>
<p>だから、もし、近所でセレブママに出会って、ズキズキ、ウズウズとしたら、そういう自分の気持ちを素直に認め、「じゃあ、どうしたら、幸せになれるんだろう」ということを考えるのがベターでしょう。</p>
<p>それは家族や知人との楽しい絆かもしれないし、昔あきらめた仕事や趣味にもう一度チャレンジすることかもしれない、育児や夫婦関係のストレスが原因かもしれないし、仲の良い友人にグチをこぼすことですっきりするかもしれない。</p>
<p>一番よくないのは、そういう心の暗部を認めず、競争、悪口、仲間はずれ等々、歪んだ形で相手に報復することでしょう。</p>
<p>「自分は嫉妬しているのではない、相手の高慢な態度に腹が立つだけだ」そういう曲がった正論は、心も人間関係もダメにしてしまいます。</p>
<p>妬ましいものは妬ましい、そういう妬みに取り憑かれた自分を認め、受け入れることで、別の局面が見えてくるのではないでしょうか。</p>
<p>今、数千万稼ごうが、都内で一番高い屋敷を建てようが、人間の築き上げたものに『永遠』はないです。</p>
<p>だってね。</p>
<p>数百万年もすれば、確実に太陽が膨張し、金星は炎にのまれて消失、地球も完全に干上がって、灼熱地獄になるんですよ。</p>
<p>エッフェル塔も、ピラミッドも、クリフホテルも、ゴールデンブリッジも、何一つ残らない。</p>
<p>人類が存在しているかどうかも確かではない。</p>
<p>いわば、いつかは草一本生えない灼熱の荒野になるところに、せっせとものを築いているんですもの。</p>
<p>何百万年後かには平等に消えてなくなると思えば、ちょっと気持ちがラクになりません？（壮大すぎてダメ？？）</p>
<p>……というか、宇宙にはこれだけ星があっても、おそらく、人間のように高等な生物と高度な文明が存在している所は本当に希有だと思うのです。</p>
<p>まあ、ウンモ星人は、時々地球を訪れているようだけど、ね。</p>
<p>存在することは奇跡。</p>
<p>生きることはチャンス。</p>
<p>言い尽くされた言葉だけど、Present（現在）は、まさに神からの贈り物（プレゼント）。</p>
<p>横見て生きてたら、キリないよ。</p>
<p>じゃ、いっちょ行ってみよ～～！！</p>
<p>ということで、壮大な動画でもご覧下さい。</p>
<p>こちらが『地球の一生編』</p>
<p><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/cYss7ujel04&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/cYss7ujel04&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object></p>
<p>こちらが『星の生と命編』</p>
<p><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/6BYF6ysk-H4&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/6BYF6ysk-H4&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object></p>
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早坂茂三 『捨てる神に拾う神』　祥伝社
「今太閤」と呼ばれた立身出世の人から、汚職事件の罪人へ。
政界の頂点から犯罪の奈落に一気...</small></li></ul>]]></content:encoded>
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		<title>「パパはいじめない」虐待死のA君、親かばう</title>
		<link>http://sanmarie.me/kosodate-17</link>
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		<pubDate>Wed, 27 Jan 2010 22:50:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセー＆コラム]]></category>
		<category><![CDATA[親子関係]]></category>

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		<description><![CDATA[東京で小学１年のA君（７）が両親から暴行を受けて死亡した事件。
ニュース記事を読んだとき、松本清張の傑作『鬼畜 』を真っ先に思い浮かべた。
参照記事 → 本当の『鬼畜』は誰？　松本清張の描く「子捨て」と「子殺し」
日常的 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>東京で小学１年のA君（７）が両親から暴行を受けて死亡した事件。</p>
<p>ニュース記事を読んだとき、松本清張の傑作『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4575512060?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4575512060">鬼畜 </a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4575512060" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』を真っ先に思い浮かべた。</p>
<p>参照記事 → <a href="http://sanmarie.me/movie-6" title="本当の『鬼畜』は誰？　松本清張の描く「子捨て」と「子殺し」" rel="nofollow">本当の『鬼畜』は誰？　松本清張の描く「子捨て」と「子殺し」</a></p>
<p>日常的に虐待され、アザだらけになっても、「パパはいじめない」と言う。</p>
<p>他人に告げ口したのがバレて、あとで返り討ちに遭うのが怖いから？</p>
<p>違う。</p>
<p>それでも親を信じているからだ。</p>
<p>「自分の親は、そんな悪いことをする人じゃない」</p>
<p>「叩かれるのは、ボクが悪いから」</p>
<p>それが『子供』というもの。</p>
<p>どんな悪魔みたいな親でも、親は『親』。</p>
<p>だから、優しい顔をした親の利己主義に苦しむ。</p>
<p>どこかおかしい、と気付いても、疑うことができず、自分を責める。</p>
<p>そして、自ら滅び行く。</p>
<p>「パパはいじめない」</p>
<p>それは恐怖心ではなく、そう信じたい子供心だ。</p>
<p>どんなに殴られても、憎まれても、いつか、親は、自分だけを愛してくれるのではないか、と。</p>
<p>サザエさん一家みたいに、温かいちゃぶ台を囲んで、とりとめもない話でアハハと笑い転げる、そういう平凡で、当たり前の幸せが、いつかきっと自分の所にもやってくると希望を持っているから（自分が「いい子」になれば）、誰に、どんなに促されても、親を責める言葉は出てこない。</p>
<p>自分を殺そうとした親にさえ愛と信頼を捧げ続ける。</p>
<p>それが『子供』だと。</p>
<p>そういうことを改めて考えさせられた事件だった。</p>
<blockquote><p>
「お父さんから、いじめられてないか？」。男性は海渡君が千草容疑者の連れ子だと知っていたため、虐待を受けていたことも知らずに声をかけた。「いじめられてません。悪いことをしたら怒られるけど」。はきはきとした返事に、男性は異変を感じなかった。</p>
<p>一家の様子が変わったのは昨年夏。近所の住民たちは、「ぶっ殺してやる」という大人の声と、「ギャー」という子どもの叫び声を何度も聞いていた。数軒先に住む男性はアパートの窓越しに、大人が子どもを床に落とす光景も目にした。</p>
