書籍と絵画

初心者にもわかりやすい キリスト教の本

2008年11月23日

『聖書知らずば西洋解せず』という言葉があるように、聖書=キリスト教を知らずして、西洋の文化・習慣を理解することはできません。
かといって、信徒さんが読むようなバリバリの宗教本はちょっと……という方におすすめの入門書を集めてみました。
心の糧になる言葉も多いので、癒しの本として聖書に馴染まれても良いかと思います。

第1章 ここにもキリスト教が生きている
第2章 教会中心の欧米人の暮らし
第3章 メディアの中のキリスト教
第4章 知っておきたいキリスト教の知識
第5章 上手なコミュニケーション

毎日の挨拶や人名・地名、祝祭日、ライフサイクルなどに密接に関連したキリスト教の言葉と精神。
その由来と意味を簡明に説き明かす。欧米人の生活と価値観を伝える、国際化のためのガイドブック。

意外と知ってそうで知らない、キリスト教文化の常識。
「洗礼とは」「堅信礼とは」「ヨーロッパのクリスマスは?」といった、キリスト教圏ならではの文化・習慣について、非常に解りやすく書かれている。キリスト教圏と関わりを持つなら、いろいろ参考になる部分が多い。

【Amazon レビューより】

世界標準と、筆者が考えているキリスト教文化を分かりやすく説明。まったく今までキリスト教と言う物を知らない人には、少しは得る物があるかもしれない、初心者向け啓蒙書。

16世紀の宗教改革以来、カトリックとプロテスタントとに分裂していたキリスト教界は、現在、協調と一致の方向に向かっている。本書は、このような時代の流れの中で、両派が協力して翻訳した本邦初の『新約聖書』。
両派で思い思いに使ってきた言葉を共通化し、内容に沿って小見出しをつけたほか、歴史的・宗教的事項に注を付してあるので、新約の世界とその時代がありありと甦ってくるこれからの時代の万人向け聖書の決定版である。

「聖書を読もう」と本屋に行っても、あまりにも量や種類が多すぎて、一体どれを選んだらいいのか分からないという人におすすめ。 私がチェックした中では、濃くもなく、薄くもなく、文芸書のような翻訳で一番なじみやすかった。
学術書としての価値はともかく、聖書がどんなものか知る上では役に立つ一冊(ともかく読みやすい)。

【Amazon レビューより】
原典のギリシャ語発音表記を地名・人名に採用したこの聖書の効果は、「使徒の宣教」から特に現れる。
これを読むとき、まさにイメージとしてギリシャ・ローマ世界がパウロスとともに展開していく。
例えば「イタリーのロームで聖フランシスが」などと言うと、イタリア世界に膜が張ったように感じないだろうか。
これは言葉にこだわって本質を見ていない発言とも言えるだろうが、「共同訳」は、あったほうがよい聖書翻訳のかたちであるに違いない。
教会で使うのに不便であるとしても、是非ハードカバーでも復刻して欲しい一冊である。

第1章 最初の言葉
第2章 山の上の教え
第3章 たとえ話
第4章 真の命への道
第5章 エルサレムでの教え

「イスラエルの家の失われた羊以外の者にはつかわされていない」というイエスの言葉はユダヤ人のみに向けられたのだろうか。天国とはどんな場所か。パリサイ人とは何者か。羊飼いの貧しさとはどういう状態をいうのか。
一見馴染みにくく思われる聖書の言葉は人間存在の根本を普遍性の光で満たしながら生の真理を解き明かしているのである。

「放蕩息子のたとえ話」や「悲しむ者は幸いである」といった山上の垂訓など、新約聖書の有名な一節を抜き出して、イエスの教えを解りやすく解説。「宗教本」と身構えることなく、優しい感じで、すらすら読める。
教養として、心の糧として、ぜひに読んで頂きたい一冊。

オーソドックスな聖書の読み方とはどういうものか。
なぜ、神が「光よ。あれ」というと、光が出現するか。
バイブルでいう「神(GOD)」とはなにか。
エデンの「楽園」の様子と神の理想の「楽園」とは。
バイブルの基調をなす発想とは何か。
唐突な記述や奇跡の数々を読みこなす認識パターンはあるのか。
難解な聖書の冒頭部分に直に接し、18の基本原則から聖書を読み解く

「聖書」を手にとってみたものの、抽象的な話が多く、結局、意味が分からぬまま、途中で投げ出してしまう人も多いのではないだろうか。
この本は、そうした人に聖書の読み方を教授してくれる。
なるほど、「エデンのりんご」にはそういう意味があったのか、と納得すること請け合い。
レビューにもあるように「聖書の一つの読み方」として参考になさるのが良い。
この著者さま、ずっと以前には聖書関連のメルマガも発行しておられたのね。
「まぐまぐ」から出ていたのでビックリした。

