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	<title>sanmarie*comマンガ・アニメ | sanmarie*com</title>
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	<description>映画・音楽・書籍レビュー&#38;恋と生き方のエッセー。</description>
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		<title>男塾塾長 江田島平八と80年代「少年ジャンプ」黄金期について語る ~民明書房刊・特別企画？</title>
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		<comments>http://sanmarie.me/otoko-juku#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 Nov 2011 11:51:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[男の熱い物語]]></category>

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		<description><![CDATA[電子書籍「ebookjapan」で詳細を見る→ 今、宮下あきらのマンガ『男塾』が、「国内最大のマンガ（電子書籍）販売サイト ebook Japan」でぶっちぎりの人気らしい。 タイトルからしてイッってるけども、中身もそれ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT&#038;a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.ebookjapan.jp%2Febj%2Ftitle%2F21713.html%3Fdealerid%3D40007" target="_blank">電子書籍「ebookjapan」で詳細を見る→<br />
<img border="0" alt="" src="http://haishin.ebookjapan.jp/contents/special/image/otokojuku/otokojuku_790b.jpg" width="500" height="267"></a><br />
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www14.a8.net/0.gif?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT" alt=""></p>
<p><a class="highslide img_6" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/otokojuku2.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/otokojuku2-300x241.jpg" alt="魁！　男塾" title="濃すぎるキャラクター" width="300" height="241" class="alignnone size-medium wp-image-17914" /></a></p>
<p><br/><br />
今、宮下あきらのマンガ『男塾』が、「<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+5YJRM" target="_blank">国内最大のマンガ（電子書籍）販売サイト ebook Japan</a><img border="0" width="1" height="1" src="http://www10.a8.net/0.gif?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+5YJRM" alt="">」でぶっちぎりの人気らしい。</p>
<p>タイトルからしてイッってるけども、中身もそれはそれは筆舌に尽くしがたい迫力というか、ハッタリというか。「こんな作品、二度と出てこないだろうな」と思うくらい独創性にあふれ、売り上げ月間一位になるのも納得。</p>
<p>「一位」に釣られてebookjapanの特設ページにアクセスしてしまった私も、ついつい時間を忘れて電子マンガの立ち読み・・・</p>
<p>「そういや、こんな技があったなー」と懐かしく思い出したのでした。</p>
<p>知らない方のために、『男塾』はどういう所かというと・・</p>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B7%E5%A1%BE_%28%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E5%AD%A6%E6%A0%A1%29" title="ウィキペディア『男塾』">ウィキペディア『男塾』</a>←（わざわざ「架空の学校」と強調されている点が渋い）</p>
<blockquote><p>
男塾とは、創立300年以上の歴史を持つ東京都にある全寮制の私塾[1]。全国の不良少年達を集めて鍛え上げ、次世代のリーダーを育てていく事を教育目標としている。</p>
<p>校長は塾長、教員は教官、生徒を塾生と呼び、学年に合わせて○号生と称している。</p>
<p>授業カリキュラムは独自色が強く、戦前の軍国主義を彷彿とさせる過激なスパルタ教育が一番の特徴である。軍歌と君が代（と塾歌）以外の歌を歌うことは禁止、下着はふんどし以外厳禁など厳しい規則があるが、頭髪に関しては自由なようでパンチパーマ、モヒカン刈りなどの髪型の塾生が多く登場。</p>
<p>また、塾長によると、授業料をきちんと納めている塾生は一人もいないため男塾の経営はいつも赤字状態とされていることから、意外にも塾長や教官による強制的な授業料の取り立ては行われていない模様。その代わりに、後述の「殺シアム」や「愕怨祭」といった過激な見世物をたまに開催し、一般人から見物料を集めることがある。</p>
<p>塾生間では「奴隷の一号・鬼の二号・閻魔の三号」とまで言われる絶対的な封建主義の元、厳しい上下関係がある。三号生に対しては実質的に教官たちでも手を出すことができず、指示を出せるのは塾長のみである。三号生は、天動宮を拠点にして活動しており、遠征と称して日本各地で抗争を繰り広げている。</p>
<p>「殺シアム」を開催した際、その過激な内容について一般人から「男塾ならやりかねない」などと恐れられている一面もあるが、「愕怨祭」には多くの一般客が訪れているなど地域にはそれなりに溶け込んでいる模様。その一方で塾長は顔見知りの警官が訪れた際に「タレント養成校である」と誤魔化した事もある。
</p></blockquote>
<p>なんだかんだで、みんな好きだったのね……と思うと、「クス」っと笑いがこみ上げる。<br />
なんか、同窓会でも開きたい気分。</p>
<p>幹事はもちろん剣桃太郎、スペシャルゲストは大豪院邪鬼（だいごういん じゃき）？<br />
あ、でも、あの人、デカすぎて、宴会場に入れないかも。</p>
<p>こいつ、高校生とちゃうんかい？？ と思ったら、10年も男塾を影で支配してるらしい。</p>
<p>ということは、留年につぐ留年で、卒業できない落第ボーズだ。</p>
<p>「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4253035035/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">マカロニほうれん荘</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4253035035" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」のキンドーさん（花の乙女）が40歳だったから、大豪院邪鬼さまも、それぐらい高校＝男塾に居座るつもりかもー。</p>
<p><a class="highslide img_7" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/otokojuku31.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/otokojuku31-300x263.jpg" alt="大豪院邪鬼" title="デカすぎ！ 大豪院邪鬼" width="300" height="263" class="alignnone size-medium wp-image-17908" /></a><br />
<small>ブログ『<a href="http://sskkyy81.blog4.fc2.com/blog-entry-211.html" target="_blank">大豪院邪鬼という男</a>』より。おめーは奈良の大仏か？</small></p>
<p>それにしても、このコマ、1980年半ばの連載中に、少年ジャンプの２ページ見開きでドォォォンと目にした時は、吹っ飛んだわ。<br />
それ以前もたいがい「あり得ない！！」設定で目が点になったけど、この見開きの衝撃は一生の思い出に残るほど（笑）<br />
あの「北斗の拳」のラオウでさえここまでデフォルメされなかったものを、宮下あきら先生ったら、大まじめで二面もさいちゃうんだもん。</p>
<p>しかも男子学生が5人がかりで巨大ビール瓶をお注ぎするというオチつき。</p>
<p>あれ、サントリー・ラガービールというもっぱらの噂だけど、実際はエビスが期間限定で製造したらしいよ。</p>
<p><br/><br />
……と、このように。</p>
<p>『男塾』のどこがスゴイかというと、あり得ない技やあり得ないキャラ、あり得ない理屈やあり得ない展開を次々に持ち出して、読者の疑問や戸惑いを完全無視して、グイグイ話を押し進めるところ。</p>
<p>たとえば、男塾には下記のような荒技が続々と登場するのだが、それを勢いだけで信憑性をもたせ、<a href="http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q108170055" title="『民明書房刊を探しています』 Yahoo知恵袋" target="_blank">あとで鵜呑みにするバカが現れても</a>知ったこっちゃない。</p>
<p><a class="highslide img_8" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/otokojuku1.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/otokojuku1-300x206.jpg" alt="魁！男塾" title="本気でやったら死にますよぉ。良い子は真似しないように。" width="300" height="206" class="alignnone size-medium wp-image-17910" /></a></p>
<p>その最たるものが、『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%81!!%E7%94%B7%E5%A1%BE#.E6.B0.91.E6.98.8E.E6.9B.B8.E6.88.BF" title="Wiki『民明書房刊』" target="_blank">民明書房刊</a>』。これは100パーセント、宮下先生の想像の産物なのだけど、いかにもなイラストに「古代中国では○○と呼ばれ、闘士のパワーを高めるためにウンタラ、カンタラ……引用 民明書房刊『古代の武闘秘術』」なんて、もっともらしい引用が添えられていることから、真に受ける人が続出。中には本気で「ゴルフのルーツはイギリスだ！」と食って掛かった人もあるそうな。<br />
<br/></p>
<p><a class="highslide img_9" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/1187436987.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/1187436987-300x148.jpg" alt="民明書房刊　魁！　男塾" title="あり得ない！　知識の数々" width="300" height="148" class="alignnone size-medium wp-image-17911" /></a><br />
<small><a href="http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/49393918.html" target="_blank">画像元→「デアヒロ」</a></small></p>
<p><a class="highslide img_10" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/021215b.gif" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/11/021215b-300x256.gif" alt="魁！男塾　民明書房刊" title="鵜呑みにするな！　鵜呑みに！" width="300" height="256" class="alignnone size-medium wp-image-17912" /></a><br />
<small><a href="http://www002.upp.so-net.ne.jp/will/diary0212.htm" target="_blank">画像元→「willのどれみ日記」</a></small></p>
<p>宮下先生の「口からデマカセ」が高じて、こんな本まで刊行されましたけど。</p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
<div style="width: 54px; float: left; margin-right: 5px;">
<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%91%E6%98%8E%E6%9B%B8%E6%88%BF%E5%A4%A7%E5%85%A8-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%AE%AE%E4%B8%8B-%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%89/dp/408859469X%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D408859469X?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/11Z1PJF1MKL._SL75_.jpg" width="54" height="75" border="0" alt="民明書房大全 (ジャンプコミックスデラックス)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%91%E6%98%8E%E6%9B%B8%E6%88%BF%E5%A4%A7%E5%85%A8-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%AE%AE%E4%B8%8B-%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%89/dp/408859469X%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D408859469X?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">民明書房大全 (ジャンプコミックスデラックス)</a> (コミック)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>宮下 あきら</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">￥ 188円</span>   <span style="font-size:11px">31点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">188円より<br />
</span></p>
</p>
<p>宮下あきら漫画家生活25周年記念出版！　今こそ明かす民明書房の真実！！　『魁！！男塾』『暁！！男塾』における引用文で広く知られる民明書房。その謎を解き明かし、膨大な刊行書籍文を網羅した日本男子待望の書！！　宮下あきら氏描きおろし実録漫画「大河内民明丸評伝」のほか、大河内氏×宮下氏、世紀の対談「出版界の魁たらん！！」、「民明書房社歌」など完全収録！　男塾ファン必携の企画満載本！</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p>ちなみに似たようなエピソードに、竹宮恵子の『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/475752045X/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">ファラオの墓<img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=475752045X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></a>』があります。<br />
エジプト・ファラオの激動の歴史を描いた物語、随所に「この出来事は『奇跡の砂漠越え』と言われ、今も<strong>エステーリア戦記</strong>に残る愛の記録である」みたいな引用があるため（壁画を模した『ベスパの戦い』というのもあった）、年少の読者が本屋で「エステーリア戦記」を探し回ることも少なくなかったらしい。<br />
<br/></p>
<p>そんな感じで、私も連載第一回から楽しみに読み、大豪院邪鬼が出てくる『大威シン八連制覇 （だいいしんぱーれんせいは）』のあたりまで記憶に残っているのだけれど、その後は、車田正美よろしく、話のスケールがどんどん大きくなり、『キャプテン翼』の最終回を機に少年ジャンプも買わなくなった次第。</p>
<p>なんでも、『男塾』には後日談があって、主人公の剣桃太郎が東大→ハーバード大→日本の総理大臣という出世コースを辿るらしく、だとしたら、政治問題の責任者は油風呂の柱にくくりつけられて、国民の皆さんにお詫びするまでフンドシ一枚でさらし者にされるのかも。「アチ、アチィィ～、い、言います、言いますぅ、本当のこと言いますから、だから許して～っ」みたいな。</p>
<p>キャラの名前を覚えるのが苦手な私も、「驚邏大四凶殺」「大威シン八連制覇」だけは一発で名前を覚えて、今も忘れてない。 </p>
<p>とにかく、すべてが桁違いにキョーレツ、それでいてユニーク。同時期に連載していた「北斗の拳」が正当派武術マンガなら、「男塾」はまさにコミックの世界であり、白いものも黒と言い切ってしまうハチャメチャな勢いとアイデアこそ、今のマンガに必要なものでは……と思わずにいない。</p>
<blockquote><p>
驚邏大四凶殺 （きょうらだいよんきょうさつ）</p>
<p>男塾最大名物。四人一組で二チームが争うもの。千年の歴史を持つ由緒ある寺院・富士山麓宝獄院（ほうごくいん）を起点に無数の白骨死体が眠る暗魎洞（あんりょうどう）を抜け、砲魂玉（ほうこんぎょく）と呼ばれる巨大な鉄球に足枷で繋がれ、それを転がしながら富士山の山頂を目指す。途中のチェックポイントで各チーム1名ずつ代表者を選び戦う事になる。最終的に生存者が存在する側が勝利であり、覇者には勝彰巻（しょうひょうかん）という巻物が贈られる。</p>
<p>江田島こそが過去三百年唯一の生存者であり、五十年前の昭和25年（1950年）にこれに挑み見事大成就を遂げた。塾の敷地内には命を落とした者の慰霊碑が建てられている。</p></blockquote>
<blockquote><p>
大威シン八連制覇 （だいいしんぱーれんせいは）</p>
<p>男塾名物と明記されてはいないが、男塾において三年に一度開催される武術大会。中国四川省の八連返天竜の伝説に因み八人対八人で闘う団体戦で、信州長野・海抜二千m八ヶ岳連峰に位置する八竜の長城（ぱーろんのちょうじょう）を舞台に行われる。<br />
大威シン八連制覇 を制するものは男塾をも制する、男塾最大の修羅業行である。前回優勝チームが対戦チームを指名できるようになっており、邪鬼は十年に渡りこの大会を己の権力保持のために利用した。灼赤棒の儀式により戦いは成立し、臆してこれを受け取らねばその場で敗北が決定する。<br />
なお、八対八とされているが実際には二対二のタッグマッチであり、託生石（たくしょうせき）の儀式によりその組み合わせが決定される。ただし参加者側の申告により任意でメンバー変更が可能。
</p></blockquote>
<p><br/><br />
1980年代半ば、バブル黄金期の少年ジャンプがどれぐらい凄かったかといえば、週間の売り上げは600万部越え。</p>
<p>「いい年したサラリーマンが電車の中で朝っぱらからマンガを読んでいる」と世のオジサン達を嘆かせ、「こいつらが日本社会の中核に立つ頃には日本は滅びる」とまで言わしめた（実際傾いてるけど）、それぐらい、みんなが夢中になって読んだ。</p>
<p>当時、連載していた作品といえば、</p>
<p>北斗の拳、キャプテン翼、シティハンター、キャッツアイ、ドラゴンボール（天下一武闘会のあたり）、Drスランプ、キン肉マン、聖闘士星矢、ジョジョの奇妙な冒険（ジョナサン・ジョースターの頃）、シェイプアップ乱、etc。</p>
<p>毎週月曜日に発売だけど、朝一番にコンビニに行っても既に売り切れなんてしょっちゅう。それこそ売り場に山積みになって、それがあっという間になくなるの。</p>
<p>どれもこれも、一回欠かせば、「あの後、どうなってん！！」ってイライラして夜も眠れないくらい（？）盛り上がりとスピード感があったんだな。</p>
<p>今の若いマンガファンに言わせれば、「黄金期のオッサン読者の感性や趣味はイマイチわからん」かもしれないが、そりゃもう出発点からして違うからね。<br />
今みたいに、アニメ化やゲーム化、商品化を意識して作ってるのが当たり前の中で育つとね、本当の意味での「型破り」が体感しにくいけども、オッサン読者のように、手塚治虫や石森章太郎のような正当派マンガから出発し、水島新司や松本零士のようなスケールアップした作品を経て、「北斗の拳」や「男塾」で面食らった体験があるとね、黄金期のジャンプのあの異様な熱気と迫力は忘れがたいものなの。もう一度、作り出そうとしても、もう二度と作り出せない、それは作家に力量がないからではなく、読み手の側に「それとわかる」下地がなくなりつつある──というのも一理あると思うよ。</p>
<p>「日向小次郎を勝たせなかったら、殺す」と高橋陽一にカミソリを送りつけた女の子も、今は中学生の母親。</p>
<p>通勤電車の中で「アターっ」と声を上げそうになった新人サラリーマンも、今じゃ課長か、プロジェクトのリーダー、でしょ？</p>
<p>そりゃ日本も傾くわぁ～～……というより、「面白いものが無くなった」→「月曜日に早起きしてまで買いたいと思わない」→「お金が回らない」という図式で滅びつつあるのが、今の世の中。</p>
<p>その元凶を作ったのが、他ならぬ少年ジャンプ自身だとすれば、便乗商法のツケはあまりに大きかったと言わざるを得ないのではないだろうか。</p>
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<p>☆　<br />
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0">
<tr>
<td valign="top">
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</td>
</tr>
</table>
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<p>いざゆかん、男塾の世界・・</p>
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		<title>姉妹という半身 ～萩尾望都の傑作マンガ『半神』</title>