<p>区の「子ども家庭支援センター」も昨年９月、A君の胸や腹にアザがいくつもあるのを、診察中に見つけた歯科医から通報を受けていた。A君は医師に「パパはいつもぶつんだよ」と話したという。</p>
<p>この事実は学校にも伝えられ、校長、副校長、担任の３人がアパートを訪ね、A親容疑者が「二度と殴らない」と話したため、報告を受けた同センターも児童相談所も「対応は不要」と判断していた。</p>
<p>児童虐待の初期対応を担う区の「子ども家庭支援センター」は今回、「学校側が状況を把握出来ている」との理由で両親に面会していなかった。児童相談所にも文書で情報提供しただけで、同相談所も「センターが対応している」として、A君が学校を休みがちになる１０月以降、状況を把握することはなかった。</p>
<p>　厚生労働省では「学校任せではなく、三者の密な連携が必要だった」として、児童相談所を運営する都道府県に対し、「虐待の情報提供後、原則４８時間以内に子どもを目視する」「安全確保のための一時保護を辞さない」ことを求める通知を出した。
</p></blockquote>
<p>これだけの大人が関わっても救えなかった。</p>
<p>なんと痛ましいことかと思う。</p>
<p>『自由の尊重』も良し悪しだ。</p>
<p>結局のところ、火の粉をかぶるのは行政だってゴメン……という部分があるかもしれない。</p>
<p>それにしても、この両親。父親、33歳。母親、22歳。</p>
<p>子供が7歳ということは、14～15歳にかけて出産したということか。</p>
<p>なら、母親の母親は、40代～50代。まだ「現役」と呼ばれてもおかしくない世代である。</p>
<p>娘夫婦が1年以上前から虐待の日常化した家庭生活を送っていて、母親の母親は何も気付かないのだろうか。</p>
<p>孫の顔を見た時、どう見ても殴られたとしか思えないような傷があれば、普通は問題の根深さに気付くと思うのだが。</p>
<p>もう止めようがなかったのだろうか。</p>
<p>男と結婚した時、祖母である実母の家から引き取ったということは、「自分で育てよう。いい家庭を作ろう」という気持ちがあったはずだろうに、逆に、虐待に加担したということは、親子関係よりも男女関係を取った、ということだろう。</p>
<p>男に下手に忠告して、逆ギレされるよりは、無関心。</p>
<p>日々繰り返される暴力の中で、やがて感覚が麻痺して、自分も加担。</p>
<p>殴れば殴るほど、苛立ちが増す。</p>
<p>本気で「死ねばいい」と思う。</p>
<p>そんなところか。</p>
<p>そういう親（人間）の心理を『鬼畜』にたとえた松本清張。</p>
<p>自分を海に投げ捨てた父を庇い、警察の尋問にも無言を貫いた息子の哀しい横顔が思い出される。</p>
<p>※ちなみに、この小説は、実際にあった事件をモデルに書かれています。</p>
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うちの三姉妹は、そろいそろって本の虫であり、マンガ愛好家でした。
（姉がお嫁入りした時、荷物の1/3は本だった）

「ベルサイユ...</small></li></ul>]]></content:encoded>
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		<title>What is the Matrix ?　　映画『マトリックス』を英語のセリフで読み解く</title>
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		<pubDate>Tue, 26 Jan 2010 00:16:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[感動ドラマ＆アクション巨編]]></category>
		<category><![CDATA[アクション＆ホラー]]></category>
		<category><![CDATA[心のこと]]></category>

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		<description><![CDATA[1999年の公開当初は「映像革命」とか「バーチャル・リアリティの傑作」とか、映像技術やSF的要素ばかりが強調されていたせいか、「どうせまた奇をてらったアニメ・テイストのアクション映画でしょ」と見向きもしなかった私。

しかし、2003年、ダンナの実家のTVキャビネットにビデオ・テープを見つけ、暇つぶしのつもりが完全にノックアウトされた。

この作品が、「世界の表層と人間の潜在意識」の関わりを描いた、非常に示唆に富んだものだと気付いてからは、セリフの一言一言に魅了され、「原語（英語）で見るハリウッド映画の面白さ」を改めてかみしめずにいなかったのである。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>1999年の公開当初は「映像革命」とか「バーチャル・リアリティの傑作」とか、映像技術やSF的要素ばかりが強調されていたせいか、「どうせまた奇をてらったアニメ・テイストのアクション映画でしょ」と見向きもしなかった私。</p>
<p>しかし、2003年、ダンナの実家のTVキャビネットにビデオ・テープを見つけ、暇つぶしのつもりが完全にノックアウトされた。</p>
<p>この作品が、「世界の表層と人間の潜在意識」の関わりを描いた、非常に示唆に富んだものだと気付いてからは、セリフの一言一言に魅了され、「原語（英語）で見るハリウッド映画の面白さ」を改めてかみしめずにいなかったのである。</p>
<p>もちろん、私は、ハリウッド映画の全てを字幕なしで楽しめるほど英語上手ではないし、「日本語字幕付き」であれば迷わずONにする、きわめて日本的な視聴者だ。</p>
<p>しかし、『Matrix』については、吹き替えや日本語字幕をOFFにして、英語で鑑賞することを強くおすすめする。</p>
<p>なぜなら、オリジナルの台詞に触れないことには、ここに語られている世界観を正しく理解することは難しいからだ。</p>
<p>たとえば、主人公ネオが『The One』であるという表現。<br />
日本では一般に「救世主」という解釈がなされている。<br />
だが、この『One』が意味するものは、「唯一無二の」「まさにそのもの」「選ばれた、ある一つの」など様々であり、<br />
これを「救世主」と解釈すると、人間の潜在意識を描いた本作がたちまちキリスト教まがいの陳腐なSFヒーロー物と化してしまう。</p>
<p>また日本語では『心』と訳されている『mind』には『body』という対義語があり、これに気付かなければ、Matrixと現実世界の関わりが理解できない。</p>
<p>英語にはダブル・ミーニング（一つの単語が様々なニュアンスを持つ）が多く、Matrixに限らず、ハリウッド作品には、日本語一つで置き換えるにはあまりに象徴的で、意味が幾重にも織り込まれている台詞が多い。</p>
<p>これは余談だが、あの『ロード・オブ・ザ・リング』の最終章で、アングマールの魔王がローハンのセオデン王に襲いかかるシーンがある。<br />
王が力尽きて地に伏すと、魔王は勝ち誇ったように『No man can kill me』（人間に私を殺すことはできぬ）と言い放つが、男装して戦闘に参加していた王女エオウィンは魔王の前に立ちはだかると、甲を脱ぎ、金髪の長髪をなびかせて、<br />
『I&#8217;m not a Man』（私は男ではない）<br />
と、一刀の下に魔王を斬り伏せる。</p>
<p>これも巧妙な言葉遊びである。<br />
「Man」は「男性」に限定した言葉ではなく、「人間」そのものを意味している。<br />
魔王は「この世に自分を倒せる人間Man（女性も含む）は存在しない」つもりだったが、王女はそれを逆手にとって、Woman≠Manとして魔王を打ち倒すのである。</p>
<p>ここは日本語に直訳すると、王女の機転がいまいち伝わってこない。<br />
やはりオリジナルの台詞を理解しないと意味が曇ってしまう典型例である。</p>
<p>そういう訳で、Matrixもぜひに英語で理解して頂きたいと思う。</p>
