池上遼一『サンクチュアリ』 / 映画『キリング・フィールド』 / ポル・ポト政権の悲劇

池上遼一&史村翔 サンクチュアリ 北条と浅見は、カンボジアの強制労働キャンプで生死を共にした盟友。キャンプから命からがら逃げだし、ようやく日本に帰り着いたものの、二人が目にしたのは、豊かさの中でだらけきった日本人社会でした。 「この社会をより良く変えてみせる」――その大いなる理想に向かって、北条は裏社会から、浅見は政界から、日本の支配階級にアプローチし、理想の実現に命を懸けます。 が、そのプロセスにおいて、絶対に他者に悟られてはならないのは、北条と浅見の命を懸けた絆でした。 もし、それが露見すれば、裏社会と政界を同時に敵に回すことになり、二人が抹殺されるのは火を見るより明らかだったからです。 Read More →

大宰相・田中角栄 編 ~さいとうたかをの劇画

さいとうたかを 大宰相シリーズ 夜の世界に詳しい私の友人がよく言っていた。 「男は、お金が手に入ると、今度は権力が欲しくなる」 「男の嫉妬は、女の嫉妬とは比べものにならないくらい深く、激しい」 残念ながら、その生々しい現場を見る機会はなかったけれど、「お金はどこまでいっても”金”でしかない」というのはいろんなサラリーマンから聞かされた。 Read More →

「ゲッセマネの祈り」と「男は死んでも櫻色。」

オリーブ山の祈り マンテーニャ Agony in The Garden。 直訳すれば「庭園での苦悩」。 でもキリスト教圏では、「ゲッセマネの祈り」を意味します。 他にも『オリーブ山の祈り』とか『ゲッセマネの園』と呼ぶことがあります。 Agony in [...] Read More →

ヴィア・ドドローサ 悲しみの道

エル・グレコ 十字架を運ぶキリスト 聖都イスラエルには、今も『ヴィア・ドドローサ』と呼ばれる路が残されいます。 ラテン語で「悲しみの道」を意味するこの路は、イエスが、ローマ総督の裁判により十字架を背負い、ゴルゴダの丘(刑場)まで歩いた道として知られ、今も年 [...] Read More →

『憚(はばか)りながら』と『ミンボーの女』

ミンボーの女 今時、「伊丹十三監督」と言ってもピンとこない人の方が多いかもしれない。 私たちバブルの世代からすれば、まさにあの黄金期を賑やかに演出してくださった名監督の一人であり、国税局捜査官と脱税事業家の攻防を描いた『マルサの女 [ [...] Read More →

電子貸本Renta!とキンドル ~人が本に求めるもの

kindle-hand-010 今、リフレッシュに電子貸本Renta!で『女帝』読んでます。 女帝 (1) ニチブンコミック文庫 (WK-01) (文庫) by 倉科 遼, 和気 一作 価格: 650円 37点の在庫あり 中古価格 1円より 『女帝』と [...] Read More →

寺山修司の『ポケットに名言を』

寺山修司 言葉に、殺されたい──と思う。 それまでの世界も、自分自身も、粉々に砕け散って、真っ白な光に洗い流されるような衝撃の中で。 私にとって、寺山修司さんの言葉は、確実に殺してくれる一つだった。 キレイ事はいっさい書かない。 [...] Read More →

なぜ本を読まなければいけないの?

本を読む くたばれ! 読書週間&読後感想文 多分、君の親も、先生も、「本を読め」としつこく言っていることだろう。 「こんなくだらないマンガばっかり読んで! ●●君は、日本の歴史シリーズを全巻読破してるのよ!」 確かに、本を読むのは [...] Read More →

『ロマン』という言葉は宮川泰士(=宇宙戦艦ヤマト)に教わった

宇宙戦艦ヤマト 人間が『宇宙』を感じる時── それは満天の星空だったり、ニュートンやホーキンスに関する宇宙物理学の書物だったり、スペースシャトルのTV中継だったり、いろいろだけど、私の場合、やはり宮川泰士さんの音楽が一番強烈で、寝ても覚 [...] Read More →

『愛』が欲しい ~飯島愛の「プラトニック・セックス」~

プラトニックセックス 私が飯島愛ちゃんに対する見方を変えたのは、ある芸能ニュースでの発言がきっかけだった。 当時の旬の話題は、新興宗教団体の教祖と美人女優の結婚。 しかも、その教祖は、「信者から大金をだまし取る」とか「祈りと称して女性にセクハ [...] Read More →
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