		<link>http://sanmarie.me/hanshin</link>
		<comments>http://sanmarie.me/hanshin#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 24 Oct 2011 22:11:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[心のこと]]></category>
		<category><![CDATA[珠玉の少女漫画]]></category>
		<category><![CDATA[竹宮恵子]]></category>

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		<description><![CDATA[少女漫画に興味のない人も一度は読んで欲しいのが、萩尾望都、竹宮恵子、山岸涼子の作品。 中には、あまりに抽象的で理解しがたいもの、その世界観について行けない作品もあるけれど、総じて『天才の仕事』を感じるから。 そう、この人 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a class="highslide img_13" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/10/1275690148.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/10/1275690148.jpg" alt="萩尾望都" title="姉妹という半身" width="443" height="329" class="alignnone size-full wp-image-17624" /></a></p>
<p>少女漫画に興味のない人も一度は読んで欲しいのが、萩尾望都、<a href="http://sanmarie.me/tag/%e7%ab%b9%e5%ae%ae%e6%81%b5%e5%ad%90" class="st_tag internal_tag" rel="tag" title="竹宮恵子 タグの付いた投稿">竹宮恵子</a>、山岸涼子の作品。<br />
中には、あまりに抽象的で理解しがたいもの、その世界観について行けない作品もあるけれど、総じて『天才の仕事』を感じるから。</p>
<p>そう、この人たちは、本当に「天才」と呼ぶにふさわしい天才だ。</p>
<p>作家や映画監督になっても成功しただろう。</p>
<p>表現の手段が「マンガ」というだけで、独創性や芸術性においてはルネッサンスの巨匠に並べたいぐらい。</p>
<p>この方達の作品をライブで楽しめた──というだけでも、この世に生まれた価値があると思う。</p>
<p>私、すっかりオバサンですけど、ことサブカルチャーにおいては60年代生まれであることを自慢したいぐらい、幸せなんだよね。</p>
<p>そんなお三方の作品の中でも、特に際立っているのが──いや、それを書き出せば途方もなく長いリストになるので──今回は、姉妹がいる人向けに『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091910173/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">半神 (小学館文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4091910173" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』について書きたいと思う。<br />
<br/><br />
これは腰と腰がくっついた、シャムの双子の物語。</p>
<p>一人は天使のように美しいユーシー。もう一人は、美しい妹に全部栄養を吸い取られて、カピカピのおばあさんみたいになってしまったユージーだ。けれど知性や能力はユージーの方がはるかに優り、無知で赤ん坊のようなユーシーを傍らでずっと世話しなければならない。</p>
<p>にもかかわらず、周囲の関心や愛情はユーシー一人に注がれ、ユージーはいつも貧乏クジ。何をしても美しい妹と比べられ、ユージーには居場所がない。</p>
<p>だからユージーは決して表に出さないけれど、心の奥底にこんな苦悩を抱えている。</p>
<blockquote><p>
わたしは一生 こういう目にあうのか<br />
一生 妹への褒め言葉を聞き<br />
妹をかかえて歩き　妹にじゃまされ<br />
一生　このいらだちとともにすごすのか<br />
いっそ妹を殺したい　<br />
私の不幸はそれほど深い
</p></blockquote>
<p>そんなユージーの苦悩も、13才になったある日、ついに終わりを告げる。<br />
ドクターが二人の分離手術を申し出たのだ。<br />
このままだと十分に栄養が行き渡らず、いずれ二人とも死んでしまう、というのがドクターの見解だった。</p>
<p>危険な手術だったが、二人はついに分離され、ユージーは徐々に体力を取り戻してゆく。<br />
だが、元々、身体の弱かった妹のユーシーは……。</p>
<p>まるで鏡で自分の半身を見るような結末だ。</p>
<p><br/></p>
<p>ユージーの気持ちは、年の近い姉妹、あるいは、あまりに容姿や能力で差のある姉妹が居ると、大なり小なり経験する気持ちではないかと思う。</p>
<p>姉妹って、いい時はいいけれど、いったん比較の対象になると、もう一方は精神的に死ぬしかないもの。存在できない──とでもいうのか、内側で押しつぶされるような体験だ。</p>
<p>だから、ユージーのように「あんなヤツ、いなくなってしまえばいい」という気持ちにもなる。</p>
<p>でも、それは決して「呪い」ではなく、自分という存在を認められたいという、血を吐くような叫びなのだ。</p>
<p>ユージーは、念願がかなってユーシーから切り離され、「一人の女の子」として謳歌する人生を手に入れるが、その時、自分の半身だったユーシーは、まるで光と闇が入れ替わったように、彼女の目の前から消えて無くなる。</p>
<p>『半神』は20数ページの短編だが、覚えのある人なら心に突き刺さるような、恐ろしくも切ない秀作である。</p>
<h3> § 電子書籍で読む</h3>
<p>この作品はebookjapanで無料で立ち読みできます。興味のある方はぜひ。他にもいろんな作品が揃ってます&#9829;<br />
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<p>ebookjapanの<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BW0YB&#038;a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.ebookjapan.jp%2Febj%2Fauthor.asp%3Fauthorid%3D2867">萩尾望都セレクションを見る</a>。全て、一部が無料で立ち読みできます。<br />
<a class="highslide img_14" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/10/moto.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/10/moto-300x242.jpg" alt="萩尾望都" title="美しさと切なさ・・萩尾望都の名作" width="300" height="242" class="alignnone size-medium wp-image-17627" /></a></p>
<h3> § 萩尾望都のお気に入りコミック</h3>
<div class="subcolumns">
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<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%8D%8A%E7%A5%9E-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%90%A9%E5%B0%BE-%E6%9C%9B%E9%83%BD/dp/4091910173%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091910173?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21R6BQ1E1AL._SL75_.jpg" width="52" height="75" border="0" alt="半神 (小学館文庫)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%8D%8A%E7%A5%9E-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%90%A9%E5%B0%BE-%E6%9C%9B%E9%83%BD/dp/4091910173%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091910173?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">半神 (小学館文庫)</a> (文庫)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>萩尾 望都</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">590円</span>   <span style="font-size:11px">12点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">81円より<br />
</span></p>
</p>
<p>双子の姉妹ユージーとユーシー。神のいたずらで結びついた2人の身体。知性は姉のユージーに、美貌は妹のユーシーに。13歳のある日、ユージーは生きるためにユーシーを切り離す手術を決意した……。異色短編「半神」、コンピューターが紡ぎだす恋の歌と夢「ラーギニー」、植物惑星オーベロンでも男女4人の一幕劇「真夏の夜の惑星」など香気あふれる傑作ストーリー全10編。</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p>望都さんのスゴイところは、短編を描かせても、長編を作らせても、まるで一個宇宙を生むような、創世の才能に満ちあふれている点。同業者でもカリスマのように崇める人がいるのも、もっともな話。<br />
特にこの「半神」は本当に短い話なんだけど、「腰で繋がった双生児」という独創的な設定に「姉妹」の葛藤が見事に凝縮され、これ一作だけでも圧倒される。この話に救われる人もあるかもしれない。</p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
<div style="width: 52px; float: left; margin-right: 5px;">
<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/11%E4%BA%BA%E3%81%84%E3%82%8B-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%90%A9%E5%B0%BE-%E6%9C%9B%E9%83%BD/dp/4091910114%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091910114?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZZYBNVZKL._SL75_.jpg" width="52" height="75" border="0" alt="11人いる! (小学館文庫)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/11%E4%BA%BA%E3%81%84%E3%82%8B-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%90%A9%E5%B0%BE-%E6%9C%9B%E9%83%BD/dp/4091910114%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091910114?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">11人いる! (小学館文庫)</a> (文庫)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>萩尾 望都</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">590円</span>   <span style="font-size:11px">31点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">19円より<br />
</span></p>
</p>
<p>宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。1チームは10人。だが、宇宙船には11人いた! さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生をあいつぐトラブルが襲う。疑心暗鬼のなかでの反目と友情。11人は果たして合格できるのか? 萩尾望都のSF代表作。</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p>これも傑作中の傑作。ハリウッドで映画化すれば脚本賞取れるんじゃないかしら。<br />
萩尾さんの作品読んでると、ジョージ・ルーカスやジェームズ・キャメロンもかすんでしまう。<br />
ネタバレになるけど、「11人いる！」というのは単なるタイトルではなく、「この世で起こりうる事」の象徴でもある。<br />
その「11人目」に対してどう対処するか……というのが、合否のポイントなのね。<br />
男性が読んでも引き込まれること請け合い。<br />
しょーもないアニメやゲームの原作漫画が翻訳されて世界の市場に出て行くより、こういう作品こそ翻訳されて「日本のマンガ文化」として紹介された方がポイント高いと思うワ。<br />
どうでもいい話だけど、寺沢武一さんのSF傑作漫画「コブラ」がフランスで実写化されるのが待ち遠しいです。</p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
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<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A6%E3%81%AF%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%B9%E3%81%AE%E3%82%A6-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%90%A9%E5%B0%BE-%E6%9C%9B%E9%83%BD/dp/4091910203%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091910203?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TA60fWfTL._SL75_.jpg" width="52" height="75" border="0" alt="ウは宇宙船のウ (小学館文庫)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A6%E3%81%AF%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%B9%E3%81%AE%E3%82%A6-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%90%A9%E5%B0%BE-%E6%9C%9B%E9%83%BD/dp/4091910203%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091910203?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">ウは宇宙船のウ (小学館文庫)</a> (文庫)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>萩尾 望都</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">520円</span>   <span style="font-size:11px">14点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">147円より<br />
</span></p>
</p>
<p>ぼくたちはロケットが大好きだった。土曜日の朝の宇宙空港、爆音とともに大空へ消えゆく光点。いつかあのロケットで星の海を渡っていくことを、ぼくたちはずっと夢みていたのだった…。少年たちの宇宙への憧れに満ちた表題作をはじめ、深海の闇にまどろむ恐竜を100万年の時を越えてよびさます「霧笛」、万聖説の宵は妖魔たちの饗宴「集会」など、レイ・ブラッドベリの傑作短編を萩尾望都が描く、珠玉のSFポエジー全8編。</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p>世界広しといえど、レイ・ブラッドベリの短編をカンペキに視覚化できるのは望都さんぐらいではないかと思う。<br />
詩のように美しい中に、脆さ、はかなさ、淋しさといったものがちりばめられて、まるで夜空にきらめく星座のよう。<br />
ブラッドベリの同名小説「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4488612059/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">ウは宇宙船のウ【新版】 (創元SF文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4488612059" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」も、よかです。<br />
宇宙船のパイロットである夫がもし星の彼方で死んだら、夜空を見るのがきっと辛くなる……という母の元に届いたのは、船が太陽に落ちたという訃報。それから母と僕の生活は──。この短編がすごく心に残っています。</p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
<div style="width: 52px; float: left; margin-right: 5px;">
<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/A-A%E2%80%99-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%90%A9%E5%B0%BE-%E6%9C%9B%E9%83%BD/dp/4091913857%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091913857?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/613aV-EOJNL._SL75_.jpg" width="52" height="75" border="0" alt="A-A’ (小学館文庫)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/A-A%E2%80%99-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%90%A9%E5%B0%BE-%E6%9C%9B%E9%83%BD/dp/4091913857%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091913857?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">A-A’ (小学館文庫)</a> (文庫)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>萩尾 望都</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">590円</span>   <span style="font-size:11px">19点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">1円より<br />
</span></p>
</p>
<p>一角獣種(といっても頭に角があるわけではなく頭に盛り上がった部分があり、そこの髪が赤い)のヒロイン、アディ(Ａ)は未開の惑星プロキシマの研究中に事故死し、そのクローン(Ａ&#8217;)が再生されてコンピューター・プロデュースの仕事を続行する。アディのオリジナル(Ａ)に恋していたレグはクローンにオリジナルに対するような愛情を抱けない、いや、抱いているのかもしれないが、レグとの記憶のないクローンに身を引き裂かれるような感情を抱いてしまわざるを得ない。クローン羊ドリーの誕生や、理論的に人のクローンを作ることが可能となってしまった現在、科学が抱える問題を作品化(＝ＳＦ)すると言う野心的な作品であるが、なんといっても萩尾 望都が一番描きたかったのは、やはり深い人間愛である。</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p>これは佳作に分類されるんだけども（佳作といっても、他の作家なら名作と呼ばれる域）、ポエジーな恋愛感情とシャープな未来世界がミスマッチで、何とも切ない読後感がある。最後は「あっ」と驚くようなオチで、あれを見てしまったレグが、○○○○する気持ち、本当に理解できる。大人向けの作品だよねー。</p>
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		<title>月影千種を演じる為に生まれてきた女優・野際陽子　～TVドラマ『ガラスの仮面』</title>
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		<pubDate>Wed, 27 Jul 2011 21:09:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[ガラスの仮面]]></category>
		<category><![CDATA[珠玉の少女漫画]]></category>

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		<description><![CDATA[ガラスの仮面47巻、無事に発売されましたね。 今回はマヤと真澄さんの洋上ラブラブ・ストーリーみたいで、カスタマーレビューも満足度が高いです。 でも、皆さん、油断は禁物ですよ。マヤの紅天女はおそらく月影先生の人生をなぞるん [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://sanmarie.me/tag/%e3%82%ac%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%81%ae%e4%bb%ae%e9%9d%a2" class="st_tag internal_tag" rel="tag" title="ガラスの仮面 タグの付いた投稿">ガラスの仮面</a>47巻、無事に発売されましたね。</p>
<p>今回はマヤと真澄さんの洋上ラブラブ・ストーリーみたいで、カスタマーレビューも満足度が高いです。</p>
<p>でも、皆さん、油断は禁物ですよ。マヤの紅天女はおそらく月影先生の人生をなぞるんじゃないかな、と思うから。即ち、真澄さんdead.　マヤと真澄さんが現実社会で結ばれてハッピーになったら、マヤの才能にたるみが出て、それこそ神通力を身につけつつある亜弓さんに勝てない、と思うんだ。</p>