【Amazon レビューより】
西欧人の思想に、いかに聖書が入り込んでいるかを説明した本。
特に、アメリカを意識して書かれています。
西欧人の行動様式を聖書をもとに解明しようとする試みは独創的であり、好感が持てます。
また、ある程度、整合の取れた説明も出来ているので、それなりに読み応えがあります。
日本人が理解しにくいアメリカ人の思想をも簡単に説明した文には感銘すら受けます。
ただ、難を言いますと、聖書を基本としているのでアメリカとヨーロッパを一くくりにしているのですが、イラク戦争に対する各国の反応を考え合わせると、プロテスタントという同じ土壌でも異なった対応が取られており、この理論に完全に納得してしまうのも危険かと思う所です。
一つの見方を提供してくれていると理解した方が良いかもしれません。

イエスとは何者だったのか?
2000年の昔、全人類の罪を背負い、ひとりエルサレムで十字架上に死に、そして復活した人間イエスの原像と聖書成立の謎を徹底解読。また神の国=教会を舞台に展開した、キリスト教信仰のすべてを網羅し、世界最大の宗教の全体像に迫る。

本屋によっては、精神世界系のコーナーにあるので手を伸ばしにくいかもしれないが、写真やイラストも多数掲載されており、キリスト教を知識として身に付けるにはおすすめ。
信仰ではなく、歴史あるいは文化の一つとしてキリスト教を解説している。

【Amazon レビューより】

ナザレトのイエースースの生涯と原始キリスト教時代の歴史、そしてローマ帝国による迫害と国教化、異端論争など、おもに古代キリスト教史を若い世代の人々向けに平易に書き記した入門書です。 
トリーノの聖骸布やウェロニカの聖布、ロンギーノスの聖槍、ヘレナが「発見した」という聖十字架、そして聖杯伝説、等々の聖遺物のトピックが載っているので、なかなか面白く読むことが出来ますよ。
また、奇跡物語の解釈や死海文書の提示するイエースース像など結構きちんとした記述が書かれて居て興味深い本でもあります。
ただしかし、外典や教父文書の解説が手短か過ぎて物足りないような気がしたことは否めませんが...。

天地創造、楽園の追放、カインとアベル、ノアの方舟、ソドムとゴモラ、など。罪を犯して神から追放を受けた人類とその人類に対する神の救いが聖書全体をつらぬく問題であるとすれば、旧約巻頭のこの書こそ、その問題への出発点である。
天地の創造、人類のはじまり、楽園追放、ノアの洪水、その子孫の増加、そしてイスラエル民族の祖先たちの罪と罰の記録。
次々に壮大な神と人類の物語が展開されてゆく。

「最初に光ありき」で始まる創世記は圧巻。
一口に聖書といっても、出エジプト記や預言書など、実に膨大な書物の集まりなのだが、創世記はちょっとスペクタクルな要素があって、物語として読んでも十分面白い。私個人的には岩波文庫の訳が好き。

【Amazon レビューより】
天地創造、エデンの園からの追放、ノアの洪水、ソドムの滅亡など、誰もが一度は耳にしたことのあるような物語はこの旧約聖書開巻第一の書「創世記」に全ておさめられている。
民族の分布や、系図などいったい何なんだと思うような箇所もあるし、旧約聖書といえばキリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖典であるが、とりあえずどの宗教を信じているかなど関係なく、勿論無心論者の人も一度は目を通してみるとなかなか面白い発見などもあり有意義だと思う。

聖書の世界を名場面形式でやさしく解説。とくに後世の文学や絵画に影響を与えた感動的なシーンはすべて網羅し、「世界の常識」である聖書のダイジェスト・ストーリーを120分で読めるよう構成。
ビジュアルで、直観的に理解したい初心者におすすめ。

キリスト教と言えば、やはり「バチカン」。
カトリックの総本山にして、美術の殿堂でもあるバチカンを美しい写真で紹介します。
聖地としての歴史や教皇庁の組織、バチカンを支える人びと、歴代教皇をめぐるエピソードなどを生き生きとした筆致で伝えます。教皇選挙の実際の手順、現教皇ベネディクト16世の横顔なども紹介しています。

西洋絵画も合わせて学びたいなら、こちらの本がおすすめ。
名画の細部にわたって、聖書や絵画的意味について分かりやすく解説しています。
一見、マンガ本のような可愛さですが、美術や文化の専門知識が随所に散りばめられ、非常に充実しています。

キリスト教をエンターテイメントしたいなら、かのベストセラーがおすすめ。
「そんなワケないやろ!」とツッコミを入れながら楽しめる本です。

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