<p>英語のセリフ自体は、今時のスパイ映画や社会派ドラマよりもずっと簡素で平易なので。</p>
<p>そして、日本語字幕からは伝わってこない本物のおもしろさをぜひ味わって下さい♪</p>
<p><strong><a href="matrix">→　関連記事　「映画『マトリックス』が本当に伝えたいこと　～君は心の囚人～」も参考にどうぞ</a></strong></p>
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<p>オリジナルの台詞が分かれば、作品への理解がいっそう深まること間違いなし。</p>
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<p>Matrixファンには熱くオススメです！！
</p></div>
<p>ここでは、映像を交えながら、要所要所のセリフを紹介していきます。</p>
<p>あたしゃ、ベタなんで、上手く翻訳できない箇所もありますが(__;)</p>
<p><center><img src="/set/beas.gif" alt="sanmarie.com" style="margin:25px"/></center></p>
<p>物語は、マシーン（機械社会）と戦い続ける女性士官トリニティと、後に裏切り者となるレジスタンスのサイファのオンライン通話から始まる。<br />
そこで語られるのは、ある男の存在。<br />
サイファのトリニティに対する、「You like him, don&#8217;t you? You like watching him.（彼に惚れてるんだろう、見ているのが好きだ）」という冷やかしの言葉から、レジスタンスがずっと以前から「彼」の動向に注目（watching）していること、そして彼に惹かれつつあるトリニティの感情が見て取れる。</p>
<blockquote><p>
Morpheus believes he is the One.<br />
モフィアスは彼こそが「The One」だと信じているわ。
</p></blockquote>
<p>トリニティの答えに、話の核となる「The One」という言葉が登場する。<br />
その意味するところは、「モフィアスが探し求めてきたもの」「マシーンに対抗する唯一の存在」「選ばれた一人の男」などなど奥が深い。<br />
この「The One」は、いわば物語のシンボルとも言うべき言葉である。</p>
<p>続いて、パソコンに向かうトリニティの映像に切り替わる。<br />
緑がかった映像は、これが「Matrixの中」であることを意味するのだが、この時点ではまだ気付かない。</p>
<p>トリニティを囲む警官、そして車から降り立つ黒ずくめのエージェント。<br />
追い詰められたトリニティは、ビルからビルへジャンプするという離れ業で窮地を脱する。</p>
<p>一方、コンピューター機器に囲まれて、うたた寝する『Neo』。<br />
彼のモニターには、伝説のハッカーとして追跡されるモフィアスの新聞記事が映し出されている。</p>
<p>そんな彼のパソコンに突如として打ち出される文字。</p>
<p><img src="image/matrix/max1.jpg"/></p>
<blockquote><p>Wake up, Neo. The Matrix has you.</p></blockquote>
<p>直訳すれば「起きろ、ネオ」だが、この「Wake up」は精神的覚醒を呼びかけるものである。<br />
マシーンが仕掛けたMatrixの罠に気付け、自分が何者であるかを知れ――という、モフィアスからのメッセージだ。<br />
ここに登場する「has」は、支配、所有、束縛といった意味を想起させると同時に、黒ずくめのエージェントがすでに彼の存在を察知し、逮捕→抹殺への動きを見せていることを示唆している。</p>
<p>この後、ネオの元に、地下活動グループがやって来る。彼らはネオにハッキングを依頼していたのだ。<br />
ネオは報酬を受け取ると、彼らに問いかける。<br />
「You ever have that feeling where you&#8217;re not sure if you&#8217;re awake or still dreaming?<br />
（起きているのか、まだ眠っているのか、自分の存在が現実ではないような、奇妙な感じを体験したことがないか？）</p>
<p>するとグループのボスであるChoiは次のように答える。</p>
<p><img src="image/matrix/max2.jpg"/></p>
<p>この『<strong>unplug</strong>』が真相への伏線となっている。</p>
<p>先に結論を言ってしまえば、「現実の世界」では、人類はみなコンピューターのプラグに繋がれて、培養液の中で眠っている。<br />
プラグを介して脳に繰り広げられるコンピューター・プログラム『Matrix』の世界を『現実』と信じて、プラグに繋がれたまま一生を終わるのである。</p>
<p>『unplug』というのは、人間の脳（意識）をに繋がれたコンピューター・プログラム『Matrix』からの離脱、すなわち「精神の自由」を意味している。<br />
Choiの「コンピューターのプラグを抜くことが必要だ」というジョークは、後の展開への見事な伏線になっているのである。（もちろんChoiは真実を知らずに言っている）</p>
<p>そうして、ネオは、漠然とした疑問を抱えながら一度はエージェントに拘束されるが、トリニティ達によって解放され、モフィアスの元に導かれる。<br />
戸惑うネオにモフィアスは問いかける。</p>
<p>「Do you believe in fate, Neo?（君は運命を信じるか）」</p>
<p><img src="image/matrix/max4.jpg"/></p>
<p>するとネオは答える。<br />
「自分の人生が支配されているような考えは好きじゃない」</p>
<p>「君が言いたいことは分かる。では、聞かせてくれ。何故、オレの所に来た？」<br />
それに続くモフィアスの言葉。</p>
<blockquote><p>
You&#8217;re here because you know something.<br />
君は「何か」を知って、ここに来た。<br />
What you know you can&#8217;t explain.<br />
君の知る「何か」について、君は説明することが出来ない。<br />
But you feel it.<br />
だが、感じている。<br />
You&#8217;ve felt it your entire life.<br />
自分の全人生において、それを感じてきた。<br />
That there&#8217;s something wrong with the world.<br />
この世界（ネオが現実と認識している世界）は何か間違っている、と。<br />
You don&#8217;t know what it is but it&#8217;s there, like a splinter in your mind driving you mad.<br />
君はそれが「何であるか」知らない、だが、それは確かに存在する、そして君の心の中に棘のように突き刺さり、心を惑わせる。<br />
It is this feeling that has brought you to me.<br />
その奇妙な感覚が、君をオレの所に導いた。<br />
Do you know what I&#8217;m talking about?<br />
オレが何について話しているか、分かっているな？</p></blockquote>
<p><img src="image/matrix/max7.jpg"/></p>
<p>ネオが常に心に感じてきた「somthing wrong」――それが『The Matirix』という言葉で表される。</p>
<p>モフィアスは言う。</p>
<p><img src="image/matrix/max8.jpg"/></p>