<p>マヤが亜弓さんより絶対的に優るもの、それは『恋』。</p>
<p>亜弓さんがどれほど完璧な演技を見せようとも、マヤの『本物の恋』には叶わない。</p>
<p>それが争点だから、マヤの恋が現実化すると、舞台の上で『女神の恋』が演じられなくなるんじゃないか、と。</p>
<p>やはり、『紅天女』の上演権は一度、大都芸能＝速水真澄が手中にした後、自死して北島マヤに相続する、というのがドラマティックでいいんですけど、美内先生も、誰もが先読みできる展開にはなさらないでしょうから、今後を楽しみにしておきましょう。</p>
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=ma046-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4592170075&#038;ref=qf_sp_asin_til&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
<p><br/><br />
で、この『ガラスの仮面』。何度もアニメ化されたり、舞台化されたりと、場外活動も盛んなのですが、やはり私の中では安達祐実＆野際陽子主演で制作されたTVドラマ『ガラスの仮面』が一番強烈でしたね。</p>
<p>特に、野際陽子の月影先生。まさに「月影千種を演じるために生まれてきた女優」としか言いようがない。</p>
<p>漫画の表紙から抜け出てきたようなルックス。片方の頬を差し出したくなるような迫力。</p>
<p>第一話、「椿姫」の演技の後、「<strong>マヤ。おそろしい子！　オーホホホホホ</strong>」と笑う場面がないのが残念だけど、そんでも上演権を差し上げたいぐらい完璧な演技力。そうか、『ビビ』って、こういう風にやるんだ──と、私、二十年来の読者ですけど、初めて理解しました（笑）</p>
<p><a class="highslide img_17" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/07/garakame4.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/07/garakame4-300x226.jpg" alt="TVドラマ　「ガラスの仮面」" title="野際先生、ハマリすぎ・・" width="300" height="226" class="alignnone size-medium wp-image-17386" /></a></p>
<p>ついでに、松本恵ちゃん（松本りおさん）の姫川亜弓も魅力的。世界広しといえど、縦ロールの似合う女優は恵ちゃんぐらいしかいない。</p>
<p><a class="highslide img_18" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/07/garakame3.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/07/garakame3-300x225.jpg" alt="TVドラマ「ガラスの仮面」" title="意外と受け入れることができた松本恵ちゃんの「姫川亜弓」" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-17387" /></a></p>
<p>こちらに全編アップされてます。日本からアクセスできない場合もあるかもしれません。</p>
<p>まずはここからドーゾ。<br />
<a href="http://www.mysoju.com/japanese-drama/glass-mask/episode-1/part-1/" title="TVドラマ　ガラスの仮面　第一話">http://www.mysoju.com/japanese-drama/glass-mask/episode-1/part-1/</a><br />
<br/><br />
<a href="http://www.mysoju.com/japanese-drama/glass-mask/"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/07/garakame.jpg" alt="伝説のTVドラマ「ガラスの仮面」　安達祐実、松本恵、野際陽子" title="さあ、『ガラスの仮面』を見よう！" width="450" height="281" class="alignnone size-full wp-image-17384" /></a><br />
<br/></p>
<p>日本からアクセスできない場合、こういうソフトもあります↓<br />
<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1HYFUU+24SZCY+1NCY+BWGDT&#038;a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fshop.vector.co.jp%2Fservice%2Fcatalogue%2Fdlspider%2Findex.php" target="_blank"><br />
<img border="0" alt="" src="http://shop.vector.co.jp/service/catalogue/dlspider/images/phead.jpg" width="350" height="110"></a><br />
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www18.a8.net/0.gif?a8mat=1HYFUU+24SZCY+1NCY+BWGDT" alt=""></p>
<h3> § 『ガラスの仮面』の魅力</h3>
<p>私は、中学生の頃から読んでるんですけど、波に乗って連載していた頃の「ガラスの仮面」は本当に面白かったですよね。今は演劇以外のゴタゴタが多すぎてテンポが悪いですけど。</p>
<p>北島マヤという薄幸で何の取り柄もない少女が、人との別れも恋愛さえも芸の肥やしとして、「演劇」という一つの道を錐のように突き進んで行く──。</p>
<p>今では「ラーメン屋の住み込み母子家庭」という設定からして時代遅れ、小道具としてケータイやファミレスが登場しようものなら、たちまち異次元に引っ張られるほどタイムラグのある漫画にもかかわらず（何度も休載するので）、世代をこえて多くの読者を惹きつけてやまないのは、誰もが心の底では「人生の熱」を求めているからかもしれません。</p>
<p>誰にでも一つや二つ、「好きなこと」はある。</p>
<p>できれば、それをやり続けたいと思う。</p>
<p>でも、いろんな理由から──才能がない、とか、経済的に安定してない、とか、家族に反対される、とか──、結局は、安全で、手軽なところに収まってしまう。未完成で海のものとも山のものともつかないものに命を賭けるほど勇気も情熱ももてない、それが凡人というものです。</p>
<p>だから、月影先生は言う。「才能とは自分を信じること」。</p>
<p>絵が上手に描けるから、綺麗に踊れるから、イコール才能がある、というわけではない。</p>
<p>「私には才能がある」──そう心の底から信じて、殉じられるのが才能なのだ、と。</p>
<p>「ガラスの仮面」はひたすら人生を突き進む話です。他の生き方に迷う、ということがありません。「頼る親兄弟はないし、高校も出てないし、立てる舞台もない。将来生活してゆくには、やっぱり手に職でも付けた方が・・」なんて考えません。まさに『演劇』だけ。現実にこんな女の子がいたら周りは嘲笑うでしょう。実際、マンガの中でも、マヤちゃんはよくバカにされます。「あの演劇界のサラブレッド・姫川亜弓に本気で勝てると思ってるの？」。それでも止まらない。「これしかない」から、そうする。演劇バカ一代ですよね。</p>
<p>どんな生き方をして、何を成そうと、「熱く生きた人間」には勝てない。そんな気がします。</p>
<p>そして誰もが心の底では、そんな「人生の熱」を探し求めてるんでしょうね☆</p>
<h3> § 全巻読破</h3>
<p>レギュラーサイズの中古なら・・<br />
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		<title>『森園みるく』という快楽　～芸術的レディコミ～</title>
		<link>http://sanmarie.me/morizono-milk</link>
		<comments>http://sanmarie.me/morizono-milk#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 10 Jun 2011 07:54:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[エロス＆セックス]]></category>

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		<description><![CDATA[昭和40年代に生まれ、週間マーガレットや別冊フレンドの「お目目キラキラ、胸キュン&#9829;青春ラブ」に親しんだ私たち世代にとって、「レディースコミック（レディコミ）」の登場は、存在だけで十分衝撃的だった。 少女誌では [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a class="highslide img_24" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/07845671.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/07845671-208x300.jpg" alt="KIALA　森園みるく　桐野夏生" title="" width="208" height="300" class="alignright size-medium wp-image-17246" /></a></p>
<p>昭和40年代に生まれ、週間マーガレットや別冊フレンドの「お目目キラキラ、胸キュン&#9829;青春ラブ」に親しんだ私たち世代にとって、「レディースコミック（レディコミ）」の登場は、存在だけで十分衝撃的だった。</p>
<p>少女誌では決して描けない「・・and They lived happily ever after（そして二人はいつまでも幸せに暮らしました）」の実態物語。</p>
<p>夫の浮気、妻の火遊び、嫁姑の確執、三十路独女の葛藤、性の不満、etc。</p>
<p>まるでお昼のワイドショーがコミック化されたようなリアルで生々しい話運びに、どんどんエスカレートする性描写。</p>
<p>昼の社会で、コンビニで売られているような商業誌に、ここまで描いちゃっていいわけ？？　なレディースさまの世界に、「彼氏ナシ・耳年増」の女学生たちは学生寮のコタツを囲んで無言で回し読み。中でも一番人気だったのが、圧倒的な画力とドラマ性を誇るカリスマ漫画家の『森園みるく』の作品だ。</p>
<p>その他のレディコミ作家とは一線を画したエロティックで退廃的な画風はもちろんのこと、SM、猟奇、乱交、近親相姦、と、一般の商業誌でギリギリ許せる極みのテーマも「超」がつくほど刺激的（真面目なラブストーリーやコメディもありますが）。</p>
<p>「な、なんか、スゴいよね」と批判がましく言いながら、目はしっかり釘付け。</p>
<p>そりゃもう、「『みるく』の掲載されているレディコミは貸したら返ってこない」と言われるぐらい、うちの寮生は夢中になって読んでいたのだ。</p>
<p>じゃあ、森園さんの魅力は何か、と問われたら、ただのエロ漫画家ではない、一つの美学に貫かれている、という点でしょう。</p>
<p>確かに性描写は過激だし、物語もあまりにテンションが高くて、嫌悪感をもよおす人も多いかもしれない。</p>
<p>でも、SMにしても、ボンテージにしても、森園さんなりの価値観が感じられ、むしろ「芸術的」とさえ言いたくなるほど。</p>
<p>私には、そういう嗜好は理解できないけれど、森園さんの絵は美しい、と心底思うんだな。</p>
<p>学業を卒業し、寮生活に終止符を打ってからは、レディコミを読むこともなくなり、森園ワールドからもずいぶん遠ざかっていたのだけども、最近、電子書籍で見つけて、懐かしさついでに幾つか読んでみると、やっぱり面白い。画力の凄さに圧倒される（最近は少し画風が変わってきてる印象だけども）。</p>
<p>桐野夏生さんと組んだ作品も多く、中でもファッション・モデルの復讐を描いた『KIALA』はスリリングな展開で楽しませてもらった。</p>
<p>画力の素晴らしさときたら、「ヴォーグ」や「ELLE」の世界をそのまま映し出したようなセンスの良さと緻密さで、イラストレーターとしても通用するのでは、と思うほど。</p>
<p>こういう「大人の女性」の絵が描ける漫画家もずいぶん減ったような気がするだけに、絵を見ただけで嬉しくなってしまう。</p>
<p>そんな私が最近、夢中になって読んだのが、先に挙げた『KIALA（キアラ）』。</p>
<p>桐野夏生のセンセーショナルな原作に、森園さんらしいファッショナブルな画力がマッチして、まるでファッション誌でも読んでいるかのよう。</p>
<p>物語は、恋人ニノを誘拐されたキアラが、彼を捜し出すために有名なファッション・モデルとなり、事件の鍵を握っているファッション界の大物ラリックに近づいて真相を探る、というもの。</p>
<p>キアラを手助けする若手デザイナー、カイン＆アーベルとのセクシャルな絡みも迫力で、森園作品の真骨頂を行くような傑作である。</p>
<p>が、見せ場は何と言ってもチャチなイラストレーター顔負けのファッション・ショーのショット。ちょっと画力のある漫画家なら、最先端のモードぐらいラクラク漫画化できるんだろうけど、森園さんは何と言っても陰影の使い方が上手い。しかも肉感的だから、目に迫るような息づかいがある。ホント、ポスターにして部屋に貼りたいぐらい。</p>
<p>電子書籍「ebookjapan」で無料立ち読みできるので、興味のある方はどーぞ。</p>
<p><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT&#038;a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.ebookjapan.jp%2Febj%2Fbook%2F60007587.html" target="_blank"><br />
<img border="0" alt="" src="http://haishin.ebookjapan.jp/contents/images-m/MILK3060.jpg"></a><br />
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www12.a8.net/0.gif?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT" alt=""></p>
<p>こちらは<a href="http://morizono.babymilk.jp/gallery.html">森園みるくさんの公式サイト</a>から。</p>
<p>海外のモード誌やフォトグラフなど、非常によく研究されていると思う。</p>
<div align="left"><a class="highslide img_25" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/milk5.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/milk5-183x300.jpg" alt="森園みるく　KIALA" title="" width="183" height="300" class="alignright size-medium wp-image-17247" /></a></div>
<p>　　<a class="highslide img_26" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/milk4.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/milk4-213x300.jpg" alt="森園みるく　KIALA" title="" width="213" height="300" class="alignright size-medium wp-image-17248" /></a><br />
<br clear="all"></p>
<div align="left"><a class="highslide img_27" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/milk2.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/milk2-228x300.jpg" alt="森園みるく　KIALA" title="" width="228" height="300" class="alignright size-medium wp-image-17249" /></a></div>
<p>　　<a class="highslide img_28" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/milk3.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/06/milk3-212x300.jpg" alt="森園みるく　レディースコミック" title="" width="212" height="300" class="alignright size-medium wp-image-17250" /></a><br />
<br clear="all"></p>
<p>こちらはマリリン・モンローの人生と死の真相に迫る桐野夏生原作の『モンロー伝説』。<br />
マリリンに関わった実在の人物のエピソードを織り上げて、様々な角度からその死と生涯を追うもの。<br />
架空の人物である「マリリンの隠し子」を主人公にし、証人となる人物を訪ね歩くという設定も分かりやすい。<br />
もちろん、どれが真実で、どれが作り話なのかは分からないけども、一人の心弱き女性の生涯をじっくり読んでみる、という点でおすすめ。</p>
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<img border="0" alt="" src="http://haishin.ebookjapan.jp/contents/images-m/MILK3660.jpg"></a><br />
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www14.a8.net/0.gif?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT" alt=""></p>
<p>これも衝撃的なお話。有栖川　寧の原作。<br />
最初のエピソードでオチが見えてしまうけども、猟奇的な内容を芸術的に描いてしまえる画力はさすが。</p>
<p><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT&#038;a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.ebookjapan.jp%2Febj%2Fbook%2F60007144.html" target="_blank"><br />
<img border="0" alt="" src="http://haishin.ebookjapan.jp/contents/images-m/MILK1960.jpg"></a><br />
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT" alt=""></p>
<p>森園みるくの作品は、夜中にコソーっと読むのがいいです。真っ昼間から読むのは、ちょっとキツイかも。</p>
<p>電子書籍のマンガも手軽で面白いです。興味のある方はドーゾ。</p>
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	</item>
		<item>
		<title>料理も人生も味わって ピクサー映画『レミーのおいしいレストラン』</title>
		<link>http://sanmarie.me/ratatouille</link>
		<comments>http://sanmarie.me/ratatouille#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 24 Apr 2011 12:12:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[ピクサー映画]]></category>
		<category><![CDATA[人生観]]></category>
		<category><![CDATA[感動ドラマ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sanmarie.me/?p=16889</guid>
		<description><![CDATA[ピクサーの映画は「モンスターズ・インク」のから欠かさず観ていて、最近ではロボットが主人公のSFラブロマンス「ウォーリー」が大のお気に入りなのだけど、ベストと言えば、「レミーのおいしいレストラン」（原題：ラタトゥイユ）だ。 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a class="highslide img_30" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/04/070323_remy_main.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2011/04/070323_remy_main.jpg" alt="映画　レミーのおいしいレストラン" title="こんなネズミが我が家にも欲しい・・" width="515" height="290" class="alignnone size-full wp-image-16906" /></a></p>
<p><br/></p>
<p>ピクサーの映画は「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0041I631M/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">モンスターズ・インク</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B0041I631M" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」のから欠かさず観ていて、最近ではロボットが主人公のSFラブロマンス「<a href="/walle">ウォーリー</a>」が大のお気に入りなのだけど、ベストと言えば、「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0041I632G/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">レミーのおいしいレストラン</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B0041I632G" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」（原題：ラタトゥイユ）だ。</p>
<p>この作品に関しては、できれば原題「ラタトゥイユ（本作曰く「ねずみがかき回して作った」の意味がある）をそのまま邦題にして欲しかったけど、やはり子どもの反応を考えてだろう。</p>
<p>邦題やスチール写真だけ観れば、ネズミとコックのドタバタ劇のような印象があるが、これはもう完全に大人向けの作品。「創造」「人生」「批評」……子ども向け作品とカテゴライズするには余りに惜しい、深い哲学性と芸術性に彩られた物語だからだ。</p>
<p>生まれながらに鼻と舌が利くネズミのレミーは、現実主義の父親とおおらかな兄のエミールと共に、フランスの片田舎で残飯をあさり、人間に追われる生活をしていたが、いつかはパリの有名な五つ星シェフ、グストーのような一流のコックになりたいと憧れていた。</p>
