書籍と絵画

西洋美術の入門書(カワイイから本格派まで)

2008年11月24日

美術関係の本を集めてみました。
美術というと敷居が高いように感じられるかもしれませんが、美術、特に西洋絵画が分かれば海外旅行の面白さも倍増します。
今までルーブルやオルセーのような有名美術館に足を運んでも退屈なだけだった方も、「どこか外国に行きたいけど、どこに行ったらいいか分からない」という方も、お気に入りの絵が見つかれば、その絵に『会いに行く』という目的が見つかります。
愛する名画を直にその目で見ることは、人生最高の悦びですよ。
ここでは初心者や美術ファンに最適な入門書を紹介しています。
まずは、絵画の面白さ、そして西洋文化と精神性(キリスト教)を感じ取って下さい。
興味が湧けば、知識は後からついてきます。

本書で扱う主題は旧約聖書・新約聖書の物語、マリアや聖人の伝記である。聖書の記述の順に名画をカラーで配し、物語の欄でその絵柄を追いながら主題を説明。解説の欄で画家たちがその主題をどのように取り扱ったかを簡潔に述べる。主題を通しての西洋美術の理解に、美術作品を通しての西洋文化の理解に、展覧会や海外旅行に、美術を愛する万人必携の1冊。

ダヴィンチの『最後の晩餐』は知っていても、その絵が何を意味するか分からない人も多いのではないでしょうか。
これはそうした疑問に簡潔に答えてくれる西洋絵画の入門編。
難しい解説はなく、ほとんど画像なので、名画の写真集のように気軽に読めます。
カスタマーレビューでは若干の批判もありますが、学術的に正しい知識を身に付けるのは、本格的に興味が湧いてからでも遅くはないと思います。
「正しいか、否か」ではなく、画家が「何を描こうとしたか」を感じ取る方が、初心者にはずっと大切なのでは(本書に書かれていることも、まったくのデタラメではありませんしね)
私は入門編として強くオススメ。聖書の勉強も兼ねて一石二鳥です。

【Amazon レビューより】

基本的に、1テーマ(1エピソード)を見開き2ページ使うことで解説しています。
その解説もエピソードをかるく紹介する程度にうまくまとまっており、あとはそのテーマを描いた絵が4つほど載っているという構成です。
詳しい内容にそんなに興味はなくても、美術館などで絵を観て「どうも聖書のエピソードらしいのだけど、これはどういう状況なのかな?」と思ったことはありませんか? 
そういう疑問に答えてくれる良書です。
フルカラーで観ていても楽しい本です。

本書ではギリシャ・ローマ神話をはじめ、伝説・歴史・文学にいたる絵画の主題を網羅、物語の主人公たちは何をしたのか、その主題を画家はどう表現しているか、を「名画」と「物語」と「解説」で一目で確認できるように展開。主題を通しての西洋美術の理解に、美術作品を通しての西洋文化の理解に、展覧会や海外旅行に、美術を愛する万人必携の1冊。

こちらも上記の「神話編」。ヴィーナスはどうして生まれたの? あのゼウスの横に描かれた女性は誰?
今まで分からなかった名画の意味が、これ一冊で手に取るように分かります。
ルーブルもオルセーも、たっぷり楽しめますよ。

【Amazon レビューより】

もともと美術鑑賞が趣味でしたが、テーマを深く掘り下げて堪能したいという欲望に答えてくれる手引書がなく困っていました。どういう背景でこの絵が描かれたのかが分かれば、もっとその絵を楽しむ事ができます。この本はそうした欲望を満たすきっかけとなってくれます。
ただ、内容が本の入口に止まっているに過ぎず物足りなさも拭えません。歴史的なものや、寓意といったテーマに逃げることなく、ギリシャ・ローマ神話以外の“神話”も扱って欲しかったです。

