育児と家庭

自分の思う通りにならない体験

2006年2月20日

先日、ハイパーマーケットのプレイルームに息子を連れて行った。

この一ヶ月、ほとんど家の中で過ごしただけに、いろんなオモチャやたくさんの子供に囲まれて、すごいハイテンションだった。

私と夫は、保護者用のソファに腰掛けて、じっとその様子を見守っていたのだけれど、自分より年長の子供にお気に入りのオモチャを取られたり、他の子供や遊び道具が自分の思うように動かせなくてプンプンしたり、家では見ることのできない態度や表情を観察することができて、なかなか面白かった。

家の中にいると、すべてモノポリー。

オモチャも親の関心も、王様独占状態だ。

ゆえに、よその子にオモチャを取られたり、物事が自分の思う通りにならなくて、戸惑ったり、ショックを受けたり――といった、自分にとって都合の悪い体験もどんどんさせてやりたいと思う。

物事が思う通りになるより、思う通りにならない方が、より多くのことを教えてくれるから。

今はオモチャで済むけれど、大人になって、社会に出たら、

「好きな女を奪われた」
「手柄を同僚に奪われた」
「課長のポストを後輩に奪われた」

あれもこれも、持って行かれてさ。

思う通りにならない事の方が圧倒的に多いからね。

その度に、いちいち、自分は不幸だ、生きていても意味がない、なんて嘆いていても、しょうがないし。

それより、思う通りにならない中で、人生を楽しむ術を身に付けた方がいい。

そして、そういう考え方は、人がいくら言って聞かせても、自分で感得しない限り、あるいは、身近なサンプルを見て納得しない限り、自分のものにはならないんだよね。

できれば、自分で学んで欲しいけど、それもなかなか難しいから、親としては、後者の姿を見せることにしている。

それが本当の、「親が幸せなら、子も幸せ」ではないだろうか。

明日から、いよいよ保育園再開。

とはいえ、まだまだ親の愛にどっぷり浸かっていたい年頃だから。

慎重かつ大らかに、すすめていきたいと思う。

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