<p>ある日、料理番組に夢中になるうちに、おばあさんに狙撃されそうになったレミーとエミールは、たくさんの仲間と共に逃走、だがレミーだけが一人、下水管に流されてしまう。</p>
<p>そこで出会ったのは、最近、他界したグストーの幻。彼は、フランス一の料理評論家アントン・イーゴの厳しい批判を受けたショックで急逝したのだった。</p>
<p>グストーの魂に導かれるように、彼のレストランの調理場に忍び込み、雑用係のリングイニがめちゃくちゃにしたスープを味付けし直して、店の評価を高めることになる。</p>
<p>この偶然から料理人の一人としてキッチンを任されるようになったリングイニは、レミーとタッグを組んで、次々に素晴らしい料理を送り出し、ついにはグストーの跡取りとしてレストランのオーナーに上り詰めるが、そんな彼の成功を喜ばない批評家のイーゴは、彼に鋭い挑戦状をたたきつけ、また、リングイニのせいでシェフの座を奪われた意地悪なスキナーは、そんな彼の秘密を暴こうと躍起になる。</p>
<p>そして、対決の夜。</p>
<p>ついにレミーとリングイニの秘密を知らされた調理場の仲間たちはショックを受け、リングイニは一人、取り残されて、闘う意欲も失ってしまうが、レミーはシェフとしてのプロ意識から調理場に戻り、家庭料理の「ラタトゥイユ」でイーゴに闘いを挑む──。</p>
<p>この作品の見所は、今にも美味しい匂いが漂ってきそうな美しい映像の効果と、一流レストランの裏側に親しめる点だが、何と言っても素晴らしいのは「芸術」そして「批評」という二つの相対する哲学を、小さい子どもでも分かりやすい形で伝えている点。</p>
<p>レミーの作ったラタトゥイユを食したイーゴは、翌日の新聞に、批評家生命をかけて寄稿する。</p>
<p>「厳しい批評は、書く側にとっても、読む側にとっても楽しいものだ。料理人たちが命懸けで作った料理にも、批評家たちは厳しい審判を下す。だが、批評家も時には冒険をする。それは新しい才能が登場した時だ。誰もが偉大な芸術家になれるわけではないが、誰が偉大な芸術家になってもおかしくはない」</p>
<p>というメッセージは、まさに世界中の若いクリエイターを奮い立たせるエールであり、一方で、新しいものをコキおろし、本当に価値あるものにバツをつけて、文化ひいては社会全体に著しい不利益をもたらすウケ狙いの批評家に対するエクスキューズでもある。</p>
<p>かつてフランス中の料理人を震え上がらせた冷徹な評論家アントン・イーゴ。</p>
<p>「誰にでも料理はできる」と唱えたグストーに真っ向から反論し、彼の料理を「インスタント冷凍食品」よばわりして、料理家生命に止めを差した男。</p>
<p>そんな彼の心をとかしたのは、レミーの作る新感覚のラタトゥイユだった。</p>
<p>それはまさに昔食べた「ママの味」。</p>
<p>いわば、このフランスにおいて、「至高の料理」というべきものは、いかにもグルメが喜びそうな豪華珍味ではなく、人間の味覚の原点である「ママの手料理」だった。多分、小さな子どもが観ても、この展開には心底納得するだろう。</p>
<p>おそらくイーゴは、幼い時に料理上手な母親を亡くしたかなんかで、ずっとその「幻の味」を大人になるまでひきずり続けたにちがいない。</p>
<p>料理評論家になり、あちこちの一流と呼ばれるレストランを食べ歩いて、ママの料理に代わるものを探し求めるけども、どれも見た目はきれいだが、嘘の香りがして喉を通らない。とても料理する心が伝わってこない。</p>
<p>だから、イーゴは言う。</p>
<p>「I don&#8217;t like food. I LOVE food.（私は料理が好きなのではない。愛しているのだ）」。</p>
<p>彼の料理への「愛」は、すなわち、失われた母への愛であり、永遠に忘れられない心の味なのだ。</p>
<p>そんなイーゴが、レミーの作ったラタトゥーユを一口、口にした途端、これまで多くの料理人を傷つけてきたペンが床にゴトン！と落ち、彼の目が温もりと懐かしさに見開かれる。</p>
<p>そして、「これぞ探し求めていた味」とばかり、ラタトゥーユに舌鼓を打つ。その姿はもはや冷徹な料理評論家ではなく、昔、お母さんの手料理を美味しい、美味しいと夢中で頬張った少年の顔だ。</p>
<p>イーゴの体験した幸福感は、一杯のライスカレーやカツ丼に身も心も満たされた経験を持つ人なら、誰でも共感するのではないだろうか。</p>
<p><small>思いっきりネタバレ映像です。</small><br />
<p><a href="http://sanmarie.me/ratatouille"><em>Click here to view the embedded video.</em></a></p></p>
<p><br/><br />
この作品には悪役が二人いて、一人はイーゴ、もう一人は、グストーの名前の語り、粗悪な冷凍食品で一儲けしようと企む料理長のスキナーだ。</p>
<p>調理台に背も届かないチビッコで、グストーの死後、料理の味を落としてレストランの名声を著しく損なったにもかかわらず、まだ恥の上塗りのような冷凍食品を売り出すことに躍起になっている。</p>
<p>一流料理の対極にあるのが「冷凍食品」という設定も絶妙だが、「どうせ普通のヤツラに本物の料理の味など分かるわけ無い」と、自らの客を舐めきっている態度もなかなかのものだ。</p>
<p>昔はグストーの薫陶を受けた料理人だったのかもしれないが、イマドキの大衆は、手を掛け時間を賭けた本物の料理より、ちょいとレンジで調理して、すぐに空腹を紛らわせる手軽なモノの方が好きだということを的確に見抜いている。スキナー料理長にとっては、もはや料理は「味わって楽しんでいただく」ものではなく、ガソリンか何かのように、大衆の空きっ腹に収めればそれでいいものなのだ。</p>
<p>そうして、大衆が、手軽なインスタントや冷凍食品を好み、本物の料理の味を忘れたとしても、現役の料理人たちはまだ夢を失ってはいない。</p>
<p>誰もが「グストーの冷凍食品」で一儲けすることに賛成かといえば決してそうではなく、グストーの隠し子だったリングイニが料理界の新星として認められ（もちろんその功績はレミーにある）、レストランを後継してスキナーを追い出した時、調理場の仲間が真っ先にやったことは、開発途中の冷凍食品をクレーム・ド・ブリュレに使うバナーであぶり、店の裏でぜんぶ燃やしてしまうことだった。</p>
<p>それだけに、新シェフ・リングイニに再び夢と希望をかけた彼らが、実は、料理を作っていたのはネズミだと知り、やりきれない哀しみの中で次々に調理場を去って行く姿にも納得が行く。</p>
<p>このあたりの間の描き方も絶妙だ。</p>
<p>そして、今度こそ、グストーの店は終わりだ。イーゴはさらに厳しい批評を書き立て、グストーの店は料理人を欠いたまま、明日にも閉鎖されるだろう……という時、奇蹟が起こる。</p>
<p>まあ、現実的に考えれば、調理場で数百匹（？）ものネズミがソースを作り、肉をしごいて、サラダを盛りつけている場面など、想像するだけで吐き気をもよおすが、この奇怪なシチューエーションもピクサーの手にかかればまるで魔法のように輝き出すのだから、まったくもって天才集団としか言いようがない（私もこの場面は目頭が熱くなった）。</p>
<p>しかも、料理人としては最悪、他の仕事だってまともに出来そうにないリングイニが、ウェイターに回れば電光石火のごとく、素晴らしい給仕を展開するのだから、誰にでも一つぐらいは取り柄があるし、本当に無能で役に立たない人間など存在しないんだな、と、つくづく。</p>
<p>こうして最後まで入念な設定と描写で「（ネズミが調理場にいるという）あり得ない話」を万人に納得行くような形でまとめあげている本作だが、この作品の最大のメッセージは何かと言えば、やはりこのエピソードだろう。</p>
<p>レミーがまだ田舎で仲間のネズミたちと残飯をあさりながら暮らしていた頃、現実主義の父親は言う。</p>
<p>「食べ物はエネルギーだ。とにかく食べて力をつけろ」と。</p>
<p>だが、レミーの考えは違う。</p>
<p>「僕たちはただ食べるだけでなく、素晴らしいものを作り出すために生きているはずだ」</p>
<p>「空腹が満たされればそれでいい」「何を食べても一緒」と、電子レンジでチンして出来る、アミノ酸とでんぷんをこね合わせて作ったようなインスタント食品をドカ食い早食いしてる人は、ぜひこの作品を観て欲しい。</p>
<p>料理も人生も自ら作り出し、「味わうためにある」ということがよく分かるから。</p>
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</p>
<p>グルメの都・パリを舞台に、ネズミと見習いシェフがフランス料理界に“おいしい”奇跡を巻き起こす、勇気と友情を描いた感動のストーリー。シェフになることを夢見るネズミのレミーと料理が苦手な見習いシェフのリングイニは、パリの高級レストラン「グストー」で運命的な出会いを果たす。次第にパリのグルメたちを魅了し、全てが順風満帆に思えた2人だったが、予期せぬ出来事が突如起こり始める。</p>
</p></div>
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</div></div>
<p>先にも書いたように「子ども向けアニメ」に分類するには余りに惜しい哲学的な作品。子どもより大人の方が評価が高く、女の子より少年の支持が高い。勧善懲悪の可愛いストーリーを期待すると裏切られるけど、「料理という芸術」「芸術と人生」という観点から見れば非常に味わい深い。全てはラストのイーゴの批評が物語っている。これだけでもアーティスティックなものに興味のある人は心打たれるのではないだろうか。</p>
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そこには、料理界以外にも通用する、仕事に向き合う哲学の真髄が!"]4591112047[/asa]</p>
<p>料理は誰にでもできる……確かにそうなんだけど、レシピ通りに作っても決して美味しくないし、最後は舌と鼻が決め手になる。まさにセンスの問題、と思います。料理って五感の芸術ですよ。しかも生活習慣や大衆の傾向に左右される。厳しい世界だと思います。</p>
<div class="subcolumns">
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</span></p>
</p>
<p>ファストフードはどうやって作られているか、何が入っているのか、食べ続けるとどうなるか。その問題点を子どもたちに向けてわかりやすく説明した、食を考える上で必読の書。</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p>「子ども向け」とあるけれど、中高生を対象にした内容。大人が読んでも十分に手応えのある内容だ。安さと手軽さに慣れきってる人は一読して、99円バーガーなんてあり得ない現実を考えてみてはどうかと思う。<br />
詳細はこちら→『<a href="/book-5">おいしいハンバーガーのこわい話』何を食べ、どう生きるか</a>』</p>
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<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%AE%E8%A3%8F%E5%81%B4%E2%80%95%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E5%A4%A7%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AA%E9%A3%9F%E5%93%81%E6%B7%BB%E5%8A%A0%E7%89%A9-%E5%AE%89%E9%83%A8-%E5%8F%B8/dp/4492222669%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4492222669?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">食品の裏側―みんな大好きな食品添加物</a> (単行本)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>安部 司</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">1,470円</span>   <span style="font-size:11px">316点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">45円より<br />
</span></p>
</p>
<p>食品添加物商社の元セールスマンは『食品の裏側』の中で、毎日の食に潜む危険性を指摘する。我々は食品添加物の特性についてあまりにも無知だと主張。その毒性ばかりを煽り立てる報道は良くないとしながらも、ラーメンやハム・ソーセージ、明太子など人気の食品の一部が、無害とは言えない添加物にまみれている実態を次々に明らかにする。添加物の大量摂取によって「子供たちの舌が壊れていく」と警鐘を鳴らす。</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p>これを読んだら、スーパーにおいてあるものは気持ち悪くて食べられなくなります。<br />
とはいえ、添加物とまったく無縁で生きて行けるはずもなく、せめて「少量に抑える」という努力しかできないのが現代の食生活。</p>
<div style="align:right;font-size:10px;"><a href=http://cinema.pia.co.jp/title/17889/>レミーのおいしいレストラン＠ぴあ映画生活</a></div>
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		<title>性犯罪が少ないからといって、『性』が正しく理解されているとは限らない</title>
		<link>http://sanmarie.me/note-6</link>
		<comments>http://sanmarie.me/note-6#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 17 Dec 2010 08:27:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[Notes of Life]]></category>
		<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[思春期の心]]></category>
		<category><![CDATA[珠玉の少女漫画]]></category>
		<category><![CDATA[竹宮恵子]]></category>

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		<description><![CDATA[『東京都青少年健全育成条例改正問題』ね。 私の敬愛する竹宮恵子先生も率先して東京都の方針に抗議されているので、私も興味深くニュースをチェックしています。（詳細は『「非実在青少年」アニメ・マンガ表現規制 と 竹宮恵子「風と [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>『東京都青少年健全育成条例改正問題』ね。</p>
<p>私の敬愛する竹宮恵子先生も率先して東京都の方針に抗議されているので、私も興味深くニュースをチェックしています。（詳細は『<a href="http://sanmarie.me/manga-6" title="「非実在青少年」アニメ・マンガ表現規制 と 竹宮恵子「風と木の詩」" >「非実在青少年」アニメ・マンガ表現規制 と 竹宮恵子「風と木の詩」</a>』）</p>
<p>この条例の主旨は、『18歳未満のキャラクターについて「非実在青少年」などとした部分は削除した上で、刑法に触れる性行為や近親間の性行為などを「不当に賛美しまたは誇張」した表現を条例の対象とし、内容によって「不健全図書」に指定して18歳未満への販売を規制することができるとしている』であり、これが実施されると「表現の自由が侵害される」として一部の出版社やクリエイターや弁護士等が反対しているわけだが、その反論によく登場するのが「<strong>日本の性犯罪率は低い</strong>」。</p>
<p>石原都知事らは、日本の過激なアニメやマンガが性犯罪や児童虐待を助長すると主張しているが、統計上、日本の性犯罪率は他の先進国に比べて低いのだから、「性描写」＝「性犯罪の誘発」とはならない、というのが主張だ。</p>
<p>確かにそうかもしれない。</p>
<p>でも、この論議には、一番肝心なポイントが抜けている。</p>
<p>それは若い子たちに「性」をどう教え、どう育むか、という姿勢だ。</p>
<p>性犯罪で検挙される異常者の数が少ないからといって、日本の若い子たちが性を正しく理解しているとは限らない。</p>
<p>娼婦なみの欲情と好奇心まるだしで「気持ちイイこと」を追いかけ、大人に批判されれば「誰に迷惑かけるわけじゃなし」と開き直り、セックスさえよければ男の心を繋ぎ止められる、と思い込んでいる女の子のなんと多いこと。</p>
<p>もちろん、海外にも、セックスをテーマにした女性誌や男性誌はごまんとあふれているし、深夜になると一斉にはじまる民放のポルノCMの過激さも日本の比ではない。</p>
<p>でも、それらは、あくまで大人の世界のもの。</p>
<p>いい年したおっちゃんと、性を売り物にしている女性のビジネスライクなエンターテイメント。</p>
<p>「かわいい服が欲しいから」「AV女優みたいにイッてみたいから」「お口で奉仕すれば彼が悦ぶって聞いたから」で、自分の心と身体も顧みず、やすっぽく肉体を与えて、気持ちイイことを追いかける若い女の子とは本質的に違う。</p>
<p>「10才の女の子が性器や性交の描写を見ても訳が分からない」というけれど、10才の女の子にも性感はある。それが何を意味するのか分からなくても、「身体がジンジンするような感じ」は体験する。</p>
<p>現実、幼児でも自慰に耽る時期があるのだし、性感というのは非常に早い時期から身体の中で目覚め、その刺激は強烈だということを、大人はもっと理解した方がいい。</p>
<p>ちなみに、私が人生最初に体験した「性的な高揚感」というのは池田理代子の「ベルサイユのばら」がキッカケだった。</p>
<p>初めてコミックを手にしたのは10歳の時。「少女漫画誌初めてのベッドシーン」だったオスカルとアンドレの革命前夜の契りは、それはそれは少女心に強く響き、それこそ「何を意味するかは分からなかったけれど」、そこに漂う甘美なエロティシズムに酔いしれたものだ。</p>
<p>で、あまりの感動に、同じ病室にいた20代前半ぐらいのお姉さんにコミックを貸してあげたら（「ベルばら」は入院していた私への差し入れだった）、ちょっと険しい顔で突き返され、「あんた、意味わかってんの？」と言われたことが今も記憶に残る。</p>
<p>そして、私は、それすらも理解できないくらい無知だったけど、身体の奥で感じたものは明らかに性的な興奮だった。</p>
<p>だからなおさら思うのである。</p>
<p>10才の女の子でも手の届くようなところに常軌を逸したようなエッチなマンガが氾濫し、日常的に目に触れて、なおかつ彼らの性に影響がないなどと、どうして言い切れるのだろう、と。</p>
<p>私とセックス描写との出会いは、幸運にもあの名作だったし、今に語り継がれるほどロマンティックで美しい場面だったから、それをそのまま思春期に持ち越して、乙女ちっくな憧れの中で過ごすことができたけど、もし少女が日常的に目にするのが、SMで女性がヨダレ垂らして失神するような漫画だったら？　セックスで男心を繋ぎ止めよと言わんばかりの指南だったら？　中学生で初体験は当たり前、高校生でも一晩4回はイケます、という話だったら？　それでも何の影響も受けないだろうか？</p>
<p>少年の場合もそう。</p>
<p>AVに感化されてか、「女性はホントは犯されるのが好き」とか「激しくオッパイを揉んだら悦ぶ」とか、無意識にそう思い込んで、実際の場面で女性に嫌がられて、それが原因で心の面でも疎遠になったり、男として自信をなくしたり、最悪、生身の女性とかかわるのは面倒くさい、とか、とてもじゃないけどいい体験に恵まれているとは言えない。</p>
<p>「CGの女の子で満足」も『個人の自由』と言えばそうだけど、少子化だ、非婚化だ、若者のコミュニケーション・スキルの低下だ、と社会問題になっているこのご時世に、若い世代と真剣に膝をつき合わせて語り合うこともなく、『個人の自由』と言われたらそれでスゴスゴと口を引っ込める大人の側もどうなのだろう。そんなに物分かりのいいおじさん、おばさんになりたいのだろうか。若者文化に理解のあるカッコいい大人と思われたいのだろうか。</p>
<p>表現する側は、「読む側が物語の主旨を理解すれば問題ない」と主張し、確かにその通りではあるけれど、その「読み取る力」そのものが落ちてきている今、表現の自由うんぬんとは別の次元で、若者の性に対する新しいフォローが必要だと私は思う。</p>
<p>たとえば、先に挙げたオスカルとアンドレのベッドシーン。</p>
<p>性の憧憬として心に焼き付ける子がいる一方、性的興奮を掻き立てられて、そっち方面に妄想たくましく進んで行く子も、私の子ども時代よりきっと多いと思う。そして、そういう情報が、もっと深く、多方面に、勢いよく広まっていく。だからといって、読んだすべての少女の性行動に影響するわけではないけれど、少女たちが「一夜の契り」に甘い溜め息をついた70年代とは時代も価値観も違うし、作品の読まれ方も変わっていくことを認識しないと、それこそ70年代読者と同じように「表現の自由」「読み手の理解」に任せていたら、やはり落とし穴にはまるのではないだろうか。</p>
<p><small>↓ イマドキの読者の興味</small><br />
<a class="highslide img_32" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/12/oscar.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/12/oscar-300x119.jpg" alt="Google ベルサイユのばら　検索結果" title="「オスカルとアンドレ」で検索すると……" width="300" height="119" class="alignright size-medium wp-image-16359" /></a></p>
<p><br/><br />
この漫画やアニメの性表現をめぐる『東京都青少年保護育成条例改正案』に関する話題を目にする度、性描写にどうボカシを入れるか、というレベルに留まっていることが非常に残念でならない。</p>
<p>どこまで規制するか、何が悪影響なのか、そういう議論も大切だけど、やはりそこに「若者に性をどう教えるか、どう育むか」という哲学が見えてはじめて、賛成論も反対論も本当の意味で生きてくると思う。</p>
<p>私は竹宮恵子先生や、代表作「風と木の詩」は芸術と呼ぶにふさわしい名作であると讃えた上で言うのだけれど、やはりあれを読むと、「男の子はオチンチンを握られると、白目を剥くほど気持ちイイのか」「男同士でも肉体は結ばれる……って、お尻の穴に入れちゃうの？？」と少女でも立ち止まって考えるし（知的・性的好奇心から）、あの世界名作文学顔負けの格調高いネームに酩酊し、ジルベールとセルジュの性行為に一つの愛の真実を見る読者は、多分、少数派だろうと思う（大人でも理解しがたい）。もし、あの作品を、イマドキのボーイズラブと同じ格付けにしている子が大多数としたら、ますます出版する側は「読ませ方」というのを考えなければならない。</p>
<p>結局のところ、売れればいい、あとは読者の皆さんのご想像におまかせします、だって表現の自由だから……というのであれば、それは、かえって原作者の地位や作品の品位をおとしめることになるのではなかろうか。</p>
<p>「性」は人間の幸福に直結する。</p>
<p>とりわけ、女性は、恋愛とか何とかいう前に、全生涯を通じて、このメカニズムと向き合っていかなければならない。</p>
<p>それでも女性の性をなぶるような作品を、表現の自由の名において放置しますか？</p>
<p>息子に読ませますか？</p>
<p>という話。</p>
<p>そう言うと、「家庭で教育すればいい」という話になるけれど、家庭で対処できるレベルを超えている部分があるから問題視されるのであって、反対派の皆さんも、じゃあ、自分の息子が、友達経由やインターネット経由でこういう作品を日常的に目にして、異様な性的興奮を覚えた時にどう対処するのか、それは本当に家庭レベル、個人レベルの問題なのかというところを、ひとつ、実体験として語って欲しいな、なんて思ったりもします。</p>