海外(特にヨーロッパ)に旅行した際に、現地の有名な美術館を訪れるという経験がある人は多いはず。しかし、そこに描かれている絵画の主題を東洋人である我々は果たしてどこまで理解しているのでしょうか?
限られた時間でなれない言語での説明を一つ一つ読んでいくというのもなかなか骨が折れる。結局「あの絵きれいだった」で終わることも多いのでは?
私もそんな一人でした。
この本は世界中に残る名画の中から多く取り上げられた主題をそのテーマ、人物ごとに分類し、コンパクトに収めたという点が素晴らしい。画集としても成り立つくらい印刷も紙質も上等で、値段に対して得な印象。
美術本というと重厚で大型のものが多いですが、この内容でコンパクトなサイズに仕上げたということが画期的であるし、添えられた説明も簡潔で判りやすい。
おかげで、普段思いついたときに書棚から手にとって、気軽に絵画とその背景にふれることができるのです。なんという贅沢でしょう!

天地創造、アブラハム、モーセ、キリストの一生などをイラストとわかりやすい文章で紹介。
イラストもとっても可愛く、漫画本みたいなのに、解説は非常に詳細で本格的。
イエスの持つ杯は何を意味するのか、白い鳩の意味は?
聖書を読んだことがなくても、十分楽しめます。
ぜひ、シリーズでどうぞ!!

【Amazon レビューより】
私は西洋美術が大好きなのですが、そのモチーフは聖書がたっくさん使われます。
だから、聖書についてわからなかったらその絵の背景がちんぷんかんぷんで、その絵について半分も理解できないことになります。それで少し勉強しようと思ってこの本を手にしました。
この本は新約聖書、旧約聖書の有名なお話がカラーイラストや漫画でビジュアル的に紹介され、とっても気楽に聖書の世界に入れるとっておきの入門書です。有名な宗教絵画もたくさん引用して、その絵の解説もしてくれますし、美術のお勉強にもなりますよ。文章も堅苦しくなくて、さくさく読めちゃう。

これを読むと意外と聖書の逸話を知っていたんだなーと驚いたり、聖書ってゴシップ誌みたいだなぁーって思ったり、意外な楽しい発見がいろいろあると思います。

聖書って何が書いてあるの? キリストって何をしたの?別に深く宗教について知りたいわけじゃない。でも世界的に広く信仰されている宗教だから、ちょっと興味があってのぞいてみたい。
そんな人にオススメです。

*

最初は図書館で借りたんだけどあまりの良さに買っちゃいました。
世界の名画とかわいいイラストとおもしろい解説とで、なんだかよく分からなかった聖書やキリスト教の世界がとてもなじみ深くなりました。他にもギリシャ神話の世界を書いた「ヴィーナスの片思い」天使についての「天使のひきだし」悪魔についての「悪魔のダンス」黙示録についての「オレたちに明日はない」あまりのよさに買っちゃいましたよ計5冊。きれいな絵やイラストを見てるだけでも癒されます。
ぜひぜひお勧めです.

【シリーズ】

すべてオススメ! 一冊読むと、全て欲しくなるような、面白さです。



ヴィーナスの片思い―神話の名シーン集



天使のひきだし―美術館に住む天使たち



悪魔のダンス―絵の中から誘う悪魔



オレたちに明日はない?―黙示録の解読ガイド

画家自身の作品に対する言葉と、同時代の画家・作品に対する言葉、影響を受けた過去の画家・作品に対する言葉を、作品とともに紹介。
先人の意外な影響、画家同志の交流、批判、ライバル意識などが垣間見える。

ゴッホ、ダヴィンチ、レンブラント……。名前は知っていても、彼らがどんな思いで絵を描き、先代の名画や同世代のライバルにどんな感想を抱いてたかは、あまり知られていません。
この本は年代順に有名な画家の制作活動とその代表作を紹介しています。
美術史入門としてもおすすめです。