<blockquote><p>
The Matrix is everywhere.<br />
マトリックスは至る所に存在する。<br />
It is all around us, even now in this very room.<br />
我々の周り、今、この瞬間、この部屋の中にさえ。<br />
You can see it when you look out your window or when you turn on your television.<br />
君が窓の外を見つめ、テレビを点ける時も、君はそれ（マトリックス）を目にすることができる。<br />
You can feel it when you go to work, when you go to church, when you pay your taxes.<br />
通勤し、教会に行くときも、税金を払う時も、君はそれを感じることができる。<br />
It is the world that has been pulled over your eyes to blind you from the truth.<br />
マトリックスとは、君の目を真実から遠ざけ、盲目にさせてきた世界なのだ。
</p></blockquote>
<p>「What truth?（真実とは）」<br />
ネオが問いかける。</p>
<blockquote><p>
That you are a slave, Neo.<br />
君は奴隷なのだ、ネオ。<br />
Like everyone else you were born into bondage, born into a prison that you cannot smell or taste or touch.<br />
他の者がそうであるように、君もまた囚われの身に産まれ、君が嗅いだり、味わったり、触れたりすることのできない刑務所の中に産み落とされた。<br />
A prison for your mind.<br />
「心」を支配する刑務所だ。</p></blockquote>
<p><img src="image/matrix/max9.jpg"/></p>
<p>ここで言われる『prison』は、直訳すれば刑務所、拘置所といった意味であるが、「囚われの場所」と解釈した方が分かりやすい。<br />
そして人間のmind（心）を支配しているのはMatrixに違いないが、言い換えれば、「これが現実」と思い込んでいる「自分自身」に他ならないのである。<br />
モフィアスの言う『prison』の意味が正しく理解できれば、物語後半、なぜネオが「心を解き放つ」ことで超人的な能力を身に付けるに至ったか――というプロセスに納得が行く。<br />
肉体をプラグで拘束し、脳をプログラムで支配するMatrixは、人間にとって「憎むべき存在」だが、そのカラクリに気付かず、Matrixが見せる世界を「現実」と思い込んで操られているのは、他ならぬ「人間自身」なのである。</p>
<p><img src="image/matrix/max12.jpg"/></p>
<p>かくしてネオは、モフィアスの手引きにより培養液の中で目覚め、『真実』を知る。<br />
彼が生きてきた世界は、Matrixが彼の脳に送り続けたコンピューター・プログラムの世界であり、現実には、人間はすべてこのようにカプセルの中に閉じこめられ、プラグに繋がれて、マシーンにmind（心）もbody（肉体）も支配されているのである。</p>
<p>unplugされ、培養液のカプセルから救出されたネオは、モフィアスをリーダーとするレジスタンスの船「ネブカドネザル」に迎えられる。<br />
寝台に横たわるネオは夢うつつにモフィアスに問いかける。</p>
<p>Neo: Am I dead?　（僕は死んだのか）<br />
Morpheus: Far from it.　</p>
<p>真実を知ったネオは「Far from it（死よりはるかに遠いところ）」、つまりunplugすることで「生命を得た」という訳だ。</p>
<p>マシーン（Matrix)から離脱し、自身の肉体と同時に心も自由になったネオは、後頭部の接続部にplug in することで、再びモフィアスとコンピューター・プログラムの中に入る。<br />
これはレジスタンスが独自に開発した、トレーニング・プログラムの一環である。</p>
<p><img src="image/matrix/max13.jpg"/></p>
<p>プログラム世界では、現実には坊主頭で灰色のボロ服を着ているはずのネオが、長い黒髪の、ジャケット姿になっている。<br />
それについて、モフィアスは次のように解説する。</p>
<blockquote><p>
Your appearance now is what we call residual self image.<br />
今、ここに現れた君の姿は、我々が剰余のセルフイメージと呼んでいるものだ。<br />
It is the mental projection of your digital self.<br />
これはデジタル世界における、君の心が映し出したセルフイメージなのだ。
</p></blockquote>
<p>「residual」というのは、「残りの」「計算できない」「誤差」といった意味をもつ数学用語である。<br />
つまり「コンピューターの理論を超えたappearance」、自身のもつセルフイメージがデジタル化されて現れた姿というわけだ。<br />
たとえば、「自分は長身のハンサムな男」というセルフイメージを持っていると、それがそのままデジタルの世界にも投影される。<br />
プログラムの中に現れた「ネオの姿（黒い長髪）」は、ネオの自分自身に対するイメージであり、もしネオが「自分は金髪碧眼で、筋肉質の大男である」というセルフイメージを持っていれば、そのように投影されるのである。</p>
<p>Matrixは理論通りに動くコンピューター・プログラムだが、そこには少なからず「その人自身の思い込み＝residual（計算できない、誤差）」が反映される。<br />
それはすなわち、「人間の想念が現実を作り出す」ということを示唆しているのである。</p>
<p>では、今、自分の見ているものが現実ではなく、脳の描き出すイメージだとしたら、「現実」は一体どこにあるのか。<br />
ネオは問いかける。</p>
<blockquote><p>
Neo: This, this isn&#8217;t real?　（これは現実ではないのか）<br />
Morpheus: What is real.<br />
現実とは何だ。<br />
How do you define real?<br />
君はどうやって現実とそうでないものを見分けるのだ？<br />
If you&#8217;re talking about what you can feel, what you can smell, what you can taste and see, then real is simply electrical signals interpreted by your brain.<br />
君が感じるもの、匂うもの、味わうもの、見るもの、それを「現実」と言うなら、現実とは、君の脳から発せられた単純な電気信号に過ぎない。</p></blockquote>
<p><img src="image/matrix/max14.jpg"/></p>
<p>ここにMatrixの本質がある。<br />
我々人間が「現実」として意識しているもの――目に映るもの、匂い、味、音、ものの感触――それら全ては、生理学的に言えば、「脳のシグナル」によって認識されるものである。</p>
<p>つまり、body（実体）があるようで、そこには「何も無い」のかもしれない。</p>
<p>すべてはmind（心）が作りだした、イメージの世界かもしれない。</p>
<p>そう考えると、我々が「現実」と呼んでいるものは、実は脳のシグナルによって作り出される「思い込み」の世界であって、実体があるようで「実体のない世界」――と言えなくもない。</p>