<p>そして、賛成派の皆さんは、どういう哲学のもとにボカシを入れようとしているのか、その点をまず明らかにして欲しい。</p>
<p>ボカシを入れたら健全な青少年が育つというわけでもなく、女の子を娼婦におとしめるようなセックス指南を売り物にする本は巷にあふれているのだから、まず大人が一つの性の理想を説いて見せないと、彼らは反発するだけで、何も学ばないと思うよ。</p>
<p>今の風潮って「性への欲求は人並み以上に強いけど、男の愛に満たされず（女性に魅力があっても、男が恋愛にどんどん消極的になってゆく）、精神的にも肉体的にも悶々としている女」と「興味はあるけれど、生身の女とかかわるのは面倒で、一人のパートナーと性を深める努力をするぐらいなら、AVや漫画相手に一人でオナニーしてる方が楽しい男」を大量生産しているような気がするのは私だけ？</p>
<p>それも個人の自由と言えばそれまでだけど、それで人生終わってホントに幸せなのかな、とオバチャンは切実に思うので、これを機会に性のあり方（もしくは教育の仕方）というのを大人も子どもも真剣に考えて頂けたら、と願っています。</p>
<h3>§ イギリスのびっくり性教育</h3>
<p>あくまで一つのサンプルですが・・</p>
<p>イギリスの真面目な科学番組で、「男の子の性教育」をテーマにしたものがありました。</p>
<p>第二次性徴の真っ只中にある12~15歳ぐらいの少年たちをスタジオに集め、彼らの前に、筋骨隆々、セクシーなイケメン成人男性十数人が全裸で登場するのです。</p>
<p>しかも、彼らの男性器をいくつかクローズアップして（公共の放送ですがボカシなしです）、「一人一人、オチンチンの色や形は違うんだよ」と説明する徹底ぶり。（もちろん、男性器と、その持ち主の男性である顔は一致させません。あくまで局所のクローズアップ）</p>
<p>すると、スタジオの男の子達が次々に発言。</p>
<p>「いままで自分のモノの形とか気にしてたけど、ちっとも異常じゃないことが分かってホっとした」</p>
<p>「いろんなオチンチンがあることが分かって、参考になった」</p>
<p>彼ら、今まで、一人で悩んでたんですね。そんなのまともに見比べる機会がないから。</p>
<p>私も「ここまでやるか？？」と思って見てました。</p>
<p>でも、本当に、心と身体の発達に悩む男の子たちに救いの手を差し伸べたければ、こうまでする必要があるのかもしれません。</p>
<p>それで初めて少年達も、大人の言葉に納得するのだと思います。<br />
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		<title>劇画家・池上遼一の魅力『近代文学名作傑作選』＆　耽美傑作集『肌の記憶』</title>
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		<pubDate>Mon, 18 Oct 2010 10:18:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[日本の小説とエッセー]]></category>
		<category><![CDATA[エロス＆セックス]]></category>
		<category><![CDATA[池上遼一]]></category>
		<category><![CDATA[男の熱い物語]]></category>

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		<description><![CDATA[心卑しい天才絵師が、帝から命じられた「地獄変」の屏風絵を完成させるため、「世にも美しい女が火に焼かれて悶え死ぬところが見たい」と申し出たところ、帝の計らいで実現する。だが、絵師の目の前で火にかけられたのは、なんと彼が心から愛する一人娘だった……

芸術家のどうしようもないエゴと、人の心に巣くう邪悪さを『地獄変』という一枚の絵に描き上げた芥川龍之介の短編。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>『<a href="http://sanmarie.me/sanctuary" title="池上遼一『サンクチュアリ』 / 映画『キリング・フィールド』 /　ポル・ポト政権の悲劇" >池上遼一『サンクチュアリ』 / 映画『キリング・フィールド』 /　ポル・ポト政権の悲劇</a>』にも書いたように、池上遼一作品との付き合いは長い。</p>
<p><a href="http://sanmarie.me/makoto" title="梶原一騎の名作漫画　『愛と誠』" >『愛と誠』</a>に登場する「悪の花園」「影の大番長」にも匹敵する、ギャグと迫力の『<strong>七人委員会</strong>』と、日本女性の強さと美しさを体現したようなヒロイン『幾代』に感銘を受けて以来（池上作品のヒロインはみな素晴らしい）、すっかり池上作品に魅了されてしまった私。</p>
<p>その後、世界中の著名な男女を出演させる神のポルノグラフィ・ムービーを作成する悪の組織『GPX（ゴッド・ポルノグラフィ・エックスレイフィルムというらしい）』に復讐するアダルト・アクション劇画『<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT&#038;a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.ebookjapan.jp%2Febj%2Ftitle%2F1670.html" target="_blank">傷追い人</a><img border="0" width="1" height="1" src="http://www13.a8.net/0.gif?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT" alt="">』にハマり……<br />
<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT&#038;a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.ebookjapan.jp%2Febj%2Ftitle%2F1670.html" target="_blank"><br />
<img border="0" alt="" src="http://www.ebookjapan.jp/include/image/t1670_kizu.gif" width="390" height="300"></a><img border="0" width="1" height="1" src="http://www13.a8.net/0.gif?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT" alt=""></p>
<p><br/><br />
前述の『サンクチュアリ』にノックアウトされたのだが、そんな池上氏の実力をあますことなく見せつける究極の一冊が『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091848710?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">池上遼一 近代日本文学名作選 (ビッグコミックススペシャル)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4091848710" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』。</p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
<div style="width: 52px; float: left; margin-right: 5px;">
<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E9%81%BC%E4%B8%80-%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%90%8D%E4%BD%9C%E9%81%B8-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-%E6%B1%A0%E4%B8%8A-%E9%81%BC%E4%B8%80/dp/4091848710%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091848710?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21C6GHDW2FL._SL75_.jpg" width="52" height="75" border="0" alt="池上遼一 近代日本文学名作選 (ビッグコミックススペシャル)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E9%81%BC%E4%B8%80-%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%90%8D%E4%BD%9C%E9%81%B8-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-%E6%B1%A0%E4%B8%8A-%E9%81%BC%E4%B8%80/dp/4091848710%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091848710?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">池上遼一 近代日本文学名作選 (ビッグコミックススペシャル)</a> (コミック)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>池上 遼一</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">￥ 41円</span>   <span style="font-size:11px">13点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">41円より<br />
</span></p>
</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p><a class="highslide img_33" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000715.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000715-300x225.jpg" alt="『近代文学傑作選』と『肌の記憶』" title="『近代文学傑作選』と『肌の記憶』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15255" /></a><br />
<small>（『肌の記憶』に関しては後述参照のこと）</small></p>
<p>きっかけは、看護婦時代、深夜勤務の友だった青年誌『ビッグコミック』に掲載された『地獄変』。</p>
<p>心卑しい天才絵師が、帝から命じられた「地獄変」の屏風絵を完成させるため、「世にも美しい女が火に焼かれて悶え死ぬところが見たい」と申し出たところ、帝の計らいで実現する。だが、絵師の目の前で火にかけられたのは、なんと彼が心から愛する一人娘だった……</p>
<p>芸術家のどうしようもないエゴと、人の心に巣くう邪悪さを『地獄変』という一枚の絵に描き上げた芥川龍之介の短編。</p>
<p>それまで読者はこの「地獄絵」を頭の中で想像するしかなく、人それぞれ幻の業火を思い描いてきたわけだが、この文学的かつ絵画的チャレンジに真っ向から挑んだのが池上遼一。</p>
<p>もちろん今のアニメや特撮の技術なら、いくらでもこの業火を演出することができるだろうが、『地獄編』に渦巻く炎は単なる視覚にとどまらず、エゴと憎しみに阿鼻叫喚する心の炎でもある。</p>
<p>よって「原作のイメージを壊されたくない」という読者や見識者も多数存在し、それを劇画にするのは大変勇気が要ったと思うのだが、そこは大家の池上さんのこと。</p>
<p>2ページ、どーんと見開きで、見事に描いて下さった。</p>
<p>屏風絵にとどまらず、炎に悶え死ぬ美しい娘の姿も凄まじい。</p>
<p>肉を焼き、骨を焦がす地獄の苦しみが悲鳴になって聞こえてきそうな迫力の描写は、どんな映画やアニメも超えるものだと思う。</p>
<p>そしてまた、胸の奥に屈折した恋慕と憎しみを宿らせる帝の不気味な表情も素晴らしい。<br />
地獄というなら、この帝の心底こそ業火に焼かれたのではないかと思うほど。</p>
<p><a class="highslide img_34" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000718.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000718-300x225.jpg" alt="池上遼一の『地獄編』" title="池上遼一の『地獄編』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15247" /></a></p>
<p><a class="highslide img_35" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000717.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000717-300x225.jpg" alt="池上遼一の『地獄編』" title="池上遼一の『地獄編』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15248" /></a></p>
<p>原作は「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003107020?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">地獄変・邪宗門・好色・薮の中 他七篇 (岩波文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4003107020" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」に収録されています。</p>
<p>この「近代文学傑作選」に収録されているその他の作品は次の5つ。</p>
<p><strong>江戸川乱歩『お勢登場』</strong></p>
<p>肺病もちの格太郎にはお勢という美しい妻がいるが、彼女は若い書生と不倫している。<br />
しかし、格太郎は、引け目と執着心からお勢を勘当することができない。<br />
ある日、子供達とかくれんぼしていた格太郎は、大きな長持ちの中に閉じ込められてしまい、お勢が気付いて長持ちを開けてくれるが……</p>
<p>池上氏は究極の「悪女」が描きたかったんだろうなぁ、とつくづく。<br />
平凡な一人の女が、突然冷酷無比な殺意を宿らせ、夫殺しに転じる、その一瞬一瞬の表情の移り変わりが数ページにわたってつぶさに描かれ、まさに池田劇画の真骨頂という感じ。</p>
<p><a class="highslide img_36" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000719.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000719-300x225.jpg" alt="池上遼一の『お勢 登場』" title="池上遼一の『お勢 登場』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15249" /></a></p>
<p>原作は『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4394301076?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">人間椅子 (江戸川乱歩文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4394301076" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』に収録されています。</p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
<div style="width: 53px; float: left; margin-right: 5px;">
<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E9%96%93%E6%A4%85%E5%AD%90-%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%B7%9D%E4%B9%B1%E6%AD%A9%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%B7%9D-%E4%B9%B1%E6%AD%A9/dp/4394301076%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4394301076?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CB8rF6R7L._SL75_.jpg" width="53" height="75" border="0" alt="人間椅子 (江戸川乱歩文庫)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E9%96%93%E6%A4%85%E5%AD%90-%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%B7%9D%E4%B9%B1%E6%AD%A9%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%B7%9D-%E4%B9%B1%E6%AD%A9/dp/4394301076%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4394301076?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">人間椅子 (江戸川乱歩文庫)</a> (文庫)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>江戸川 乱歩</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">470円</span>   <span style="font-size:11px">10点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">30円より<br />
</span></p>
</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p><strong>菊池寛『藤十郎の恋』</strong></p>
<p>芸に行き詰まった人気役者の藤十郎は、一座の命運をかけて、実際の姦通事件を題材にした近松門左衛門の新作を演じようとするが、どうしても密夫の芸を会得することができない。<br />
そんな時、貞淑と名高いお茶屋の女房・お梶に偽りの恋を告白し、自らの芸を開くことに成功する。<br />
真に迫った藤十郎の演技は評判を呼ぶが、心を傷つけられたお梶は……</p>
<p>当時、姦通は死罪だっただけに、藤十郎の偽りの恋も命懸けである。<br />
だからこそお梶も貞女の操を捨てて「今宵一夜」に懸けたのだが、その結末はあまりに哀しい。<br />
にもかかわらず、「藤十郎の芸のためなら、一人や二人の女の命など……」とつぶやく。<br />
これもまた芸に憑かれた男のエゴが滲み出て、池上氏自身と重ね見ずにいない。</p>
<p><a class="highslide img_37" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000720.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000720-300x225.jpg" alt="池上遼一の『藤十郎の恋』" title="池上遼一の『藤十郎の恋』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15250" /></a></p>
<p>原作はコチラ<br />
<a href="http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/Kikuchi-tojuro.html">http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/Kikuchi-tojuro.html</a></p>
<p><strong>山本周五郎『松風の門』</strong></p>
<p>伊予国の総領・宗利は、幼い頃、剣の稽古の最中、家臣の子で秀才と名高い小次郎に右の眼を傷つけられた。<br />
宗利も小次郎もその事実を胸の奥に隠し、今日まで来たが、成人して家督を継いだ宗利に農民一揆の危機が訪れる。<br />
その時、小次郎のとった行動は……</p>
<p>これは男同士の熱い物語。<br />
命を懸けて宗利に恩を返し、家臣の務めを果たした小次郎の覚悟が泣かせる。</p>
<p><a class="highslide img_38" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000721.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000721-300x225.jpg" alt="池上遼一の『松風の門』" title="池上遼一の『松風の門』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15251" /></a></p>
<p>原作は『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101134235?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">松風の門 (新潮文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4101134235" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』に収録されています。<br />
中学校の教科書でお馴染みの「鼓くらべ」も収録。</p>
<p><strong>泉鏡花『天守物語』</strong></p>
<p>姫路城の天守に住む夫人のもとに眉目秀麗な若者、姫川図書之助が訪れる。<br />
城主の鷹狩りの折、夫人が逃がした鷹の責任をとって、図書之助が天守に行くよう命じられたのだ。<br />
そこで夫人と図書之助は恋に落ち……</p>
<p>坂東玉三郎と宮沢りえ主演で映画化もされた、「夜叉が池」に続く鏡花の傑作。<br />
幻想的な設定と、上品な色気が美しい夫人の描写が見物。<br />
姫路城にこんな方が住んでいたとは・・昔は姫路市中にもっと美しく映えて見えたのでしょうね。</p>
<p><a class="highslide img_39" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000722.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000722-300x225.jpg" alt="池上遼一の『天守物語』" title="池上遼一の『天守物語』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15254" /></a></p>