【Amazon レビューより】
巨匠たちの絵画に対するさまざまな品評が読めるというだけで美術史マニアにはたまらない一冊でしょう。
中には品評だけでなく人格、エピソードなどに言及したセリフもあり、ゴーギャンの「モネが年に10万フラン稼いでいるのを知ってるかい?パトロンを押さえて弟にルーアンから買い手を連れてこさせるんだ。おっと、ひがんでるんじゃないぜ。見習わなきゃ、って言ってるんだ」というセリフにはニヤリとさせられます。
他にもシャガールが「私の好みで言えば最も質が高いのはゴーギャンとセザンヌです」と言ってるかと思えば、セザンヌは「ゴーギャンだって!ありゃ、ペラペラな支那の切り絵さ」と言っている、など話題のタネはつきません。
それにしてもデ・キリコとシャガールの毒舌ぶりには驚きました。
彼らの批判が本人に届いていなかったことを祈るのみです。

出版元の『視覚デザイン研究所』のHPはこちら
上記出版物の詳細な情報もあります。
他にも200点余りの美術書が紹介されています。
http://www.shikaku-d.com/


画家にして万能の人レオナルド・ダ・ヴィンチ
盛期ルネサンスへの新たなる幕あけ
神のごとき巨匠ミケランジェロ
優美なる聖母の家画ラファエッロ

レオナルド、ミケランジェロの二大巨匠が世紀の対決に火花を散らし、若き天才ラファエッロも彗星のように登場した奇跡の町、フィレンツェ。
盛期ルネサンスの彼らの名作及び生涯を、オールカラー写真で紹介。
今はもう本屋では手に入らない豪華な一冊。

NHKスペシャル番組と併せて刊行された大型本。
今やマーケットプレイスで9000円近い値段で取り引きされている貴重な一品。
実際、三巨匠の名作はもちろん、出生地や工房のエピソードなど、オールカラーで詳細に紹介している本って、なかなか無いですよ。
まさに三巨匠美術のおいしいとこ取り。
もし過去にタイムスリップすることが叶うなら、私はぜひぜひ三巨匠が腕を競ったルネサンスの時代に行ってみたい。ミケランジェロの『ピエタ』を見ることは、私の生涯の夢でもあります。
写真も解説も素晴らしく、三巨匠の歴史と作品が一冊で満喫できます。
本当に好きな方なら、9000円出して買うだけの価値があります。

美術好きならやはり外せないのがルーブル美術館。
施設内部の案内やルーブルの名画はもちろん、おすすめのプチホテル、レストランなど、ルーブル周辺の観光情報も取り入れた美しい大型本です。

ちなみに、このペンブックスからは良質な本がいっぱい出ていますね。
こちらも面白そう。
ダ・ヴィンチ全作品・全解剖 (Pen BOOKS 1)

ミロ、ダリ、ピカソ、カザルスと並んでカタルーニャが生んだ20世紀を代表する建築家・ガウディ。あたかも音楽を奏でるような異彩を放つ建築作品は、どのようにして生まれたのか。生涯独身を通した彼の、苦渋に満ちた足跡を辿りながら芸術家・ガウディの精神の深奥に迫った、書き下ろし伝記。

ガウディの建築を見る為にバルセロナに行ってみたいと願った事もあった。もちろん、今でも夢だけど。
これは大好きなガウディの生涯が物語り調で書かれたもの。
描写がセンチすぎる部分もあるが、本を読んで号泣したのはこれが初めて。
サグラダ・ファミリアの鐘の音が聞こえてきそうな、素敵な一冊です。

【Amazon レビューより】
ガウディは彼の人生すべてをかけて建築と向き合ったんですね。カタルーニャ、地中海、神・・・
それらと向き合い、素敵な仲間達の支えの中で苦悩を乗り越えて、彼は彼の目指す「総合芸術」に到達したということを知りました。
施主と建築家という主従関係を超えた真の友として生涯ガウディを支えたグエル。
彼の分身であり、最大の友である職人ロレンソ。
彼らとの交流は読んでいて心温まり、時には涙が出そうになりました。
設計図や計算や難しいテクニックの話ではなく彼の人生を知ることで建築というものの奥深さを感じることができました。
ガウディの言葉に散りばめられた輝く言葉をぜひ味わってみてください。

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