<p>分かりやすくいえば、「赤い花」の「赤色」が本当に「赤色であるかどうか」、我々はどうやって見分けるのか。<br />
「これが赤色だ」という認識は、本人だけが知り得るものであり、Ａの目には鮮やかな赤に映っても、Ｂの目には紫がかった赤に映っているかもしれない。<br />
その違いは誰にも分からないし、比べようもない。<br />
そう考えると、我々が実際に目で見て、「赤色」と認識している「現実」でさえ、各々の脳のシグナルによって作り出されたイメージに過ぎないということが理解できる。<br />
つまり「現実」というのは、大半が「思い込み」の世界であり、「それがどう映るか」は、人によってそれぞれ異なるのである。</p>
<p>Matrixとは、この脳内シグナルを支配し、プラグに繋がれた人間に、それがあたかも「現実世界」であるかのような錯覚を起こさせるコンピューター・プログラムである。<br />
そして、そこには少なからず、「residual」なもの――プログラムの理論を超えた、各々のセルフイメージ――が反映されるが為に、「独立した人生を生きているような」実感があるのである。</p>
<p>だが、中には、「何かに支配されているような」somthing wrongを感じる者がいる。</p>
<p>それが、ネオのような「unplug」の可能性を持つ者であり、モフィアスたちは、そうしたポテンシャルを持つ者をコンピューター・ネットワークを通じて探し出し、マシーンのカプセルから解放することを使命としているのである。</p>
<p>さらにモフィアスは言う。</p>
<p>Matrixの中では「西暦1999年」に設定されているが、現実には2199年である。<br />
人間社会の脅威となったマシーンの勢力を脆弱化する為に、人類は太陽エネルギーを分厚い雲で遮り、その動力源を奪った。<br />
しかし、マシーンはそれに代わる新たな動力として、人体が発する電気に着目した。<br />
生体エネルギーを動力源としてとして確保するために、マシーンは人間を人工的に培養し、カプセルの中に閉じこめて、プラグで繋ぐシステムを作りだしたのである。</p>
<p><img src="image/matrix/max16.jpg"/></p>
<blockquote><p>
What is the Matrix?<br />
マトリックスとは何か？<br />
Control.<br />
支配。<br />
The Matrix is a computer generated dream world, built to keep us under control in order to change a human being into this(battery).<br />
マトリックスとは、人類を生体電池として支配するために作り出された、コンピューターの描く夢の世界なのだ。
</p></blockquote>
<p>モフィアスの言うことがにわかには信じられず、拒否反応を起こして嘔吐するネオ。</p>
<p>あまりのショックに力なく横たわるネオにモフィアスは言う。</p>
<p><img src="image/matrix/max40.jpg"/></p>
<p>ここでモフィアスというキャラクターを象徴する『belive』という言葉が登場する。<br />
モフィアスは、レジスタンスの霊的指導者である『オラクル（神託）』から、「お前はThe Oneを見つけ出す。そして人間とマシーンの戦いにも終止符が打たれるだろう」というお告げを受けていた。<br />
モフィアスはただひたすら『believe』することによってレジスタンス活動、しいては自分自身を支えてきたのである。<br />
傍から見れば狂信的、何の確証もない「お告げ」にすがりついて猛進するcrazyな男（実際に続編で仲間からそう言われている）にしか見えない。またネオも最初はそのように思っていた。</p>
<p>だが、この『belive』こそ、自身の内的世界を変革し、未知なる力を引き出す鍵に他ならない。</p>
<p>ネオの能力を鍛えるためのコンピューター・シュミレーションの中で、モフィアスはまるで鳥のように超高層ビルを飛んでみせる。</p>
<p><img src="image/matrix/max82.jpg"/></p>
<p>この映画のメッセージである「心（思い込み）を解き放て」という言葉と共に。</p>
<p><img src="image/matrix/max84.jpg"/></p>
<p>だが、「人間に高層ビルなど飛べっこない」と思い込むネオは、その思い込みの通り地上に落下してしまう。</p>
<p>コンピューター・シュミレーションでの出来事にもかかわらず、実際に口の中を切り、歯茎からにじみ出した血を不思議そうに見つめるネオにモフィアスは言う。</p>
<blockquote><p>Your mind makes it real.<br />
（君の思い込みがそれを現実にするのだ）</p>
<p>If you&#8217;re killed in the Matrix ?　You died here ?<br />
（では、もしマトリックスの中で殺されたとしたら？　君はここで<実際に>死んでしまうのか？）</p>
<p>The body cannnot live without the mind.<br />
（肉体は心なしに生存することはできない）
</p></blockquote>
<p><img src="image/matrix/max85.jpg"/></p>
<p>そうして「心」と「現象」、「現実世界」と「Matrix」の関わりについて少しずつ理解し始めたネオは、レジスタンスの仲間と共に再びMatrixの中に入り、モフィアスの手引きで霊的指導者であるオラクルの元に導かれる。<br />
だが、オラクルの答えは、YesともNoともつかない曖昧なものだった。</p>
<blockquote><p>
you already know what I&#8217;m going to tell you.<br />
（私が何を言わんとしているか分かるわね）</p>
<p>I&#8217;m not the One.<br />
（僕は……the Oneではない）</p>
<p>Sorry, Kid. You got the gift but it looks like you&#8217;re waithing for something.<br />
（ごめんね、坊や。あなたには能力がある、でもあなたは何かを待っているように見えるわ）</p></blockquote>
<p>この映画を理解する上で非常に大切なことは、</p>
<p>「ネオはThe Oneなのか」「The Oneは実在するのか」</p>
<p>という問いかけである。</p>
<p>オラクルは否定も肯定もしていない。</p>
<p>ただ確信が持てないネオに、「あなたの期待する答えと違ってごめんなさい」というニュアンスを込めて、「Sorry」と答えるのみである。</p>
<p>さらにオラクルはモフィアスに対しても「あなたはThe Oneを見つけるだろう」という曖昧な予言しかしていない。</p>
<p>にもかかわらず、モフィアスがThe Oneの存在を盲信し、映画のクライマックスにおいては、ネオが「やはり自分はThe Oneなのだ」と自覚するのはどういう事なのか。</p>
<p>ここにメッセージの本質がある。</p>
<p>つまり、「The Oneが実在するか、どうか」「ネオがthe Oneなのか」という事実はほとんど意味をなさない。</p>
<p>要は本人が「どうbelieve（信じる）するか」の問題であって、事実そのものは人間の心に作用しないのである。</p>
<p>すべてはモフィアスの盲信に始まり、ネオがそれを自覚することで完成した。</p>
<p>世界を動かしているのは人間の信念に他ならないということを、この場面は示唆しているのである。</p>
<p>さらにオラクルはモフィアスの身に起こるであろう悲劇と、その命運がネオの選択にかかっていることを予言する。</p>
<p>不安な気持ちで帰路に着くネオとモフィアスらの前に、エージェントに率いられた警官隊が現れる。<br />