<p>原作は『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003102738?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4003102738" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』に収録されています。</p>
<h3>§ 『肌の記憶』について</h3>
<p>あともう一点、特筆すべきが『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091848737?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">池上遼一 耽美傑作選 肌の記憶 (ビッグコミックススペシャル)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4091848737" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』｡</p>
<p>池上作品の中でも特に「性愛」をテーマにした短編が収録されています。</p>
<p>ここに収録された作品も、深夜勤務の休憩時間に読んで感銘を受けたものばかり。</p>
<p>青年向けの劇画と言えば、激しい濡れ場がお約束事のように登場して、近頃はもろに性器とわかるような直截的な表現が多いけど、池上氏のそれは女性の表情だけで十分に官能的。<br />
ピアスがぶるぶる揺れている一コマだけで想像を掻き立てる、というんですか。<br />
「スケベー」じゃなくて、「えっち」というやつです。<br />
その他をAVにたとえるなら、池上氏の濡れ場はヨーロッパのマイナーな恋愛映画に出てくるベッドシーンという感じ。<br />
特にここに収録されている作品は「芸術」といっても過言ではないです。</p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
<div style="width: 60px; float: left; margin-right: 5px;">
<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E9%81%BC%E4%B8%80-%E8%80%BD%E7%BE%8E%E5%82%91%E4%BD%9C%E9%81%B8-%E8%82%8C%E3%81%AE%E8%A8%98%E6%86%B6-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-%E6%B1%A0%E4%B8%8A/dp/4091848737%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091848737?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/no_image.gif" width="60" height="60" border="0" alt="池上遼一 耽美傑作選 肌の記憶 (ビッグコミックススペシャル)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E9%81%BC%E4%B8%80-%E8%80%BD%E7%BE%8E%E5%82%91%E4%BD%9C%E9%81%B8-%E8%82%8C%E3%81%AE%E8%A8%98%E6%86%B6-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-%E6%B1%A0%E4%B8%8A/dp/4091848737%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091848737?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">池上遼一 耽美傑作選 肌の記憶 (ビッグコミックススペシャル)</a> (コミック)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>池上 遼一</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">￥ 1円</span>   <span style="font-size:11px">14点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">1円より<br />
</span></p>
</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p><br/><br />
<strong>水中花</strong></p>
<p>まじめな銀行課長の主人公は、同じ女子行員の彩香と肉体関係をもつようになる。<br />
彼は妻にない激しさを秘めた彩香との情事に溺れるが、ある夜、彼女に求められるがままに首を絞め……</p>
<p>妻帯者の隠れた願望、保守的な狡さ、たちがたい誘惑など、決して表に出ることのない男心を生々しく描いた秀作。<br />
一方、肉欲だけではない、女性に対する男の情愛が感じられ、なんとも言えない読後感がある。<br />
でも、この人、いつかこの女のために破滅するんだろうな……。</p>
<p><a class="highslide img_40" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000723.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000723-300x225.jpg" alt="池上遼一の『水中花』" title="池上遼一の『水中花』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15256" /></a></p>
<p><strong>ピアス</strong></p>
<p>ある日、産婦人科医の園井のもとに、恐ろしく顔立ちの整った上流夫人の夕子が診察に訪れる。<br />
しかもその夫人の股間には、鍵付きのピアスが光っていた。<br />
後日、大学時代の先輩である田中に再会し、夕子が彼の妻であることを知るが、彼女の誘惑に抗えず、肉体関係をもつようになる……。</p>
<p>夫をして「魔界の女」といわしめる夕子の妖艶な魅力が全編に漂う。<br />
哀れな男の執着心とプライドが「ピアス」という一つのシンボルに集約されたゴシック・ミステリー調の物語。<br />
煩悩に取り憑かれた後輩を呪ってあの世からつぶやく、「ふふふ……苦しみたまえ、園井くん」の最後の一コマが、いかにも池上遼一らしい。<br />
このコマを見るだけでも価値があるよ。</p>
<p><a class="highslide img_41" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000724.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000724-300x225.jpg" alt="池上遼一の『ピアス』" title="池上遼一の『ピアス』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15258" /></a></p>
<p><strong>魔都</strong></p>
<p>国家の一命をおびて上海に赴任した菊野夫妻は、上海の影の支配者である劉大人の盛大なもてなしを受けるが、上品な妻の雅子はそこで繰り広げられる卑猥なショーに吐き気をもよおす。<br />
そんな彼女に大人が送って寄越したのが、病死した息子にうり二つの少年だった。<br />
不在がちな夫との夫婦生活の隙間を埋めるように、少年に奉仕させるうち、雅子はある事実に気付き……</p>
<p>これも深夜勤務の合間に読んだ印象が強烈だった。<br />
母子相姦を思わせる衝撃かつ官能的な場面をはじめ、生々しいセックスショーや暗黒世界の描写。<br />
池上氏のマンガにはしばしば中国や香港の闇の人物が登場するけども、劉大人もその王道を行くような存在感で、これをメインキャラにしても盛り上がったのではないかと思うぐらい。<br />
上品な顔の向こうに見え隠れする夫人の秘めた欲望が妖しい。</p>
<p><a class="highslide img_42" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000725.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000725-300x225.jpg" alt="池上遼一の『魔都』" title="池上遼一の『魔都』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15257" /></a></p>
<p><strong>夕雨子のとき</strong></p>
<p>売れない漫画家の村田は、麻雀の賭けの肩代わりとして、郷里から連れてきた恋人の夕雨子をSM雑誌の編集長でイラストレーターでもある黒崎に屏風絵「雪責めの折檻」のモデルとして差し出す。<br />
黒崎に犯され、身も心も傷ついた夕子は「一緒に死のう」とつぶやくが、すでに前金を受け取ったは村田「ごめん」と謝るばかり。<br />
ついに心が切れた夕子は村田の元を去り、やがて大女優へと華麗に変貌を遂げて行く……</p>
<p>追い詰められ、開き直った女の強さと美しさが切れ味鋭く描かれた秀作。<br />
おぼこい田舎娘が、一本のタバコをきっかけに、男の欲望を土台にのしあがってゆく女へと変身する場面が印象的。</p>
<p><a class="highslide img_43" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000727.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000727-300x225.jpg" alt="池上遼一の『夕子のとき』" title="池上遼一の『夕子のとき』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15260" /></a></p>
<p><strong>泉の淵</strong></p>
<p>戦で追われ、瀕死の重傷を負った落ち武者と、泉に棲むという大蛇の化身が繰り広げる詩的なエロティック・ロマンス。</p>
<p><strong>鬼火</strong></p>
<p>ある吹雪の夜、戦で滅ぼされた村の外れの一軒家に、修行僧が一夜の宿を求めて転がり込む。<br />
だが、そこにはすでに泥だらけの美しい娘が息を潜めていた。<br />
「私をお抱きくださいませ。このままでは二人とも凍えて死んでしまいまする……」と懇願する娘に哀れみを感じた僧は、慈愛の気持ちから娘を抱擁するが、翌日、身なりをととのえ、菩薩のように美しく変身した娘の姿を目にすると、僧は肉欲にかられるようになる。<br />
だが、その後、娘は傷ついた若い武士と恋に落ち……</p>
<p>煩悩にとりつかれた修行僧の破滅。<br />
鬼火がどこに燃えさかるか、結末が印象的な短編。</p>
<p><strong>肌の記憶</strong></p>
<p>不正事件に巻き込まれて会社を追われ、今は「なんでもや」に転じた東の前に一人の老人が現れ、行方不明になった妻を探して欲しいと懇願する。<br />
老人の哀れな姿に、東は亡くなった妻を思い出すが、ある駅のプラットホームで信じられないような光景を目にする……。</p>
<p>妻に先立たれた男心が如実に描かれた作品。<br />
行方不明になった妻の写真を差し出し、いい年をした男性が「どうしても妻を見つけてもらわないと、わたし、だめになってしまうでしょう」とボロボロ涙を流す姿は非常にリアル。<br />
日頃エラそうにしていても、こんなものだよなあ、とつくづく。</p>
<p><a class="highslide img_44" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000729.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/P1000729-300x225.jpg" alt="池上遼一の『肌の記憶』" title="池上遼一の『肌の記憶』" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-15259" /></a></p>
<p><br/><br />
残念ながら傑作選『肌の記憶』は現在廃刊になっており、マーケットプレイスでしか手に入りません。</p>
<p>その代わり、2010年10月に『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091835759?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">池上遼一自選集「YUKO」 (ビッグコミックススペシャル)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4091835759" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』が刊行され、上に紹介された大半の短編が収録されています。</p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
<div style="width: 52px; float: left; margin-right: 5px;">
<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E9%81%BC%E4%B8%80%E8%87%AA%E9%81%B8%E9%9B%86%E3%80%8CYUKO%E3%80%8D-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-%E6%B1%A0%E4%B8%8A-%E9%81%BC%E4%B8%80/dp/4091835759%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091835759?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51%2B2rhD78WL._SL75_.jpg" width="52" height="75" border="0" alt="池上遼一自選集「YUKO」 (ビッグコミックススペシャル)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E9%81%BC%E4%B8%80%E8%87%AA%E9%81%B8%E9%9B%86%E3%80%8CYUKO%E3%80%8D-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-%E6%B1%A0%E4%B8%8A-%E9%81%BC%E4%B8%80/dp/4091835759%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091835759?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">池上遼一自選集「YUKO」 (ビッグコミックススペシャル)</a> (コミック)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>池上 遼一</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">1,470円</span>   <span style="font-size:11px">9点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">520円より<br />
</span></p>
</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p>・夕雨子のころ<br />
・魔都<br />
・ピアス<br />
・水中花<br />
・蛇<br />
・天守物語<br />
・藤十郎の恋<br />
・地獄変<br />
・夢魔の感触<br />
・肌の記憶<br />
・鬼火<br />
・泉の淵</p>
<p><br/><br />
他に<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101005036?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">谷崎潤一郎の『刺青』</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4101005036" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』が劇画化されており、私としてはこれが一番読みたかったのだけども、著作権問題で単行本化されておらず、まさに幻の名作になっている。</p>
<p>池上さんのことだから、さぞや妖艶で迫力満点の刺青が見られただろうに……本当に残念。</p>
<p><br/><br />
ともあれ、女性が読んでも嘆息せしめるばかりの池上遼一作品。</p>
<p>電子書籍の『ebookjapan』でかなりの作品が立ち読みできますので、興味のある方は下記バナー「池上遼一コーナー」からどうぞ♪</p>
<p><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT&#038;a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.ebookjapan.jp%2Febj%2Fspecial%2Fspecial_ikegami.asp" target="_blank"><br />
<img border="0" alt="" src="http://haishin.ebookjapan.jp/contents/special/image/ikegami/ikegami_790.jpg"></a><br />
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www13.a8.net/0.gif?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BWGDT" alt=""><br />
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		<title>池上遼一『サンクチュアリ』 / 映画『キリング・フィールド』 /　ポル・ポト政権の悲劇</title>
		<link>http://sanmarie.me/sanctuary</link>
		<comments>http://sanmarie.me/sanctuary#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 15 Oct 2010 11:17:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[感動ドラマ＆アクション巨編]]></category>
		<category><![CDATA[池上遼一]]></category>
		<category><![CDATA[男の熱い物語]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sanmarie.me/sanctuary</guid>
		<description><![CDATA[北条と浅見は、カンボジアの強制労働キャンプで生死を共にした盟友。キャンプから命からがら逃げだし、ようやく日本に帰り着いたものの、二人が目にしたのは、豊かさの中でだらけきった日本人社会でした。
「この社会をより良く変えてみせる」――その大いなる理想に向かって、北条は裏社会から、浅見は政界から、日本の支配階級にアプローチし、理想の実現に命を懸けます。
が、そのプロセスにおいて、絶対に他者に悟られてはならないのは、北条と浅見の命を懸けた絆でした。
もし、それが露見すれば、裏社会と政界を同時に敵に回すことになり、二人が抹殺されるのは火を見るより明らかだったからです。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a class="highslide img_45" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/sanc_612.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/10/sanc_612-e1287141999532.jpg" alt="池上遼一＆史村翔　サンクチュアリ" title="池上遼一＆史村翔　サンクチュアリ" width="500" height="383" class="aligncenter size-full wp-image-15170" /></a></p>
<p><br/><br />
私が池上遼一氏のマンガに興味を持ったのは『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4840104964?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">男大空</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4840104964" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』という少年向けの作品がキッカケだった。</p>
<p>高校の修学旅行先の旅館のロビーにポンと置いてあった「男大空 第一巻」。</p>
<p>「なんだろう」とページを繰ってみると、いい意味で『口ポカン』な話運びと設定にすっかり魅了されたのだった。</p>
<p>池上氏の初期の代表作『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/409193031X?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">男組</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=409193031X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』が少年院を舞台にした硬派な劇画なら、『男大空』はちょっとギャグ・テイストの入った（設定があまりにマンガちっく）ぶっ飛び劇画。</p>
<p>日本の支配者と目される鬼堂親子に父を殺害され、さらに四人の兄を暗殺された高校生の祭俵太。<br />
伝説の名僧から居合いの奥義を学び、彼を慕う仲間とともに鬼堂親子に復讐を果たす物語なんだけど、武術の達人でスーパー高校生（？）鬼堂凱の手下として学校を支配する『七人委員会』とか、キャバレー科や暴力科で不良学生を極道の手下に仕立てる『ユリイカ高校』とか、なんじゃそら？？のオンパレード。<br />
ダイナマイトで吹っ飛ばされて身体が半分マシン化した海図莫郎（漢字違うかもしれない）とか、天草四郎の子孫で「御身は美しい」とか言ってる黒太刀にいたっては、「もうどうにも好きにして！！」とうい感じ。<br />
そんでも、スケ番の中のスケ番『幾代さん』（池上劇画の王道を行く女性キャラ）とか、魅力的なエピソードも多く、あれよあれよで完読すること約半日。<br />
古本屋で漫画を全巻一気買いしたのはこれが初めてで（古本屋のお兄さんに「『男大空』を読むぐらいなら『男組』にしなさいよ～。ほんとに『男大空』でいいの？」と念を押された）、その時、池上遼一の存在は、何よりも強烈に焼き付けられたのだった。</p>
<p>それから時は過ぎ、いい年した大人になった頃、ふと立ち寄ったブックオフで手にしたのが、史村翔（北斗の拳の原作者、武論尊の別ペンネーム）とタッグを組んだ『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091841317?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">サンクチュアリ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4091841317" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』。</p>
