Notes of Life

理屈は後から考えればいい(松本零士の言葉)

1999年11月20日

松本零士が怒っとった。

最近のアニメは「生きることには意味が無い」「夢なんか空しい」みたいなことを若い世代に植え付けている、と。

うちのオタッキーな妹に問い合わせてみたところ、

「エヴァンゲリオン」とか「**?(忘れた)」には、確かにそうともとれる描写があるらしい。

ところで“エヴァンゲリオン”というネーミングは、
やっぱ“EVANGELIST(福音書記)”からとってるんだろうな。

「使徒」って敵がちゃんと十二種類出てくるそうだし……。

「人類補完計画」は人類への福音という事なのか?

よ~わからんけど。

最近、松本零士は、ハーロックにこんな事を言わせていた。

「生きろ。理屈はあとから考えればいい」

――そうなんだよ。

私みたいな人間や、まだ右も左も分からんような若い世代は、生きるにも、存在するにも、「意味」や「理由」を欲しがる。
(大人になって、食っていくのに必死になったら、そんな事考えてる暇もないからね)

そんでもって、それを失ったり、見出せなかったりすると、人知れずユ~ウツになって、自閉したり、自殺したりする。

でも、そんな「意味」とか「理由」なんてものはどうだっていいんだよ。

とにかく

「生きろ。理屈はあとから考えればいい」。

四畳半の下宿でワーグナーの壮大な宇宙に包まれながらSFを描き続けた松本さんも、もう60歳。

彼はきっと墓の下には入らず、ヴァルキューレに導かれ、ヴァルハラに行っちゃうんだろうな。

ところでメーテルって、ホント一体何者なの?
命ある間にそれだけは描き残しておいてね。
「永遠の謎」はイヤよ(笑)。

初稿:1999年秋  メールマガジン 【 Clair de Lune 】 より 

【後日談】
「メーテルはエメラルダスと姉妹だった」らしい。。。

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