レジスタンス生活に嫌気が差した仲間のサイファが、Matrixに戻る代償として（彼の望みはMatrix界で俳優のような有名人になること）彼らの隠れ家を密告したのだ。<br />
ネオを守るべく、モフィアスが命を懸けてエージェントの前に躍り出て、退路を開く。<br />
ネオはモフィアスを助けようとするが、「ここであなたが死んだら、モフィアスの犠牲が無駄になってしまう」とトリニティに説得され、仲間と共に脱出するネオ。</p>
<p>エージェントの狙いは、人類最後の都市である「ザイオン」のメインコンピューターにアクセスする為のコードをモフィアスから聞き出すことだった。<br />
薬物を使い、モフィアスの心を破壊しようとするエージェントたち。</p>
<p>その様子をコンピューターを通して見守っていた仲間のタンクは、ザイオンを守るためにモフィアスのプラグを抜いて安楽死させることを提案するが、寸前にネオが待ったをかける。「I&#8217;m in（僕がマトリックスの中に入って、モフィアスを救い出す）」と。<br />
「まるで自殺行為だ」と止めに入る仲間達に対し、</p>
<blockquote><p>
Morpheus believed somthing, and he was ready to give his life for it.<br />
モフィアスは「何か」を信じていた。そして彼はそれに命をかける覚悟があった。</p>
<p>I understand that now That&#8217;s why I have to go.<br />
今なら理解できる、それが僕が行かなければならない理由だ。</p>
<p>Because I believe in somthing.<br />
なぜなら僕もまた『何か』を信じているからだ。</p>
<p>I believe I can bring him back.<br />
彼と連れ戻せる確信がある。
</p></blockquote>
<p>ここでモフィアスの象徴であった『believe』が初めてネオの口から語られる。<br />
『believe』──信じることによって不可能すら可能にすることができる『mind』の力を、ネオもまた理解した瞬間である。<br />
それまでネオはこの世界に対しても、自分自身に対しても、何一つ確かな気持ちが持てなかった。<br />
何が真実で、何がそうでないのか、漠然とした不安の中に過ごしてきた。<br />
だが、今はそうではない。<br />
少なくとも「モフィアスを救い出せる」という確信があり、その確信ゆえに、自分の行動が成功するという予感がある。</p>
<p>ネオの確かな言葉を聞いて、仲間たちももう彼を止めなかった。<br />
ネオの内的な変化に気付いたトリニティは、彼を援助すべく、共にMatrixの中に飛び込んで行く。</p>
<p>確信に支えられたネオにもう怖いものはない。弾丸さえ、こんな離れ業でかわすことができる。</p>
<p>そうしてモフィアスを救い出し、彼とトリニティは無事に現実の世界に戻ることができたが、受話器を手にするネオの前に突然エージェントが立ちはだかる。</p>
<p>だがもうネオは動揺しなかった。</p>
<p>対等に迎え撃つネオの姿に、モフィアスは「He&#8217;s beginning to believe（彼は<自分がthe Oneだということを>信じ始めている）」と感嘆の声をもらす。</p>
<p><img src="image/matrix/max99.jpg"/></p>
<p>ネオがthe Oneであるかどうかは関係ない。</p>
<p>それをネオ自身が信じるかどうかなのだ。</p>
<p>信じた彼の目にはもはやエージェントもただのプログラムでしかない。</p>
<p><img src="image/matrix/max100.jpg"/></p>
<p>エージェントを滅ぼし、Matrixのプログラムを一時停止させることに成功したネオは、次のようなメッセージを投げかける。</p>
<blockquote><p>
I know you&#8217;re out there. I can feel you now.<br />
今　君（＝マトリックス）はその機能を停止した。僕には感じる。</p>
<p>I know that you&#8217;re afraid. You&#8217;re afraid of us. You&#8217;re afraid of change.<br />
僕には君が恐れているのがわかる。君は僕たちを恐れ、変化を恐れている。</p>
<p>I don&#8217;t know the future. I didn&#8217;t came here to tell you how this is going to end.<br />
未来のことなど分からない。僕は君たちにどのような結末を迎えるかを教えに来たのではない。</p>
<p>I came here to tell you how it&#8217;s going to begin.<br />
どのように始まるかを示しにきたのだ。</p>
<p>I&#8217;ll hang up this phone.<br />
僕はもうすぐこの電話を切る。</p>
<p>and then I&#8217;ll show these people what you don&#8217;t want them to see.<br />
そしてカプセルに繋がれた人々に、君が見せたくないものを見せよう。</p>
<p>I&#8217;m going to show them a world&#8230;without you.<br />
マトリックスの存在しない世界。</p>
<p>A world whitout rules and controls, without borders or boundaries.<br />
法則も支配も、境界も限界もない世界。</p>
<p>A world where anything is possible.<br />
あらゆるものが可能な世界。</p>
<p>Where we go from there&#8230;is a choice I leave to you.<br />
マトリックスから離れて我々が目指す所…　君に委ねる選択
</p></blockquote>
<p>そして、いまだプラグに繋がれた人々が脳に描くコンピューター・シュミレーションの世界の中で、ネオはスーパーマンのように空を飛んで行く。</p>
<p><img src="image/matrix/max105.jpg"/></p>
<p>Free your mind &#8230;.　心を解き放てば、君は空だって飛べるんだ……と。</p>
<p><center><img src="/set/beas.gif" alt="sanmarie.com" style="margin:25px"/></center></p>
<p>所々、翻訳の怪しい所があったり、通の人から見れば「それは違うんじゃないか」という意見もあるかもしれませんが、『Matrix』という映画は概ねこういう哲学に支えられた作品だとういことをご理解頂ければ嬉しいです。</p>
<p>ちなみに、「Matrix」とは、ラテン語の母（mater）から派生した語で、子宮という意味をもち、「そこから何かを生み出す背景、基盤、母体、基質」といった概念を表す言葉です。</p>
<div class="box">
<div class="ama"><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B002M2DWS6&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
</div>
<p><span class="daimei">映画「マトリックス」</span></p>
<div class="kome">
10年以上前の作品だが、その斬新なアイデアとアクションはまったく古さを感じさせない。<br />
日本アニメへのオマージュとも言うべきスローモーションの動きは、「マトリックス前」「マトリックス後」という言葉を生んだほど。<br />