<p>前から雑紙の宣伝でおおまかな内容は知っていたが、中身に目を通したのはこれが初めてだった。</p>
<p>もちろん立ち読みなので、その場に座り込んで熟読することもできず、1巻から超高速の斜め読みだったのだが、「表」の世界から日本のサンクチュアリを目指す若き国会議員の浅見千秋が、アメリカ車を売るために日本政府に圧力をかけにきた大統領補佐官ビセット女史に、日本車の強さの原点となっているものを説いて聞かせる場面が非常に印象に残った。</p>
<p>私はバブル世代だから、あの頃のアメリカにおける日本車ボイコットの動きや、デトロイトで労働者らが日本の国旗を燃やすデモンストレーションなど、かなり鮮明に記憶に残っているだけに、この箇所のやり取りは本当に面白かった。</p>
<p>おそらく、「日本」「日本人」「日本の会社」というものを、最も端的に語っているのではないだろうか。</p>
<blockquote><p>
空港から予定地に向かうビセット女史一行の前に突然現れた浅見千秋。</p>
<p>彼は個人的にビセットと話がしたいと申し出、ビセットもそれに応じる。</p>
<p>車の中で浅見は言う。</p>
<p>「この国で本当にアメリカ車が売れるとお思いですか？」</p>
<p>「日本政府が外国車に対する不等な規制を改めればアメリカの車は必ず売れます」</p>
<p>断言するビセット。</p>
<p>「だが同じ規制を受けているはずのドイツ車は売れています」</p>
<p>と詰める浅見に対し、ビセットは、日本でアメリカ車が売れないのは悪いイメージのせいだと言い訳する。</p>
<p>「果たしてそうでしょうか、ではどうしてアメリカ本土で日本車が売れるのですか。両国がすべての規制を取り除き自由に競争したとしても売れるのは日本車だ」</p>
<p>そう言い切る浅見が案内したのは、日本の普通の公立小学校だった。</p>
<p>授業中、楽しく九九を合唱する子供達の姿を見て、ビセットは「私には異様としか映らない。この子達が管理されたロボットとしか見えない。」と揶揄する。</p>
<p>だが浅見は言う。</p>
<p>「そう管理です。日本人はこうやって小学生の時からすでに管理というシステムの中で生きている。</p>
<p>ですが、ロボットが笑いますか？</p>
<p>おそらく彼らに管理されているという意識はない。それを当然の事と捉え、無意識のうちに管理というシステムが日本人の中に溶け込んで行く。そしてその中で彼らは悦びや目標を見出して行く。</p>
<p>日本人というのはね、管理というものの中で自分の喜びや目標を見い出せる民族なんですよ。</p>
<p>やがて彼らが成長し技術者となり労働者となって車を造る。</p>
<p>ボルト一本締めるにも違いが出てくるとは思いませんか？」</p>
<p>「……喜び……」</p>
<p>「それは労働者の質のことを言っているの？」</p>
<p>「いや、国民性の違いを言っているのです</p>
<p>たとえば自動車部品の問題についてもそうです。<br />
あなた方、アメリカ人のどこかには部品100％のうち５％の不良品があるなら、最初から110の部品を買えばよいという考えがある。たしかに数は合う。だが日本人は、あくまでも不良品0％にこだわる。</p>
<p>もしそれでもなおかつ、車及び部品を日本が買うべきだと強硬に主張するならアメリカの白人主導主義に他ならない」</p>
<p>動揺するビセットに浅見はなお続ける。</p>
<p>「日本人だから解るんです。日本人も、アジアの国々に大して、日本優位主義を根強く内包している。二つの国にとって車なんぞよりこっちの方がはるかに大きな課題だ」</p>
<p>そして、浅見が、アメリカの自動車会社が生き残る方策として、日本やドイツのメーカーと合併することを提案すると、ビセットは「車に関してだけはアメリカ人の感情がそれを絶対に許さない！」と激しく反発する。</p>
<p>「感情を言っているうちはまだ深刻ではない。もし本当にアメリカという国、<br />
車メーカーが困窮し逼迫しているなら、感情などと言っておれないはずだ。</p>
<p>どんな国にもその国の文化があり歴史があり伝統がある……<br />
それぞれがプライドをもっている<br />
それが共存していかなくてはならない<br />
大変な事だ……要は生きるという事です。</p>
<p>富める国、貧しい国……そして　その国民達……国や国民がどうやって生きて行くのか……<br />
どうしたら生きているという実感を得られるのか。<br />
このテーマの答えを見つける事が出来れば、あんたはアメリカ合衆国の大統領にだってなれる！」
</p></blockquote>
<p>この台詞、どこかの誰かに聞かせてやりたい、と思うでしょう。</p>
<p>この作品が描かれたのは1990年代、バブル経済が失墜し、「失われた10年」へと下りつつある頃。</p>
<p>物語の背景は、50年に渡る自民党一党支配と、世界有数の経済大国に急成長を遂げ、「24時間、戦えますか？」のジャパニーズ・ビジネスマンが世界中を席巻していた頃、一方で、バブルの若者を中心としたシラケ世代の無気力、無関心が問題視されていた日本であり、今と照らし合わせれば、それこそ劇画みたいな時代だったのだけれど、この作品に散りばめられたメッセージはどれも本質を突いていて、今読み返しても遜色がない。</p>
<p>「これからどんどんおかしくなるぞ」という時に、池上遼一と史村翔という二人の男が、日本に警鐘を鳴らし、大きな望みを託して描き上げたといっても過言ではないと思う。</p>
<p>それは、主人公の浅見と、影の世界からサンクチュアリを目指す北条彰だけでなく、政界のドンとして彼らの行く手を阻む民自党幹事長の伊佐岡の言動にも表れている。</p>
<p>伊佐岡が単なる支配欲と利己主義の権化ではなく、彼は彼なりに政治家としての信念をもって行動していることが随所に描かれている。</p>
<p>たとえば、伊佐岡を裏切り、政敵である浅見側に極秘文書を流した原口代議士に物申す場面。</p>
<blockquote><p>
それほど首相になりたいか？　政権を握ってみたいか、原口。</p>
<p>欲しいならくれてやってもいいぞ。だが、お前のようなネズミ代議士に国家が動かせるか！</p>
<p>原口、世界の現状を見ろ！　これからの日本は今までのように誰が首相になっても安穏としていられる醸成ではない……。<br />
近い将来、必ずや世界的な不況の嵐に日本も巻き込まれる。<br />
その中でおまえに何が出来る。<br />
日本という国家、日本という民族を存続させる明確な意志、方針を持っているのか？<br />
政権を握る者として、この日本を導いていく強固な自信、理念があるのか？</p>
<p>わしなら国民に対し、胸を張ってこう言う</p>
<p>貧乏人は麦を喰え！　米が喰いたきゃ努力しろ！</p>
<p>原口、政治家ってのはいざとなったら頭から糞水ひっかぶる覚悟が必要なんだ<br />
おまえにその度量があるか<br />
政権という席をただの甘い座と思うんじゃない！
</p></blockquote>
<p>もし、伊佐岡の行動が保身に基づいたものなら、サンクチュアリは単純な勧善懲悪もので終わっていただろう。</p>
<p>そうではなく、怪物として政界に君臨する伊佐岡にも、国を憂い、建国に身を捧げた歴史があり、自らの政権を盤石にしようとする動機にもいっぱしの筋がある。</p>
<p>しかし、これからの時代、そういうやり方では日本は閉塞し、世界から置いてきぼりを食らう。</p>
<p>だからこそ、政治のシステムを根こそぎ変革し、若い者が積極的に政治に参加し、この国の在り方を変えて行かねばならないのだ、という浅見の主張に説得力が出るし、ラスト、ついに伊佐岡が自らの限界を知るところに、勧善懲悪を超えた深いメッセージを感じる。</p>
<p>見た目は「政治とヤクザのドンパチ」に見えるけど、『サンクチュアリ』は新旧の価値観の激突であり、また、若者はそれだけのパワーを持て！という、池上＆史村両氏からの熱いメッセージなのだ。</p>
<p>別の味方をすれば、バブルの若者はそれだけ「情けなかった」ということでもある。</p>
<p>右肩上がりの社会で、悲壮感もなければ真摯な姿勢もない、マニュアル情報誌を片手に、美味しいものを食べて、ブランド物を着て、女の子のお尻を追っかけることしか知らない……てな雰囲気が確かにありましたから。</p>
<p>作中、浅見千秋が、70年代組の若手政治家のホープでありながら首相の腰巾着になりさがった狩谷代議士をつかまえ、「あんたら団塊の世代がナマクラだったから、今のシステムが出来上がっちまったんだよ」と凄む場面があるけれど、だとしたらバブル世代は何と言われるのか。</p>
<p>ぜひ池上＆史村両氏に描いて欲しいものである。</p>
<p>ともあれ、読むほどに味のある『サンクチュアリ』。ぜひお楽しみください。</p>
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</div>
</td>
</tr>
</table>
<h3>§ 2008年の記事</h3>
<p>何が好きって、男性劇画家の池上遼一さんの漫画ほど好きなものはないです。</p>
<p>もともと、ビッグコミック系の劇画が好きで（『ゴルゴ１３』とか）、職場の喫煙室（男性職員がよく読んでいた）に山積みになっていたものをこっそり持ち出しては、休憩室の隅で貪るように読み、また人目に触れないように元あった場所に戻し……なんてことを、２０代のお勤め時代は夢中になってやっていたのですが、中でも、強烈に印象的だったのが、池上遼一さんの作品。</p>
<p>高校生の頃から、「男大空」を読んで、筋の通った、男らしい漫画を描く人だなあと思っていたのですが、ビッグコミック系の作品も陶然とするほど魅力的で、とりわけ、耽美ものの上品なエロチシズムといったら、劇画界最高といっても過言ではないほどの妖艶さです。</p>
<p>池上さんの作品は、とにかく男が熱い。<br />
意志的で、野心にあふれ、一方で、細かな思いやりにあふれています。</p>
<p>そして女性は、強く控えめでありながら柔らかさを失わず、男性が求める女性の魅力をぎゅっと集約したような理想像そのもの。</p>
<p>その昔、チェッカーズの藤井フミヤは、人気歌謡番組で、「僕の理想の女性は、池上遼一さんの描くような女性です」と広言し、大ヒット曲「NANA」の直筆イメージ画をプレゼントされるという光栄に浴していましたが、そう思う気持ちもよく分かります。。</p>
<p>そんな池上さんが、渾身の力を注いで描いた傑作が『サンクチュアリ』。</p>
<p>そのベースになっているのが、近年、カンボジアで大問題となった、ポル・ポト政権による大虐殺です。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/aw/rd.html?ie=UTF8&#038;dl=1&#038;uid=NULLGWDOCOMO&#038;lc=msn&#038;a=409192641X&#038;at=ma046-22&#038;url=%2Fgp%2Faw%2Fd.html&tag=ma046-22" alt="サンクチュアリ (1) (小学館文庫)" rel="nofollow">サンクチュアリ (1) (小学館文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=msn&#038;o=9&#038;a=409192641X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
<div style="width: 52px; float: left; margin-right: 5px;">
<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AA-1-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8F%B2%E6%9D%91-%E7%BF%94/dp/409192641X%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D409192641X?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51nLgRqUnJL._SL75_.jpg" width="52" height="75" border="0" alt="サンクチュアリ (1) (小学館文庫)"/></a></p></div>
<div>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AA-1-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8F%B2%E6%9D%91-%E7%BF%94/dp/409192641X%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D409192641X?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">サンクチュアリ (1) (小学館文庫)</a> (文庫)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>史村 翔, 池上 遼一</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">￥ 1円</span>   <span style="font-size:11px">14点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">1円より<br />
</span></p>
</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p><br/><br />
経済的な繁栄を謳歌しながらも、閉塞感漂う日本の現状に疑問を持った北条彰と浅見千秋。<br />
社会の在り方を根本的に変革する必要を感じた二人は、日本の「サンクチュアリ（聖域）」とも言うべき裏社会と政界に身を投じ、「光と影」から“サンクチュアリ”を目指す! （amazonレビューより）<br />
</p>
<h3>§ ストーリー</h3>
<p>北条と浅見は、カンボジアの強制労働キャンプで生死を共にした盟友。キャンプから命からがら逃げだし、ようやく日本に帰り着いたものの、二人が目にしたのは、豊かさの中でだらけきった日本人社会でした。<br />
「この社会をより良く変えてみせる」――その大いなる理想に向かって、北条は裏社会から、浅見は政界から、日本の支配階級にアプローチし、理想の実現に命を懸けます。<br />
が、そのプロセスにおいて、絶対に他者に悟られてはならないのは、北条と浅見の命を懸けた絆でした。<br />
もし、それが露見すれば、裏社会と政界を同時に敵に回すことになり、二人が抹殺されるのは火を見るより明らかだったからです。</p>
<p>「奴等は何者なのか――」<br />
新しい力の台頭に、裏社会と政界の支配者層は警戒心を強め、彼らの身元を暴いて、叩きつぶそうとしますが、北条と浅見は強い意志をもって、ついに目的を達成するのです。</p>
<p>物語の中で一番印象に残っているのは、命からがらキャンプを逃げだした子供達が、一人でも多く生き延びる為に、ジャンケンによって食糧を勝ち得るというエピソードです。<br />
ようやく捕まえたネズミなどの小動物を複数で分けても、結局、空腹は満たされず、皆が共倒れするだけだ、と。<br />
ならば、ジャンケンで勝った一人が全てを与えられるようにしよう。<br />
そうすれば、少なくとも、全滅はまぬがれる。<br />
そして、運と体力の強いヤツが最後まで生き延びればいい――という、子供とは思えない、非常に厳しいルールのもとに、命を懸けたジャンケンゲームを展開するんですね。</p>
<p>このギリギリの悲壮感と強者のリクツは、ある人には受け入れがたいかもしれません。</p>
<p>物語では、ジャンケンに勝てずに、飢えて死ぬことになっても、彼らは勝者を恨まないんです。<br />
なぜなら、一人でも多くの仲間を逃がすことが彼らの目的だから。</p>
<p>そうして生き残った北条と浅見だからこそ、だらけきった日本社会に喝をいれ、万人にとっての幸福を目指したのではないかと思います。</p>
<p>その他にも、ヤクザの北条に恋をした、気丈な警察副署長の石原嬢が、車の中で酔っぱらって、泣きながら、<br />
「だけど、あんたが好きなんだ……好きでたまらないんだ……」<br />
と、真情をもらし（この場面の女らしいこと！）、それまで自分の理想しか頭になかった北条の心をとかしたり。</p>
<p>日米経済摩擦でイチャモンをつけにきた米大統領補佐官（女）を、浅見が銘酒『剣菱』を片手にやりこまし、「なぜ日本経済は強いのか」ということをレクチャーしたり。<br />
（『あんたに確かな理想があれば、あんたは大統領にだってなれる』という浅見の決めゼリフもさることながら、浅見を妙に庇う彼女に対して、アメリカ大統領が『あの男と寝たのか』と聞いた時、にやっと口元に笑みを浮かべる彼女の表情も秀逸。このあたりの男女の機微は池上さんならではですね。）</p>
<p>見所はいっぱいです。<br />
女性が読んでも非常に面白いですよ。（北条も、浅見も、甲乙つけがたい・・カッコいい）</p>
<h3>§ 電子書籍で購入する</h3>
<p>電子書籍の『ebookJAPAN』なら全巻購読で5040円、ポイントは一括購入で5倍になります。</p>
<p>詳しくは、<strong><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1NYJWT+7U7J2A+279M+BW8O2&#038;a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.ebookjapan.jp%2Febj%2Ftitle%2F10140.html" target="_blank">電子書籍『サンクチュアリ』案内ページへ</a><br />
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<h3>§ ニコニコ動画</h3>
<p>ニコニコ動画では、1995年に公開された阿部寛＆永澤俊矢の映画『サンクチュアリ』を全編見ることができます。</p>
<p>永澤さんはともかく、原作から抜け出たような阿部さんの浅見千秋は素晴らしい。長身に政治家風のスーツがピタリと似合って、本物みたいです。</p>
<p><iframe width="312" height="176" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm6105592" scrolling="no" style="border:solid 1px #CCC;" frameborder="0"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm6105592">【ニコニコ動画】1/4 邦画『サンクチュアリ－sanctuary』</a></iframe></p>
<h3>§ ポル・ポト政権とカンボジア大虐殺事件について</h3>
<p>さて、この作品のベースとなっている、ポル・ポト政権によるカンボジア大虐殺事件ですが、こちらにその詳細を伝える番組のクリップがありましたので、紹介しておきます。</p>
<p>同じアジアで、近年、このように酷い歴史があったことを、ご存知ない方も多いのではないでしょうか。<br />
事件があった頃、私も子供でしたので、「ポル・ポト」「クメール・ルージュ」といった言葉は、記憶の隅にようやく残っている程度なのですけれど。</p>
<p>人が人を支配する恐ろしさ――それもたった一人の偏った思想の為に、何百万という人間が惨殺された史実は、今もなお、世界中の人々に強く語りかけるものがあります。</p>
<p>ここから何を感じるか、『サンクチュアリ』の思想と併せて読み取って頂けたらなあと思います。</p>
<p>こちらは、「キリング・フィールド」と呼ばれるS-21収容所。<br />
ポル・ポト政権時代には、拷問と処刑が繰り返され、２万人近くが犠牲となりました。</p>
<p><u>ショッキングな映像もありますので、年若い方や敏感な方は注意して下さい。</u></p>
<div class="myvideo">Brian Hubbard&#8217;s Killing Fields and S-21 Video<br />
<p><a href="http://sanmarie.me/sanctuary"><em>Click here to view the embedded video.</em></a></p></div>
<blockquote><p>
以下は囚人に対する『尋問中の保安規則』</p>
<p>1) 質問された事にそのまま答えよ。話をそらしてはならない。<br />
2) 何かと口実を作って事実を隠蔽してはならない。尋問係を試す事は固く禁じる。<br />
3) 革命に亀裂をもたらし頓挫させようとするのは愚か者である。そのようになってはならない。<br />
4) 質問に対し問い返すなどして時間稼ぎをしてはならない。<br />
5) 自分の不道徳や革命論など語ってはならない。<br />
6) 電流を受けている間は一切叫ばないこと。<br />
7) 何もせず、静かに座って命令を待て。何も命令がなければ静かにしていろ。<br />
何か命令を受けたら、何も言わずにすぐにやれ。<br />
8) 自分の本当の素性を隠すためにベトナム系移民を口実に使うな。<br />
9) これらの規則が守れなければ何度でも何度でも電流を与える。<br />
10) これらの規則を破った場合には10回の電流か5回の電気ショックを与える。
</p></blockquote>
<p>このカンボジアの悲劇を映画化し、アカデミー受賞作となたのが、『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002XTKBL4?ie=UTF8&amp;tag=ma046-22" rel="nofollow">キリング・フィールド</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B002XTKBL4" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important;margin:0px !important" />』です。</p>
<p>ニューヨークタイムズ記者としてカンボジア内戦の混乱をルポし、ピューリッツァー賞を受賞したシドニー・シャンバーグの実体験を、デビットパットナムが企画し、ローランド・ジョフィが映画化しました。</p>
<p>しかし、カンボジア人の通訳を演じ、アカデミー助演男優賞を受賞したハイン・Ｓ.ニョールは、1996年、ロサンゼルスの自宅前で銃撃され亡くなっています。<br />
一説にはポル・ポト派による犯行ともいわれているそうです。</p>
<p>こちらは、映画の内容をダイジェストにまとめたもの。<br />
ここに描かれている強制労働の様子が、池上さんの『サンクチュアリ』にも登場します。<br />
もしかしたら、この作品をご覧になって、触発されたのかもしれませんね。</p>
<div class="myvideo">Tribute to Survivors of the Killing Fields<br />
<p><a href="http://sanmarie.me/sanctuary"><em>Click here to view the embedded video.</em></a></p></div>
<p>
この作品については「やっぴ的歴史映画」のやっぴさんが、史実をまじえながら、読みやすくまとめておられます。<br />
「カンボジアで何があったのか」という事も含めて、大いに参考になると思います。<br />
（他にも、社会的な映画を詳しく紹介しておられますので、歴史の勉強にもなります）</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/aw/rd.html?ie=UTF8&#038;dl=1&#038;uid=NULLGWDOCOMO&#038;lc=msn&#038;a=B002XTKBL4&#038;at=ma046-22&#038;url=%2Fgp%2Faw%2Fd.html&tag=ma046-22" alt="キリング・フィールド HDニューマスター版 [DVD]" rel="nofollow">キリング・フィールド HDニューマスター版 [DVD]</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=msn&#038;o=9&#038;a=B002XTKBL4" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></p>
