クリント・イーストウッド『グラン・トリノ』 老兵は死なず、ただ消え去るのみ3月 9日, 2010年
イーストウッドの映画は二度と見ないようにしている。
あまりに哀しくて、心に深いトラウマを負ってしまうからだ。
一度見れば十分。二度目は、心が潰れる。
「ああ、よかったなあ」と胸の中で反芻するぐらいでちょうどいい。
それ以 [...]
イーストウッドの映画は二度と見ないようにしている。
あまりに哀しくて、心に深いトラウマを負ってしまうからだ。
一度見れば十分。二度目は、心が潰れる。
「ああ、よかったなあ」と胸の中で反芻するぐらいでちょうどいい。
それ以 [...]
1999年の公開当初は「映像革命」とか「バーチャル・リアリティの傑作」とか、映像技術やSF的要素ばかりが強調されていたせいか、「どうせまた奇をてらったアニメ・テイストのアクション映画でしょ」と見向きもしなかった私。
しかし、2003年、ダンナの実家のTVキャビネットにビデオ・テープを見つけ、暇つぶしのつもりが完全にノックアウトされた。
この作品が、「世界の表層と人間の潜在意識」の関わりを描いた、非常に示唆に富んだものだと気付いてからは、セリフの一言一言に魅了され、「原語(英語)で見るハリウッド映画の面白さ」を改めてかみしめずにいなかったのである。
私が体験した最も低い気温は、マイナス24度である。
高緯度のポーランドでも、そうそうある事ではなく、その年は非常に強い寒気団が北極からおりてきて、シベリアから東欧にかけてすっぽり覆い尽くしたため、暖冬傾向のポーランドでも [...]
哀しい映画は見慣れたはずだったけど、この作品は、「哀しい」とか「淋しい」とか、ありきたりの言葉で表現するにはあまりに深く、人間の全存在を貫くようなメッセージにあふれ、本当に言葉が出てこなかった。
見終わった後も、何だろう [...]
ポーランドを旅すると、教会や町の広場はもちろん、土産物屋の店頭、カフェの入り口、公民館、民家、郵便局、空港、至る所に、前ローマ法王『ヨハネ・パウロ2世』の肖像画や彫像を目にすると思います。
「ポーランドの世界的有名人」と [...]
前回、『トランスフォーマー2 続編だけど楽しい体育会系作品』の記事で、続編の哀しい宿命について書いたが、さっき見た『ターミネーター4』は想像以上に面白かった。
……というより、新シリーズの1作目は、たいてい聴衆の予想を上 [...]
たいていの『続編』は哀しい宿命を背負っている。
仕掛けは大層だが、筋書きはイマイチ……という、お定まりのパターンだ。
多くの場合、1作目は、聴衆の予想を上回る出来で、「案外、良かったね」という評価をいただくが、2作目にな [...]
「B級映画の金字塔」として今なおカルトな人気を誇るジョン・カーペンター監督の近未来SF『ニューヨーク1997(Escape from New York)』がリメイクされるらしい。
しかも主演は、This is Sparta ! の、スパルタ王=ジェラール・バトラーとか。
ジェラールさまと言えば、ミュージカル映画『オペラ座の怪人』で世の女性に溜息をつかせ、古代ギリシャ史に残るテルモピュライの戦いをベースにしたアクション映画『300(スリーハンドレッド)』では男臭いスパルタ王を演じ、今後が注目される俳優の一人である。
1997年、世界中が注目する中で封切られたリュック・ベンソン監督のSF映画。
とはいえ、その前に、泣き虫の殺し屋を描いた『ニキータ』で名を上げ、次作の『レオン』では世界中の女性に溜息をつかせた(特に日本女性に圧倒的支持を [...]
2001年、初めてアメリカを訪れた時のことである。
大手のスーパーマーケットに行くと、買い物カート置き場に、電動式の車椅子が二台置いてあった。
「さすが、アメリカ。身障者も楽しくお買い物できるように、電動式車椅子のカート [...]
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