まさに映像革命であり、それまでのSFの概念をくつがえすものだった。<br />
今流行のキャメロンの「アバター」でさえ二番煎じに思えるほど。<br />
続編も作られたが、この第一作で十分。<br />
単なるSFアクションと見過ごして欲しくない、示唆に富んだセリフ満載のスピリチュアル・ムービーである。
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
<p>オリジナルのセリフに興味を持ったら、ぜひ楽しんで欲しいのがソースネクストの『超字幕シリーズ』。<br />
スラングや専門用語、最新のイデオムなど、普通のDVDでは理解できない英語の台詞を徹底解説、知識としてはもちろん、大好きな作品への理解が深まること間違いなし。</p>
<p><a target='new' href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=zawGgpHtCEs&#038;offerid=169194.10000789&#038;type=4&#038;subid=0"><IMG alt="ソースネクスト　超字幕" border="0" src="http://www.sourcenext.com/af_banner/091218/choujimaku_468x60.jpg"></a><IMG border="0" width="1" height="1" src="http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=zawGgpHtCEs&#038;bids=169194.10000789&#038;type=4&#038;subid=0"></p>
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		<title>物理学者と詩人と占星術師</title>
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		<pubDate>Thu, 21 Jan 2010 22:46:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月 まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセー＆コラム]]></category>
		<category><![CDATA[人生観]]></category>

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		<description><![CDATA[『学研の「科学」と「学習」休刊に寄せて』の続きになります。
満点の星空を見て感動した時、人間のタイプは大きく２種類に分かれると思う。
一方は、宇宙の謎を解き明かそうとし、もう一方は、その美しさを詩や絵の中に留めようとする [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>『<a href="http://sanmarie.me/essay-30" title="学研の「科学」と「学習」休刊に寄せて" rel="nofollow">学研の「科学」と「学習」休刊に寄せて</a>』の続きになります。</p>
<p>満点の星空を見て感動した時、人間のタイプは大きく２種類に分かれると思う。</p>
<p>一方は、宇宙の謎を解き明かそうとし、もう一方は、その美しさを詩や絵の中に留めようとする。</p>
<p>私は後者の人間で、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4102294058?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=4102294058">カール・セーガン</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4102294058" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />の『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000055ZOB?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=B000055ZOB">コスモス Cosmos</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B000055ZOB" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』や、<a href="http://sanmarie.me/movie-4" title="NHKスペシャル『宇宙　未知への大紀行』　宇宙を知ることは、自分を知ること" rel="nofollow">NHKスペシャル</a>なものに憧れはしたけど、それを物理的に理解しようという気持ちにはついぞならなかった。</p>
<p>理屈は知りたいけど、高等数学を駆使してまでなぁ……というよりは、高等数学そのものが分からん。</p>
<p>いや、もう、「物理」そのものがアレルギー。</p>
<p>ゆえに、以下のようなことがさらりと言える人は、ほんと尊敬してしまうのだ。</p>
<p><br/><br />
<strong><a href="http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0618/246314.htm?o=1&#038;p=1">トピックス『物理で80点以上取れる人ってどんな人なんだ～？！』</a></strong></p>
<blockquote><p>
物理は難しいっていうけど、私が初めて物理の教科書を読んだ時は感動したものです（もう20年も前）。<br />
あ、世の中の事は物理学があれば全て解明出来るんだ！って。</p>
<p><font color="darkgreen">私の半生において、この考えだけは一度も浮かびませんでした。</font></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>しかし、彼は「物理っていうのは、自然現象を観察することなんですよ」と静かにやさしく語ってくれました。その一言で目から鱗。物理ってなんてスケールの大きい考え方なんだろうと感心しました。<br />
同時に彼に恋してしまいました。</p>
<p><font color="darkgreen">観察は得意だけど、それをどう公式に結びつければよいのか分からん</font></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>夫に「物理ってたのしいの？」って聞いたら<br />
「うん、形のないものを形（ベクトルやら、数式やら）にする、<br />
想像の世界だよね！！」<br />
いやはや、物理の世界はファンタジーみたいですよ。<br />
こういう人は公式をわざわざ覚えなくても、<br />
楽しく問題を解いているうちに自然に覚えて自在に使えるようです。</p>
<p><font color="darkgreen">ファンタジー・・そう言われてみれば、そうかもしれない・・<strong>が・・!!</strong></font></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>私の高校時代(1972年度～1974年度)物理学はほとんど95点以上、100点も何回かありましたけれど、それはやはり</p>
<p>「物理学の考え方が美しい」</p>
<p>と感じたからです。</p>
<p><font color="darkgreen">美しい……それこそ神の領域だわ……</font></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>日本の教育における物理学って、数式偏重のテスト重視だから、みんな嫌いになるんですよ。<br />