<div class="subcolumns">
<div style="border: 1px solid #000; padding: 5px; margin: 15px 0; background: url(http://sanmarie.me/wp-content/plugins/amazonsimpleadmin/img/amazon_JP_small.gif) right bottom no-repeat #ffffff;">
<div style="width: 53px; float: left; margin-right: 5px;">
<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89-HD%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%89%88-DVD-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%95%E3%82%A3/dp/B002XTKBL4%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002XTKBL4?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51LEX9jzq%2BL._SL75_.jpg" width="53" height="75" border="0" alt="キリング・フィールド HDニューマスター版 [DVD]"/></a></p></div>
<div>
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</span></p>
</p>
</p></div>
<div style="clear: both;"></div>
</div></div>
<p>初稿：2008年11月05日</p>
<h3>§ 政治に関する話題</h3>
<p>[seriesposts]<br />
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		<title>電子貸本Renta！とキンドル ～人が本に求めるもの</title>
		<link>http://sanmarie.me/essay-38</link>
		<comments>http://sanmarie.me/essay-38#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 27 May 2010 20:47:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[本と電子書籍の話題]]></category>

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		<description><![CDATA[今、リフレッシュに電子貸本Renta！で『女帝』読んでます。 女帝 (1) ニチブンコミック文庫 (WK-01) (文庫) by 倉科 遼, 和気 一作 価格: 650円 37点の在庫あり 中古価格 1円より 『女帝』と [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a class="highslide img_47" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/05/kindle-hand-010.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/05/kindle-hand-010.jpg" alt="電子書籍　キンドル" title="kindle-hand-010" width="300" height="200" class="alignnone size-full wp-image-13784" /></a></p>
<p>今、リフレッシュに<a href="http://renta.papy.co.jp/renta/">電子貸本Renta！</a>で『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4537105747?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">女帝</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4537105747" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』読んでます。</p>
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<p>		<a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E5%B8%9D-1-%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E6%96%87%E5%BA%AB-WK-01-%E5%80%89%E7%A7%91/dp/4537105747%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4537105747?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51MLzUHax%2BL._SL75_.jpg" width="51" height="75" border="0" alt="女帝 (1) ニチブンコミック文庫 (WK-01)"/></a></p></div>
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<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E5%B8%9D-1-%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E6%96%87%E5%BA%AB-WK-01-%E5%80%89%E7%A7%91/dp/4537105747%3FSubscriptionId%3DAKIAIURSSXSVWELFZUZQ%26tag%3Dma046-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4537105747?tag=ma046-22" target="_blank" rel="nofollow">女帝 (1) ニチブンコミック文庫 (WK-01)</a> (文庫)<br />
		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>倉科 遼, 和気 一作</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">650円</span>   <span style="font-size:11px">37点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">1円より<br />
</span></p>
</p>
</p></div>
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</div></div>
<p>『女帝』と言えば、ネオンストーリーの金字塔。TVドラマ化もされたので、知ってる方も多いでしょう。</p>
<p>信頼していた男友達に裏切られ、たった一人の肉親である母を失い、地元の権力者に虫ケラのように踏みつぶされた女子高生・彩香が、夜の世界を足がかりに「女帝」となって復讐を誓う物語です。</p>
<p>復讐といっても、相手を刃物でブッスリ刺すのではなく、「貧しい飲み屋の娘」とバカにされてきた少女が、身体一つ、頭一つで、どれだけ大きな人間になれるかという人生のチャレンジを描いたもの。</p>
<p>やっぱ、私にとって、この世で一番やり甲斐があるのは人間相手の仕事……看護婦、ウエイトレス、営業販売、カウンセラー等だし、『一流のホステス』というのはその中でも非常に難易度の高い職業だと思う。</p>
<p>なぜなら、彼女らは、お客様を楽しませるエンターティナーであると同時に、経営者であり、指導者であり、本当の意味で頭のいい、賢い女でないと、絶対につとまらないからだ。</p>
<p>そんな訳で、この作品には大いに興味があり、機会があれば是非、と思っていたのだが、あれこれ後回ししているうちにとうとう日本を離れてしまい、ブックオフの本棚に並んでいた全巻セットが今さらのように惜しまれる日々。</p>
<p>かといって、わりと分厚い２４冊を海外発送するのも勢いがいるし、「また今度、また今度」と思ううちに今まで来てしまったのだが、最近、電子本として1回100円でレンタル読みできることを知り、Rentaで初体験。</p>
<p>私は徹底して「紙の本」派で、電子書籍パピレスでダウンロード購入できる作品でも、紙の本を日本からお取り寄せするするぐらい電子書籍には抵抗があったので、Rentaにもあまり期待していなかったのだが、これがけっこう面白い。</p>
<p>「今日は３冊で止めとこう」のつもりが一気に読み進んでしまった。</p>
<p>もっとも「マンガ」なので、抵抗なく読めるのかもしれないが。</p>
<p>そうなってくると、気になるのがAmazonの<a href="http://www.amazon.com/gp/product/B0015T963C?ie=UTF8&#038;tag=wp-amazon-associate-20" rel="nofollow">Kindle Wireless Reading Device</a><img src="http://www.assoc-amazon.com/e/ir?t=lifinpol-20&#038;l=as2&#038;o=1&#038;a=B0015T963C" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />。</p>
<p><img src="http://g-ecx.images-amazon.com/images/G/01/kindle/nell/photos/to-scale-nell-sm._V244132763_.jpg" alt="Kindle　キンドル" /></p>
<p>今、アメリカを中心に、新世代の電子書籍リーダーとして注目を集めているタブレット型の端末だ。</p>
<p>280グラムの軽量ボディで、どこからでも気に入った電子書籍をダウンロードできる。</p>
<p>紙の本より値段も安くて、一台で1500冊ものデータを保存できることから、世界中の本好きにじわじわと人気が広がりつつある。</p>
<p>「電子書籍なんて・・」と思っていた私も、今度のRenta体験でちょっと見方が変わった。</p>
<p>これで日本の書籍が手軽にダウンロードできるようになったら、高い送料かけて日本からお取り寄せしなくていいんだもんね。</p>
<p>従来の電子書籍に興味がなかったのは、やはりPCでの閲覧は疲れるからだ。</p>
<p>じっとデスクに腰掛けて、ディスプレイのテキストを読むなんて、数分が限界。それも斜め読み。</p>
<p>やはり「本」というのは、ソファにゆったりと腰掛けて、あるいはコタツで寝そべって、好きな音楽を聴きながら、あるいはチップスをつまみながら楽しむもの。</p>
<p>右に転がり、左に転がりしながらページをめくるあの快感に比べたら、PCで読む電子書籍なんて騙されたような気がして、本好きはたとえ値段が安くても、紙の本を選ぶのではないだろうか。</p>
<p>しかし、Kindleのような端末が出てくると、話はまた別。</p>
<p>機能が「電子書籍の閲覧」に限られているため、画面も見やすく、持ち運びもしやすい。</p>
<p>「ページをめくる時に画面が暗転する」などまだまだ問題はあるようだが、それも近いうちに解消されるだろう。</p>
<p>かといって、すべてが電子書籍に移行するかといえば、それだけは絶対にあり得ないだろう。</p>
<p>本と電子書籍は根本的に違う。</p>
<p>電子書籍が「テキスト」だけを拾うピンポイント娯楽としたら、本は、紙の手ざわり、インクの匂い、美しい装丁にずっしりとした本の重み等々、総合的に楽しむ芸術だからだ。</p>
<p>一冊の本との出会いは、まさに映画のような恋愛物語。</p>
<p>ふらりと立ち寄った本屋の、いつもは立ち寄らないコーナーの書架に、ふと見つけた心を惹かれるタイトル。</p>
<p>背表紙の太字フォントが全身全霊で呼びかける。</p>
<p>「<strong>読・ん・で！</strong>」</p>
<p>そうして手に取り、パラパラっとページをめくってみると、ある一行がドン！と目の中に飛び込み、その場に釘付けになる。</p>
<p>これだ！　私が探し求めていた言葉はまさにこの一行だ！</p>
<p>続きは家に帰ってからのお楽しみ、レジに直行して、チーンとお買い上げ。</p>
<p>その夜は、一生分得したような気がしてなかなか眠れず、あの衝撃の一文が頭の中でグルグル回っている。</p>
<p>これを「恋」と言わずして何という。</p>
<p>本は、存在自体がロマンスで、それを探すこと自体を「読書」といってもいいぐらい。</p>
<p>逆に、電子書籍は、婚活サイトに似ている。</p>
<p>「今売れている本はコレとコレ」「あなたにオススメの本はコチラです」というリストがあって、その中から面白そうなのを選んでみる。</p>
<p>選ぶ基準は「オススメ度」とか「カスタマーレビュー」とかいった「情報」で、本屋でタイトルを見つけた時の「霊感」とはまた異なる。</p>
<p>ゆえに、当たり外れがあって、「購読（紹介料）返せ！」という気分になることも多い。</p>
<p>誰もがPCやケータイを持ち、SNSや婚活サイト、ネットコミュニティが身近な存在になっても、出会いの主流はやはりサークルであり、会社であり、自然な出会いの中に結ばれることを望む人が多いのと同じく、世の流れが電子書籍に傾いたとしても、そうそう本の文化は潰れないし、滅びることもないだろう。</p>
<p>出会い系サイトや婚活サービスがどれほど流行ろうと、人はやはり「運命の出会いとロマンス」を求めるるのと同じで、「テキスト」がどれほど簡単に、どれほど安価で手に入ろうと、総合芸術としての読書が人の世の文化と生活から失われることはないだろう。</p>
<p>そして、キンドルを手にした本好きも、「これは電子書籍。これは紙の本」というように好みに応じて使い分けるにちがいない。</p>
<p>これは既存の文化と新しい技術の生存競争ではなく、読書のスタイルがますます多様化するというだけの話。</p>
<p>それに合わせて細かなサービスを提供できるかどうかで、出版社の未来も変わってくるかも。</p>
<p>ベストセラーがすべてを牽引するようなやり方は、いいかげん終わって欲しいよね。著者の為にも、本好きの為にも。</p>
<p>そんなことを考えながら、キンドルに関する情報を探していたら、こんな楽しい記事を見つけた。</p>
<p><a href="http://maywa.laff.jp/blog/2010/01/post-8021.html">『キンドルに負けない、「本」の作り方』明和電機ブログ</a></p>
<p>ケータイで「青空文庫」が思いの外気持ち良かった、というのは、私の「電子貸本Renta」と似たような感じなのかしら。</p>
<p>「<strong>この体験はやばい！</strong>」──まったくもってそうだ。</p>
<p>私も、Rentaのせいで、ちょっと電子書籍を見直したもの。</p>
<p>キンドルが日本語版対応になったら、私も多分買ってしまいそう。</p>
<p>かといって、日本からお取り寄せを止めるだろうか。</p>
<p>それは絶対にあり得ない。</p>
<p>まず寺山修司は電子書籍では買わないし、「白い巨塔」も「華麗なる一族」もあとページが１枚ちぎれたら、新しい本を買い直すと思う。<br />
他にもいっぱいある。これだけは紙じゃないとダメー！というの。</p>
<p>電子書籍で買うのは、１０年もしたら人の口にものぼらないような話題の新刊とか、チョコ読みしたい趣味の本あたりかな。</p>
<p>そう考えると、電子書籍は「情報収集」に近いかもしれない。</p>
<p>その点、読書は、その本に出会うまでの経緯や温かい紙の手ざわり、読み込んだ日々を物語るヨレや黄ばみ、五感で味わう総合的な楽しみだ。</p>
<p>「テキスト」にお金を払うのではなく、体験を買い求めるという気がする。</p>
<p>今後、電子書籍が紙の本を圧倒するような流れになっても、出版社には、すでに廃刊となったものでも書籍として販売できるような、オンデマンド・サービスを残しておいて欲しいと思う。</p>
<p>それも読者が自分の好きな装丁を選んだり、短編を一つだけ購入できるような柔軟性のあるサービスを展開してくれたら、意外と需要が見込めるのではないだろうか。</p>
<p>ともあれ、キンドルの躍進にちょっと期待したい今日この頃。</p>
<p>日本の図書館が手の平に収まる日もそう遠くないかもしれない&#9829;<br />
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		<title>『ロマン』という言葉は宮川泰士（＝宇宙戦艦ヤマト）に教わった</title>
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		<pubDate>Sat, 08 May 2010 09:33:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>阿月まり</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ・アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[名曲クラシック]]></category>
		<category><![CDATA[宇宙の話題]]></category>
		<category><![CDATA[宇宙戦艦ヤマト]]></category>
		<category><![CDATA[珠玉のシンフォニー]]></category>

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		<description><![CDATA[人間が『宇宙』を感じる時── それは満天の星空だったり、ニュートンやホーキンスに関する宇宙物理学の書物だったり、スペースシャトルのTV中継だったり、いろいろだけど、私の場合、やはり宮川泰士さんの音楽が一番強烈で、寝ても覚 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a class="highslide img_49" href="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/05/yamato.jpg" onclick="return hs.expand(this)"><img src="http://sanmarie.me/wp-content/uploads/2010/05/yamato-e1280357936836.jpg" alt="宇宙戦艦ヤマト" title="宇宙戦艦ヤマト" width="400" height="286" class="aligncenter size-full wp-image-13462" /></a></p>
<p>人間が『宇宙』を感じる時──</p>
<p>それは満天の星空だったり、ニュートンやホーキンスに関する宇宙物理学の書物だったり、スペースシャトルのTV中継だったり、いろいろだけど、私の場合、やはり宮川泰士さんの音楽が一番強烈で、寝ても覚めても『ヤマトのサントラ』という時期があったものだ。</p>
<p>まずは人間業とは思えない<a href="http://www.k-kawashima.info/">川島和子さん</a>のスキャットがある。</p>
<p>おそらく、ヤマトの音楽を耳にした多くの子供たちにとって、川島さんの「あ～～あ～～」という有名なスキャットは、まさに衝撃だったのではないだろうか。</p>
<p>私も子供心に「シンセサイザーで作った声にちがいない」と思っていたし（人間のものとは思えなかった）、人の声だと分かってからも、「こんな美しい声で歌う人が日本に居るわけがない」と絶対的に思い込んでいた。</p>
<p>小学校5年生の時、月500円のお小遣いを半年貯めて、当時、2300円ぐらいだったLPレコード「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005EN69?ie=UTF8&#038;tag=ma046-22" rel="nofollow">交響組曲 宇宙戦艦ヤマト Symphonic Suite Yamato</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ma046-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B00005EN69" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」を購入したのだけど、その時、スキャットの主が「川島和子」という日本女性と知って二度びっくり。</p>
<p>私もマネして何度も口ずさんだけど、あの高く澄み切った声はついに出なかった。（当たり前ダ）</p>
<p><p><a href="http://sanmarie.me/yamato-2"><em>Click here to view the embedded video.</em></a></p></p>
<p>それにしても美しいのは宮川さんの作るメロディ。</p>
<p>部屋の明かりを消して、目を閉じて聞いていると、まるで宇宙を漂っているようで、「この世には素晴らしく美しいものが存在する」ということを子供心に確信したものだ。</p>
<p>すべては「漫画の世界」と分かっている。</p>
<p>だけど、もしかしたら、自分も銀河の彼方に旅することが叶うかもしれない。</p>
<p>何百万、何千万という時を越えた、光の渦の彼方に、自分が本当に探し求めるものが見つかるかもしれない。</p>
<p>……なあんて、夢に見ながら。</p>
<p>この世に幾千の「魂の出会い」があるとすれば、ヤマトのサントラ＝宮川さんの音楽との出会いも、魂があらわれるような体験だった。</p>
<p>子供の頃に、こうした美しい声と旋律にどっぷり浸かれたたことは、本当に幸せだったと思う。</p>
<p>そんな宮川さんも、もうこの世にはいらっしゃらない。</p>
<p>訃報を聞いた時、この方は銀河の彼方に旅立って行かれたのだな、と思った。</p>
<p>もし、宇宙の女神が存在するならば、それはやはり、松本零士の描く『スターシア』か『メーテル』のような姿をしているのだろう。</p>
<p>川島さんのスキャットに、宇宙の神秘と広がりを感じた子供達は、きっと知らない間に出会っているはずだ。</p>
<p><p><a href="http://sanmarie.me/yamato-2"><em>Click here to view the embedded video.</em></a></p></p>
<p><br/><br />
ちなみに、商品としての宇宙戦艦ヤマトは、著作権問題で揺れに揺れて、名盤と呼ばれるこれらのサントラ盤もいまだ再販されず、マーケットプレイスで１～２万円の高値がついている。<br />
これではファンのみならず、作曲した宮沢さんだって浮かばれないような気がする。<br />
もう一度、きちんとした形で再販して欲しい。<br />
そしたら買うからさ。</p>
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		<span style="font-size: 0.8em;">by <strong>シンフォニック・オーケストラ・ヤマト</strong></span></p>
<p>価格: <span style="color: #990000; font-weight: bold;">￥ 8,577円</span>   <span style="font-size:11px">10点の在庫あり 中古価格</span> <span style="color: #990000; font-weight: bold;">8,577円より<br />
</span></p>
</p>
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