『沈める寺』 ドビュッシー名曲集 & アントニオ・ガウディ

la-sagrada-familia-1 ドビュッシーの音楽はまさに『絵画』だ。 実際、そのようなタイトルの曲もあるくらい映像美にあふれている。 目を閉じた時、これほどまでに鮮明に絵になって現れる音楽があるだろうか。 初めて『月の光』を聞いた時は、あまりのイメー 続きを見る» Read More →

映画『Shine』とラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番

映画『シャイン』デヴィッド・ヘルフゴッド ロシアの偉大な作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ Sergei Rachmaninovは1873年ロシアに生まれました(1943年没)。 希代の名ピアニストでもあったラフマニノフは、名曲中の名曲『ピアノ協奏曲No.2』をはじめ、『交響曲No.2』、『ヴォカリーズ』、『ピアノ・ソナタNo.2』など、様々な傑作を残しています。 その哀愁に満ちた美しい旋律は、映画やCMのBGMとしても効果的に使われており、「曲名は知らなくても旋律は知っている」という人も多いのではないでしょうか。 誰もが生涯に一度は耳にするであろうラフマニノフの美しい音楽。 ここでは私の最愛の曲『ピアノ協奏曲No.3』と、これを題材にした映画『シャイン』をご紹介します。 Read More →

アンドレ・ワッツのピアノ・リサイタルに寄せて / ラフマニノフピアノ協奏曲とリスト名曲集

アンドレ・ワッツ 私がアンドレ・ワッツ氏を知ったのは高校生の時。 京都市交響楽団が青少年向けに当時としては破格の安さで催したクラシック・コンサートで、メイン・プログラムの『ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番』のピアニストを務めたのがワッツ氏 続きを見る» Read More →

涙と青春の『アルヴァマー序曲』 ~吹奏楽よ、永遠なれ~ / 『ジュビラント序曲』『インヴィクタ序曲』

誰にでも忘れがたい思い出の曲があるものだが、私の場合、それは吹奏楽の雄、ジェームズ・バーンズ作曲による『アルヴァマー序曲』だ。 全国何万の高校生吹奏楽部員の胸を熱くし、日本のみならず、世界中の若者を惹きつけて離さない、吹 続きを見る» Read More →

アレクシス・ワイセンベルクの魅力

アレクシス・ワイセンベルク もし、ピアノ・メーカーのSteinway & Sonsが厳密な規定の下にピアノを製作しているとしたら、誰が弾いても似たような音色で、聴いている方も飽き飽きしてくると思う。 世界で『巨匠』と呼ばれるピアニストは「譜 続きを見る» Read More →

帝王リヒテルのチャイコフスキー『ピアノ協奏曲第一番』/ ショパンのエチュードOp10, No.4

ロシアの三大ピアニストと言えば、「リヒテル、ギレリス、ペトロフ」というのが一般的らしいが、私はあえてここから一名を差し引いて、『リヒテル&ギレリス』の両名をもってクラシック・ピアノの最高峰と位置づけたい。 そりゃもう、通 続きを見る» Read More →

愛と死の世界・ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』に酔う / ルネ・コロ&カルロス・クライバーの名演

waterh46-210x270 楽劇 「トリスタンとイゾルデ」は、1857~59年、ドイツ出身の作曲家リヒャルト・ワーグナーによって作曲され、1865年、ミュンヘンの国立宮廷劇場にて初演されました。 中世の情熱恋愛神話ともいうべき「トリスタンとイゾルデ」の物語をベースに作曲されたこの楽劇は、究極の「愛と死(エロスとタナトス)」を描いた大作です。 コーンウォールのマルケ王に仕える騎士トリスタンは、アイルランドの姫イゾルデを王の花嫁に迎えるべく、船を一路コーンウォールへ走らせています。 しかし、花嫁となるイゾルデの心は嵐のように波立ち、立派な騎士であるトリスタンに憎しみさえぶつけます。 姫の身を案じる侍女ブランゲーネは、少しでも胸の苦しみを和らげようと、姫に優しく問いかけました。 するとイゾルデはトリスタンの深い罪について語り始めます。 Read More →

有吉京子の『SWAN』を読んだら -『若者と死』 ミハイル・バニシリコフの若い狂気

映画『ホワイトナイツ』が公開された時、私は高校生だったので、まだバレエにも興味がなく、ラジオから繰り返し流れるライオネル・リッチーの主題歌「say you, say me」をぼんやり聞き流すのみだった。 当時、「ミハイル 続きを見る» Read More →

有吉京子の『SWAN』を観る(9) ~真澄とレオンの『牧神の午後』

09 ルシィの『ボレロ』を通して、ほんの少しモダン・バレエへの入り口が見えてきた真澄。 バランシンのテスト演技では、レオンと『スコッチ・シンフォニー』を好演し、その可能性を十二分に見せつけたにもかかわらず、レオンの相手役はやはりマージに決定してしまいます。 しかし、その場でレオンが「真澄が相手でなければ踊りません」と公言したことから、レオンまでもチャンスを失い、これからどうなるのかと不安でいっぱいの矢先、もう一人の名振付家、ジェローム・ロビンスから、「君たちのペアに大きな可能性を見た。よければ、『牧神の午後』を踊ってみないか」とオファーを受けます。 二人は快諾したものの、モダンという新たな道をめぐって、レオンと真澄の心はすれ違うばかり。 迷う真澄に手を差し伸べようとしないレオンの冷淡な態度とは裏腹に、友人のルシィはあふれんばかりの優しさをもって彼女に寄り添います。 Read More →

有吉京子の『SWAN』を観る(8) ~ルシィの『ボレロ』 / ジョルジュ・ドンに捧ぐ

08 国際バレエコンクールで、天才リリアナに迫る実力を発揮し、見事に銀賞を勝ち取った聖真澄。 彼女は、男性ソリスト部門で金賞を受賞したレオンのパートナーとして、NYに渡ります。 モダン・バレエの雄で、名振付家のジョージ・バランシンの舞台に出演する為です。 しかし、クラシックしか知らない真澄にとって、モダン・バレエは技術も感性も全く異なる世界。 バランシンのレッスンを受けるものの、身体がついてゆかず、真澄は今までにない挫折感を味わいます。 しかも、レオンの相手役は、最初からベテラン・ダンサーのマージに決まっていて、真澄はレオンの強い要望で、あくまでテストに呼び寄せられただけだと聞かされ、愕然とする真澄。 Read More →
Produced by 阿月まり : sanmarie.az@gmail.com

About Me

sanmarie*comは、映画・音楽・書籍のレビュー、恋と生き方のエッセーを掲載しています。
1998年から書き始めたアーカイブなので、年代によって考えや感じ方が変わっている部分も多々ありますが、時の流れとご理解いただければ幸いです。
なかなか更新できませんが、お気に入りの言葉が見つかれば嬉しいです。

阿月まりのプロフィール
メールフォーム
アーカイブ

今日の出来事・想い

QR Code Business Card