本来物理学とは、神が作りたもうた森羅万象とはいかなる物か、という宗教的、自然科学から出発した学問で大変崇高なものです。<br />
先生方も教え方をもう少し考えるべきです。<br />
いろんな本を読んで、広い視野で物理を見てください</p>
<p><font color="darkgreen">なるほど。あたしゃ、食わず嫌いですね。</font></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>まず幼い頃、家に「学研の図鑑」がセットで並んでいまして、ナゼかその中の「宇宙」の巻ばかり眺めていました。<br />
地球はもちろん惑星や銀河・星雲などの美しさと、宇宙の現象のスケールの大きさに魅了され、天文学者を志しました。<br />
「中性子星って角砂糖くらいの大きさで象と同じ重さ！？すげ～」みたいな感じですね。 </p>
<p><font color="darkgreen">私も「すげ～」と思った。でも私はそれをSFの翼に乗せちゃったんだなぁ、クソ。</font></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>当方、理論物理学の研究者で大学でも教壇に立っております。<br />
物理学は、この宇宙で起こっているありとあらゆる現象を、数学という言葉を使って、なるべく少数の法則で書き表そうとする学問です。<br />
例えば高校で学ぶ範囲の力学では「ニュートンの運動方程式」だけで全ての運動が説明できます。<br />
実際に、ニュートンと同時代に生きた人々は、目の前にある物体の運動も天空で輝く天体の運動も、当時の観測技術で見えるもの全ての運動がこの方程式を使うだけで完全に予言できてしまったので、「我々は神の視座を手に入れた！」というように狂喜したそうです。<br />
従って、力学的エネルギー保存則、運動量保存則も運動方程式から導出されます。</p>
<p><font color="darkgreen">すいません、まったく記憶にないです・・</font></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>物理で出てくる公式というのは、実際に起こった現象を式にしているんだと意識することです。<br />
物理という教科を数学と同じようにと間違ったとらえ方をしてしまうことがあるのかもしれません。<br />
数学で扱う「公式」や「定理」は覚えることに重点を置きますが、物理の「公式」には公式を見ただけではわからない「公式に隠された本当の意味」があるのです。<br />
ですから、公式を「覚える」というよりも「身につける」ことが大事です。</p>
<p><font color="darkgreen">「身につける」そう言われると非常に納得いきます。この方と中学時代に出会いたかった。</font></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>人間は大きく二分されるのでしょうか？<br />
微積分を理解出来る人間と、そうでない人間に・・・</p>
<p>数学や物理の問題は、明確な解答が最初に存在しており、そこに至るための解法や公式が用意されています。<br />
暗記に頼る必要も無く、故に試験前日に勉強する必要も無いのです。<br />
誤読や計算間違い、書損じ等に配慮すれば、満点を取るに労を要しないのが数学と物理です。</p>
<p><font color="darkgreen">私は明らかに「後者」です</font></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>小さい頃の<br />
・高い橋の上から小石を落とし、川に落ちるまでの時間を計るだけで高さが分かる。<br />
・人工衛星がいつまでも地球を回り続ける理由<br />
・動いている電車の中でジャンプしても、同じ場所に着地する<br />
そんな疑問が物理を勉強すると次々に解決していくことが楽しかったです。<br />
そういう、興味を持つことが大切だと思います。</p>
<p>また「物理は神がこの世界をどのように設計したかを解明する学問だ」<br />
と言われ、何だかかっこよく思えました。</p>
<p><font color="darkgreen">物理で解明されたのですね・・その感性と能力が羨ましい。。</font>
</p></blockquote>
<p><br/><br />
夜空にひときわ明るく輝く十五夜の月。</p>
<p>でも、それがなぜ地球に落ちてこないのか、理論で解明しようとする人と、あれこそが私の守り神、闇夜を照らすClair de Luneよ、詩に書く人と、回路の繋がり方は本当に人それぞれ。</p>
<p>だから科学でも芸術でも、どの分野もまんべんなく発展するし、人の回路や能力がそれぞれ違っているからこそ、世の中がバランスよく保たれる。</p>
<p>個性というのは、クロスワードパズルのピースと同じで、一つ一つ形は違うけれど、世界全体から見れば、それぞれにピタリとはまって、均衡を為しているのだと思う。</p>
<p>そう考えると、物理学者と占星術師は、まったく異なるスタンスで世界の謎を解き明かそうとしているわけだが、以外と共鳴するところが多いんじゃないか、コンマ００００００の世界で。</p>
<p>90年代、某新興宗教団体が問題になり、国を代表するエリート機関の出身者が、なぜこんなインチキまがいの宗教に易々と絡め取られたのか、という話題になった時、その方面に詳しい専門家がこうコメントされていた。</p>
<p>「<strong>科学も突き詰めれば、どうしてもリクツで説明のつかない部分に行き当たる。その時、人間は『神』を見るんだよ</strong>」</p>
<p>だから、頭脳エリートたちが、宇宙創生や生命の真実を知ろうとして宗教に足を突っ込むのは非常に納得が行く、という話である。</p>
<p>物理の得意な人にとって、数式が美しく感じられるのも、実はそれこそが「神の化身だから」ではないか。</p>
<p>──なんて発想自体が、物理とはすでに相容れないんだろうな。</p>
<p>まあ、もう一度、授業を受ける機会があれば、今度こそ身を入れて勉強したいです。</p>
<p>来世に期待しよう。</p>
<p><center><br />
<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1I6WLP+E5N45E+1ZPY+HZPWH" target="_blank"><br />
<img border="0" width="468" height="60" alt="" src="http://www24.a8.net/svt/bgt?aid=091021453856&#038;wid=003&#038;eno=01&#038;mid=s00000009295003022000&#038;mc=1"></a><br />
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www10.a8.net/0.gif?a8mat=1I6WLP+E5N45E+1ZPY+HZPWH" alt=""><br />
</center></p>
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バルタサル・グラシアンの成功の哲学―人生を磨く永遠の知恵
　

...</small></li><li><a href="http://sanmarie.me/shigezo_hayasaka" title="早坂茂三の言葉 ～田中角栄と共に闘ったオヤジの遺言～">早坂茂三の言葉 ～田中角栄と共に闘ったオヤジの遺言～</a><br /><small>

早坂茂三 『捨てる神に拾う神』　祥伝社
「今太閤」と呼ばれた立身出世の人から、汚職事件の罪人へ。
政界の頂点から犯罪の奈落に一気...</small></li></ul>]]></content:encoded>
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